検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

ミカン科 小高木 円錐・総状集合 春〜初夏 s1540 東北南部から九州に分布し、低山の林縁や山道沿いなどに生え、背丈1m程度になる多年草。
葉は互生し、3回3出複葉で、小葉は倒卵形で柔らかく、大きさは不揃い、頂小葉が大きく、裏面は白色を帯びる。
葉の裏面には油点があり、指先で揉むとミカン科独特の香りが出る。
花期は8ー10月で、枝先に総状花序を出し、径4mm程度4弁の小花を沢山咲かせる。
松風草の名の由来は、秋風に揺れる花姿からとの説明が多いが、これだけでは松風の説明にならない。
実際のところ、語源は判らないらしい。
マツカゼソウ