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「高山植物図鑑」登山道の花

ブナ科 高木 黄緑系白〜緑 穂状集合 初夏〜夏 s1567 本州岐阜県以北から北海道に分布し、里山から低山に生え、背丈30m越え程度になる落葉高木。
樹皮は一見白樺の様に白っぽいが、横筋の皮目が目立ち、薄く剥がれやすいのが特徴。
葉は互生し、大きさ10−15cmと、カバノキの仲間では最大、三角形から心形で基部は深い心形、縁には鋸歯がある。
花期は5月頃、雄花序は長枝の先端部に、前年の秋から作られ、葉芽の開出と同時期に穂状に下垂して開き、黄褐色の小さな花を多数つける。
雌花序も雄花より短い穂状で、短枝の先端に下向きに付き、花後は雌花の形そのままの形で大きくなる。
ミズメとよく似るが、ミズメは葉が小さい事、雌果穂が上向きで小さい事などで区別が出来る。
ウダイカンバ(鵜松明樺)の名は、樹皮が良く燃え、鵜飼の松明に使われたからだと言う(今は使われてない?)。
ウダイカンバ