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「高山植物図鑑」登山道の花
シソ科 | 多年草 | 青系白〜青紫 | 2枚(裂・唇形 | 春〜初夏 | s1569 | 北陸地方を中心とし新潟県から島根県の日本海側に分布し、里山や低山の林縁などに生え、背丈20−40cm程度になる多年草。 茎には白色の粗い開出毛が多く、葉両面も軟毛が多く対生し、大きさ15−25mmの三角っぽい卵形で、先は丸みを帯び基部は心形、縁には鈍い鋸歯がある。 花期は5ー6月、茎の先に長さ3−8cmの花穂を出し、青紫色または淡紅紫色、長さ約2cm唇形の花が10個近くまとまり、1方向に偏って咲かせる。 花冠は基部で急に上に曲がって直立しているのが特徴的で、内側に紫色の斑点がある。 タツナミソウの仲間は多く、違いが少ないので同定が難しいが、北陸に生えていたので、ホクリクタツナミソウとしておいた。 |
ホクリクタツナミソウ | |
吉 |