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「高山植物図鑑」登山道の花

ツツジ科 低木 壷・釣鐘 s1576
s1577
秋田県から福井県の日本海側に分布し、亜高山ー高山帯の低木林や雪崩斜面に生え、背丈1−2m程度になる落葉低木。
幹樹皮は赤褐色ー暗紫褐色で枝は分枝が多く、葉は互生するが枝先に集まって付き、大きさ5−10cm倒卵形ー長楕円形、表面には毛が密生する。
花期は6−7月、枝先に白色の花が5−10個、長さ1.5−2cm程度の筒状鐘形で、先は浅く5裂した花を下向きに咲かせる。
超塩基性岩地に多く見られるとの事だが、生えていた所は標高1800m辺りの笹と低木が混在する湿地と云う感じで、岩地とは言えないし雪崩斜面でもない場所だった。
花内部には斑点が有るらしいが、開いていなかったので確認は出来なかった。
オオバツツジ