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「高山植物図鑑」登山道の花

ウマノスズクサ科 多年草 赤系白〜赤 2枚(裂・唇形 夏〜秋 s1581 北海道から九州に分布し、里山から低山の樹林下に生え、背丈50cm程度になる多年草。
花期は7−9月、長い花茎をやや斜上させて、茎の先に細い穂状花序を伸ばし、大きさ2−3mmの淡紫色の唇形花を咲かせる。5ー6mmの顎に3本の刺が有り、実る刺によって動物の体に着いて移動散布される、いわゆる「引っ付き虫」。
葉は茎株に対生し、で長さ10cmほどの卵型〜長楕円形で、粗い鋸歯があり、先端は尖る。
全草に有毒物質を含み、ハエの幼虫を殺したり、蠅取り紙を作るのに利用したことからハエドクソウの和名がついた。
シソ科の様相だが、ハエドクソウ科として独立とする説と、ウマノスズクサ科とする説が有るが、Ylistではウマノスズクサ科としており、私はYlistを利用しているので、それに従った。
ハエドクソウ