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「高山植物図鑑」登山道の花

スイカズラ科 落葉小高木

笠・球形集合

果実


s1585

s1586
本州中部以北から北海道に主に分布し、低山からもう少し高度の高い湿った広葉樹林に生え、背丈3−5m程度になる低木ー小高木。
花期は5−7月、枝先に白色の野生のアジサイの様な花を付け、周囲に装飾花、中心部に両性花の笠状花序になる。秋には径5mm程度の実が赤く熟すが、あまり美味しくないのか葉が落ちても遅くまで残る。
紫陽花などに比べ葉に特徴が有り、3裂するのが普通で対生し、縁には粗い鋸歯が有って、表面は無毛で裏面脈に毛が有り、大きさ10−15cm程度。
カンボクと言う名は何か意味ありげな名だが、ネットで検索しても残念ながら、不明としか出て来なかった。
カンボク カンボク果実