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富山橋の富山流域のブナ林


◇大雨見山(おおあまみやま 1336.4m) 京大飛弾天文台の有る山

「この地図の作成にあたっては、国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)、50mメッシュ(標高)を使用しました。
国土地理院の成果の使用・複製に当っては、規定を守って下さい。
ルート記入はカシミールで作成しています。

インタネットで検索すると、国府町宮地から登り、途中にゲートが有って林道歩きの上登
った報告が多く、上宝村堂殿からの天文台専用道を使った報告が少なく、ここも途中にゲ
ートが」有ると報告して有りました。
それらの報告にはブナ原生林が有るとの報告も有り、確認して置きたい山でした。

取り合えず、車道の様子を見ておこうと、雨で登山が出来ない日にフラリと出かけて行っ
たのですが、堂殿から専用道に入り、2−3Kmほど行くと「この先ゲート有り」の案内
板に出会いましたが、実際はゲートは無く、天文台の車道終点まで入る事が出来ました。

この天文台、一般公開もしているそうなので、最近は車の乗り入れは自由になったのでし
ょうか?。

ゲートまでと思っていたのが、天文台まで乗り入れが出来たので、ブナ林と頂上までの散
策が出来たのですが、カメラを持って来ておらず、映像無しになってしまいました。

天文台はブナ林を切り開いてかな?、と思って行ったのですがたのですが、どうやらこの
山は、頂上までほとんど植林に覆われており、ほんの少し残ったブナ林が見えるだけの様
で、ブナ林より植林を切り開いての様子です。
ブナ林に入って見ると、ネマガリダケが茂り、視界が悪くて良く見えませんが、原生林と
言えるのは、天文台の西に少し、北側には細ブナが見えるだけの様で、天文台を取り巻く
樹林の多くはカラマツでした。岐阜県の典型的な植林の山と言うところでしょうか。

最大幹周3−3.5m程度でしょうか、狭い範囲ながら林立しているので、立派なブナ林
を見慣れていない人は、相当なブナ林と思ってしまうかも知れませんが、「富山流域のブ
ナ林」には載っても、「ブナの山旅」ではとても載らない様なブナ林でした。

ブナ林入口 積雪のブナ

2005年1月16日、積雪の為もう除雪はしてなく、有っても雪上車の跡くらいだろう
と、クロカンツアーのつもりで写真撮影に出向いて見ました。
ところが、道は私の車なら登れる程度に除雪されており、これまた天文台まで車で行き着
く事が出来ました。
積雪でネマガリダケは抑えられ、ブナ林の見通しは良くなったのですが、やっぱりブナ林
は狭く、少し歩けば植林に当ると言う感じでした。

ブナ林の中 ブナ林の中
カラマツ植林




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