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いいかげん色あせてきた樹脂製バンパー(傷あり)のD.S的いんちき補修の巻

 

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実は、私のスプリンタには両側にこすり傷があったんです。これは、紙やすりで削ることで

ごまかしていたんですが、いつかはしっかりと補修したいと考えていました。

しっかり補修するとなるとパテとかを使って傷を埋め、元の形に削り、

元の色と違和感のないように削らなくてはいけません。

しかし、私にはお金も暇もありません!

さらに、樹脂製のバンパーは、いわゆる経年劣化というやつで、

しかも私の手に渡るまではろくに洗車もされていなかったこともあり、

だいぶボディーの色と違ってきていました。

よく言うところの「色あせ」「焼け」とかってやつです。

もちろんボディーも同じように塗装は劣化しているはずですが、

金属製のボディーと、樹脂製のバンパーでは塗装方法が違うためか、

バンパーの方が劣化の具合が激しいのです。

 

さて、この傷と劣化をどうしたら簡単に安く直せるかな? と考えながら

某ホームセンターのカー用品コーナーをぶらぶら(趣味)している

日々だったのですが、ある日ふと補修品コーナーにある

「ボデーペン」

に目が止まりました。

カー用品全般に興味のある洗車バカですから、何となくボディーペンの

能書きと近くに置いてあった、ソフト99が無料配布している

「補修のコツ」という小冊子を読んでみると、案の定パテで埋めて・・・

などと難しそう&高そうな事が書いてあるわけです。

そのとき私の脳裏に素晴らしい(ろくでもない)考えが閃きました!

劣化してしまったバンパー全体をこの「ボディーペン」で塗装してしまったら

としたらどうだろう。まるで新車の輝きになるのではないか!?

しかも、傷も同じ色に塗ってしまえば目立たなくなるに違いない!

そのとき、私の脳裏には

「そうすりゃ買うのはボディーペン他最小限で済むから安く済むし・・・」

と浮かんでいたのは言うまでもありません。

貧乏っていやですね。

 

という訳で、さっそくボディーペンとその他必要と思われた品を買いました。

その日はもう夕方だったので、補修は次の日の朝行うことにし、

(なんか夜はやっちゃだめらしいです)

布団の中で件の「補修のコツ」を熟読しながら、気絶するように熟睡しました。

 

さて朝です。さっそく補修開始!

という訳で、まずは傷の状態はこんな感じです。

DSCF0080.gif (2101 バイト)バンパー右側

DSCF0081.gif (2157 バイト)バンパー左側

すいません! 今回写真全部ピンぼけでした。

サムネイルをクリックすると大きい写真にジャンプします。

うーむ、見えないふりをしてきたけど

改めてみると結構深いなぁ・・・

開始早々に不安になる私(根性無し) しかしここでやめるわけには行きません。

用品も買っちゃったしね。

気を取り直して、まずはボディーのマスキング。

マスキングっていうのは塗料を塗りたい場所以外に、塗料等がかからないように

塗りたい場所(この場合はバンパー)の周りを新聞紙等で隠すことです。

ちなみに今回はこんな感じ

DSCF0082.gif (2236 バイト)マスキング完了!

マスキングが完了したら、今度はバンパーに付着しているワックス分や油分を

完全に落とします。これをしないと塗料がうまく乗らないからです。

ちなみに今回はソフト99の「シリコンオフ」というそれ専用の物を

使ってみました。

この「シリコンオフ」をプシューと吹きつけ、タオルでごしごし擦る。

溶液はかなり粘度が低く、ちょっと触ってみるとちょっと

クレ556のような感じ。こんなのでほんとに大丈夫なのかな?

と、思いましたが結論から言うと大丈夫みたいです。

それで、「ボディーペン」の純正色の方を良く振ってから

またプシューと。何回かにわけてムラにならないように重ね塗りするのが

コツとか。とりあえず自分なりの何回かに分けての重ね塗りをしてみました。

それで5〜10分ほど待ち、塗料の表面が乾いたら今度は、

「ボディーペン」のクリアというクリア層がある車用の塗料で仕上げ、

これも同じ感じで塗って見ました。

以下、塗り終わった直後の図

DSCF0083.gif (1999 バイト)右側 DSCF0084.gif (2233 バイト)左側

・・・消えてないなぁ。

まっある程度は予想通りなので問題はないです。

どうせ目立たなくなる程度しか期待はしてませんでしたから、

しかし予想外だったのは左側で、もう少し目立たなくなると思ったん

ですが、あんまり変わりませんね。

んで、もう一つの目的である劣化したバンパーを新車のように! ですが、

こっちはけっこう期待に答えてくれたと思います。

この「ボディーペン」で塗装した場合。乾燥に1昼夜必要で、

その後、そうもコンパウンドで磨いてやらないと駄目な感じ(これは見た感じ)

なので、今回は写真を撮りませんでしたが、今のままでも結構光って、

元の色に戻っている感じなのでこちらは満足です♪

ちなみに明日にでも磨いてみようと思うので、続きは近いうちに更新します。

 

今回、ボディー塗装を初めて行ってみたわけですが、思ったよりも簡単だったので、

今度は、今回消さずに目立たなくしただけの傷のパテによる補修に

挑戦してみたいと思います。

次はいんちきでなくて本気の補修にしたいですね(笑)

最後に、こういった車の作業において、経験上のコツは、

「マスキングはしっかりやっとけ」

って、ことでしょうか。なれれば簡単ですし、こればっかりは

めんどくさがって、いんちきマスキングにするとろくな目にはあいませんよ〜

 

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