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石組
日本庭園における石組の「石」は人体で言えば骨にあたるかな? 

庭の様式 作者の表現の図式によって様々な組み方から表現しようとする核心を伝える素材であろう
庭の鑑賞者はアングルによって(観点。視点 角度)異なった表現を得ることが出来る
枯山水は水のない山河を石組によって形作った庭園 

 

又水のある山河を水を使わずに石組や樹木グランドカバーによって構成した庭

 



越前海岸

 


海岸風景(石組 苔 白川砂) 

 

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沼地景色(石組 苔)

 

静かな海に浮かぶ岩-1(石組 白川砂)

岩間を観る(石組 白川砂)


滝組枯山水石組

滝組 流れ 石組 苔

 

   
波と遊ぶ岩(石組 白川砂)


海に遊ぶ(石組)


遺跡表現の滝組(石組 苔)

滝組(石組 流れ 苔)


 

石組空間の魅力にしびれて 庭職人になった
今もその語りかけるような空間の魅力に 手を引かれながら
庭造りを続けている 
人生の全てを知った私ではないが
創った庭が人生の又世の流れを教えてくれる 
「おった子に教えられ」 とは云われているが 
まさに自分の手で創り育てた庭が「おった子」なんだと
そんなつもりで創った庭でないのに
頑固な私を躾るように無言で語りかけてくれる
世間は大小の組織によって成り立っている
その図式がこの庭に現れ リーダーシップを捕る者
従う者の役割分担が石組に現れている 
現代のこの世に存在するだけで
無意識のうちに潜在意識に刻み込まれて
作品にまで現れてしまうのだなと
何となく妙に納得して
自分の生き様に不思議さを感じている

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