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熱性けいれん/熱性けいれんと突発性発疹症子どものひきつけひきつけた時の対処法

熱性けいれん

熱性けいれんが起きたらどうするの?

熱性けいれんは7〜8%の人が経験すると言われており、ありふれた病気ですが、初めてけいれんを目撃した時は皆ビックリして救急車を呼んでしまう事が多いようです。
通常は数分内に自然に止まってしまいますので、救急車で病院に到着した時は意識がもどっており、大半は特別な処置を必要としません。従って慌てずに以下のように対処しましょう。
  1. 子どもの首回りの衣服がきつかったらゆるめ、周囲の危険物をどける。
  2. 吐きそうな場合、顔を横に向ける、あるいは体全体を横に向けても良い。吐物や分泌物が口のまわり、鼻孔にたまっていたらガーゼで拭き取る。
  3. 口の中には物や指を入れたり、はさんだりしない。
    舌を咬んでいたら、力がゆるんできた時に奥へ押し込むのはかまわないが、何も咬んでいないのに、無理矢理にこじ開けたりしない。
  4. 熱をはかり、けいれんの持続時間やけいれんの様子(全身がけいれんしているか、体の一部分がけいれんしているかなど)を観察する。
  5. 元にもどるまで必ず側にいる。
  6. 次のような時はすぐに医療機関を受診する。
    1. けいれんが10分以上続く時
    2. 短い間隔でけいれんが繰り返し起こり、その間意識がもどらない時
    3. 初めてけいれんを起こした時(特に1歳未満の赤ちゃんの場合)
    4. けいれんが止まった後に手足が動かない、意識障害が長引く時

熱性けいれんの約3割は再発を起こしますので、繰り返し熱性けいれんを起こすお子さんや15分以上続くけいれんがあった場合は、再発予防の薬としてジアゼパム座薬(ダイアップ座薬)を常備しておくと便利です。
たった1回の短時間の熱性けいれんを起こしただけでも怖がって発熱する度にダイアップ座薬を使っている人もいますが、ほとんどは一生に1〜2回の熱性けいれんだけで終わりですので、むやみに使う必要はありません。座薬は2回目の熱性けいれんがあったらもらっておけば良いでしょう。

熱性けいれんは、5歳を過ぎるとほとんどは起こさなくなります。その内てんかんに移行するものはわずか(約5%)ですが、次のような要注意因子を持つ場合は高率(約10%)にてんかんに移行しますので、必ず脳波検査を受けましょう。

  1. 熱性けいれん発症前に、発達の遅れがあったり神経学的異常がある場合
  2. 体の一部分のけいれんであったり、15分以上続くけいれんあるいは24時間以内に繰り返すけいれん
  3. 家族にてんかんの人がいる

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