キリストの墓を訪ねて
夏真っ盛り。
しかもここ埼玉では連日35℃を超える暑い日が続いていました。
ここまで暑いとやはり北へ行って少しでも涼みたくなるのも仕方の無いことでしょうか。
ということで、岩手在住の某Eさんとドライブを兼ねて出かけることにしました。
もともとは、青森の竜飛崎にある階段国道(車道の無い歩道のみの国道)を見に行く予定だったの
ですが、ちょうどこの時期(8月13日から14日)は東北地方は大雨で、なおかつ風も強い状態から
たとえ岬に行ったとしてもまともに観光でき無い可能性が高かったので、別の場所に移動中に変更する
ことにしました。
そのときに、「それじゃ他に何処に行こうか」と言う事で決まったのがこの場所だったりするの
ですが、実は「時間が有れば廻って見たい場所」がここだったりしたので出発前にネットでチェック
したありました。
「キリストの里」として観光客にPRしている青森県新郷村は、岩手県との県境に近く、十和田湖の
やや東よりに位置している静かな村です。
山中に佇む伝承館。良い雰囲気です。
この新郷村には、それらの伝承についての詳細や、昔の地元の生活風景を模型などを使って展示してある
「キリストの里 伝承館」があるのですが、その伝承館のパンフレットには
「ゴルゴダの丘で磔刑になったはずのキリストは、実は密かに日本に渡り、この村に住み106歳の
天寿を全うしていた・・・・」(以下略)と書かれていたりします。
ちなみに、磔刑になったのはキリストの弟だったとここでは書かれてあったりします。
さらに、キリストは20代の頃から30代の間に一度日本へ渡っているともありました。
パンフレットはこんな感じです。
そして、実際に「キリストの墓」はこんな感じになってます。
実際には白い十字架があるのですが、この写真だと良く見えないですね(汗
この反対側に同じように弟の墓が建っていました。
あ、念の為に言っておきますが、伝承館でも「聖書にはキリストの弟は出てきません」と注意書きが
してあるように、その存在は公的には確認されておりません。
また、このキリストの死後500年以上後の遣隋使や遣唐使に見られるように、中国と日本を渡るだけでも
命がけで、しかも場合によっては何年もかかっていたと時に、果たして10年前後でユーラシア大陸を往復できたかは
非常に妖しかったりします。
ただ、私としてはその真実はさておき、過去の資料などからそう言ったことに夢を馳せること自体は
非常に面白いことだと思っています。
しかも、伝承館の受付や案内をされていたお爺さんは非常に親切丁寧で好感が持てました。
面白半分で訪問した私達のような観光客でも嫌な顔一つせずに丁寧に案内や昔話までして貰えました。
今まで旅行した中でも一番懇切丁寧な案内でした>伝承館&お爺さん
ちなみに、今回トップページにも貼った押角駅は、この伝承間に行く前日に寄りました。
岩手県内の険道、もとい県道を走っていると、あまり人気の無いところに「駅入口」らしき案内が
あったので寄ってみることにしました。
この駅の途中はこんな感じでまさしくリフレッシュには効果間違いなしの森の中です。
駅の時刻表には上下線それぞれ一日3本停車するみたいです。
参考までに、この岩泉線とも接続する山田線では、上り電車の停車が一日1回という駅も存在します。
こういうのを見ると、「列車での旅行も良いなぁ」と思ってしまいますね。
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