2008年もそろそろ終わりにさしかかろうとする11月になって、今年最後の東北方面への旅行を計画しました。
計画段階では11月一杯は閉鎖にならずにすみそうな宮城や山形あたりの林道を走った後で温泉地で一泊、その後えりしゃさんをつれて青森方面へという計画を立てていました。
そうすると、埼玉から出発した場合、東北道で宮城まで行って、その後山形道へ。さらに、山形JCTで天童方面に終点まで行った後で、今度は宮城側への山越えドライブができる計算でした。
その途中で鳴子温泉で一泊してから、翌朝再度東北道から青森方面へという計画で既に出発の2週間前には旅館の手配も終わっていました。
ただ計算外だったのは、出発の3日くらい前になって寒波到来、東北方面で雪が降った事でした。
普通の国道を走るのであればとくに大きな問題にはならないのですが、もともと行こうとしていた道路はいずれもダートの貧弱なものなのでJARTIC(日本道路交通情報センター)の「冬の閉鎖道路」情報でも無常にも「冬季閉鎖」の文字が。
すでに出発直前と言うこともあり、旅館もキャンセルすると料金がかかる期間に入ってたので、やむを得ず東北道で一気に北上して、そのまま鳴子温泉へと向かいました。
本当は前日の早朝から出発の予定だったのを遅らせ、夕方くらいに鳴子温泉に到着するようにしました。
到着当日もそれほど激しくはありませんでしたが雪が降っており、すでに道路脇の田畑は真っ白になっていました。
とりあえず宿に車を置いて駅前を散策。とはいえすでに夕方だったのと雪が降っていたこともあり殆ど歩き回れませんでしたが。
翌日。
まだ鳴子は曇り空でしたが、東北道辺りまで来るとそれまでの天気が嘘のように快晴に近い空に。
一旦岩手で降りてえりしゃさんと合流し、さらに北へ。
内陸方面が雪で移動が大変になると予想し、岩手からは東へと向かい太平洋側に出て、そのから北上を開始。
途中宮古を過ぎたあたりくらい(かもしれないが記憶ないです)の店で昼食を取ったり、陸前野田駅で休憩したりで八戸に到着したのは夜になってからでした。
とりあえず出発前にチェックしておいたビジネスホテルに飛び込みで入り、その日はそこで一泊。
・・・余談ですが、この旅行の後になって「久慈ありす」の存在を知ったのですが、この時知っていたらなにか買っていた可能性が高いです(笑
翌朝、今回の最大の目的である「八食センター」へと向かいました。
ちなみに八食センターでは最初に最近全然帰ってない実家への土産物を物色しました。
とりあえず実家に電話したら「ハタハタが食いたい」との事。
結構高いんじゃなかったっけ、と思いながらも何軒か見て回ると、思った以上に安かったのでその他いろいろ詰めて宅急便に。
・・・あとで調べたらこの年は物凄い豊漁で値崩れを起こしていたようでした。
一通り買い物が終わってから朝食に。といいつつ朝食からこんなの食べました。
値段も店によってかなり差はありましたが、近所にこんなのがあったら間違いなく通うだろうなと感じました。
その後、岩手の花巻まで戻り、花巻名物の「マルカンデパート」で昼食。
よくブログで見かけていたので、いつかは行って見たいとおもっていた場所なのですが今回ようやく行くことができました。
5階までは普通の、というか郊外型のスーパーに押されて寂れていく地方都市にありがちな駅前スーパーの典型的な雰囲気でした。
しかし、6階の食堂はいままでに無い光景でした。
・・・1フロア丸々食堂です。しかも、下のフロアはそれほど人が居なかったんですが、ここだけは別世界でした。
しかも、食券を買う時もあんまり列になっていなくて順番がわからなかったり、いざ食券を買ってテーブルについても注文方法がたまたま近くを通りかかった店員に半券を渡すというシステムみたいなんで、もし一人で来てたらかなり戸惑っていたかもしれないです。
注文したのは普通の食事とこれ。
140円でこのサイズです。
確かに中には空洞がありますが、このサイズでこの値段はまず文句は出ないと思います。
ウィキペディアでも紹介されていますが、このソフトクリームは確かに持って食べることは困難です。
ただ、ソフトクリームを箸で食べたのは人生でコレが初めてでした。
こういう味のある場所はいつまでも残っていて欲しいものです。
<戻る>