びんちょうたんツアー


10月の上旬に和歌山県まで旅行してきました。

しかも久々にゲーム・アニメ系のネタと言う事で楽しみだったり。

 きっかけは覚えていないんですが、確かガチャガチャ系のオマケで可愛らしいキャラがあったのを覚えていたのかと
思いますが、まさかその後にアニメ化するとは想像していませんでした。

 と言う事で、今回は「びんちょうタン」ツアーに行ってきました。

 注:実際に団体の「びんちょうタン」ツアーがあるようですが、これは単独行です。あしからず。

 ちなみに、「びんちょうタン」って何?、という方は、Wikipediaで検索すると出てきますのでそちらを
参照して下さい。

 しかし、こういったキャラが町の森林組合で採用されることになるとはもっとやってほしいのですがたいしたものであって、
昔、三鷹市の水道局がポスターにアニメキャラをしばらく採用していたことを思い出したりもします。
 さらに黒歴史までさかのぼると、埼玉県ではO-157のゲームなんてのもありましたが(汗

 それはさておき。

 びんちょうタンをマスコットとして採用しているのは和歌山県みなべ町の「紀州備長炭振興館」ですが、みなべ町の
観光協会でも紹介されていたりします。というか、実際に行われたツアーのレポートまであったりします。
 
 みなべ町観光協会
 みなべ川森林組合

 さすがに和歌山までとなると土日で戻ってくるのは難しいので、金曜日に有給休暇を取得して、木曜日の夜から出発しました。

 まずは関西方面への旅行時の宿泊施設としてよく利用している三重県の「昇龍温泉名阪健康ランド」を目指します。
ここはもう10年来の中継ポイントとして利用しています。
 名阪国道(国道25号)沿いに建っている屋根に龍が乗っかっているこの健康ランドは、
その大きさに大して宿泊客がかなり少ないのにも関わらず、露天風呂や食堂、仮眠施設も
そろっているので非常に便利だったりします。
 今回は夜8時頃に埼玉を出発したのですが、雨天の為速度規制もかかったりで結局健康ランドに
到着したのは午前2〜3時頃でした。
 
 不運だったのは到着したときは風呂が掃除中で入れずに、仕方が無いので寝ようとしたら丁度鈴鹿でF1が
開催されるのとぶつかっていたらしく、初めて見るような混雑振りだったので寝る場所を探すのに苦労した事でした。
 なんとか寝床を確保したのですが、両隣から足が飛んで来たりで(怒)あんまりぐっすりとは寝れませんでしたが。

 それでも仮眠を取ってまだ午前7時には出発しました。

 名阪国道からだと、そのまま奈良県へ抜けて再び高速に入るのがもっとも早いのですが、地図では南下しながら
国道沿いにのんびり行けそうなルートも見えたので、折角だからと高速を使わないルートを選択しました。

   

 ・・・これが地図ではでっかく書かれていた国道ですが。(国道425号・・・だったと思います)
 国道と言うよりは酷道です。車のサイズによっては離合(すれ違い)もできません。
 こんな道が延々と続きます。

 途中、龍神村を通過します。
 名前から言うと「SNOW」と同じということで反応する方も多いかと思います。(笑
 ・・・ただ、私自身か未プレイだったりしますが。

   

 この龍神村に入る直ぐ手前には、何処に通じているかわからないような吊り橋もあって雰囲気といしては最高でした。
 位置からすると吊り橋は龍神村ではなくお隣奈良県の十津川村にあったかと思います。

   

 さすがに昨日の夜から走りつづけて既に1000km近くメーターが増えてますので一休み。
 看板にも「転落死亡」などと言われなくてもわかっとるわ、みたいな注意もあるくらいガードレール無しの急コーナーが続きます。 

 そんなこんなで最大の目的地であった紀州備長炭振興館に到着したのは午後3時。こんな事なら最初から
高速で行けばという話もありますが、この看板を見つけたときにはメチャメチャ達成感がありました。

 

 ただ、農村の道路脇にこの看板が突如出てくるのはアニメを知らない一般の方にはインパクトが強すぎるのでは、とも思いましたが。
 ちなみに、この看板の先には交番も見えますので、この看板の近辺では変な事(何?)はしないほうが良いです。
 あと、右側にあるのはびんちょうタンを演じた声優さんのサインだそうです。何でも声優さんも実際にここまで来られたとか。
 んでそれが地元の新聞に載ったりしたとか・・・
 
   
 
 振興館の中は普通に炭の博物館といった感じでしたが、所々普通の公共施設では見られないものがあったりもしました。

   

   

 つ〜かあちこちに見かけました。
 ここまでアニメ系グッズの展示をしているその姿勢は正直凄いと思いました。

 私も友人へのお土産に風鈴を買っていきました。
 職員の方も明るく気さくそうなおねーちゃん(おばさんとか書くと怒られそうなので)で、「中で写真撮っていいですか」の
問いに答えてくれましたし。

 その後、旅館へ向かう途中に 「うめ振興館」へも立ち寄ったのですが、
客は誰もいないわ、土産物探しの間中ヒマなのかレジにいた2人のねーちゃんがじ〜っとこっちを見てるので落ち着いて見ることが出来ませんでした(汗
 ・・・・・そんなに不審者に見られたんでしょうか?

 ここで会社の友人や実家用への梅干をしこたま買った後で、本日の宿である「国民宿舎紀州路みなべ」に到着。

 

 ここも入り口からこんなポスターが貼ってあったりするなかなかにフレンドリーな旅館です。(笑

 このあと買い物がてらみなべ(南部駅)の駅前まで歩き、ちょこっと散策。
 さすがに和歌山ということで、埼玉とは違うどこか南国を思わせるような雰囲気が。

   

 実際のびんちょうタンバスツアーなどではここに宿泊するそうなので、この旅館の中にもグッズがあったり、挙句の果てに フロントの後ろには<登場キャラの一覧と名前がでかでかと貼ってあったりしました。(さすがに写真は撮れませんでしたが)

 試しにちょこっと買ったりもしました。
 コレ以外にストラップも買ったのですが、以前開催したOFF会の時にたまたま誕生日だった方に
プレゼントしてしまいました。

 

 翌朝、今度は高速道を使ってひたすら帰宅・・・ではなく、静岡で1泊しました。
 とくコレといった理由は無かったのですが、昔社会人になり立てだった頃、友人たちと夜中にドライブいてそのまま健康ランドに 泊まったのですが、確かそれが焼津だったような記憶があって、それを確かめる為だけに寄ったというのがホントのところです。

 土曜日だと言うのにそれほど人ごみも無く、のんびりと町の散策をする事が出来ました。

 目的だった健康ランドもほぼ記憶通りに駅前に建っていて、懐かしさを感じました。

   

 個人的には海と山が同居していて、西にも東にも移動が便利な静岡県というのは凄く羨ましいと思える地域です。
 将来はこういうところでのんびり老後を送りたい、などと考えてるのは歳をとったからでしょうか。


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