日本の中心ツアー
さて、今年2回目の旅行は3月に実施する事が出来ました。
・・・といってもこのレポート書いてるのは5月だったりしますが(汗
とりあえず行けるときに行ってしまえということで、前々から気になっていた個所でもある岐阜県の
あるマイナースポットに行く事にしました。
ただし、普通に行ってもつまらないということで、ちょっと寄り道しながらですが。
まずは目的地が岐阜である事と、年休を使わずに行くという条件の為、金曜日の夜に仕事が終わってから
岐阜の手前で一泊し、翌朝に体調を整えてからいざ出陣という計画にしました。
出発当日・・・金曜日の夜に仕事が終わったのが22時でした(汗
そこから静岡の予約してあるビジネスホテルまで一気に行く事に。
ただ、出発直前に会社で高速道路のチェックをしていたら、何故か環状線が大渋滞。
・・・本来であれば、埼玉(東北道)から首都高入ってそのまま環状線を走って中央道へ行くのですが、
目の前の東北道久喜インターを横目に一般道で関越東松山インターまでひた走り、今度は圏央道にのって
八王子の手前まで行き(2006年3月現在、まだ圏央道から中央道に直接接続はしていません)、ちょこっと
一般道走って八王子インターから中央道に入り、さらに大月で河口湖方面に突入、ここで終点まで行き、
今度は東富士五湖道にそのまま接続、終点でまたもや一般道を少し走って、やっと東名の御殿場インター
まで到着・・・と、文字で書くとこんだけ面倒くさく、関東甲信越圏をご存知無い方は何のことか
判らないかもしれないですが、早い話がえらく大回りをしていたということです。
ちなみに、御殿場インター到着時には既に日付が変わってました。
仕方が無いのでホテルに富士川PAで「少し遅れます〜」と電話したところ、「構いませんので安心して
運転して下さい〜」と有りがたいお言葉。
しかも、深夜割引を待ち構えていたのか、東名はトラックの大集団による混雑状態(汗
乗用車の混雑と違って視界が悪いので普段以上に神経が疲れます。
・・・疲れきってようやく静岡県の菊川ICに到着したときにはもう午前1時を廻っていました。
しかも今度はホテルの位置がわからなくて30分ほど迷ってました(おい
ちなみに宿泊したのは「ビジネスホテル玄 菊川店」です。
窓からの景色も良く、騒音もなくぐっすりと眠れました。
静岡方面への旅行の際には位置・設備・サービスともに拠点として良さそうな印象でした。
翌朝、ようやくここからが本来の旅行となります。
まずは東海地方と言えばここに一度は行ってみたかったという「長篠城跡」です。
・・・が、人気も全くなく、淋しい事この上なかったです。
ほんとはもっと観光地、といったイメージをしていたのですが、完全に予想を外しました。
隣接する「長篠城址歴史保存館」も当然入りましたが、これまた見学者は私以外に居ませんでした。
・・・というか、駐車場に停まっている車が私のだけという時点で判ってましたが。
さらに付け加えると、入り口で私の姿を見るなり慌てて準備していたのを見ると、果たして
1日平均何人来るのか知りたかったりもしますが。
(補足:ネットで調べたら、平成15年5月に特別展を開催した際には、1ヶ月で約2300人との
公式資料がありました)
というか、最近は誰も居ない資料館とかに出会うと嬉しくなってしまうのは気のせいでしょうか?
本当は長篠城のあとは高遠城へと向かいたいのですが、今回は方角が違うので断念しました。
高遠城については少し古いですが、PCゲーム「Campus」ツアーでも実施した際に、という事で。
じっくり貸し切り状態の保存館を堪能した後で、今回の目的地へと向かいます。
岐阜と言っても郡上八幡の手前なんで、資料館から来た道を戻り高速を使って一気に移動しました。
んで、その目的地「日本まん真ん中センター」に到着。
え〜、なぜここにこんなものがあるのかと言いますと、国勢調査などで調べた全国の市町村の人口を
その庁舎の上に全て集め、全ての人が同じ重さと仮定した場合に、ちょうどバランスの取れる位置(重心)
がこの岐阜県旧美並村(現郡上市)に約20年間位置していたことから、村おこしを兼ねて記念館を
作ったとのことでした。
ただし、2000年にはその重心も隣町に移動したり、あげくに美並村も市町村合併で消滅したりで、現在は
はたしてどこの重心があるのやら(汗
私は、ちょうどその重心が隣町に移るという事をニュースでやっていたのをテレビで偶然見て、
「こんなものもあるんだな〜、そのうち行って見るか」と考えたりしてました。
きっと、「日本の重心」とかの薀蓄が沢山展示されているんだろうと思っていたのですが、
それらしいものはあんまり無かったです。
はっきりと目立つのは、建物の外から中まで突き刺している(笑)日時計の柱と、建物の外にある
謎のオブジェでした。
それ以外は普通の町の公民館とほとんど変わりませんでした。
というか、土曜日の昼に到着したのですが、客は地元の家族連れが2組程度のほかは、観光客など
影も形もありませんでした。
さらに当日はいつ降り出してもおかしくないような曇天。
日時計を確認する事はできませんでした。
あとで調べてみると、一応建物の屋上と外周に文字盤があってちゃんと機能しているらしいとの
情報でした。
ちょっと消化不良の感もありましたが、その日の宿である恵那峡に移動しました。
というか、コレ以外で一人旅に合いそうな観光スポットが見当たらないので(おい
ここはさすがにそこそこ有名は観光地でもあるので、前二つとはちがって観光客も見かけました。
・・・数組ですが。
晴れていたらさぞかし綺麗な景色が眺められるのかなと思うのですが、当日は生憎の天気。
湖には遊覧船もあったのですが、ほとんど乗っている観光客はいませんでした。
土産物屋で3,4組の観光客が居たのはまぁ良いとしても、旅館のレストランで食事中に見かけたのが
1組だけというのはちょっと淋しかったです。
ただ、昔長野で経験した「宿泊者:自分一人」ではありませんでしたが。
あのときの不気味な雰囲気は今でも記憶に残ってたりします。
最後に、今回の旅行で一番びっくりしたのが旅館で案内に書いてあった文字です。
「メイドサービス!?」
一人旅の観光客向けにメイドさんが相手をしてくれるのか!?
「麻雀・食事等申し付け下さいませ」と説明が書かれています。
どうも文章から解釈するとルームサービスのようですが、こう書かれてしまうとちょっとドキドキしてしまいます。
まぁ実際にメイドさんに来られても困ってしまうので、実際に居たとしても呼ぶ気は更々無いですが(笑
・・・実際に呼んでメイドさんが来たら麻雀の相手(当然脱衣もの)をしてもらいたいとか考えたのは内緒です。
そのまままったりと1泊してからまた埼玉に戻ってまいりました。
最後に余談ですが、日本の中心はどこか、という事ですが、これは日本各地にあります(笑)
「日本の中心」でググればわらわらと出てきます。
それこそ基準がそれぞれバラバラなので、それこそ自分にとって都合の良いように設定をすれば
かなりの「中心」が出来あがりますし。
・・・まぁさすがに北海道の稚内とか東京都の沖ノ鳥島を中心にするのは難しいでしょうが。
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