長崎ツアー


 例年通り、バースデー割引の時期になりました。

 ただ、今年は多少事情が変わっていて、まずはずっと利用していたANAのバースデー割引が無くなってしまった
ということです。
 利益出てるんだからそれくらいサービスしろよとか思ったのですが、赤字で苦戦しているJALでは今年も
サービスを実施していると言う事で、長年利用していたANAを見限ることにしました。

 それと、今回目的地を長崎にしたのは、未だに自分の足で踏み入った事の無い最後の場所だったからです。

 旅行をするようになったのは大学4年の時からですから、実に12年かかりました。
 といっても、北海道とか青森とかは5回程度行ったりしてるので、かなり偏りはあったりしますが・・・

 とにかく今回は長崎を一周しようと言う事で、長崎空港でレンタカーを借りるとそのまま最北端の平戸へと
向かいました。

   

 そして平戸の市街地の駐車場で車を停めて歩いて観光したのですが、長崎の特徴のひとつに「坂道が多い」
という事があったのを忘れてました。

 最初に立ち寄った「聖フランシスコザビエル教会」に到着したときにはすでに汗だくでした。
 ・・・青空は気持ち良いのですが、とにかく暑い。

   

 体力補給と休憩を兼ねて長崎といえばこれ、という「ちゃんぽん」を昼食にしました。

   

 観光客向けのレストラン何ぞは興味無いので、いかにも地元の定食屋といった雰囲気の店を
わざわざ探していったのですが、結構美味しかったです。

 この日は平戸を一周して佐世保まで移動して、「九○九島観光ホテル」に宿泊しました。

 と、ここまでは良かったのですが、翌朝車に乗りこもうとしたところ、ドアに傷が。

 昨日はホテル内で何かの会議が有ったらしく、宿泊客はまばらなのに駐車場はえらく混んでいたので
おそらくそのあたりの車がドアを開けるときにぶつけたらしいです。

 レンタカーなので直ぐに警察に連絡して記録を取ってもらったのですが、そのときのホテル側の対応は
まぁ酷いものでしたが・・・
 警察と話している私の目の前で観光バスが出発するときにはこれでもかというくらいに頭を下げたのに、
こちらのほうは一切見ようともしないで建物の中に引き上げていきました。
 ・・・同じ宿泊客だったんですけどねぇ。
 これで機転を利かせて「とんだ災難でしたが、これからの旅行が無事だと良いですね」とかの一言でも
あればだいぶ印象も違ったんですが。

 それはさておき。

 翌日、最初に長崎の中心街にある長崎原爆資料館へと向かいました。

   

 さすがに被爆地である長崎を旅行する際には、ここでまず黙祷しておかないと気が済まないので。

 中は平日にもかかわらず結構混んでいました。
 実は広島の資料館の方には行った事が無いので、原爆関連の資料館に行くのは初めてだったりします。

 しかし、戦争ゲームは好きだったりする私ですが、こういう資料を見た後は軽い自己嫌悪に陥るといのは
自分がいかに偽善者かという事を思い知らされます。

 ただ、その私でさえ、平和記念館の中の追悼空間では言葉が出ませんでした。
 というか、冗談を言うような雰囲気すら感じさせませんでしたから。

 じっくりまわったらあっという間に2時間が経過してしまってました。

 その後、浦上天主堂と大浦天主堂へと。

   

 大浦天主堂は「Fate」でも出てきてたのでプレイされた方は覚えてるかもしれません。

 ・・・というか、ここだけは絶対廻ろうとと思っていました(笑)

 実はこのあと、グラバー園も行ったんですが、大した印象も無いので省略。
 別に昔付き合った事のある女の子から貰った最後のものがこのグラバー園のテレカだったのが
消したい記憶にあるからというのは内緒です。

 あともう1箇所どうしても行きたかった場所が「雲仙岳災害記念館」です。

   

 入場料が\1000と記念館としてはかなり高額ですが、中の設備の充実振りはその金額相応でした。
 実際に床が揺れてかなりリアルに体験できるアトラクションでは、景色が非常に速く動く為に、
女性が気分が悪くなって途中でダウン、もう一度最初からスタートなんて事も体験しました。(汗

 資料館内部以外もやたら広くて海沿いと言う事で景色も非常に良かったりします。

   
 
 当時テレビで見た土石流とかのTV映像が非常印象に残っていたので、ここのにはぜひ行ってみたいと
まえから思っていました。

 また、資料館の近くの道の駅に併設されている展示では、実際に埋まった建物もそのまま残されていました。
 景色からは十数年前にそんな壮絶な事はあったとは思えないほど静かな空気でした。

   
 
 ただ、旅館から見える景色はいかにも南国と言った感じがするものでした。
 ビールを飲みながらの夕日と言うのは非常に疲れを取ってくれます。
 ・・・・・会社からの電話が無ければ(この旅行中に2回ありました)

   
 
 ここ最近はずっと九州とか四国とかだったので、来年以降は北方面に行く予定です。


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