誰が為に戦う(謎



 前回に引き続いてゲームとは何の繋がりが無くなってしまっていますが。

 単に年末の連休を使って温泉に行ければなぁ、という気持ちのもと、いつも
振り回してしまっている このひとを連れ立って東北に行ってみました。
 (同行のかたは現在岩手住まいなのですが)

 今回は、ちょっとゆっくりと行って見ようとおもって新幹線の指定席、それも
グリーン車を予め予約しておくといういつもの行動パターンからすると珍しい
交通手段でした。
 新幹線だと行動ポイントが回復するとかそういう事ではないのですが(って
今時このネタは通じるのだろうか・・・)、この間の北海道旅行の際、徹夜で
高速走って死にそうになった事も理由の一つではありました(汗
 ・・・あれ以来、無理な長距離運転はやめようと心がけています。

 というわけで、12月の20〜21で宮城県に行ってきました。

 まずは同行のえりしゃさんと合流する為に岩手の某新幹線の駅に行く為に地元の
駅7時4分発の東北本線に乗ろうとしたのですが、ここで大失敗。
 
 朝、やけに外が明るいなぁと思って目覚ましを見ると何と6時52分。
 駅まではどんなに急いでも7,8分はかかるし、まだ寝巻姿。
 
 この時点で見事なまでに絶望的だったのですが、それでも全力で支度して、なにかの
トラブルで東北本線が数分遅れ、といった状況に望みを賭けたのですが・・・
 駅に向かう途中の道で本来乗るべき電車が通り過ぎていくのを空しく眺める事に
なりました。

 何か初手から不運(というか自分が間抜けなだけですが)となったものの、
今度は自由席に乗り込んで雪の舞う東北新幹線で移動しました。

 結局、予定より2時間近く遅れてえりしゃさんと合流。

 そのまま一度は岩手県から宮城県へと今度は車で南下して、最初の目的地である
石巻市へと向かいます。

 ちなみに、「何で石巻に行ったのか?」というと・・・

 

 こんなのがあったりするからです。

 ここは「石ノ森漫画館」といい、石ノ森作品に関する資料が展示されている
漫画好きには非常に嬉しい資料館だったりします。
 しかも、うらやましいことに、中にある図書館では石ノ森作品以外にも、普通の漫画が
自由に読めるようになっていたり、軽食も食べられる場所もあります。
 極めつけは受付のねーちゃんの格好が「サイボーグ009」のフランソワーズ(003ね)
だったりします。

 当日は、午後3時頃に入ったのですが、子供連れの家族や社員旅行なのか何なのか判らない、
多分オフ会ではないと思うのですが、おっきいお友達の団体さんもあって結構賑わっていました。

 

 結局5時くらいまで堪能したあとで、その日は牡鹿半島の宿に入りゴール。
 のんびりと夕食をとって早朝からバタバタした一日が終わりました。
 露天風呂は無かったのですが、部屋から港が間近に見え、朝は金華山行きのフェリーも
発着しているのが見えました。

 

 朝、比較的ゆっくりチェックアウトして、その宿の目の前にある次の目的地に向かいます。

 「おしかホエールランド」

 別に鯨を保護するのが目的のアメリカの宗教・・、いや政治・・・でもない(たぶん)自然
保護団体が主催してるというものではなく、昔この港が捕鯨基地だった時の資料を展示してある
博物館的なものです。

  

 中で鯨でも食べられるのかなと思いつつ入館したのですが・・・・・・・・
 見事なまでに客がいません。

 ということで貸しきり状態で建物全部まわってきました。

 中には体感機能付のものもあったり、シアターで上映とかもあったのですが全て私たち
二人専用という形で体験してきました。

 実際に使われていた捕鯨船そのものも直接乗り込む事ができます。

  

 一番前で一人タイタニックごっこ(寂しい)をやっているのは気にしないで下さい。

 あ、ちなみに中では鯨の缶詰も売ってました。しかし、その前に展示物の中でいろいろな
鯨などの標本(ようするにホルマリン漬け)を見た後では食欲はかなり減退しているので
実際に買っていく人ははたしてどれだけいるのでしょうか。

 貸切で建物全部をじっくり見た後、最後の目的地となる女川原子力発電所PRセンター
向かいました。

 途中で展望台みたいな場所があったので寄り道を。

  

 やたら風が強くて大変でした。
 目の前が太平洋だからというのもあるのでしょうが、ここで生活するのはかなり根性が
要るのではないかと思います。

 ・・・よく考えると、今年は4月に六ヶ所村の原子力PRセンターに行って以来2回目と
なりますが、それだけ発電所絡みの施設は展示の体制がしっかりしていると言う事でしょうか。

 ここは先程とはちがって観光というか見学客の姿がありました。

 ・・・・・2組ほどですが。(汗

 その後は一路えりしゃさんの家へと向かい、結局途中の一の関駅で降ろしてもらって
その日の深夜には埼玉のアパートまで戻ってきました。


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