まったりとしてました


珍しく今回は飛行機+レンタカーという手段で出かけました。

 自分の車で行くほうが楽しいと思う性分なのですが、最近は歳のせいなのか(?)移動距離も
長くなるとその分疲労も大きくなってきまして、今回の目的地の四国ともなるとちょっと躊躇って
しまった結果、現在各航空会社でやっている「バースデー割引」とレンタカーを使った場合、
車で行くのとそれほど差が無いと言うことが判った為、珍しく羽田空港へと向かいました。

 ネットで予約&座席指定まで出来てしまう為、窓際座って次第に大きく見えてくる瀬戸内海の島々が
青空の下に派っきりと見えました。

 今回のルートは羽田空港から松山空港まで行き、そこでレンタカーを借りてしまなみ海道を縦断し、
広島に上陸、そこで観光してからまた最後に松山空港まで戻ってくると言うコースを4泊5日で
廻りきると言うものでした。

 トヨタレンタカーで出てきたのが走行距離が500kmとほとんど新車のラウムだったのですが、これが
セミオートマタイプなので最初はちょっと戸惑ったりしましたが、とりあえず市街地を抜けてひたすら
海沿いの国道を走ってしまなみ海道の入り口にあたる今治まで行きます。



 しまなみ海道の最初のパーキングで撮ったのですが、人気はあまりなくのんびりとしていて、首都高とか
関東近辺の高速では絶対に味わえないような雰囲気が漂ってます。



海を越える最初の橋で運転しながら(ホントはやってはいけないような・・・)

 途中で大島にある能島村上水軍資料館に寄って見学したのですが、最初受付に誰もいなくて入れずに
5分くらい待ちぼうけ食らったりするほどののどかな雰囲気でした。(当然貸しきり状態)

 そのあと島をぐるぐると廻りながら2日間泊まることになる因島の「いんのしまロッジ」に到着。
 建物自体はかなり以前に建てられたようなのですが、選んだ理由は部屋と風呂からの長めが良いと言う
情報があったからだったりします。



 ちなみに部屋から撮ったものですが、風呂から見える景色はもっと海が広く見えました。
 しかもそれほど混んでいなかった為、常に貸しきり状態で堪能できました。
 一旦チェックインして散歩がてら買い出ししようと歩いて行ったのですが、当然景色が良いと言うことは
標高も高いと言うことで、帰りは汗だくになるほどの運動になってしまいました。

 翌日は本州に上陸する為にさらに北上します。
 そして一旦尾道を素通りして福山までマイナー博物館巡りの一環(?)として、福山市内にある
「日本はきもの博物館」と「日本郷土玩具博物館」に向かいました。
 福山市内では割と案内があったりしてそこそこメジャーな感じもありましたが、来るのはほとんど
団体客ばかりでした。
 しかも年配の集団の割にはマナーが最低レベルで、「触るな」と目の前に書いてあるのにも関わらず
堂々と触っていたのは頭が悪いのか目が悪いのかで字が読めなかったのかなと結論付けましたが。

 というかここは展示品が非常に多いので団体旅行で立ち寄る程度ではとても全部じっくりと見るのは
出来ないくらいで、私も両方廻るのに2時間くらいかかりました。

はきもの博物館では草鞋から宇宙服の靴まで、郷土玩具博物館は風車から世界各地の玩具まであるので
見ていてかなり興味深いものでした。

 

国が違うと玩具と言うよりも呪いのアイテムにしか私には見えないようなものまでありましたので。
(写真は日本の風車と人形です。呪い風味のものは撮るの忘れてました)

 

 その後、近くの駅前駐車場に車を置いて電車に乗って尾道まで移動します。
 まぁ、単に乗ったことが無い路線の電車に乗ってみたかっただけなのですが(汗

 尾道といえばわりと観光地としては有名だったりするので色々あるかと思ったのですが
個人的に興味を引かれるような場所があんまり無かったので街中をちょこっと歩いたりしてました。
 映画好きとかカップルには良いのかもしれませんが、私はどちらにも該当しないもので・・・
 あ、確か微妙に名前は変えてましたが「カラフルキッス」の舞台が確かここじゃなかったかなと
街中歩いているうちに思い出しました。(マイナー気味なゲームですが)
 一応「おのみち映画資料館」には入ったんですが、もともとこの手の映画には興味が薄いので
ざっと見るだけで終わってしまいました。

 

 ひとつ面白かったのは、平日に休めなくて振り込めなかった水道料金を尾道の銀行で払ったんですが、
「埼玉県の水道料金の振込みをお願いします」と言って受付のねーちゃんを驚かせたことでしょうか。
 振込用紙の裏側を確認して問題無いことを確認してから言ったのですが、けっこう戸惑ってたみたいで
面白かったです(失礼)

 埼玉県大利根町の水道料金の振込用紙は「童謡のふるさとおおとね」とイラスト入りの洒落たもので
結構気に入ってたりします(笑

 ここで実家宛てにみやげ物を買ったりしてまた因島に戻って、実は初日に行こうとしたら休館日で
行けなかった「因島村上水軍城」に行ってきました。
 ここもかなりマイナーなのか駐車場には私の車ただ1台のみ。



 しかも閉館間際だったので受付のおばちゃんもすこし驚いたようでしたが、快く入れてもらえました。
 ここは展示物はそれほど多くは無いのですが、水軍についての解説とかは結構細かく書いてあるので
結構判りやすかったのですが、極め付きはこんなものまであったりしました。(動揺のため手ブレ有り)

 

・・・最後のは間違っても当時の水軍船の模型ではありません。
まぁこういうネタは大好きだったりするので一人で爆笑してましたが。

 この後また宿に戻って、その後は四国に戻って松山近辺を観光したのですが、これといって
インパクトのあるものに出会えなかったので省略と言うことで(汗

 しかも最終日は時間が余ってしまって1日お遍路さん気取りで観光がてらひたすら歩いたら20km以上
にもなって日焼けするわ疲れるわで妙に健康になった気になったりならなかったり・・・

 それでもパソコンも仕事も無い4日間で久しぶりに24時間というものが意外に長いものだということを
振り返らせて貰えたような旅行となりました。

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