山梨・風林火山ツアー


2007年最初の旅行は山梨県でした。

いつも中央道とかで通過はするのですが、それ以外で行く機会の少ない場所でした。

 実は数年前にしばらくリニアモーターカーの試乗に応募していた時期があって、当選した際には
宿泊旅行をしようと計画していたのですが、さんざん応募した挙句に1度も当たることなくそのうちに
応募する事も辞めてしまいました。

 金払うから乗せやがれJR東海、とも思ったりもしましたが・・・

 それはさておき。

 そんな中で、関東近辺ではまだ宿泊旅行としてはしたことが無かった山梨に行って参りました。
 しかも、昨年の飯坂温泉で寂れた温泉街の魅力にひかれた部分もあって、山梨県の中心地である
甲府駅から歩いて行く事も可能な近隣にある「湯村温泉」に宿泊しました。

 せっかくだからと金曜日に休暇を取って、まずは朝7時30分新宿発の特急で甲府駅まで。

 しかし、ここしばらく雨なんぞほとんど降っていなかったのにこの日に限って雨が。

 と言う事で最初の目的地、甲府駅からほぼ一直線に向かう事の出きる武田神社も人気が無いです。

   

 実はこの武田神社、戦国時代の武田氏縁というわけではなく、大正時代に建てられたものです。
 ただ、遺品とかは充実しており、神社脇に宝物殿も建てられており、この日もどこかの社員旅行
団体客が訪れていました。
 
   

 ・・・しかし、ほとんどの団体客は神社の向かいにある土産物屋に群がっておりましたが。

 

 その後、まだ時間が余っていたので甲府駅近くの「山梨宝石博物館」に向かいました。
 ここは館内撮影禁止とのことでしたので写真は無いです。

   

 ただ展示品は結構の数があり、じっくり見ると1〜2時間かかります。
 この日は平日という事もあって、私以外の見学者は年配夫婦の1組だけでした。

 ここで恥ずかしい話なのですが、「瑠璃」と「ラピスラズリ」は同じモノ、というか、瑠璃は
ラピスラズリの和名だと言う事を始めて知りました(汗

 ちなみに、この博物館ですが2007年4月には河口湖に移転するということです。

 午後になって湯村温泉に到着したのですが、まだチェックインまで時間があったので近くのお寺で
雨宿り。

   

 人気の無い寺で雨宿り、というなんだが「それなんてエロゲ?」的なシチュエーションでしたが、
とくにフラグが立つ人生を送っているわけでもないので何も起きませんでした。

 平日だから仕方が無いのかもしれないのですが、観光客の人影は全く無いです(汗

 

 軒を連ねて建っている旅館や飲食店はここが温泉地だと証明しているのですが。

 ただ、こう普段の生活であれば金曜の午後なんぞひたすら実験室に篭って作業しているか、
事務所で報告書を書いているかくらいの生活なんで、時間の流れがとてつもなくゆっくり感じました。

 そんなこんなで湯村温泉の奥のほうにある旅館に到着。
 ・・・ただ、入り口にある名札は自分のものしかないのでもしやと思ったら、何と当日の宿泊客は
私一人だけとのこと。これで通算2回目の快挙です(?)

 旅館からは旅館と住宅と高層マンションが入り混じった何とも表現しづらい光景が見えます。

 

 しかも「一人だけなんで男湯でも女湯でも家族風呂でもどこでも好きに使っていいですよ」との
女将さんのお墨付きまで貰ってしまいました。

 さすがにそう言われてはいそうですかと女湯に行くのも気恥ずかしさがあったので、結局男湯と家族風呂を
一人でのんびりと漬かってました。

 また、館内を探索していたのですが、そのときにこの日一番びっくりしたのがこれでした。

   

 さすがに稼動はしていないみたいなのですが、ここまで綺麗な状態で置かれているのは珍しいのではないかと。

 十年くらい前に3DOが稼動している旅館に宿泊した事はありましたが、それ以来のサプライズです。

   

 その日は旅館でくつろいでリフレッシュして、翌朝甲府駅からそのまま秋葉原にゲームを買いに直行しました(笑)


<戻る>