1年以上まえの旅行ネタになって申し訳ないのですが。
2009年も仕事で北海道に行く機会があったので、出張を週末に調整して前日羽田近くのビジネスホテルに宿泊し、
早朝の千歳行きに乗って札幌入りして仕事を早めに終わらせて、借りてあったレンタカーで出かけることにしました。
すでに北海道はかなり来ていたのですが、ほとんど千歳よりも上のほうだったので、たまには南下してみようかと
思って今回はまず洞爺湖を目指すことにしました。
本当は函館や松前など最南端を目指したかったのですが、日程的に難しいことから諦めたのが本当のところですが。
札幌からレンタカーで2時間程度で到着。とりあえず洞爺駅前に駐車して昼食。
駅からすぐ前が海だったりするのですが、こういうときに地方の駅前は無料で駐車できるのが有難かったりします。
実は事前調査をあまりしていなかったので、洞爺の駅から洞爺湖までは簡単に歩いて行けるかと思っていたのですが
実際のところ数キロあるみたいだったので車に戻って洞爺湖までさらに移動しました。
平日というのもあるかもしれませんが、駅前はともかく観光地であるはずの洞爺湖もほとんど観光客の姿は見えませんでした。
まだ旅館のチェックインまでは時間があったので、とりあえずやたらと目立っていた洞爺湖サミット記念館に。
・・・たしかに2008年にそんなことやってたなぁというおぼろげな記憶があったので入ってみました。
当然見学者など私を含めても2〜3人しか見かけなかったんですが、それなりにスペースも広く立派でした。
写真みて思ったんですが、このサミット当時は福田さんが総理だったんですねぇ
というか2年足らずで何人総理が入れ替わっているんだかと同時に呆れてしまいましたが・・・
そのあと、すぐ脇にある洞爺湖ビジターセンターと火山科学館もあったのでゆっくりと見学しました。
洞爺湖というと記憶にあったのが2000年にあった噴火でした。
駅前や旅館が並んでいる通りを見ると全くわからなかったのですが、この火山科学館やこの裏手にある実際に
そのまま残っている被害にあった建物を見るといかに凄かったかというのが見て取れるんですが、もっと凄いのは
30年周期でこんな状況になりながらもそれを受け入れ生活を送っている地元の方のバイタリティーではないかと思います。
さらに時間があったのでこんどは遊覧船で洞爺湖へ。
これがエロゲやギャルゲーならなんかフラグでも立ってイベントでもありそうなんですが、そこはそれ悲しい現実ということで
一人寂しく船からの光景を眺めているうちに終わってしまいました。
この日はこのあと湖畔の旅館に泊まったのですが・・・
実はこの旅行をしたのは9月上旬でして、北海道でもまだ日中は暑いと感じるような状況でした。
それで旅館に入ってエアコンつけようと思ったらフロントのほうで調整しているらしくまったく冷えない。
しょうがないので窓を開けたら今度は網戸がない(おい
しかも開けっ放しにしていたら当然自然一杯の北海道、虫もけっこう入ってきます。
ということで仲居さんにお願いすると「わかりました、フロントに連絡しておきます」との事。
あぁ、エアコン入れてくれるのかなぁと思ったところにおもむろに仲居さんがなにやら持ってきてテーブルへドン、と置いていきました。
・・・・・・・・・・おいおい。
それと、私自身コミック関係はあんまりよく見ていないのでネタが判らなかったのですが、なぜか「洞爺湖」とかかれた木刀がかなり派手に
宣伝されてました。
ライトノベルは相変わらず月10冊程度は買っているんえすが、コミック関連はここ数年買ってなかったり。
それはさておき。
翌日。
早々に洞爺を出発して目指すは今度は北方面の積丹半島。
ここも行ったことが無かったので行ってみたかったのもありますが、洞爺からだと途中で岩内を通過することになるので・・・
6年ぶりに岩内神社を訪れてみました。
まさかこの6年の間に「月陽炎」を作った会社自体が無くなるとは思っても見ませんでしたが(笑
さすがに神社は当時と全く変わりありませんでした。
・・・巫女さんを見かけないのも含めてですがorz
この日のスケジュールはそれほど余裕もなかったのでとりあえず神社を一周して撤収し、積丹半島の先端にある神威岬まで移動しました。
この神威岬なんですが、もともとスケジュールを組んでいるときに景色がよさそうだという事でルートに入れたんですが、この岬は駐車場から
岬の先端まではひたすら歩いて片道30分近くかかるような所です。私も歩いてから気づきました。
しかも当日はTシャツ1枚でも動くと汗ばむような状態で、確かに景色は良いのですが絞ると汗が出てくるようなTシャツを着ていると
見事な景色もうれしさ半分というか・・・
さらに観光客もかなり多かったのですが、大きな声で明らかに日本語でない言葉が飛び交ってました。しかもあちこち痰吐きまくるし。
その点を除けばたしかにもうすこし涼しい季節にのんびり来られたら最高ではないかと思います。
その後、神威岬から小樽方面へ。
ただし、今回の目的地は小樽ではなくその手前にある余市です。
余市と聞いて酒好きの方はピンと来るかもしれないのですが、次の目的地は余市のニッカウイスキー余市蒸留所です。
ここは見学も可能なんですが、工場見学好が好きな身としては今回のルートを決めた際には絶対に行きたいと思ってました。
さすがに車移動の身なんで試飲とかはできなくて本当に残念でした。
あとで調べたんですが、最近はこういった工場見学が人気みたいでサントリーとかでは全国各地で受け付けているみたいですが、
ニッカは北海道の余市と宮城の2箇所だけみたいです。
普段ウイスキーは全く飲まないんですが、運転していない時にこういった工場見学があれば飲んでみたいですね。
かといってパックツアーとか団体旅行というのはどうも好きになれないんでなかなか機会は訪れませんが・・・
余談ですが、今回ニッカウヰスキーの「ニッカ」って、旧社名「大日本果汁」の「日果」からきているのを初めて知りました。
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