平成11年度群馬県教員採用試験実施内容
(二次試験)

平成10年8月27・28日(高)実施
教生クラブの面々がなんと!二次試験まで進みました

集団討論(高・60分)

◎面接官3人(+司会者1人)に対し受験者8人。
 4人ずつに分かれ、代表者がジャンケン。勝った方が「賛成」、負けた方が「反対」の立場で討論。
 問題の発表はジャンケンのアト。A4用紙を配られメモ用紙として使える。討論後回収(無記名)。
 内容は以下の通り。
・高校生のアルバイトについて

・ボランティア活動を成績評価の対象にすることについて

※討論の手順
 @全員がそれぞれの立場から意見を言う。
 A@の意見に対し、任意で質問。
 Bすべての質問が終わったら、その質問に対する答えを任意で述べる。
 C賛成・反対それぞれの補足意見を任意で述べる。
 Dお互いに説得(任意)。

二次面接(高・30分・個人)

◎面接官2人。内容は以下の通り。
・履歴書の記載事項の確認(名前・大学名・住所・連絡先)

・僻地校勤務について(可能かどうか)

・文化財部局勤務について(地歴科のみ)

・他の就職活動について(公務員・民間、他県の教員採用)

・自己PR(3分)

・教員を志望した理由

・群馬県を志望した理由

・問題行動を起こした生徒に対してどのように指導するか
  ピアスをつけている女子生徒に対する指導
  茶髪の生徒に対する指導
  クラスでいじめが起こったときの指導
  部活の合宿中に部員が飲酒をしていたときの指導
  親が非協力的だった場合どうするか

・大学で一番楽しかったこととつらかったこと

・自分が担当できる部活動

・自分が経験したことのない部活動を担当になったらどうするか

・担当の生徒が部活動でけがをしたときどうするか

・他の先生と授業方針がわかれた場合どうするか

・他の先生が「体罰」をしていた場合どうするか

・生徒から見た「よい先生」とはどのようなものと思うか

・自分の教科についての指導
  「ここだけは譲れない」というポリシーはあるか

・自分の授業が「わからない」と言ってきた生徒に対してどのように指導するか

・履歴書に関する質問
  生徒会活動について(楽しかったことなど)
  卒論のテーマについて(論文の構成、内容など)
  一人暮らしについて(食事など)

適性検査(60分)

◎内田・クレペリン検査を行いました。疲れました。

小論文(70分・800字)

◎内容は以下の通り。
・本県の高校教育の問題に中退問題がある。平成9年度の高校中退者は1112名にのぼり、 当初入学者の2.7%、50人に1人以上の割合にのぼるという事態になっている。 中退理由として、学校生活・学業不適応、進路変更、学力不振、素行不良、家庭の問題、 病気などがあげられる。これらの状況をふまえて、あなたが担任となった場合、 中退者を減らす手だてを具体的に述べよ。

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