アニ研再現版
CLAMP・講談社・NEP21

presented by NIHON UNIV. college of low a society for the study of ANIMATION 1999

平成11年7月完成(ビデオ作品)


「アニ研版『C.C.さくら』」

 平成10年11月25日の臨時部会で制作が決まって以来、着々と作業が進み、 とうとう完成にこぎつけました。
 当初から「いかにオリジナルに近づけるか」が勝負になっていましたが、線画とはいえ、 絵の感じ・画面展開等、ほとんどそのままに再現ができています。マッドハウスもびっくりです。

 取材時間の関係もあって、制作関係者のコメントが得られませんでしたが、 じきにこのページで紹介したいと考えております。

写真は完成を喜ぶ「ケロちゃん」(管理人宅ベランダにて撮影)

『C.C.さくら』取材日記

 98年11月 新歓アニメで何を作るかを決める部会に出席させていただいた。 候補はいくつも上がったが、『C.C.さくら』のOPはその中でも難しい部類に入るものだった。 果たしてこれを作ることになったが、「これは大変だろう」と思った。 もっとも、執行部にいわせれば、98年度学祭アニメ『HumanSystam』には飽き足らず、 これくらいなら作れるという自負があったようだ。

 99年3月 合宿に参加させていただいた。私自身は現役最後の合宿ということもあり、 4日間全日程出席、合宿を満喫したが、制作部隊はその期間中ほとんど部屋にこもり、 こつこつと原画を描き上げていた。ビデオデッキを数台持ち込み、 スローでダビングした『C.C.さくら』のOPを見ながら1枚ずつ描いてゆく。大変な作業。 私は差し入れにと通称「ドーピング剤」を持っていったが、所詮は安物、あまり効かなかったかな?

 99年4月 「そろそろできたかな?」と思って学生ホールを急襲。 が、「まだできてないんです」との返事。私自身がちょっとあせり過ぎたのかも知れない。 しかし、夏までの完成という約束をを取り付ける。 いずれにしても期待作。焦らすなんてところはなかなかの「やり手」かも知れない。

 99年7月 前期納会にお呼ばれした。遠路はるばる東京へ。やって来ました心のふるさと。 で、学生ホールにて「『C.C.さくら』のOPできましたよ」とのお言葉。 ちょっと時間がなかったこともあり、後日ビデオを郵送していただくことにした。
 で3日後、届く。さっそくビデオにイン。まず「本物」が流れる。 「おーここまでできたのか」と思ってしまったが、これは「本物」。 そして完成品が流れる。……色がついてないだけじゃん。あとはほぼ完ぺき。 いやすごい。参った。震えが止まらなくなった。この作品を追い続けてきて良かった、心から思った。


こーんな感じにできあがりました!
動いて見えないのが実に残念であります(単に面倒なだけだったりする)
前奏@ 前奏A 前奏B・タイトル
「会いたいな〜」 「言えないの〜」 「チャンス!」
「逃してばかり〜」 「だって〜」 「翼広げ二人で」
「空をマラソン〜」 「ほらCatchYou〜 「CatchMe〜」
「こっちを向いて〜」 「そう NiceToMeetYou〜」 「私の想いあなたの〜」
「コイシテル!」

制作:日本大学法学部アニメーション研究会

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