おジャ魔女どれみdeサンバルカン

presented by NIHON UNIV. college of low a society for the study of ANIMATION 1999
©東映アニメーション・ABC・東映・テレビ朝日

この作品は平成11年11月1〜3日に行われた日本大学法学部第20回法桜祭にて上映されたものです


上は当日販売されたパンフレット



の 3つの力が、今、ここに集う! いざ行かん、正義のために
『おジャ魔女どれみdeサンバルカン』
 今回の作品は、『太陽戦隊サンバルカン』のOP曲に合わせて『おジャ魔女どれみ』の キャラクターを動かすというものです。
 サンバルカンのスーツがそれぞれ「赤・青・黄」で、どれみ達の魔女姿も「赤・青・黄」と なっていることから両者の組み合わせが決まりました。 (残念ながら作品自体はモノクロではありますが……。)


この2作品をしっていれば100倍楽しめます
『おジャ魔女どれみ』『太陽戦隊サンバルカン』解説

『おジャ魔女どれみ』

STAFF
シリーズディレクター:佐藤順一・五十嵐卓哉
キャラクターデザイン:馬越嘉彦
シリーズ構成:山田隆司
美術デザイン:ゆきゆきえ・行信三
音楽:奥慶一

CAST
春風どれみ:千葉千恵巳
藤原はづき:秋谷智子
妹尾あいこ:松岡由貴
マジョリカ:長沢直美

STORY
 自称“世界一不幸な少女”どれみは今日もドジばかり。大好きな先輩に告白できず、 「もし魔法が使えたら……」と憧れる。ある日、偶然立ち寄った怪しげなお店 「マキハタヤマリカの魔法堂」で本物の魔女マジョリカと出会う。 どれみに正体を見破られ、魔女ガエルとなってしまったマジョリカ。 彼女を元の姿に戻すために、どれみは魔女見習いになるのだが……。

MEMO
 東映アニメーションにとっては15年ぶりとなるオリジナル作品。 セル画を使用しないデジタル制作だが、クレパス調の背景が温かみを出している。 活き活きとしてかわいらしいキャラに人気集中。大きいお友達も大満足。

『太陽戦隊サンバルカン』

STAFF
監督:竹本弘一・小林義明 他
脚本:上原正三・曽田博久 他
特撮:矢島信男
音楽:渡辺宙明

CAST
大鷲竜介:川崎龍介
飛羽高之:五代高之
鮫島欣也:杉欣也
豹朝夫:小林朝夫
嵐山大三郎:岸田森

STORY
 世界各地を襲う、超常現象や異常気象。それは、秘密組織ブラックマグマの世界征服の 布告であった。ブラックマグマは、さらにマグマエネルギーを手に入れんと、 火山国・日本の制圧を宣言した。地球平和守備隊はこれをはばまんと、 日本支部の嵐山長官の下、太陽戦隊サンバルカンを結成するのであった。

MEMO
 ご存じ、東映戦隊シリーズ第5弾。通常5人編成なのだが本作は唯一3人編成となっている。 前作デンジマンとの関連を持たせた物語や主人公イーグルの交代劇など、見所多数。



ほんの一部ですが
『おジャ魔女どれみdeサンバルカン』絵コンテ




作品制作裏話
『おジャ魔女どれみdeサンバルカン』ウワサの真相

ウワサの1 病院送りがでたってホント?
 ホントです。
 学祭も間近となった10月30日、撮影編集担当者が過労のため、ぶっ倒れてしまったのであります。 そのときの医者の一言「あなた、その仕事に追い詰められていませんか?」……そのとおりです。 しかし、作業を遅らせるわけにはいかないと、点滴を打ちながらの打ち合わせがあったとか。
 とにかく、こういった修羅場をくぐり抜けて作品が完成したわけであります。恐れ入ります。

ウワサの2 後々に色が付くってホント?
 コメントは差し控えさせていただきます。
 あえて申しますと、予定はあるというところです。ただ、ここで思いっきり期待を述べてしまうと、 制作スタッフに多大なプレッシャーを「再び」かけてしまうことになるので……
 っていうか、このHPは今までプレッシャーをかけすぎてます。ごめんね。

ウワサの3 パンフレットは3種類あるってホント?
 ホントです。
 キャラクターの色に合わせて、表紙の色が3種類あります。
 実は内容も少しずつ違う、と言いたいところですが、 それをやると買い占めがおこなわれるおそれがあるので(笑)。



これが作品を作った精鋭達だ
『おジャ魔女どれみdeサンバルカン』スタッフ

製作総指揮:T.K
 アニメーションの制作はジグソーパズルを作るのとにているように思います。 各自に分担された仕事(ピース)が、少しずつ組み合わさって一つのフィルムになるわけですから。 しかし、決定的に違うのは完成図というものが存在しない点です。絵コンテはあくまでも 設計図でしかなく、実際に完成した映像と比較するとかなり違っていることもあります。 ここが楽しくもあり辛いところでもあります。
 本作では作業も終盤にさしかかった頃にコンテに一部見直しが入ったりと大変でした。 また、監督の下温湯さんは凝り性なので、締め切りを過ぎても作画をしていたり……。 まあ、その分クォリティーは上がったと思いますが。
 悔いの残る部分も若干はありますが、完成したことに意味があると思っています。 形になってこそですから。
監督:H.S
 「できるのか?」それが最初の感想でした。いくつか上がった企画の中で、 一番難しいと思われるこの企画が、まさか通ろうとは。
 絵コンテなんて初めて切りました。アイデアが浮かばない、浮かんでも技術的に無理だ。 だけどオープニング曲に合わせるんだったらやっぱり動かないと……。
 絵コンテが一部未完なまま作画作業に入ってとても不安でした。 ふたを開けてみれば一番作業が遅れているのは僕の作画部分。作画監督もやってくれと言われてましたが、 あまりに手が遅いため結局、かかるべくして迷惑がかかってしまった方もいらっしゃいました。
 でも何とかなりそうです。あとは僕がどれだけふんばれるかだと思います。
絵コンテ:H.SwithMAHO堂

撮影監督:Y.N

 「できるのか?」それが今の感想です(10/25)
 現在編集作業途中で「終わった感想を……」と言われてもほとんどこれからだし……。 実際に編集してみると想像していたよりも「止め」の時間が長くて後から作画枚数を 増やすことになったり、自分で勝手に色を付けようかと考えたりと、忙しかったです。
制作進行:M.S
 おつかれさまでした。何はともあれ、完成して良かったです。ただ、もう少しみなさん 締め切りを守って欲しかったですね。特に作画の人は。そうしたらもう少し楽にできたかも。
技術:K.T
制作:日本大学法学部アニメーション研究会1999

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