presented by NIHON UNIV. college of low a society for the study of ANIMATION 1999
©東映アニメーション・ABC・東映・テレビ朝日
この作品は平成11年11月1〜3日に行われた日本大学法学部第20回法桜祭にて上映されたものです
上は当日販売されたパンフレット
今回の作品は、『太陽戦隊サンバルカン』のOP曲に合わせて『おジャ魔女どれみ』の キャラクターを動かすというものです。
サンバルカンのスーツがそれぞれ「赤・青・黄」で、どれみ達の魔女姿も「赤・青・黄」と なっていることから両者の組み合わせが決まりました。 (残念ながら作品自体はモノクロではありますが……。)
『おジャ魔女どれみ』
STAFF
CAST
STORY
MEMO
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『太陽戦隊サンバルカン』
STAFF
CAST
STORY
MEMO
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ウワサの1 病院送りがでたってホント? ホントです。 学祭も間近となった10月30日、撮影編集担当者が過労のため、ぶっ倒れてしまったのであります。 そのときの医者の一言「あなた、その仕事に追い詰められていませんか?」……そのとおりです。 しかし、作業を遅らせるわけにはいかないと、点滴を打ちながらの打ち合わせがあったとか。 とにかく、こういった修羅場をくぐり抜けて作品が完成したわけであります。恐れ入ります。
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ウワサの2 後々に色が付くってホント? コメントは差し控えさせていただきます。 あえて申しますと、予定はあるというところです。ただ、ここで思いっきり期待を述べてしまうと、 制作スタッフに多大なプレッシャーを「再び」かけてしまうことになるので…… っていうか、このHPは今までプレッシャーをかけすぎてます。ごめんね。
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ウワサの3 パンフレットは3種類あるってホント? ホントです。 キャラクターの色に合わせて、表紙の色が3種類あります。 実は内容も少しずつ違う、と言いたいところですが、 それをやると買い占めがおこなわれるおそれがあるので(笑)。
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アニメーションの制作はジグソーパズルを作るのとにているように思います。 各自に分担された仕事(ピース)が、少しずつ組み合わさって一つのフィルムになるわけですから。 しかし、決定的に違うのは完成図というものが存在しない点です。絵コンテはあくまでも 設計図でしかなく、実際に完成した映像と比較するとかなり違っていることもあります。 ここが楽しくもあり辛いところでもあります。監督:H.S
本作では作業も終盤にさしかかった頃にコンテに一部見直しが入ったりと大変でした。 また、監督の下温湯さんは凝り性なので、締め切りを過ぎても作画をしていたり……。 まあ、その分クォリティーは上がったと思いますが。
悔いの残る部分も若干はありますが、完成したことに意味があると思っています。 形になってこそですから。
「できるのか?」それが最初の感想でした。いくつか上がった企画の中で、 一番難しいと思われるこの企画が、まさか通ろうとは。絵コンテ:H.SwithMAHO堂
絵コンテなんて初めて切りました。アイデアが浮かばない、浮かんでも技術的に無理だ。 だけどオープニング曲に合わせるんだったらやっぱり動かないと……。
絵コンテが一部未完なまま作画作業に入ってとても不安でした。 ふたを開けてみれば一番作業が遅れているのは僕の作画部分。作画監督もやってくれと言われてましたが、 あまりに手が遅いため結局、かかるべくして迷惑がかかってしまった方もいらっしゃいました。
でも何とかなりそうです。あとは僕がどれだけふんばれるかだと思います。
撮影監督:Y.N
「できるのか?」それが今の感想です(10/25)制作進行:M.S
現在編集作業途中で「終わった感想を……」と言われてもほとんどこれからだし……。 実際に編集してみると想像していたよりも「止め」の時間が長くて後から作画枚数を 増やすことになったり、自分で勝手に色を付けようかと考えたりと、忙しかったです。
おつかれさまでした。何はともあれ、完成して良かったです。ただ、もう少しみなさん 締め切りを守って欲しかったですね。特に作画の人は。そうしたらもう少し楽にできたかも。技術:K.T