こけた茶屋料理集 その11
ミレニアム9月改編アニメについて考える2001.2.22

 恒例の新アニメの感想です。新アニメといっても去年の9月改編の話。遅すぎるって文句は言わないでください。ページ自体は去年の10月の時点ですでに作ってあったのです。でも更新をさぼってたんだから同じか……
 さて、なんか今節は魅力的なものがないっていうか、とにかくあまり見ていません。ということで、ほんとに直感で述べたいと思います。

ヴァンドレッド(WOWOW)※12月終了

 良くも悪くも最も気になるアニメ。要は女ばかりの集団に男3人とロボットが紛れ込んだ、それで宇宙でドンパチやっている、というイメージです。それだけだと期待も何もしないのですが、まあ、割とバックグラウンドがしっかりしていそうだし(個人的には「男性の世界」と「女性の世界」が根本的に違うという設定がよい)、映像的にはCGが多くて目が疲れるけどきれいなので、いいんじゃないですか?
 これについてはもっと書きたいことがあるのですが、それは別の機会に。

ギア戦士(ファイター)電童(TX)

 サンライズロボットアニメ。なんか妙に久しぶりというのは気のせいだろうか。提供はタカラではなくバンダイだったところを見ると、まだ和解していないようですね。でも発売されるオモチャはちょっと(笑)。
 内容はわかりやすいと思うんだけどなあ。今の男の子はロボットにはあまり興味を示していないから、視聴率的には苦戦かも。

グラビテーション(WOWOW)※1月終了

 あーあ、やってしまいましたね。「超者ラーディーン」「ヴァイスクロイツ」「KAIKANフレーズ」と続いた流れだと思いますが、これは危うさが直接的過ぎます。作り手はきっとギャグで作っているんだろうな。
 ところで、動きが荒いところがあったが、それもギャグに思えてしまうのは作り手の作戦勝ちなのだろうか。

真・女神転生 デビチル(TBS)

 モンスター系(?)アニメ。もうありきたりなので、いかに差別化を図るか、だと思うのだが。でも「差別化」は前番組「モンスターファーム」でも言っていたんだよな。何か秘策はあるのかな?キャラクターはかわいいとは思うけど、それだけじゃねえ。
 なんかゲームも改めて出るらしいんですが、私らの世代の「女神転生」のイメージとはだいぶ違うような…

無敵王トライゼノン(TBS)

ロストユニバース?(「ロスト〜」が始まったときは「スレイヤーズ?」とかいってたな)

犬夜叉(NTV)

 日テレなので、きっとなるようになるでしょう。「おすわり」はすでに小学1年生の間ではやっています。

機巧(からくり)奇傳ヒヲウ戦記(BS2)

 NHKが制作に直接関与しない作品としては、「プリンセスナイン」以来なのかな?見た目はNHKっぽくないが、そういった意表のつきかたがなかなか気になるところ。まあ、悪いようにはならないでしょう。

 その他、「はじめの一歩」や「勝負師伝説哲也」といった深夜オトナ向け(いや、あやしい意味でなく)のものもあるのですが、それなりにできているとは思います(見てないけど)。

 そうそう、7月改編は触れる機会がなかったので、ここで触れてしまいましょう。

メダロット魂(TX)

 前のシリーズがおもしろかっただけに、期待はしていますが、なぜかあまり見ていません。敵がシリアスっぽいので、話も少しシリアスなのかな?シリアスになりすぎないことを期待。

とっとこハム太郎(TX)

 かわいいのだ。女の子に人気があるのはわかるような気がするのだ。ハムスターを飼う子が激増しちゃうのだ。で、どのハムスターもみんな脱走して大冒険するのだ。遠足なんかにもついて来ちゃって、おみやげ話をしようものなら「実はボクも知っているのだ」とのたまうのだ。時々帰ってこられないのもいて、日本中に野生のハムスターが氾濫するのだ。きっと(そんなことはないか)。

HANDMAIDメイ(WOWOW)※9月終了

 設定が「たのしそう」。動きもリビドー大爆発って感じ。
 それはそうと、OPを歌っているピーチックスが気になるな。「150cm未満の女子高生3人組で、コギャルとは一線を画して…」という新聞記事をよんだが、なんかマニア受けしそう。それ以前に「ミニモニ」に負けてる。かわいそう。

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