このページは、以前HP管理者が持っていたページに書いてあったことです。すっかり忘れていたのですが、せっかくのものなので載せます。(書いた日が古いのでネタも古いのですが…)
「学級崩壊」について教育現場に立つものとして考えなければならない。
個人的に言わせてもらえば、要するに最近の子どもは根性がないの一言に尽きる。
こんなことを言うと怒られますね。まあそれはそれとして。
マスメディアでは昨年あたりからよく聞かれるようになったが、「学級崩壊」という現象そのものはかなり前から存在していた。
このマスメディア、くせ者である。もう3年以上前のこと、新潟県内のある小学校の6年生のクラスで算数の授業中、
女子児童4人が「やりたくない」という理由で教室を抜け出し、
そのうわさを聞いた隣のクラスの児童17人とともに児童会室に立てこもるという事件が起こった。
当時は「学級崩壊」という言葉が一般的ではなく、またいじめや体罰などで学校側の非が問われることが多く、
この事件もあるマスメディアは「6年さわやか3組ぼくらの9日間戦争」と銘打って児童の行動を美化して取り上げた。
ところが最近の報道では「学級崩壊」を裏を返すように「問題」として取り上げている。ある意味マスメディアはいい加減で無責任である。
「学級崩壊」がすべてマスメディアの責任ではないが、教育現場での問題があるごとに学校や文部省を責め立て、
子どもたちの行動を容認してきたツケが回ってきているのだ。
自民党と自由党が連立政権を組むことになったとき
民主党の菅代表が野中官房長官を「二枚舌」と罵ったことをおもしろがってマスメディアは取り上げたが、
実は自分たちもそうであることをお忘れなく。
果たしてAはあるのか?