6年ほど前に教育問題を扱うサークルで活動していた時のことです。
−−−−「子どもサポートフォーラム」主宰 野口よしみ−−−−
学校での「いじめ」について、親御さんからの相談を受けることが多くなりました。
初期の段階で手を打つことの大切さを痛感していた私たちは、
ふつうの親にとって頼りにできる情報があまりにも少ないことに気づき、
この本の出版を思い立ちました。
小寺やす子・野口よしみ 情報センター出版局 1994 ¥1359+税
(本書目次より)
序章 まず最初に親は何をすべきか
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本書の基本的な立場は、「逃げない『いじめ』の解決」です。
そのために、学校といかに交渉するか、分かりやすく説明してあります。
「ここまでするの?」と思うかも知れませんが、
いじめの解決には勇気とテクニックが必要です。
次の世代のみなさんが無駄な回り道をしないですむように、という
願いを託したつもりです。