聴覚障害者の生活
あくまでも私の立場から見た解釈!!


聴覚障害者の生活がどんなものかみなさんは知っているでしょうか? テレビのドキュメントや報道特集等でやっていますが、それらはほんの一部にすぎない。 ここで述べることもほんの一部にすぎませんが、頭の隅っこにでも入れておいていただければ うれしいです。(^^)

コミュニケーションにおける情報獲得手段
聴覚障害者の日常生活における情報獲得手段は、以下の3つが主流となっている。 これらは健聴者のように耳で聞いて情報を得るものではなく、目で見て情報を 得るものである。視覚的メディアである。
読話
SpeechReading
相手の唇の動きを読みながら(読唇)、文脈、経験、音声等を補助情報として相手の 言うことを理解する方法。(私の研究がこれ)
手話
SignLanguage
要するに手で表現した言葉である。日本手話、JSL、伝統的手話、日本対応手話、シムコム、、、 等色々見方によって手話の種類がある。ただし、単語はほぼ統一している。後に詳しく述べる予定。(^^;
文字
Text
文字どおり文字(^^)で表現したもの。手のひらに書いたり、空間に大きく書いたり(空書)、FAX、 E-mail(電子メール)等。これらの文字送受手段も後に述べる予定。(^^;

聴覚障害者の特徴
聴覚障害者の日常生活における行動は、一般に見ると普通の人とかわらないがよくよく観察すると 少し違うことに気が付きます。ゆえに、見えない障害者ともいわれます。


街角や電車の中で、誰かが耳に何かイヤホンみたいなのがついてるなと思ったことありませんか
イヤホンよりちょっと大きめであれば補聴器です。お年寄りの一部の方も付けていますね。 ヘッドホーンは違いますのでご注意を。(^^;
これは残存聴覚活用(残された聴覚を活用する)のために利用するものです。会話を理解する手助けとなりますし、 非常サイレンやチャイム、パトカーのサイレン等の音を聞き取るのにも役立ちます。
ただし、ここで勘違いしないで欲しいのは、全ての聴覚障害者が使えるというわけではない、 ということです。聴覚活用ができない方もいるということを頭の隅っこに入れておいて下されば幸いです。m(_ _)m
補聴器にも種類があり、箱型、耳掛型、耳穴型等。中心は耳掛型で、耳の後ろまで垂れ下がってる感じです。


聴覚障害者は耳から情報が入ってこなければ、どうやって朝起きるのだろうかと思ったことはありませんか
聴覚も視覚も利用できなければ?ん?他の感覚を利用しましょうってことで「触覚」ですね。振動、電気、パンチ ・・・(笑)と、刺激を与えることで神経を目覚めさせるのです。刺激箇所は手首とか、枕の下とかいろいろ お好みに応じて・・・です。




闇の夜、例えば夜の車の中や街灯のとどかない歩道、夜の海ほたるベンチ(笑)等で、聴覚障害者と おしゃべりをしていて、時々会話がとぎれたりしておかしいなと思ったことありませんか
これは聴覚障害者の特徴を考えればわかると思いますが、視覚メディアは闇に弱いのです。手話も口も文字も闇夜の前では 無効です。。目を光らして明るくしよう(笑)とはいいませんが。。こういう所では会話は難しいということを頭の隅に 置いてくだされば幸いです。m(_ _)m



名前を遠くから、あるいは背後から呼びかけても反応がないな・・・と思ったことありませんか
この場合も聴覚障害者の特徴を考えればわかると思いますが、呼びかけに対しては視覚的に理解できない限り反応が遅れます。 もちろん補聴器をかけていても、自身が呼ばれているかどうか判断が難しいので反応が遅れます。 だから、そっと肩をたたいたり、視覚的にわかるように合図して下されば幸いです。m(_ _)m




電車やバス、デパート等にはアナウンスがありますね。あれは正直にいいますとわかりません。。。
軽度の難聴の方ならある程度理解できますが、全部は理解できないと思います。日常はアナウンスは内容も 重要な事ではないので気にしません。しかし、非常事態が起った時にはやはりアナウンスの内容も重要になりますね。 そういう時はやはりアナウンスの内容が理解できない為混乱します。「何が起ったんだ」と。こんなときに声を かけてくる聴障者には教えてやってください。また、あたふたしてる人にも声をかけてください。(なんか・・・違うような^^;)






ほとんどの聴者の方が補聴器を付けるとテレビ聞こえるのと質問してきます。 果たしてその真偽は・・・
私の場合、「音そのものは聞こえるけど、理解はできない。」です。はて?と思うでしょう。 「音そのもの」は耳に入ってくるあらゆる音をいいます。ここでは話し声と見られる音、ナレーションの声と見られる音等・・・ テレビのスピーカーから出る音全般をいいます。そしてそれらが「理解はできない」というのは何でしょう?はて? 聴者には理解しがたいことですが・・・例えば、話し声と見られる音でその話している内容が理解できないということです。 このケースは感音性難聴に多いようです。ラジオにもいえることです。

これまた、テレビの場合と同じように補聴器を付けると電話できるのとよく聞かれます。答えは・・・
私の場合はNOですね。上のテレビの場合と同様に相手の話し声は聞こえるけど何と言ってるのか理解しがたいのです。ただし!! 相手の言葉に慣れている相手は、時々ですが電話ができます。ここでいう言葉になれている相手とは、私の場合は、 両親、特に親しい友人、発音が明瞭な人等です。ま、発音にも個人差がありますから相手によりけりです。







最近、携帯電話の小額化、利便化によりほとんどの人が持っています。もちろん聴障者の間でもたくさんの人が 持っています。逆に持ってない聴障者を探すのが難しい!?だが、何故・・・
これはもう決まってるじゃあ〜りませんか。(ふ、ふるぃ)そう、簡易メールです。NTTDOCOMOのショートメールやNTTパーソナルの きゃらメール等がそれです。一時期ポケベルが流行りましたがあれは受信専用ですね。携帯・PHSだと送信もできるので 聴障者にも大変好評です!(^^)これからも携帯並みの大きさで安価で送受信できる携帯FAXが出てこない限り、 文字メッセージが送受信できる携帯・PHSは聴障者の連絡手段として安泰な地位を固めることになろう。

耳の不自由な人が音楽を楽しむことができるのか?でも、音楽が好きな聴障者もいる!?何故・・・
う〜ん・・・私の場合は嫌いなんですよ。音楽が。カラオケも!。小学校のときは音楽がすっげー嫌いだったもの。 音楽の先生にや「間違ってもいいから歌うだけ歌おう」な〜んていうけどさっ。私は補聴器をかけてやっと音が聴けるくらいの聴覚で、 はじめっからリズムも音感も音程も歌い出しもわかんないってのに 無理やりやらすんだもんな。ま、私の音楽嫌いは子供のころの音楽環境によるものでしょう。と言うことで音楽環境がいい聴障者は 恵まれています。実際にカラオケ好きな聴障者の友人を知っていますし〜。私がこれまで何気なく聞いていいなぁと思った歌は 長渕剛の「乾杯」「とんぼ」・・・あの男っぽさがよかったですね。あとは、マライアキャリーの透き通るような歌声もよかったです。 けど・・・やはり、わからないですね。。特に歌詞が・・・耳から聴くことができない・・・。初めは目で歌詞を理解して、慣れて、 かろうじて聴く・・・完璧な鑑賞はできないですね。


車・・・車の免許を取るときに聴覚障害の重さによっては 取れない人もいますし、制限があります。。。
私の場合は自動車学校に入る前(だったかな)に、運転免許試験場に行って、 それ専用の試験(免許をとっていいかどうかの)をうけました。 その試験方法は?実に単純なのです^^;これをやって、 まぁ理にはかなってるんだか、かなってないんだか、、、 わからないんすけども。。(苦笑)その方法とは、 車の前方10m前に後ろ向きに立って、車からのクラクションが鳴ったら 手を上げてーみたいな感じでした。それだけです。それだけのために、 わざわざ一時間半かけて行ったのか・・・しくしく。そこで合格したら、 書類手続きをして、めでたく自動車学校へ入校。。。
私は車は結構飛ばすほうです。スピード狂ではありません。念の為。かつ 安全に運転してます^^ま、運転してる間は、話には応じられませんー。 知ってのとおり、視覚は車の前方を見ていますので。。なにか言いたいときは、 出来るだけ停車してるときに話し掛けてくださいね。

聴障者とメールしたり、FAXをしたりするとき、んっ?と思ったこと ありませんか
そう、なにが言いたいのかな〜?これどういう意味かなぁ?と文章理解に苦労したこと あるでしょう?聴覚障害者のなかには国語力の弱い人がいるんですね。何故か?それは 聴覚障害だからさ〜「っておいっ」って突っ込まないでね^^;本当です。耳から みんなの言葉が入ってこないゆえに「が」「は」「の」といった助詞の使い方になれて ないんですね。「勉強すりゃええだろうが」って、まぁ確かにそうですが^^;
ちなみに、私は子供のころから漫画ばっかり見てました。いまでも「ジャンプ」見てます。 はい。あ、だから変な言葉ばっかり使うのか。なるほど。(おぃ)



(お〜い、お〜い--;なにいってんのぉ〜まってくれ〜)「はい、本日のミーティング終わり」 ガーン!@@;・・・
となってしまう聴覚障害者は実にたくさんいることでしょう。。言ってることわかります? 先ほどのは会社のグループのミーティング(会議)があったときの気持ちですね。えー、何度も言うように 聴覚障害者は聴覚に障害を持っています。ミーティングのような集団での音声会話にはついて行けま へん。たとえ、口話万能な人でも100%話についていけまへん!まぁ、隣の人に筆談やら、発言者には ゆっくり大きく話してもらう等いろいろ補助はありますが、、筆談が下手、、、大きくはなせっつたのを 忘れてぼそぼそ話すし・・・(TT)このように集団会話にはまだまだ問題が残っています。
あっしのところは「ビジュアル的な説明」と「ノートPC2台による要約筆記」をお願いしています。 ノートPCはワイヤレスLANがいいよん^^やり方を知りたい人は遠慮なくメールを。






































聴覚障害者の対人コミュニケーション方法
聴覚障害者の対人コミュニケーション方法はいろいろあります。

取り合えずこれだけ。近々更新!!(^^)