新年早々ローテンション
■黒日記■
※一週間分だけ残る仕組み。
積み上がっていきます。
2002.1.1
 とりあえずこの「欲の無さ」というか「やる気の無さ」をなんとかしないとダメな気がしなくもなく。

 贅沢さえ言わなけりゃ「食うことは出来る」程度のウデがあるのが逆に災いしてるのかも…ていうか、ここから上に行くには「普通さ」を捨てないとダメな気がしてなあ。

 「便利屋」というのも生き残るための一つの手ではあるけれど。

 そして今年の初描きっつーかラクガキっつーかメモ描き…コミケ会場をうろうろしてたら頭に浮かびました(左上のは無視して)
 …いやまあその。コミケでぶいぶい言わしてる方々をうらやみつつ認めたくない気持ちがこう…ねえ。
2001.12.31
 「いったい、自分はなにがしたいのか」と悩み続けた1年でした…そんなこと、デビュー前に片づけとけよ!ていうか、そんなヤツが漫画家になるなよ!!という気もしますが…順番逆だよねえ。

 でも結果としてなんとなく見えてきてますので、まあなんとかなるだろうと。あいかわらず根拠が薄いわりには強い確信めいたものがあり。
 自分では悲観的な人間だと思ってたんですが、根っこはかなり楽天的なのかも…いや、いいかげんなだけな気もしますが…「悲観的でいいかげん」って、最悪じゃねえか…。

 最後の最後で急に仕事が忙しくなり、「仕事納め?ナニソレ?」という状態ではありますが、それはそれでいいよね、アリだよね、と…仕事持って帰省しないとダメですが…来年はそのまま忙しい年だといいな、と!
 去年も同じこと言ってたような気がしなくもないですが。

 戻ってくるのは1月3日の予定。その時の気分で早くもなり、遅くもなり。
2001.12.30
 ホントに今さらだよな

 しかし、同じオタクのワタクシから見ましても痛い方というのは、オタクではない一般の方から見たら果たしてどれくらい痛く見えるのでしょうか。

 …「オタクはみんな同じにしか見えません」とか言われたらヤだな…。

 で、昨日書いたとおりに午前中は売り子をしまして。開場前と、売り子の後に挨拶まわりを。お会いできた方々、お邪魔しちゃってゴメンナサイ。お会いできなかった方々、ゴメンナサイ。

 挨拶まわりに行くと、皆さん当然のように新刊を差し出されるので、なにも渡せる物が無いこちらはコメツキバッタのようにペコペコペコとする以外無く…そうしながらもしっかりもらっちゃうんですが、申し訳ない思いでいっぱいです。いやー、皆さん本当にありがとうございますー。(サンドイッチまでもらっちゃいました、えへへ)

 しかしこうなんというか、皆さん「お久しぶりです」までは共通してるんですが、「今なにしてるんですか?」というのと「黒日記見てますよー(笑)」というのにまっぷたつに分かれるのがまたおもしろいというか困ってしまうというか。

 ちなみに「マズイメシ」はわざと作ったわけではありません…
2001.12.29
 結局行きたいんじゃねえか!!

 とゆーわけで、明日は仕事を投げ出して「チームプラスY(マ27a)」で午前中だけ売り子してます。その後はふらふらと。
2001.12.28
 つまり「最低限度」くらいにはなんとか到達したかなと。とりあえず「土台」は出来たかなと。
 でも、マンガってヤツはとにかくやればやるほどいくらでもやらなきゃいけないことがあるわけで、単純な技術以外にも「マンガ的描き方」も知らなきゃいけないし、物語だーコマ割りだーなんだーかんだーとそれはもうキリがないわけです。そしてそれに対して自分はあまりにも脆弱だと思うわけです。
 で、夏以降は単純な技術の向上はとりあえず置いといて(マンガを描いているうちに自然と向上するに任せようという考えもあり)、それ以外のところをもちょっとなんとかしないとなあ…と考えていたわけです。
 しかしそのタイミングに合わせるかのようにアシスタントで上手い人のところに行ったりしますとね、やはりこう欲も出てきますわな。
 なにより、そういう場に行くことによって現在の自分の限界というものを知ることが出来るわけですよ。なにしろ天と地ほども差のある人たちのお手伝い、自然と限界以上に頑張ろうとするわけです。自分の原稿を描く時は限界点は自分で決められるので、どこか余裕をとってしまうもんなんですが(もちろんその時は必死なんだけど)、その限界点以上に描こうとしてみると、どうやら自分は自分で思っていたよりかは描けるようになっていたらしい。
 となれば、自分の中に置いてある限界点を上げるべきだろうと。そしてその先も「よっしゃ、いっちょ行ってみっか!」という程度で行ける場所なら行ってみようかと。そういう心境だったりします。

 もちろん「マンガはネームである」という認識は変わっていないわけですが、「絵」が描けるようになるだけでもネームを描くときの「幅」とでも言いましょうか、それが広がるんですな。
 まあこれから先は「手」を鍛えるよりも「目」を鍛えるような、そういう方向になるのではないかと思いますが。なんにしても知らないことが多すぎるなあと。

 …今日は家にこもってT塚さんに頼まれた年賀状用の絵を描いていただけなので「出来事」はなにもなかったのですよ。なのでちょっと現在の「絵」に対する考えをまとめてみました(もちろん自分のために。人が読んでおもしろいとは思わないだろうし、それ以前に理解出来ないと思います、スミマセン)。
(しかしCGっつーかデジタル彩色はやり方を忘れた頃にやる必要が出来るので、ある意味やっかいですな。技術より手順ってカンジだし。いつも手順を思い出しながらやってる気がする(だから上達しないのだな))
2001.12.27
 「金にならない」というのは比喩ではなく単なる事実。漫画家として仕事をする場合は基本的に完成原稿にしかお金が発生しないので、例えば現在の私のようにネームを何ページ何回描こうが一銭にもならないのです。

やはり黒日記商品化?といっても画像データは貼ってるヤツしかないから本に出来るような解像度ではないしそうなるとCD-R、といってもいくらでどうやって売るのか。500円?1000円?しかし一番の問題は反応が全然無いってことだな。
2001.12.26
 一応本人には「イヌとか、ネコとか、タヌキとか、イグアナとか」と聞いたんですよ、ええ。女性の似顔絵はいろいろと描きにくいモノがあるので、動物とかになぞらえれば…と。
 ところが、冗談で「…ガ○ダムとか」と言ったら上記の通り占いのことを言い出すのでこんな結果に。ああ。

 秘密企画は一応良い方向に動いてはいるようで…あ、今日もらった先月の「電○○○ー○○ジン」のプ○○○ショーの小さな写真の片隅にちらっと前に描いた超縮小イラストの端っこが。もちろんなにが描いてあるかは全然全く見えません。

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