2002.12.29 (Sun) Tommy is so handsome!

やはりだいぶ時差ぼけ気味。夜中に何度も目を覚ます。もっとも目が覚めたのは、それだけが原因ではなく、部屋の乾燥のせいもある気がするけれど。セントラルヒーティングで暖かいのは良いのだが、すごーく乾燥している。一応バスタブにお湯を張ってはおいたのだが、あまり効果なし。一方、相方さんは4時頃に目を覚ました他は、8時前まで熟睡だったらしい。羨ましい。

エンパイヤステートの近くにホテルはある

さて、今日の朝ご飯は目をつけてあるお店がある。そのお店が土日の10時〜11時だけ出すメニューがお目当てだ。10時までだいぶ時間があるので、昨日も通ったMacy'sの前の巨大なKermit the Frogさんと写真を撮ったりする。人が少なくて気持ちがいい。

(これは煙突からだけど)煙がモクモク出てNYっぽい朝

ホテルそばの駅から地下鉄に乗る。ワタシがいた頃はまだ地下鉄が危なかった頃なので、あまり乗った覚えがないのだが、今はすっかり安全で便利な乗り物になっているらしい。なんだかんだと使いそうなのでメトロカードの一週間券(17ドル)を購入。一回乗るのが1.5ドルなので12回以上乗れば元が取れるわけですな。こちらは営団とか都営とか分かれていないので市内の地下鉄は乗り放題だし、しかも市内のバスも乗り放題という優れものである。

地下鉄のホーム

地下鉄を23 St.で降り、相方さんが行ってみたいと言っていたフラット・アイロン・ビルに向かう。本当に薄べったいビルなのだよ。一番先端の部分(ビルから更に突き出た部分がある)は肩幅もないくらい。面白い形だねー。20世紀初頭に建てられたそうだが、その当時はすぐ倒れるのではないかと言われていたらしいが、既に1世紀以上は無事に建っている。

細い

ウダウダしているうちに10時近くなったので、Prince St.まで地下鉄に乗り、ちょっと先のSpring St.沿いのBalthazarというお店へ向かう。赤い庇も古めかしい、由緒正しい感じのレストランである。

レストラン正面より撮影。

ここでワタシはEggs BenedictとPain ou Chocolatを注文する。ちょっと酸味の利いたソースがかかった半熟卵とマフィンは絶妙の組み合わせ。美味しい〜。チョコレートパンもサクサクと美味。相方さんはBrioche French Toast。さくさくとしたブリオッシュとメープルシロップの相性抜群。幸せなお味。

うまかった。。。

とても満足していると、ふと相方さんの向こうにいる黒い丸メガネのアジアンな女性が目に入った。すごーくヨーコ・オノに似ているなあと思って、目立たないように、でもジロジロと(<失礼)見ていた。本物かしらと考えていたら、小さな女の子二人がやってきてサインを求めている。あ、本物だわ!子供達はどうやらダシだったようで、後からついてきたお父さんが嬉しそうに握手している。そっかー、オノヨウコも来るようなお店なんだとミーハー心まで満足してしまった。

ごめんなさい。隠し撮り。

お店を出て、BroadwayとPrince St.角にあるDean&Delucaへ行ってみる。すごくお洒落なスーパーマーケット。そして高級な感じ。食べ物もお料理グッズもみんな絵になる。結局、何も買わなかったのだけれど、目の保養になった。

ディスプレイも綺麗

そしてE.Houston St.まで戻りCrate&Barrelへ。全くもってせりあさんのマネっこのような行程だが、小物や雑貨から家具まで扱っているお店で、随分と繁盛しているようである。マンハッタン市内でも2店舗あるのを確認したし、バスの広告でも何度か見かけた。お店の紙袋を持っている人も沢山いたしね。

クリスマス明けはオーナメント類が安くなるのが判っていたので、そんなものを探しに行く。相方さんには「来年のものを今買うの?」と呆れられたが、そういうお客さんが沢山いるのを見て納得したらしい。キラキラとしたオーナメントも可愛かったのだが、ちょっと触るだけでハラハラと光る粉が落ちるので、そういうものがついていないシンプルなものを中心に購入。問題は壊さずに持って帰れるかどうかってことだわね。その他にランチョンマットも購入。

Crate&Barrel。アッパーイーストのMadison Av.にもあった。

次はPrince St.を西へ歩く。ガイドブックには'Here Is New York'という911の写真を展示しているギャラリーがあるとのことだったのだが、なぜか見つけられず断念。終わっちゃったのかしら。しょうがないのでGreene St.を南下して、ルイヴィトンのお店へ。前はアッパータウンにしかなかったけれど、最近ソーホーにもブランドショップが増えているらしい。蛍光ピンクと蛍光緑の新しいバッグと同じモチーフを使ったディスプレイ(Robert Wilsonによるものらしい…どちらかというディスプレイが先に出来たのかな)ソーホーによく似合ってる。ここでは頼まれていたダミエのマレのみ購入。それほど安くはないなあ。

で、ヴィトンの紙袋をぶら下げて歩きまわるのも嫌なので、一旦ホテルへ戻り、荷物を置く。次はBroadwayを北上し、タイムズスクエア方面へ向かう。15時からマチネでミュージカルを見る予定なので、まずはシアターを探す。42nd St.をずっと西へ。すっかりシアターも無くなり、寂れてきたあたりにリトル・シューベルト・シアターはあった。

Littel Shubert Theatre。柿落としだそうで。

日本からTelechargeで購入したチケットを引き取る。インターネットって本当に便利だなあと思う。旅行代理店とか通さず、普通にチケットが買えて、Box Officeでクレジットカードを見せるだけでチケットを引き取れるんだもの。

開演までちょっと時間があったので、またタイムズスクエアへ戻る。すごい人だわねえ。相方さんが行きたかったというプロレスのお店を発見したので入る。タイムズスクエアのこんな良い場所に!と驚いたが、お客さんも沢山入っている。日本よりもプロレスのステータスは高いことが良く判った。Virgin Mega Storeにて相方さんは更にプロレスのビデオを購入。楽しそうである。

42nd St.からBroadway方面を眺める。

15時近くなったので、シアターへ。今日見るのはTommy Tune: White Tie and Tailsというもの。この12月に始まったばかりのオフ・ブロードウェイだが、レビュー形式なので英語が判らない人にもいいのでは?と現地の知り合いにアドバイスを受けていたのである。Tommy Tuneって意識になかったけれど、Grand HotelとかMy One And Onlyなどのミュージカルの振付けやディレクションをしている人で、トニー賞の常連さんであった。

幕が開くと、TommyとManhattan Rhythm Kingsという男性トリオが唄ってタップダンスをするという形式であった。タップがとっても上手くて、見ているとゾクゾクしてくる。歌もマイクを使ってはいるが、すごい声量。彼はここ2年間はラスベガスでショーをやっていて、久しぶりにNYに戻ってきたのだそう。

↓ここからネタばれ、かもしれないので、見る予定が無い方のみ反転させてね。

ブロードウェイではステージと客席は別物だが、ラスベガスでは客席に向かって話し掛けることもよくあり、それが気に入ったと言って、このステージでも途中で同じ形式を取っていた。何か質問がないかと客席に問い掛けると、「あなたのTwiggyのステージが好きだったがリバイバルでやらないのか」とか、小さな女の子から「ステージが終わった後はどのくらい足が痛くなるのですか?」などと訊かれていた。

次に質問した中年の女性は「Do you remember me?」と尋ねる。これって昔付き合いのあった女性なんかが言うセリフなので、場内は大爆笑。Tommyも一瞬言葉に詰まったが、「こういう時にはこう切り返すんだよ」と言って、「I can't see you 'cause you are too far.」 …とは言いつつも、結局その女性をステージ近くまで連れてくる。しかし近くで見ても判らない。ヒントを言ってもらって、ようやく思い出したようだ。なんと彼がずっと昔にテキサス大学で教えていた頃の生徒だとか。で、そのあともコメディアスなやりとりがあって、最後には一緒にタップを踊ってしまう。

すごく面白いやり取りだったんだけど、これって仕込みかなあ。多分そうだよなあ。偶然にしてはあまりに出来すぎているもの。

とにかく、Tommyがカッコイイのだ。足は長いし、スタイルいいし。ワタシ達の席は前から二列目だったので、かなり近くから見れたのだが、いい年ではあるけれど(後で調べてみたら63歳!)、散々タップした後でも全然乱れない。多少息は上がっているが、息が切れるわけではない。プロのショーだなあとつくづく感じさせる。オーケストラとのコンビネーションと、Rhythm Kingsとのからみで、1時間半全く飽きさせることなくステージを終えた。ニューヨーカーに受けそうな感じのショーだなあ。彼がオフで演じるのはデビューしたてのごく初期を除けば初めてだそうだが、とてもレベルの高い演目であった。ブロードウェイを見た!という満足感あり。

さて、ミュージカルが終わったあとは、またタイムズスクエアへ戻る。ちょっと小腹が空いたのでLindy'sに入る。チーズケーキを頼んだら、これがまたすごく濃厚なニューヨークスタイル。フォークが突き刺さらないくらい濃い。全部食べきれなかった。

人だらけ

お店を出て、対面のトイザらスへ。なんと入るのに行列している。中にある観覧車はもっと長蛇の列であった。皆クリスマスプレゼントは貰ったんじゃないかと思うのだが、すごい数のお客さんが来ている。すごいわね。

昔はTimes SQにトイザらスなんて無かったぞ

またVirginを冷やかしたあと、ロックフェラーセンターの方へ歩いていく。正面からクリスマスツリーと金色の人(?)を見る。ああ、懐かしいー。昔と変わらず綺麗なことに感動する。スケートリンクも大盛況。2回転くらいのジャンプをしている女の子がいた。

きれいー。

ここまで歩いて19時過ぎ。さすがに疲れてしまったので、一旦ホテルに戻って休憩することにした。21時過ぎまで部屋でダラダラしていたら、また何となくお腹が空いてきたので夕飯を食べに外に出る。今夜は知人に教えてもらったVice Versa(51st St.)というイタリアンに行こうとしていたのだが、歩いても見つからない。おかしいなあと思って、反対側の道を歩いてみたら、発見!しかし、休みなのであった。照明がついていなかったので気付かなかったようだ。悲しい気持ちになって、来た道を引き返していたら、雰囲気良さそうなイタリアン発見。入ってみることにする。

Maria Piaという名のお店。前菜に貝のスープを頼んだつもりだったが、スープっ気はそれほどない。紫貝(Mussels)とはまぐり(Clams)をワイン・ガーリック・トマトで蒸して、イタリアンパセリを散らしたもの。メインは手作りガルガネッリに仔牛のラグーをかけたもの。どちらも美味しかった。アメリカのイタリアンなんて食べれたもんじゃないという認識を昔はもっていたのだが、最近はそうでもないみたい。ちゃんとアルデンテで茹でてたしね(笑)。

お店の前で

お腹も満たされたので、腹ごなしに歩いてホテルまで戻る。23時過ぎだというのに人が多い。やはりホリデーシーズンだからか。

夜のエンパイヤステート

今日の食事

朝食:(Balthazar)エッグス・ベネディクト。パンオショコラ。カフェオレ。

昼食というかおやつ:(Lindy's)World's Famous Cheese Cake。コーヒー。

夕食:(Maria Pia) Zuppa Porofino。Garganelli。


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