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登山コースの紹介
 登山のコースを写真で紹介します。
 登山は準備から始まると言われます。登山者には、あらかじめ登ろうとする山を調べての、ゆとりのある計画が求められます。冬山の状況は把握が困難ですが、それが登山の楽しみでもあります。
 山や自然の姿を、画像から想像していただければ幸いです。

目次
冬の八ヶ岳・赤岳
冬の八ヶ岳・ジョウゴ沢

冬の八ヶ岳・赤岳

八ヶ岳の赤岳は、山容がアルペン的です。
12月から5月の連休頃まで、雪山としての登山を楽しめます。

横岳西壁
 美濃戸口のバス停から林道を美濃戸へ。美濃戸の山小屋で一休みして身支度を整える。
 柳川北沢の河原に沿ったゆるやかな登山道を歩き、何度か丸木橋を渡る。途中、必要であれば早めにアイゼンを装着する。
 横岳が正面に見えてくると赤岳鉱泉も近い。

行者小屋からの阿弥陀岳
 冬でも、赤岳鉱泉とここ行者小屋のキャンプ場では、大勢がキャンプを楽しんでいる。
 危急時には小屋へ避難もできるから、初心者でも雪山キャンプを楽しめる。

地蔵尾根の鎖場
 鎖に掴まり、足場をていねいに確認しながら、慎重に地蔵尾根の鎖場を登る。靴ひもはしっかりと締まっているか、アイゼンが緩んだりしないか、再確認する。手袋は暖かく鎖が握りやすいものを用意すると登りが楽だ。

赤岳への稜線
 時には、強い西風にさらされながら、頂上を目指さなければならない。風は顔や手足の熱を奪う。帽子や手袋の防寒は充分か。頂上は見た目より遠く感じる。息を乱さないようにゆっくりと登る。
 ピッケルは三本目の足として有効に活用する。

赤岳頂上
 好天時には登山者で賑わう。山は天気が良いと文句無しに楽しい。頂上の東側は風を避けられる。下りに備えてポットの紅茶を飲み行動食を食べる。
 山では早めの対処が、ゆとりを生み登山を安全に楽しくしてくれる。

頂上からの甲府盆地と富士山
 富士山、南、中央、北アルプスの山々等、360度の展望が楽しめる。地図を広げて山を探し当てるのも楽しい。

頂上からの文三郎道の鎖場
 頂上からは、しっかりした鎖に案内されて、文三郎道を下る。急な下りでは、積極的に手がかりを利用する。
 また下りにはアイゼンを引っかけやすいから注意する。登りの登山者と出会ったら、上手に道を譲り合う。

赤岳と中岳のコル
 赤岳と中岳のコルは、強風が吹き抜けることが多い。休むこともできないことがある。頂上でその備えをして、コル付近は、早めに通過する。

中岳のコルから行者小屋へ
 中岳とのコルから行者小屋へも、急な尾根を下る。樹林帯に入るまでは慎重に下りたい。林の中では先程の風が嘘のようだ。ゆっくり休憩する。自然を少しずつ理解して、登山を楽しみたい。

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冬の八ヶ岳・ジョウゴ沢

 ジョウゴ沢は、赤岳鉱泉から近く、さほど高い滝もなく容易なことから、初心者にも楽しめて人気がある。
 アイゼン操作やアイス・クライミングの練習場として適当です。

ジョウゴ沢F1
 F1はアイゼン操作の練習に最適です。
 F1とF2間の左手の緩やかな氷の斜面でも、雪山には欠かせないアイゼン操作の練習ができる。

ジョウゴ沢F2
 F2は高さ15メートル位ある。
 混雑時には左手から巻くことができる。
 下降には懸垂下降用の支点が設けられている。

 F2は、落ち口が狭く高さもあるから、先行者の落氷に注意が必要だ。

ジョウゴ沢F3
 F2を登ると人が少なく静かになる。
 高さ数メートルのF3でもアイゼン操作の練習ができる。

F3とゴルジュの間
 F3の上は広く明るい河原になる。
 右手の奥に20メートル位の垂直の滝があり、アイス・クライミングを楽しめる。

ゴルジュ
 ゴルジュの中は、西風が吹きぬけることが多く足元の氷も硬い。
 これから上部では、チューブ・タイプのピックが刺さりやすくなる。

乙女の滝
 ゴルジュを吹きぬけた風が、見事な乙女の滝を作る。

ゴルジュの上
 ゴルジュの上で左手の小滝を登ると、奥にナイヤガラの滝が現れる。
 本谷は、小さな滝を越えるとツララ状の大滝が迎えてくれる。
 硬く急峻な氷はアイス・クライミングが楽しめる。
 大滝からは稜線に登り硫黄岳を経由して赤岳鉱泉に戻れる。

ナイヤガラの滝
 西向きの滝は、日が当たると氷がゆるみ、ピックが程良く刺さり初心者もアイス・クライミングを楽しめる。

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ご感想をいただければ幸いです。
e-mail:w-tomo@mte.biglobe.ne.jp
アルパイン・ガイド 渡辺篤夫

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作成:1999/12/01  更新:1999/12/15