モトコンポでツーリング  千葉県:南房総


1998.11.22

レポートを書くのにずいぶんと手間取ってしまいましたが、11/3にモトコンポ自走で、
南房総まで行ってきました(^o^)
今回は、今までの中で一番の長距離を走ってきましたよー:(*^^*);



今回のツーリングコースです(^o^)



11月3日、きょうは文化の日でお休みです(^o^)
先週の土曜日に、「第一回みんなでモトコツーリング」に行ったばかりなんですが、
あまりの天気の良さに、ついフラフラとモトコンポツーリングに
出かけてしまいました(笑):(*^^*)ゞ
そろそろツーリングするには寒くなってきますし、これが今年最後の
ツーリングになりそうです(^o^)

きょうの目的地は、とりあえず東京湾フェリーに乗って千葉県に
渡ることにします(^o^)
そこからあとは、足の向くまま気の向くまま、東京湾を一周して
帰ってきてもいいですし、房総半島を気ままにツーリングしても
いいなぁ〜って思って出発しました(^o^)
東京湾フェリーには、横須賀の先の久里浜港から乗ることになります。
川崎からは片道約50km。かなりの距離になります。
実は東京湾横断道路が出来る前には、川崎から木更津へも東京湾フェリーが
出ていたんですが、横断道路の開通とともに廃止になってしまい、
原付バイクと自転車はこのルートを通ることができなくなってしまいました(^^;)
ちょっと残念です〜;(=^^=);

さて、朝8時半に自宅をモトコンポで出発して、まずは国道1号線を目指します。
横浜までは先週の江ノ島ツーリングと同じコースをたどることになります(^o^)
国道1号線に出る前にまずは第1回目の給油を済ませて用意は万全です(^o^)
きょうは本当に陽当たりが良くて暖かいです(^o^)
風が気持ちいいくらいで、ツーリングには最高の天気です:(*^^*);
きょうの装備は、GPSと車載工具一式、それからパンク修理セット一式と
0.3リットルのフューエルボトルに入れた予備ガソリンです(^o^)
国道1号線では、60〜70km/hぐらいで車の流れに乗ってちょっと
ハイペースで進んでいき、横浜で国道16号線に入ってからは、
少しペースダウンして50〜60km/hぐらいで進みます。
そのまま、何事もなく進み横須賀のあたりから国道134号線に入って
ちょっと行くともうすぐ久里浜港です(^o^)
ここまでの走行距離は予定通り約50km。ぼくのモトコンポの満タンでの
航続距離は80kmぐらいですから、念のためにここで今日2回目の
給油をしておきます(^o^)

そのあと数キロメートル進むと、やっと久里浜港に到着しました(^o^)
ここはすごく活気がありますねー(^o^)
車もいっぱい乗船待ちしていて、待合室のおみやげもの売場にも人が
たくさんいます(^o^)
約40分おきごとにフェリーが出ていますから、あまり待たずに乗ることが
できます(^o^)
バイク専用の乗船待ちスペースにモトコンポを停めて、待合室の中で
キップを買います(^o^)
125ccまでのバイクは、ライダーの分と合わせて片道1030円で
乗ることが出来ます(^o^)
待っているあいだに、売店でソバを食べてモトコンポのところに戻ると
ちょうどフェリーが着いたところで、乗っていた車がぞくぞくと降りてきて
いました。 ぼくのほかには乗船待ちのバイクはいないようです。
全部の車が降り終わると、すぐに乗船の開始です(^o^)
車の前にまずはバイクからということで、モトコンポがフェリーに一番乗りです(^o^)
前に福岡県で大島行きのフェリーに乗りましたが、ここのフェリーは
それの4倍は大きいです:(*^^*);
一番奥の壁際で甲板員のおじさんから手招きされていたので、
そこにスイーと寄っていくと「おお、小さいなぁ!」と感心されてしまいました:(*^^*);
ぼくが「折り畳んで車にも積めるんですよ」と言うと、別のおじさんが、
「知ってる(^-^) 昔、CITYといっしょに売られていたバイクだろ?」と
言ってくれました:(*^^*);
なんだかうれしいですねー:(*^^*);

  
左:フェリーターミナルです(^o^) 人が多くて活気がありますよー:(*^^*);
右:このフェリーに乗って千葉県まで行きます(^o^)

さて、モトコンポはロープで壁際に固定されて、ぼくは展望デッキへと上がりました。
まだ、徒歩で乗船の人も車で乗船の人も乗っていないので、場所はよりどりみどりです:(*^^*);
一番高いデッキの端っこの席に座って出航を待ちます。
気持ちの良い潮風が吹いていきます(^o^) 日差しは強くて暑いくらいです(^o^)
少しすると車で乗船の方と歩いて乗船のかたたちも展望デッキにあがっていらっしゃって
あっと言う間にデッキは人でいっぱいになってしまいました(^o^)

それからしばらくするといよいよ出航です(^o^)
船はゆっくりと後進しはじめて、港の中で旋回し始めました。
船首が港の出口を向くと、微速前進で進み出しました(^o^)
ここから千葉県の金谷港までは約35分の船旅になります(^o^)
港から出ると船足はかなり速まり、前方から吹いてくる潮風が
心地よく流れていきます(^o^)
ここは、東京湾の入り口部分ですから船の交通量がかなり多く、
その中を縫うようにしてフェリーは進んで行きます(^o^)
しばらく海の景色を眺めながらボーとしていたら、
ほどなく金谷港に到着しました(^o^)


フェリーの上の展望デッキです(^o^) 渡る潮風が気持ちいいです(^o^)

さて、ここからどこに行くかが問題です;(-^^-);
このまま東京湾沿いにグルっと一周して川崎に戻るか、
はたまた房総半島をまわって、帰りはまたフェリーに乗るかです(^-^)
実はぼくは房総半島の先端部分に来たのははじめてだったので、
けっきょく房総半島の最南端にまで行ってみることにして、
フェリーを降りました(^o^)

モトコンポで勢い良くフェリーから飛び出して、まずはそのまま
国道127号線を南下します(^o^)
それにしても、神奈川県側とはかなり雰囲気が違いますねー(^o^)
なんだか”南国”って雰囲気がしますし、車の量も少なくて
走りやすいです:(*^^*);
60km/hぐらいで流しながら、景色を存分に楽しんで
先に進みます(^o^)
それから20kmぐらい進んで、富浦というところからバイパスに入り
すぐの所にあった”道の駅とみうら”で休憩しました(^o^)


道の駅で一休み(^o^)

ここは、出来たばかりのようなとっても新しい感じの道の駅で
地下1Fから吹き抜けの空間があったり、特産品を販売している
広い売店があったりというところでした(^o^)
しばらくここでくつろいだあとに、まだまだ先へ進むことにします(^o^)
道の駅をあとにして、両側を田圃と山に囲まれた広いバイパスを
さらに先に進みます(^o^)
少し行くとGPSの電池がちょっと心配になってきました;(-^^-);
連続24時間稼動可能なものなんですが、先週の江ノ島ツーリングで
10数時間ほど使用していたので、残りが少なくなってきています;(-^^-);
たまたまあった電気の量販店に立ち寄ってアルカリ単3電池を購入して
交換しました(^o^) これで今日は一日安心です(^o^)
そこからさらに10kmぐらい進んで館山市から左折して国道128号線に移り、
こんどは東へ進みます(^o^)
さて、走りながらこのあとどうしようかとしきりに考えました;(=^^=)ゞ
このまま真っ直ぐ進むと鴨川まで行ってしまいます(^o^)
今回は特に目的地がない、ぶらり旅のツーリングなんですが、
さすがに鴨川まで行くと帰りが心配になるので、和田浦というところの
手前で海岸沿いを引き返して房総半島の先端を通って金谷港まで戻って
みることにしました(^o^)
しばらく順調に道中も進み、そのうち海が右手に見え始めました(^o^)
太平洋の波は、東京湾内の波とはひと味違ってさすがにうねりが
大きいですね(^o^)


海をバックに記念撮影(^o^) きょうはタンクバックも満杯です;(=^^=)ゞ

そのまま海を右手に見ながらしばらく進んでいたんですが、おやっ?と
思ってGPSと地図で現在位置を確認したら、戻ろうと思っていた
交差点を通り過ぎてしまっていました;(=^^=)ゞ
しまったぁ〜(笑);(=^^=)ゞ やっぱり地図が表示されるタイプのものと
比べると緯度経度の表示だけのGPSだと道を外れますねぇ(笑);(=^^=)ゞ
そこから2kmばかり戻って、本来行きたかった道に入って、今度は
海を左側に見ながら進みます(^o^)
それにしてもこの辺りはサーファーの人が多いですね(^o^)
行けども行けども海岸沿いはサーフボードを持った人だらけです(^o^)
道沿いの風景も、さらに南国風味を強めてきています(^o^)


ちょっとパノラマ風に撮った太平洋です(^o^)

しばらく進むと、道は国道410号線に合流しました。
さて、この辺りから困った問題が持ち上がってきました;(-^^-);
先ほどからガソリンスタンドが一軒もないんです;(-^^-);
前回ガソリンを給油したのはフェリーに乗る前です。そろそろ残りも
少なくなってきているんですが一向にスタンドが現れません;(=^^=);
一応予備に0.3リットルのフューエルボトルを持っているんですが
それをタンクに足しても航続距離は10km程度伸びるだけです;(=^^=);
さすがに心細くなってきたので、巡航スピードを経済走行の40km/hに
落として、しばらく進みます;(-^^-);
でも、なかなかガソリンスタンドに出会いません;(-^^-);
これはさすがにシャレにならないかも〜っ;(-^^-);って思っていたら
やっとスタンドが遠くに見えてきました:(*^^*);
大喜びでスピードを上げて近づくと、お約束のように”本日休業”の札が(笑);(-^^-);
マジでこれはいけません〜;(=^^=);
すでに、残りの航続距離はタンク内のガソリンだけでは10kmを
切っています;(-^^-);
モトコンポを停めて、予備タンクからガソリンをこぼさないように
補給して、また40km/hで先に進み始めました。
実際、ガソリンが切れてモトコンポを押しながら歩いている絵が
頭の中に浮かび始めた頃、やっとちょっと大きな町にたどり着きました(^o^)
これは、絶対にガソリンスタンドがあるだろうって思って、元気になって
しばらく行くと、ありました!:(*^^*); やっとスタンドにたどりつきました:(*^^*);
いや〜〜っ;(=^^=)ゞ こんなにガソリンスタンドが頼もしく思えたのは
久しぶりです:(*^^*);
ガソリンをモトコンポと予備タンクに満タンにしていただいて、
ホっと一息つくことができました:(*^^*);
よく考えてみると、ガソリンの残りが少なくなってきてからここまでは、
残量ばかり気にしていたんで、ほとんど風景を覚えていません(笑);(=^^=)ゞ
まったく、モトコンポには早め早めの給油が大切なことを身を持って
思い知らされてしまいました〜;(=^^=)ゞ

そこからは、元気いっぱい巡航スピードも60km/hぐらいに戻って
さらに先に進みます(^o^)
数キロメートルほど進むと、なんだか見覚えのあるような海岸の風景が
道の端から眼下の入り江に見えてきました(^o^)
モトコンポを道ばたに停めて改めて見直してみると、間違いありません!:(*^^*);
97年の夏にやったドラマ「ビーチボーイズ」の舞台となった海岸です!:(*^^*);
民宿ダイヤモンドヘッドは、きれいに撤去されて跡形もなくなっていましたが
廻りの景色はTVで見たままです:(*^^*);
けっこうこのドラマが好きだったぼくは、もうっ大喜びで海岸に降りていきました(^o^)
住宅の立ち並ぶ急な坂を下って、小さな岬をひとつ回り込んだ所から
プライベートビーチの様相を呈している小さな入り江に入っていくと、
ドラマではダイヤモンドヘッドが建っていた場所の前に出ることができました:(*^^*);
ダイヤモンドヘッドの跡は、整地されたようになっていて、
ここに建っていたんだなぁ〜とわずかに痕跡をとどめている程度になっていました(^o^)
まわりの海岸の景色もドラマそのままです:(*^^*);
何台か観光客らしき人たちの車が停まっていて、バーベキューをやったり
釣りをやったりしていらっしゃいます(^o^)
ぼくも少しの間、この場所にひたってからまた国道410号線に戻ったのでした(^o^)


画像の真ん中のちょっと左寄りの辺りが
民宿ダイヤモンドヘッドの建っていた場所です(^o^)

さて、ここからは国道はそのまま北上して館山までの近道になっているんですが、
ぼくはさらに海岸沿いの道を進むことにして州崎を回って帰ることにします(^o^)
しばらく50km/hぐらいで軽く流して走っていると、うしろから来た黄色ナンバーの
カブが抜いて行きました(^o^)
ひとりで走るのに飽きてきていたぼくは、しばらくいっしょに走らせてもらおうと思って
カブのあとに付いてスピードを合わせたんですが、カブの人にはご迷惑だったかも
しれません〜;(=^^=)ゞ 変なモトコンポが抜くわけでもなく後ろから付いてきてる
っていうのは、ちょっとコワいかもしれないです〜:(*^^*)ゞ
しばらく、そのまま走っていたんですが、残念なことにカブの人とは行き先が別れて
またひとりで走ることになりました;(-^^-);
いつのまにか州崎も通り過ぎていて、もうすぐ館山の街です(^o^)
車の交通量もだいぶ増えてきました。 道はまた国道410号線に合流して
北上を始めました(^o^)
ここからあとは、一直線に金谷港へと戻るだけです(^o^)
車の流れに乗って、そこそこのスピードで進みます(^o^) 
道も国道410号線から国道127号線へと移って、そのままトラブルもなく
金谷港まで戻ってくることができました(^o^)
ここまでの走行距離はすでに200kmに届こうとしています:(*^^*);
一度にこんなに長くモトコンポに乗ったのは初めてのことで、
お尻がジンジンと痛みます(笑):(*^^*)ゞ
次に長距離ツーリングするときには、マジでミニ座布団でも装備しないと
いけないかもしれないです〜(笑);(-^^-);

港では、ちょうど今フェリーが出たばっかりで、次のフェリーまではまだ40分ほどの時間があります(^o^)
バイクの乗船待ちの場所にモトコンポを置いて、お土産もの売場を見て回ることにします(^o^)
ちょうどお腹も減ってきたので、待合場のおそば屋さんで磯ラーメンというのを食べました(^o^)
ラーメンの中に、板状になっていない海苔をたっぷりと入れたもので、磯の香りがただよってきて
美味しかったです(^o^) それから、いわしバーグっていうのも食べました(^o^)
いわしでつくったさつま揚げみたいなもので、揚げたてがとっても香ばしくて
おいしかったですよ(^o^)
それから、おみやげにアワビの刺身を買いました(^o^) 1500円でちょっとうれしいぐらいの
量が入ってて、帰って食べるのが楽しみです:(*^^*);
モトコンポのところへ戻って、他のバイク乗りの人たちとお話をしたりしながら
乗船を待っているとあっと言う間に時間が経っていよいよ乗船です(^o^)
行きと同じで、まずはバイクが先頭でフェリーに乗って、壁際にロープで固定されます。
ぼくも5番目ぐらいに乗船して、甲板員のかたにモトコンポをお預けして
最上階の展望デッキに移ります(^o^)
見晴らしの良い場所に腰掛けて出航を待つことにします(^o^)
さきほど待合い場でお話ししたバイク乗りのかたが近くにいらっしゃったので
すっかり意気投合して久里浜港に着くまでの間ずっとしゃべっていました(^o^)
このかたは、新しいヘルメットを買ったので友人のかたとタンデムでツーリングに
いらっしゃったとのことで、いろんなバイクの話をしてくださいました(^o^)
話に夢中になっているうちにいつの間にかフェリーは久里浜港に到着です(^o^)


海の上から眺める綺麗な夕日です:(*^^*);

久里浜港に着くと、まわりはもうだいぶ薄暗くなってきていました;(-^^-);
ここから、家まではまだまだ50kmほどの道のりが残っています;(=^^=);
まあ、焦っても仕方ないので帰りものんびりと行くことにしましょう;(-^^-)ゞ
まずはガソリンの給油です(^-^) きょう一日で4度目の給油になります;(=^^=);
一日でこんなにガソリンスタンドに立ち寄るのは初めてです;(=^^=);
ここからは、道に迷うこともなく一直線に帰ってくることが出来ました(^o^)
途中の道はかなり車が渋滞していましたが、モトコンポに渋滞はぜんぜん
関係ありません;(-^^-)ゞ ほかのスクーターだったらすり抜けられないような
わずかの隙間でも、軽く通ることが出来ます(^o^)
2時間ほどで川崎の自宅まで戻ってくることができました(^o^)
あー;(=^^=); それにしてもお尻が痛かったです〜(笑):(*^^*)ゞ 今回の総走行距離は
なんと250kmにもなりました:(*^^*);
次のツーリングはもう少し短い距離にしたいですね〜(笑);(=^^=)ゞ