ポケバイ4輪バギーの部屋


2006.09.17
中国製の激安ポケバイ4輪バギーを、ネット通販で購入しました(^^)
新車なのに、値段は、なんと、たったの25800円!(@oO);
125800円とか、258000円の間違いではありませんよ〜(^^;
よくこんな価格で利益が出るものだとちょっと怪しい気もしましたが、とりあえず注文してみました(-^^-);ゞ

全長は、約100cm、幅は約58cm、高さは約62cmです。
やっぱりポケバイがベースの車両ですから、かなり小さいですね(^^;
取り扱い説明書には、最高速度50km/hと書かれていましたが、
大人がライダーでは負荷が重いためか、乾式自動遠心クラッチが滑ってしまっていて、
最初はエンジン全開でも、人が歩く程度の速さしかでませんでした(^^;
クラッチをバラして整備して、アタリを出して何回か組みなおしてみると、やっとママチャリ
自転車で全力疾走するぐらいの体感スピードが出てくれるようになりました(^^)
でも、リアにデフは無いし、ハンドルもすごく効くので、スピードが出てくると
かなりコワかったです〜(^^;

購入する前は、輪距を少し伸ばし、保安部品もつけて、ミニカー登録して、
公道を走れるようにしようかなぁと考えていました。
お店から、販売証明書を発行していただいたので、ナンバーはすぐに役所でもらって
来れるのですが、しかし、この小ささと、走りのフィーリングでは、コワくて公道は
走れそうにありません・・・(笑)(^^;
試走は、近所の河原の空き地でやってみたんですが、
これに乗ってみると、モトコンポがいかに安定した乗り物かが
改めて分かったような気がします(笑)(-^^-);ゞ
これはこれで、空き地で乗るには、楽しい乗り物なんですが、
やっぱり公道を走るには、ある一定レベル以上の安定性がないと〜(-^^-);

ちなみに、クラッチが滑っているままでは、別の意味でもコワくて乗っていられません(^^;
これは、初期不具合ということで、お店のほうから、改良型のクラッチを送っていただけるそうです(^^)

外観ですが、下の画像を見ていただければわかるように、
25800円とは思えないほどの、良い作りでした(^o^)
これは、ちょっと良い意味で裏切られました(-^^-);ゞ

 
塗装もきれいだし、シールもそれなりにきっちりと貼られています(^^)


フレームも、まあまあの強度があるようです(^^)
しかし、銀色の塗装が、溶接部の上できれいに載っていないところがあり、
少し錆びが出てしまっていました(^^;
こういうところの手入れは、入手後に丁寧にしておく必要があるようです(^^;


シートの材質は、軟質ウレタンで、座っているうちに、すぐに亀裂が走ってきました(^^;
このあたりの作りは、やはり値段相応ということでしょうか(笑)(^^;
ちなみに、右後輪の泥除けのステーの樹脂が折れてしまっていて、
取り付けが出来ない状態で届いたのですが、バイクのカウルの割れを修理する要領で、
焼けた針金を何本も埋め込んで、接ぎました(-^^-);


後輪をチェーンで駆動するようになっています。
フロントスプロケットは、6歯。
リアスプロケットは、52歯で、減速比は、8.67です。
フロントスプロケットが小さすぎて、チェーンに負担がかかっているようです(^^;
それと、チェーンの張りを調整するための、後輪のスライド機構が無いので、
エンジンのマウント位置を調整して、チェーンの張り具合を調整しました(^^;


リアブレーキは、ワイヤー式のディスクブレーキです(^^)
効きは、かなり甘いのですが、まあこんなものかなといったところでしょうか(^^;
このディスクブレーキは、ワイヤー式のため、ハンドルを畳んだ際に、油圧式のように、
マスターシリンダーにエアが入ってしまうのを心配しなくてもいいので、
モトコンポへの移植にいいかなぁと、ちょっと思ってしまいました(笑)(-^^-);ゞ

ちなみに、フロントブレーキはありません(^^;
公道を走行するためには、独立した2系統以上のブレーキ機構が必要なため、
ミニカーデビューするとしたら、もう一系統のブレーキを増設する必要があります。


リアサスペンションは、1本のコイルです。
・・・って、今、画像を見ていて気がつきましたが、マフラーとサスがあたってますね(^^;
マフラーをはずして、組みなおすときに、気をつけていればよかった(-^^-);ゞ


エンジンの右側面です(^^)
エンジン始動は、ヒモによるプルスタート方式です。
しっかり握って引かないと、スルっと指から外れて、とても痛い思いをします(^^;
この黒カバーの中には、強制空冷用のファンがついていて、シリンダーへ風を
送って、冷却しています(^^)


エンジンの左側面です(^^)
乾式自動遠心クラッチがついています。
六角レンチでボルトを外すと、すぐにメンテができるようになっています(^^)


キャブは、とりあえず、マトモなものがついていました(^o^)
ちゃんとチョーク機構も備えています(^^)
エアクリーナーは、パワーフィルタータイプがついていました(^^)


シリンダは、ヘッドと一体化のものになっています。
2スト49ccのエンジンです。


マフラーは、アルミの鋳造のものがついています。
鋳造なので、とっても重いです(^^; サイレンサーは、中がスカスカで、
とっても大きな音がしてしまいます(-^^-);


フロントサスペンションは、左右独立のものがついています(^o^)
おかげで、乗り心地はまあまあでした(^o^)


フロントの構造も、簡単なものながら、この価格にしては良くできています(^o^)


ハンドルは、バイクと同じ取り付け方法です(^^)
他のお気に入りのハンドルにも、すぐに交換できますね(^^)
燃料タンクは、容量1リットルです(^^) 25:1の混合油をいれます。


フットレストは、なかなかしっかりしていて、良いものがついています(^^)
大人が体重をかけて、上に立ち上がっても、ビクともしません(^^)


ハンドルの左側には、リアブレーキレバーと、エンジンのキルスイッチがついています(^^)


ハンドルの右側のグリップは、バイクと同じ方式のアクセルになっています。
4輪ATVといえば、アクセルレバーのものが多いのですが、
このアクセルグリップだと、バイク乗りとしては、違和感無く乗れました(^^)


タイヤサイズは、3.00−4のものです。


かなり太いブロックタイヤなので、非舗装路でも、それなりに安定して走れます(^^)
タイヤの直径は、23cmでしたので、周長は約72cmとなります。
スプロケットの減速比から、
エンジンが8700rpmで回ってくれれば、
8700÷8.67≒1000
1000×0.72m=720m/分=43.2km/h
となりますから、あともうちょっとエンジンが回ってくれると、
取扱説明書記載の50km/hも、出てもおかしくないと思われます。
しかし、この簡単な構造のエンジンで1万rpmも回るかどうか(^^;


なんだか、買って実際に見て、少し乗ってみただけで満足してしまったので、
しばらくは、倉庫に眠ることになりそうです〜(笑)(-^^-);ゞ
そのうち、改良型のクラッチがお店から届いたら、また引っ張りだして、たまに乗ってみようかなぁ(^^)