ふれあい人権フェスタ

2007全国大会

11月17日・18日
和歌山 ビッグホエール

平成19年度の人権フェスタは「すべての人に優しいユニバーサル社会の実現をめざして」をテーマに
わかやまビッグホエールを主会場に全国大会の位置づけで盛大に開催されました。
わなんれんは今年もNPO法人難病患者障害者相談支援センターNSCと共同でブース参加し、
難病啓発パネルの展示と相談窓口の設置、
紀の川市のボランティア西岡安廣さんから格安で提供していただいた温州みかんと
同じく紀の川市のボランティア筒井弘子さん手製のサーターアンダーギーを販売しました。
またブースを訪れた参加者に国会請願の署名もお願いしました。
わなんれんからブース参加したのは、ワークショップフラット、JRPS、四肢障害児父母の会、ひこばえでした。
世耕弘成参議院議員も励ましに来てくれました。
なお、会場での売り上げは14450円、募金箱は8133円でした。 

 ちなみに今年の目玉はなんと言っても、今話題の橋下徹弁護士ふれあいトークと
藤原紀香さんのトークショーがあり、会場は32500人の観衆で身動き一つできないほどの盛況ぶりでした。
橋下徹さんは「昔は地域が子育てにかかわっていたが、今は無関心の人が多い。
私は自分の子どもたちには挨拶やお礼、靴を揃えるなど頭をこづいてでも教えるが、
子どもの友達にも同じようにしている」と話した。

 藤原紀香さんは、アフガニスタンや東ティモールなどを訪れた経験を話された上で
「私たちにもできることはあります。それは世界の恵まれない子どもたちや、
戦争や紛争などで家族を亡くした子どもたちなどのことを考えてみることです」と話した。
またビッグ愛において藤原紀香さん自信が撮られたアフガニスタンの子どもたちの写真展も同時開催され、
多くの来場者でにぎわいました。



(写真下)和歌山県難病連のブースでの風景
  

   
 

◇◇◇◇難病に対する偏見・無理解◇◇◇◇

 難病にはそれぞれ病気の特性があるため一見して病気とわかるものもあれば、
外見は全く健康な人とかわらない患者さんもいます。
このようななかで、偏見や無理解によるさまざまな差別事象が報告されています。
また難病というだけで「うつる」と考えている人も多く、
何かの「たたり」だと公言する人もいます。
そのため病気を隠し、難病という文字が印刷された封書を拒否する患者もいます。

 なかでも最近、最もショッキングな報告は、
医師やヘルパーからの心ない言葉です。
具体的には、障害認定の際、医師から
「もっと目が悪くならないと認定できない」と言われたベーチェット病患者がいます。
またパーキンソン病患者の無表情がヘルパーから
「気持ちが悪い」と言われたという事例も報告されています。

難病に対する正しい理解と、難病患者に対するご支援をお願いします。


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