その他いろいろ

iBDってなあに?



iBDセミナーの話を少し書きます。
こいつは、ディズニーランドなんかメじゃない位に面白い。
築地の寿司より更においしい体験が手に入る。
和声会には既に参加された方もかなりいらっしゃるようですが、
まだの方には是非お薦めします。

iBDは it's a Beautiful Day!  の略。今日は素晴らしいという意味です。
セミナーという名前がついているのに、ここでは何も教えてくれません。
環境はセッティングするから、自分で勝手に欲しいものを見つけてね
というスタンス。これはまず他所では経験出来ない驚くべき贅沢です。
わしらはいつでも「ああせいこうせい」言われて生きていますから。
そしてそのうちに、自分の感じていることを信頼し、自分で判断を下して、
自分の責任で何かを選択するなんて、出来なくなっていますから。

そんなはずはない!と思うでしょ。でも冷静に考えてみて下さい。
オウムのような宗教団体に、教義と呼ばれる特別な教えがあるように、
家庭や学校や会社や国家など、まとめて言えば社会と名付けられる場所にも、
実はそれぞれに特別な暗黙の教えがあって、従わざるを得ないように、
巧妙な形での洗脳がされています。
それをおこがましくも「文化」などと呼んでいる場合もあります。
例えば「10時まで残業するのが我が社の伝統的文化である」なんてね。
普段はそれに同化するのに忙しくて疲れてるだけで、
自分の感じてることなんて、あんまり大事にしている余裕がないんですよ。
だって、言うことをきかないとここにいられなくなるよという無言のオドシ
 (例えば離婚、首、放校などは怖い。少し程度が軽いものでは、嫌がらせ、
周囲の評価、成績や給料などへの影響なんてのもありますね) があるから。
そんな中で、自分の身体の状態さえ感じられずに摩り減って行くこととか、
新しいことへの興味を失ってゆくこととか、あるいは身の回りの人との
関わりも決まり切ったものだけになって行くこととかって、思い当たりませんか?
個人にとっては決して幸せなことじゃないし、
社会の目的に向けても機能しているのかどうかは疑わしいけれど。

それにね、人は見ているようで見ていないものです。
隣の席にいる同僚のネクタイの色と柄はどんなものだったか、
朝から何度も目に入っているのに、あらためて訊かれるとわからない。
そういうことって、結構あるのではないでしょうか。
今朝家を出る時に、妻がどんな服を着て、子供がどんな表情をしていたか、
確かに顔は合せた筈だというのに、はっきり思い出せるでしょうか?

iBDセミナーでは、数十種のコミュニケーションのエクササイズを通して、
自分がはまっているパターンとか、自分が見たつもりで見ていないこととか、
思っていることと、実際に起こっていることの違いとかに、
文字通り気づいて行きます。
そういうことって気づいてしまえば、どうするかは自分で選べますが、
気づかずにいると、同じことを自動的に繰り返しますから、この差は大きい。
それにね、気づきは楽しい。なあんだ、そうだったのかあ、ってなもんです。
例えば、セミナーやって、自分が緊張していたことに気づいたんで、
私は声も出るようになったし、歌もうまくなりましたよ。
実は母親に頼りにされているんだなんてことにも思い当たったし。

セミナーは3日間で10万円ですが、これは私が自分のためにした投資で
一番コストパフォーマンスの高いものだったと言えます。
iBDは本もいろいろ出していますし、読者向けの講演会もあります。
そこらへんから手をつけてみるのも良いでしょう。
でも、これは私が本当に自信を持ってお薦めするものですから、
それを信じて気楽にやってみるのが一番いいですね。
セミナーの無料体験プログラムもありますから、
興味のある方は mail でも Tel  でも下されば、
日程等の詳しいことはご案内しますよ。
誰が未参加かわかれば、私の方から連絡をとってお誘いしてもいいな。
それくらい素晴らしいプログラムです。それにそもそも、
私がシンマアニやとんちに出会ったのはiBDでのことでした。

96/11/13-23:19