3月になる頃。毎年の事なのだけれど、ピアスを開けようかな〜と思い至った。
毎年思うのだけれど、毎年開けないで居た。
金属アレルギーだったりとか、アトピー体質だったりとか、
耳に傷を付けてそこに異物を入れることに、少なからず抵抗があった。
膿んでからでは困るのだ。
さて。今年。色々あって、思い至った。
開けるべ。と。
まずは、皮膚科に相談。
ピアスを開けてくれる病院を探す。
トラブった時がコワイから、アフターケアーしてくれる所で穴開けを頼もうと・・・
で、近所の皮膚科にご相談。 わにの耳の症状を伝える。
耳の縁がカサカサカユカユになったり、耳の付け根が切れたりする。
んでもって、金属アレルギーもある。
なんて話しをしたら、当院では出来ませんと。お断りされてしまいました。(T-T)
ピアスはお勧めできません。開けるなら、もっと大きな病院に行って下さい。だって。
で・・・一旦は諦めたものの、やっぱりなんだか腑に落ちない。
で、行ったよ。別の病院に。
可愛い女医さんの居る皮膚科で、病院の待合室も良い感じ。
患者さんがいっぱい居て、待ち時間が長い(一時間以上)のが玉に瑕。
ピーリングとか、女性に嬉しい診療をしてくれているそうですぞ。
(患者さんには男性も居ましたぞ)わにはやらなかったけど。
で。わにの番。呼ばれて中に入り、可愛い女医さんにご対面。
ピアスを開けて良いかどうか、まず耳を見て貰う。
先生「大丈夫ですよー」
わに「・・・カサカサの部分はやめた方が良いですかね・・・?」
先生「カサカサを治すお薬出しますから、大丈夫ですよー」
なんとっ!?先の皮膚科とのこの違いはいったいなんだ!?
ついでと言ってはなんだけど。
わには体中カユカユになるので、それも見て貰うことに。
半ばケロイド状になっている腕を見せる。
先生「アトピーって言われたこと無いですか?」
わに「むかーし・・・言われたことがあるような・・・」
先生「ねー。言われましたよねぇー」
わに「痒くなって、掻くとミミズ腫れになるんです」
先生「乾燥してるんですね。保湿剤とかゆみ止め出しておきますね。
あと、接触性のアレルギーなんですね。さわると腫れちゃうんです。
飲み薬出しておきますからね。
少しずつ弱くして、治しながらお薬を止める方法をやりましょう」
なんてお話しをさせて貰い、処置室へ移動。
看護婦さん(助手さん?)がやって来て、渡される薬の説明をしてくれた後、
ピアスの準備をしてくれる。
アレルギー体質なので、万全を期してチタンのロングピアスを準備。
穴を開ける所をマーキングする。
一発勝負なので、慎重になる。
何度も何度も消しては書きをさせて貰い、ピアスを選んで、いざ!と言うときに・・・
耳元で「あ・・・」と言う声。
何かと思ったら・・・ロング(ピアスの棒の部分の長さ)でもわにの耳たぶには短いらしい・・・(T-T)
その後、別の看護婦さんもやってきて、耳たぶの厚さを測ったり、実物を耳に当てて厚さを見たりしてくれていたのだけれども・・・
6ミリ。と言う規格があるのですね。
これ、ロングを使う耳たぶの基準なのです。
わにの耳たぶは・・・6ミリ以上あるのです。
開けることは開けられるけれども、ピッチリになる可能性が大だと言われ・・・
ピッチリしたピアスで穴を開けると、化膿する可能性が高くなるのだそうで・・・
それは困る。
・・・って言うかここで穴を開けても、わにはこの先困るんじゃないの?
お店で売ってるピアス、買えないんじゃないの??
短いんじゃないの?
材質と長さを考えたら、デザインなんて選べないんじゃないの?
ひっかけるタイプは・・・立ち上がっちゃうんじゃないの!?
かっこ悪いぃぃぃぃ!
そんなこんなで、超福耳が判明し、結局わにはピアスを諦めたのでした。
良いんだ。良いんだ。シクシク・・・
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