わに、再来院。
(わにも知ってる)某病院から来たその先生は、アウトドア系のドクター。
愛車の上には、サーフボードかスキー板が乗っている。(笑)
前日までスキーに行っていたというドクター曰く。
「切ると傷がかなり大きくなるからね。
15センチくらい。
傷がも残るから、切らない方が良いでしょう。
切らなくても、時間はかかるけど、
生活に支障無いくらいまで治るから」
「はい」
わにも同意す。
院長よりもこっちのドクターの方が信用できると践んだわには、以後このドクターの意見に傾倒す。
ギブスも巻き直して貰う。
さすがに整形外科医。巧い。
痛みも無くなり、楽になる。
(実は巻き直して貰うまで、神経にさわっていたのか、ジッと座っていられないくらい痛かった)
院長の施術時、一緒に居てくれた婦長さんが、余りに造作なくギブスを巻くドクターに対して問う。
「けん引しなくて良いんですか?」
「?何でそんな事するの?
必要ないでしょ。ギブスの重みでけん引するんだから」
・・・
先生・・・わにはもっと早く先生に逢いたかったよぉ・・・(泣)
で。ギブス巻き終わって一言。
「ギブスの重みでけん引して腕の捻れを元に戻してるから。
横になるとギブスの重みがちゃんと下方向にかからないから、
しばらくは横にならないでね」
「・・・」
眠れない・・・
横になれないんだ・・・眠いのに眠れない・・・
一番辛かった。(笑)
気が狂うかと思ったもの。終盤は。
寝たきりと横になれないのと、どっちが辛いのかなぁ・・・
右足負傷したときは、寝たきりだったんだろうけど・・・
記憶がないなぁ。
そういえば、前に学校で、心理学の先生が言ってたなぁ。
「人間は眠れないと死ぬんです」
って。
多少食べれなくても生きていけるんだって。
だけど、眠れないと死んじゃうんだって。
どっかの寒い国の劣悪な環境の刑務所で、囚人の死亡率が異様に高かったんだって。
で。看守が毛布を一枚づつ差し入れてやったら、死亡率が下がったんだって。
寒くて眠れなくて・・・永眠しちゃったんだね。
ホントに。
体験した人間にしか解らないっす。
いや。体験した時にしか解らないっす。
あの、気が狂うような感覚は・・・
皆様。
ちゃんと寝ましょうね。(笑)
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