◎エイプリル・フール ☆☆☆★ 伝奇色の濃かった『真夜中の檻』から一転、こちらはドッペルゲンガーをモチーフにしたモダンホラー。同じ人の手になるものとは思えぬほど、きっちりと書き分けられている。
◎その他の随筆など 『吸血鬼ドラキュラ』の訳者である平井が、恐怖小説や怪奇小説の、ジャンル及びその作家作品について語ったエッセイが本書の半分を占める。そこにあるのはやはり愛。 (01/1/15読了)