油 瀬 木

ここは金沢の町の中心部を流れる鞍月用水の取水口にある堰である。
犀川の、町のちょっと外れたところ、上菊橋の上流にある。
ここでは川幅一杯に水が流れていて、川岸の遊歩道に立つと、足元まで水が流れているように感じてる。上から見る水は透き通っていて、清流を思わせる。

犀川右岸の遊歩道から見た堰です。堰を乗り越える水がとてもきれいでである。
中央部では水が音を立てて勢い良く流れているが、両側は軽い音とともにやさしく流れ落ちている。
力強さとやさしさ。そんな対比も面白い。
堰の中央部で、サギが魚を狙っていた。
サギは犀川や浅野川、ちょっと人の少ない用水や池、あちらこちらで見かける。
時折、銀色に輝く小魚をくわえているところを見ることも出来まる。

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