






















動物注意 2010/12/08
高速道路などで、動物注意の標識を良く見る。動物の絵、狸が一番多いように思えるが、そのほかにはウサギ、鹿、猿などの絵を見かける。また、熊注意の標識も増えたように思う。その中にはガードレールなどに縛ってあるように見えるものもあるので、にわかに設置したのかも知れない。そして、実際に轢かれた動物はやはり狸が多いそうだ。これは、生息数が多いためらしい。
では、実際に高速道路で動物が横断したのを見た人は? というと私の周りにはいなかった。一般道路に限れば私は経験があるが、高速道路ではなかった。高速道路、一般道と違って高くしてあることも多く、その場合、動物の通る道を設置してあったりするから、とも聞いたことがある。あと、やはり夜行性? 私はどちらかといえば高速道路は昼の方が長いからか、動物を実際に見たことはなかった。
だけど、ようやく遭遇した。11月後半、場所は東海北陸自動車道、岐阜県の北のあたりである。切通しの反対側に猿が見えたのだが、気が付いたら横断を始めていた。多分、片側1車線の道路で、だから反対側にいる猿が見えたのだと思う。タイミングはぴったり、そのまま走ると撥ねてしまう。ミラーで後続車を確認しながらブレーキを踏んで回避した。撥ねた感覚は無かったけど念のためルームミラーで道路状に猿がいないのを確認していたら、後続車の直前に次の猿が横断しているのが見え、こちらもブレーキで回避したようだ。2匹とも回避できたから良かったけど、タイミングから言えば2匹死んでいたところである。
さて、こういうとき、後続車が近いなど、ブレーキが事故を誘発する恐れがあるときはどうするか? これは相手が動物であれば心を鬼にして撥ねる、となるのだろう。もちろん飛び出したのが人であれば追突されようが急ブレーキを、となるのだけど相手が動物であれば、回避しようとして人的な被害が生じるなら、それは回避しなくてはならないことになる。
でも、実際のところ、あまり気持ちの良いものではない。動物を引いたこと、何回かある。それは、もう回避が間に合わない、あるいは回避そのものが非常に危険なタイミングでのことである。後者は、関東地区の交通量のものすごく多い道路であった。片側3車線で、車は90Km/h以上で流れている。車間距離も最低限。これでは回避のしようが無い。撥ねても止まって確かめることもできない。もし止めたらかなりの確率で追突事故が起きるだろうし、現場まで歩いて行くとこれまたかなりの確率で私が撥ねられると思う。
高速道路での動物の飛び出し、これは滅多にないことと思う。高速道路、今までかなりの距離を走ったのだが、実際に動物が飛び出してきたのはこれが初めてなのだから。だけど、もしものとき、やはり冷静に対応しないと危ないかと思う。動物注意の標識、やはり飛び出すこともある、と認識しなくては、と思った。
と、ここまで書いたところで以前、動物と衝突したことがあることを思い出した。これは北陸自動車道の新潟県でのことである。夜、助手席に座っていたとき、目の前にすずめ位の鳥が見え、フロントガラスに当たった。鳥、ほんの一瞬しか見えず、当たった音も小さかった。運転席からは見えなかっただろうから、気がつかない可能性もあると思う。これも・・・見えないものは避けようが無い・・・。
話しかけやすい? 2010/12/05
日米合同演習に写真を写しに行った時のこと、私は10:10頃に着き、滑走路端で写していて、一群の戦闘機が降りた後、みんな一斉に帰り支度を始めたように見えました。時刻は10:30頃です。無線機を持っている人もいるし、この辺りは私よりずっと詳しい人たちですから、出て行った機が降りたのでしょう。私も車に向かって戻り始めました。
で、その時、ごく普通の人(注: まわりの撮影に特に熱心な人ではない・・・) から話しかけられました。”もう終わったのですか?” と。私自身は情報を持っていないので、”多分そうでしょう”と答え、米軍機もいたか、とも聞かれました。こういうこと、私よりもっと詳しい人がいるのだけど、そういう人、雰囲気が異様なので話しかけにくいのかな・・・とも思いました。そういえば、昨年、鉄道の一部が廃止になるときも周りにいた葬式鉄らしい人ではなく、私に聞いてきた観光客もいました。まあ、ああいう人たち、私から見ても雰囲気が違い、話しかけにくく思える人もいるから、私の方がまだましなのだろうな・・・と思えます。
金箔貼り 2010/11/29
金箔貼りの凧を作った。金箔を貼る、ということで普通の画材とはまた違った作業になった。
金箔貼り、趣味のレベルであればそう難しいことではない。手順としては次のようになる。
・貼りたい部分に糊を塗る
・金箔を載せる
・ハケなどで糊のない部分の金箔を落とす
・必要に応じ、保護の塗料を塗る。
私の場合、金箔を扱う店で実際の作業を教わった後での作業だったので、自分で何度か練習した後に箔を貼り、なんとか仕上がった。しかし、箔は決して扱いやすい材料ではなく、おまけに高価なので十分な練習ができるわけではなく多少思うようにはならないこともあった。それについて少々書いてみたい。
まず、箔の材料入手である。目の部分には赤い箔が欲しいし、笹の部分は緑の箔が欲しい。赤は銅箔などがあるかな? と思って調べると着色銀箔がみつかった。どうやって着色したかは詳しく調べなかったけど、Webで見ると赤や緑のほか、青やピンクなども揃っている。これだけあれば足りるだろうと思い、実物を見に行った。ここには各種箔が指先ほどの瓶に入って並んでいた。赤もピンクに近いものまで何色かある。緑も若竹色の他何色かある。持参した黒いリップストップに瓶を載せて色を確かめる。赤と若竹色に決まり。次いで、影に当たる銀の部分である。ここはアルミ、銀、ホワイトゴールド、プラチナがある。値段は銀で約300円(10枚、以下同じ)、ホワイトゴールドで約1600円、そしてプラチナは約4500円。さすがにプラチナは使えない。銀でもよいかな? と思ったけど金の方が張りやすいそうなのと、ホワイトゴールドのほのかな金の色が気に入ってこれを選んだ。このほかに転写につかうあかうつし紙、接着剤を合わせて買う。約4500円になった。
金箔、ご存知の通り、極限の薄さである。息はもちろん、手で扇ぐような弱い風でもひらひらする。箔を扱う人はこれを逆に使って形を整えたりするのだが、普通の人だと形が崩れてしまう。もちろん触ることなど不可能で、わずかな汗で手に張り付いてしまう。金属のピンセントでは穴が開くことにもなる。なので竹の道具などを使うが、熟練がいる。しかし、箔を張るだけなら紙に張り付かせて扱うと良い。この状態ではまあまあ扱いやすく、紙ごと鋏で切ることもできる。高価な素材なので小分けにして貼るには便利である。(実は、その紙もそう安くはないのだが・・・) この、紙に張り付かせるまでが最初うまくゆかず、くしゃくしゃになったりもした。もちろんこうなってしまうと貼ることはできず、捨てるしかない。1枚約170円・・・(泣)
糊、今回は凧がリップストップということで専用の接着剤を使ったが、いわゆる木工用ボンドでも良いそうだ。このとき、接着剤が余分なところに付くとそこに箔が付いてしまう。だから、正確に塗らないといけない。最初型紙を作ってその上から塗ってみたがどうしても隙間に入ってしまう。それなら、とマスキングテープを使ってみた。これならはみ出しは少ない。それでもヒゲ状にはみ出したりもするので注意がいる。と、試行錯誤しながら塗っていったが、この過程で塗るのもうまくなってきたのかもしれないが、マスキングできれいに塗れるようにはなった。
しかし、そのマスキングテープであるが、大きいのが最初見つからなかった。5cm幅のテープはある。だけど、ちょっと大きな形だとこれでは足りない。普通のマスキング用途であれば、直線的な塗りわけだから広い面積でもテープで覆う必要は無く、マスキングテープで新聞紙を貼るなどすればよい。が、今回の用途では前面に糊がないと無理である。探してみると画材店に30cm幅のフイルムがあったので、それを買った。A4であればいわゆるポストイットのシートもあるので、これも便利かもしれない。普通、マスキングでカットするなら、塗料を塗る部分にテープを貼り、それをカッターなどでカットする。刃物の傷がつくがそこには塗料が入り込みので心配は無い。だけど、今回は素材は布。直接カッターで切ると布まで切断されてしまう。なので、薄いプラスチック上でカットし、それを布に貼ることにした。これを貼るときも皺が寄るなど面倒であるが、なんとかなった。実は、隙間が出るのだけど、塗るのが上達したからか接着剤のはみ出しはなかった。また、幅5mmで曲線にしやすいものも使ってみた。これも皺になると隙間ができるが、なんとか貼って塗れた。この接着剤、通常は薄めて刷毛で塗るが、今回は原液のまま塗った。マスキングによってはこれでよいそうだ。但し、極力薄くし、多いところは拭き取ることも必要である。
次は箔貼りである。箔の包みを開くと、箔と紙が交互になっている。箔はこの紙には張り付いていない。箔を写す専用の紙、あかうつし紙を使う。あかうつし紙を箔に載せて紙を擦ると張り付く。最初の練習ではOK。なのでもう一度、と思うと今度はくっつかない。よくよく見るとあかうつし紙も別の紙が挟んである。つまり、別の紙を使っていたわけである。紙を確かめてもう一度行なうとこれはOK。箔はうまく布についたはず・・・。これは、余分な箔をはがすとまだ貼っていない部分の接着剤にくっつくかもしれないので全部貼るまではがさなかったからである。金は細長く貼るのでこれを少々重ねながら繰り返してゆく。
金が終わると次は着色の銀。これは金より厚みがある。なので、あかうつし紙への張り付きもいまひとつ。金はぴったり貼りつくけど銀は滑ってずれてしまう。はさみで切るにしても滑ってゆくので切れない。これは箔に一緒の紙で挟むことでなんとかなった。箔は約10cm角なので、今回のウサギの目(直径2.5cmの円)のようなところには大きすぎる。余裕を持って4cm角位に切って貼ると箔が節約できる。(着色銀箔は1枚約80円・・・) 続いて笹の耳を張って完了。
さて、箔はがしである。接着剤のあるところははくがくっついているから、刷毛などで掃えば取れる。が、どこで掃う? 作業は広いコタツの上でやったので。ここで掃うと部屋中に金箔銀箔が散らばる? ならばと掃除機をそばに置いて掃いながら吸い取らせたけど何のことは無い。ブラシ付きの吸い混み口でそのまま吸い取っても大丈夫だった。ただ、ブラシに箔が残るのでこれは適宜掃いながら行なう。これで部屋に箔が散らばることはなくなったけど・・・それでも少々は残ったようだ。服の袖も後で見ると2箇所くらいキラキラしている。コタツの布団も何箇所か・・・。豪華でよいかな?
で、肝心の掃った結果である。見事に雪ウサギの模様が・・・といいたいところだけど、金箔の部分が余分にくっついてしまっている。どうやらわずかに残ったマスキングテープの糊に箔がついたようだ。これも味になる? と思ったけど失敗にも見えるのでやはり剥がしたい。最初消しゴムと使ったけどこれはだめ。続いてテープに貼って剥がすとこれはきれいに取れた。ただ、本来の部分も剥がれそうなのでこれは注意がいる。
最後に箔の保護用のスプレーを塗って仕上げ。スプレーで多少艶がでた。
箔、これは結構扱うには注意が要る素材ではある。しかし、その光沢は他の方法では出ない色でもある。そして、凧にも十分使える。多少の折り曲げでひび割れは出るそうだけどそう簡単に剥がれることはないそうだ(とはいえリップストップでは多少不安もある) 金、これを前面にというととんでもないことになる。たとえば幅60cm、高さ1mの小さめの凧、全体に貼るとすると2万円を超えることになる。だけど、部分的に使うなら面白いかもしれない。もう少し使ってみたくなった素材である。
ただ、金属箔なので光はほとんど通さない。だから、空に揚げると真っ黒になると思う。地上の光を多少反射するとは思うけど、ほぼ真っ黒だろう。なので、ワンポイントが良いのかもしれない。あるいは、薄い紙に貼っておいてシールみたいに使うか? これも面白そうだ。
初めての干支凧 2010/11/28

干支の凧、作っている人は多いと思います。でも、私は一度も作っていませんでした。これは、私の凧はリップストップ中心で絵を書きにくい素材だから、というのも理由の一つです。絵が描けないと布を縫って模様を作ることになり、結構大変ですから、毎年作るの? と思うとつい面倒になってしまいました。。
でも、使ってみたいと思う模様の一つに雪うさきがありました。雪を丸めたウサギに、赤い木の実の目と細長い葉っぱの耳を付けた雪うさぎ、とてもシンプルなものです。これなら手のかかることが嫌いな私でも作れます。そして・・・使ってみたかった金沢の金箔素材があります。それで作ってみました。干支凧を意識したわけではないのですが、どうせ作るならこの時期に、という気持ちもありました。
さて、雪うさぎ、本来は白地に目や耳、となるのですが、白地に金属箔では弱い? そう思って黒地にしてみました。目と耳だけでは雪うさぎに見えないので、ちょっと白い影を入れました。リップストップ素材には金属箔は少々難しい面もあるのですが、まあまあうまく載ってくれました。金属固有の色、さすがにきれいです。絵具などとは全く違いますね。でも・・・揚がってしまえば雪うさぎも含め、真っ黒で何も見えないと思いますけど。
ところで、金箔と言っているのに金色がない? 実は白い部分、これはホワイトゴールドなんです。なので、ちゃんとした金箔です。
おまけ
黒のリップストップへの金属箔、予想以上に面倒でした。赤と緑は銀のを着色したものです。金箔は貼りやすいのですが、銀は厚くていまひとつ貼りにくいものでした。そして・・・リップストップに接着剤を塗って箔を貼るのですが、このとき余分なところに接着剤がつかないようにマスキングして塗ったのですが、わずかに残ったマスキング素材の糊に箔がついてしまいました。これはテープを使って剥がしました。でも、苦労しただけの色ですね。

目の部分を拡大してみました。赤と緑は銀に着色したものですが、とても良い色です。。

こちらは材料の箔と接着剤です。
10cm少々の正方形で、10枚単位で売られています。
金箔の入手先: 今井金箔 http://www.kinpaku.co.jp/
高速道路、渋滞中の燃費 2010/11/23
浜松での凧揚げ大会の帰り、久しぶりに高速道路の渋滞に巻き込まれてしまった。
高速の渋滞、名古屋地区勤務のときは出かけた帰り、あるいは金沢から名古屋駅への高速バスなどで頻繁に巻き込まれた。金沢に住んでいると渋滞はそう多くない。大都市からの行楽の逆方向になることがおおいから、である。しかし、東名の岡崎IC付近はいつも渋滞しているので、豊橋の凧揚げなどの帰りはここは迂回したりしていた。
今回、浜松から東名を西方向に進むのだけど、まず三ケ日付近に小渋滞があり、その後岡崎IC付近を先頭に18Kmの渋滞、110分と出ていた。渋滞予測は実際には予想ほど長くは無いことが多いのだけど、その半分、約1時間はかかるかな、と思っていたら途中に事故のマークがあった。事故渋滞となるとこれは長い。この付近の迂回路は何度も通っているので確認してみると幸いまだ渋滞は無い。一体下に降りて迂回することにした。
が、途中、意外と車が多い。この道は何度も通っているのだけど、やはり行楽シーズンだから? と思ってカーナビを確認すると渋滞のマークが新たに何箇所も出ている。更に迂回は困難。事故の箇所は抜けているので高速に戻ることにした。18Kmの渋滞は後ろに伸びて20Km位になっているけど途中から入るので12km位になる。渋滞予測どおりなら15分くらい短縮したことになるかな? と思って戻った。
さて、渋滞中の燃費である。ある記事で、ハイブリッド車のプリウスは、高速走行よりも渋滞中の方が燃費が良い、との記載があった。にわかに信じられない内容だけど、低速走行ではエンジンよりモーターの方が効率が良いのでそれもあるかも? と思っていた。で、今回、私の車で渋滞中の燃費が車の燃費計で出ていたのだけど、その結果がとても良い数字だった。
私の車、普段の通勤では8.5Km/l程度で、街中に買い物に出ると7km/l程度に落ちる。郊外の一般道路で信号の少ないところだと15Km/lに上がることもある。で、渋滞中の高速である。今回、平均時速を調べて時間予測をと思ってメーターの操作したのだけど、平均時速と平均燃費が同時にリセットされるので燃費も分かったのである。このときの平均時速は18Km/h程度で高速の渋滞としては中くらいの速さである。普通の渋滞は30Km/h近くでるし、事故渋滞だと10Km/hくらいになる。で、このときの燃費であるが、11Km/l程度であった。高速を普通に走ると15km/l程度で、車の多い東名や名神ではそれより悪く13km/l台に落ちることもあるので、それと大きな差の無い数字となる。少なくとも、通勤などよりはるかに良い。これは意外だった。もうすこし速い渋滞だと更に上がるかもしれない。プリウスで渋滞中のほうが燃費が良い、というのも分かる気がする。
でも、考えてみれば高速道路の渋滞、完全に止まることは街中の信号待ちほど多くは無い。発進するにしても前が使えているのでアクセルをほんの少し踏む程度である。運転としては燃費の良いやり方になるのだと思う。燃費は良くても時間は掛かるのでありがたくないのだが・・・。
駅弁とお酒 2010/11/14
駅弁、これは私にとっては鉄道旅での、一番の楽しみの一つである。だけど、駅弁はだんだん食べにくくなったような気がする。今まで利用していた人も電車が速くなったので出発前や到着後に、ということもあると思う。また、青春18切符でよく使う比較的長距離の新快速は、私は旅の感覚で乗るけれどそうでない人も多く、また混んでいるので食べにくい雰囲気である。また、売っている駅も減ったような気がする。とはいえ、旅に出ると食べたくなるのが駅弁である。
駅弁、高い、という声が聞かれる。値段で言うと駅弁はだいたい1000円前後。一方、コンビニやスーパーに行けば500円程度の弁当が多数ある。その倍、と思えば高く感じる。だけど、駅弁、幕の内弁当はおかずの種類が多い。コンビニ弁当は5,6種類くらいだけど幕の内は10種類以上あったりする。また、コンビニ弁当は揚げ物が多いけれど駅弁は煮物なども結構入っている。そして、土地の名産品も入っていたりする。更に、名産品を生かした弁当も多数ある。○○牛、寿司、カニやウニ、イクラを使ったものもある。コンビニ弁当に比べると質はよいので値段に見合ったものだと思うけれど、値段だけ見ると高く感じてしまうと思う。でも、電車で移り行く景色を見ながらの駅弁、これは格別である。私には、旅の中のちょっとした贅沢であり、旅でなければなかなかできない食事である。
列車旅の食事と言う意味では食堂車もある。今は寝台特急の予約制のものがほとんどであり、これは特別なものであるが、昼の特急でも何回か利用した。食べたのはとんかつなどの定食類、そしてカレーライスである。残念ながら相当前に数回利用した程度で、記憶も定かではない。最初に利用したのは青森発大阪行きの昼間の特急、白鳥であった。その頃、食堂車は高くてまずい、なんていわれていたけれど、好奇心もあって利用した。印象としては、入ってすぐ、テーブルと椅子が大衆食堂程度? と感じたことである。それほど幅の無い電車に、4人座れるテーブルを両側に並べるため、テーブルは狭く、椅子も大きなものは入れられなかったのだろう。でも、パイプを使った椅子? もうちょっと良いものでも? と感じたように思う。だけど、値段と味、これはこれは特に不満もなかった。その日、朝と昼、二度食堂車に行ったくらいである。こちらも移り変わる景色を見ながらの食事を楽しんだ、と言いたいところだけど、初めての緊張もあってか、あまり思い出が無いのが残念である。その後、上野から金沢行きの白山も利用している。特別な食事ではなくても、長い乗車で座席から食堂車に歩いて食事、ということで気分転換にもなった。その後に廃止がうわさされたこともあり、その頃時々乗っていた名古屋から富山までのしらさぎで利用した。末期ということもあって簡易営業であり、メニューは軽食のみ。食べたのはカレーライスであったが紙皿に使い捨てのスプーンであった。味はまあまあだったけれど、これが昼の最後の食堂車利用になった。
その後、寝台特急北斗星での食事することができた。時間指定で遅い時間の予約だった。札幌を出て車内で時間をつぶしての夕食。丁度良い時間であった。値段は1万円。厳しく言えば、同じ値段でもっと良いところはいくらでもある、となるのだと思うけれど、ここは食堂車である。雰囲気もよく、満足感も高かった。暗く景色としては町の明かりなどになるのだけど、これもまた良かった。ただ、揺れはあり、ワインなどを注ぐ際、ちょっと気を使ったように思う。食堂車、今となっては利用するには寝台特急に乗るしかなく、簡単に利用できないのが残念である。
食堂車の利用は難しくなったけど、駅弁はまだ健在である。さて、駅弁、どこで買うか? 特急列車なら車内でも買えるけど、やはり駅で買う方がいろいろと選べて良いと思う。車内販売ではワゴン販売なのでどうしても種類が限られることが多い。新幹線で買ったときなど、2回続けて幕の内が1種類だけ、ということがあった。これはあまりにも寂しい。いろいろある中から最終的に幕の内を選んだのならともかく、初めからこれ一つ、では寂しい。もっとも、私の良く利用する北陸線の特急はもう少し選択できるようだ。だけど、たとえば金沢駅では、周辺の駅のものを含めて十数種類はあるように思えるし、福井駅ではかにめしだけで3種類あった。やはり駅の方がいろいろと選べると思う。しかし、駅では基本的のその駅の駅版だけだけど、電車では複数の駅の名産弁当を扱っていることもあり、魅力もある。買う場所といえば、ビールなどの飲み物、これは弁当と一緒に買うことが多いけど、すぐに食べないなら、ビー巣は車内販売のほうが冷えていて良いようにも思う。なので、ビールだけは車内販売で買うことも少なくない。
駅弁、買った後の食べるタイミングもちょっと難しいこともある。列車が空いていればよいけど、隣に他人がいると食べにくく思えることもある。電車、最初が混んでいて少し走れば降りる人もでてくる、と言う場合少し待つこともある。が、なかなか空席にはなってくれない。そうなると食べるタイミングを逃すこともある? その点、グリーン車は一人席もあって隣を気にすることなく食べられるのだが、そう簡単には乗れない。
さて、車内での楽しみ、もう一つはやはりお酒だろう。車窓を見ながらビール、あるいはウィスキー、これもまた楽しい。ビールは飲むとどうしてもトイレに行きたくなるので、高速バスではちょっと飲みにくい。バスにもトイレがあるけど揺れる狭い通路は歩きにくいし、テーブルは万一の際に怪我をひどくする可能性があると思うと積極的に使えない。その点電車は安心できる。缶やビンを窓におけることも多いし、ゆれも少ない。景色を見ながらのお酒はやはり列車だと思う。
列車でのお酒で、一番の思い出は京都から長崎に向かった寝台特急である。B寝台の個室があったのでそれを使った。京都駅、20:00頃の発車を待つ人は非常に少なく寂しかったのだが、列車は大阪神戸と、通勤帰りの人の中を走る。ホームに止まると、次の電車を待つ人が並んでいて、そんな中を個室でお酒を飲みながらの旅である。とても贅沢だけど、なんだか申し訳ないような気持ちで見ていた。この寝台特急、乗った翌年あたりに廃止になってしまった。これももうできない贅沢である。
旅のお酒、もう一つの贅沢は朝のお酒だろう。これもまた格別である。朝の光の中でお酒を飲んでいると、ものすごい贅沢をしているような気持ちになる。とはいえ、旅の朝、ただ列車に乗っているだけではなく、どこかへ行く途中だったりする。だから、飲むにしても限度がある。もっとも、朝電車の中でウィスキー、乗り継いだ飛行機の中でもビール、なんて旅をやったこともある。もちろん総量は抑えているので、空港についてちゃんと電車に乗り、博物館を回っている。
駅弁とビール、列車に乗るにしてもゆっくり乗ることが減ってきた。駅弁を食べるにしても楽しみながら、ということが減ってきたように思う。食事時間がなく、急いで食べることも多くなってきた。とても残念である。
大雨 2010/11/14
雨、最近は強い雨が多いな、と感じていた。雨、静かに降るイメージが強かった。音を立てて降る雨、そんなに多くなかったような感覚がある。だけど、最近はそういう雨が珍しくないように思う。道路を車で走っていても排水が追いつかずに水しぶきが上がる様なことも多くなったし、雨上がりで歩道などに流れてきた砂などが溜まることもある。そして、窓が閉まっていても雨の音を感じるような強い雨、これも多いよう気がしていた。
強雨がふえたこと、感覚だけかと思ったら、全国の統計ではやはり回数が増えているそうだ。1時間に50mm以上の雨、発生回数は増えているそうだ。でも、その一方で総雨量に大きな差は無いとか。私は、なんとなく雨量も増えているように思えたのだが、これは気のせいだったのかもしない。
さて、先日の朝、出社する直前、強い雨が降っていた。今年初めての霰混じりの雨だった。出社で、扉をあけた瞬間、鮮やかな虹が目に飛び込んできた。朝の低い太陽からの虹、暗い厚い雲を背景にして、半円きれいに切れることのない高く大きな虹。見事、と言うほかはなかった。
車に話す 2010/11/7
映画などで、コンピュータと話をする、というのは良くある。コンピュータ、喋るのは多少不自然さはあるにしてもそう難しいことではない。喋る自動販売機なんて30年以上前からある。一方、音声認識はそれよりは難しいもののある程度可能になっている。
さて、私の車にも音声認識機能がついている。といっても、話をするほどの機能はない。各種スイッチ操作の代わりをする程度のものである。そして、いつ話してよいわけではなく、スイッチで音声認識を働かせてから、である。これ、車の中で一人喋るのはなんだか変な感じもして使っていなかったのだが、息子と乗ったときに動かしてみた。特定の単語のみ、とはいえ意外と良く認識してくれる、というのが正直なところである。コマンド一覧など、画面に表示される単語であればほぼ認識してくれる。で、ふと気がついてあれこれ言って見るとコマンドのほかにも認識してくれることがわかった。たとえば、”ラジオ”というとオーディオをラジオに切り替えてくれる。面白いな、というのが正直なところである。
これを使う必要性は薄いだろうな、と思う。操作でいえば音声で行うよりもスイッチを何回か押した方が早い。最初にボタンを押し、応答を待って喋る、というのを繰り返す。ボタン操作なら10秒で出来そうなところが1分位かかりそうだ。ボタン操作をしなくてすむから運転で安全? と思えそうだけど、喋ることに集中すると余計危ない。ハンドルから手が離せないようなときに便利? そんなときはオーディオやカーナビの操作どころではないだろう。
ということで、実用性がないけれど、未来的で面白いと思う、というのが感想である。認識、大体良いのだけど、ラジオで選局までできると便利なのだが・・・と思う。旅先で曲が変わると設定して探すのにちょっと手間がかかる。そんなとき、”NHK”といって探してくれると便利だと思うが、そこまでしてくれない。
あと・・・認識にもちょっとコツがいるようだ。AMラジオにしたくて”AM”というと認識してくれるのだが、”FM”と似ているからか誤認識しやすい。”えいえむ”ではFMと認識されることもあるが、”えーえむ”といえ誤認識が少ない。こんな感じで少し遊べたが・・・、おもちゃにしてはすごく高価である。
なお、数少ない実用になる状況、カーナビで”自宅に帰る”の設定である。これはすぐに認識してくれる。
航空祭の撮影で思ったこと 2010/11/7
航空祭での撮影、久しぶりに2枚目のメモリも使った。結果で見れば1枚分ぎりぎりだったけど、やはり余裕を持って交換したい。私の場合、フイルム撮影の癖もあり? 無駄な連写などしないのと、長い高価なレンズを持っていないので大体この程度の撮影枚数である。また、この日は曇り空なのでちょっと撮影が抑えられたこともあると思う。
さて、航空祭でみていると撮影者、なかなか壮観である。カメラは飛行機に向けて一斉に動く。私は、上昇してしまうと機体を狙えないのでカメラを下ろしてしまう。そんなとき、周囲を見ると大砲のようなレンズが全て上に向いている。なんだか飛行機をミサイルか何かで狙っているような光景である。(狙っていることには違いないのだが)
そんな撮影者を見ていてつい、気になってしまうこともあった。半分は余計なお世話なのだが、愚痴と思って読んでいただきたい。
○動き回わると・・・。
まずは動き回る撮影者である。航空祭では、飛んでいる飛行機を撮影する際、ほとんどの人はあまり動かずに写している。遠い機を狙うのに少々動いてみたところで構図は変わらない。もちろん、100mも移動すれば多少変わってくるが、それは現実的ではない。それよりも重要なのはシャッタータイミングである。機が動いているのだから、写すタイミングで機体の角度が変わってくる。なので、カメラの向きを変えたり、レンズ交換などで少し動くことはあるにしても、立っている位置はほとんど動かない。そして、撮影位置は機材を扱うための空間を確保するため、またお互いに遮るなどの邪魔にならないように自然に適度な間隔を置いて立つことになる。縄張りとはちょっと違うが、お互いに写しやすい間隔を尊重しあった結果である。
そんな中、にわかカメラマンと思える爺様が写しながらうろうろしていた。撮影、たしかに向きによっては背の高い人が邪魔になることもある。私は、どのあたりに背の高い人がいるか、把握してシャッタータイミングを見極めていた。だから、ちょっと遠いけど、もうすぐ人の頭が写りこむから早めに写しておく、となる。(実際には障害が写り込むまでシャッターを切ることもあるけど)
そういう状況で、動き回っている人がいるとこれは迷惑である。誰もいないはずの方向にカメラを向けたら不意に影になってしまったり、またカメラの向きを変えようとしたらすぐ近くにいて驚くことになる。また、私自身、近くの人の写真に写りこむ可能性もあるので、多少動くにしても邪魔にならないように注意してるのだけど、動き回られてはそれもできない。多分、一度は邪魔してしまったと思うが、まあそれは仕方ないと思う。
なお、動き回るのがだめ、というつもりは全く無い。撮影しない人などは結構移動している。これは必要なことなので止めるつもりは無い。でも、移動する人は動きがだいたい予測できるし、遮られるのは一瞬である。これを意識して写すのも腕のうちだろう。ただ・・・止まって写真を撮るとなると違ってくる。動きの予想が出来ないし、しばらくじっとされる。同じ撮影者ながら迷惑だな、とつい思ってしまう。
○いちいち確認?
これも某爺様の行動。写真を写したあと、毎回結果を背面液晶で確認していた。私も、露出補正などが難しい写真であればいちいち確認する。これは、結果を見て補正を変え、次の撮影にフィードバックするからである。だから、その必要が無いときは結果の確認などしない。風景なら失敗とわかれば取り直せるけど飛行機ならもう飛んでいってしまっているから撮りなおせない。また、背面液晶程度ではピントの確認は難しい。いちいち確認しても無駄なのでやらない。実際、毎回確認している人はほとんどいない。大抵の場合、失敗ならだいたいシャッターを切ったときにわかる。ピントが合っていないとか、構図がおかしいとか・・・。で、いちいち確認しているとなぜか妙に気になってしまう。
○無駄な連写?
これは写す人の勝手であることは十分承知してのことであることを前もって書いておく。
航空祭には高価なカメラも集まる。そういうカメラ、連写が早く、秒10枚位まで可能である。実際、それで連写している人もいる。これは音ですぐにわかる。そして、3秒以上連写を続けている人がいた。これがスポーツならば連写はわかる。人の手や足の動きは非常に早く、タイミングよく写すのはプロでも困難である。また、同じく人など動きの予想がしにくい場合も連写は有効だろう。だけど・・・飛行機は違うと思う。0.1秒経過するとその分動きはするけど姿勢が大きく変わることは少ない。時には連写で稼ぐ必要もあるかと思うが、そうではないときにも無駄に連写しているように思えてならない。私の場合、フイルム時代の影響か、極力抑えて写す。接近中の飛行機であれば、多少タイミングを変えて何枚か写しはする。また、手振れを防ぐための連射もするけど、そうでなければ同じような写真が並ぶことはまずない。接近してくる飛行機を写すとき、角度を変えて何回か写しはするが、それぞれ良いと思うタイミングでシャッターを切る。もっとも・・・私は画質を優先しているのでRAWと呼ばれる形式で保存している。サイズが大きいので、12枚位しか連写ができない。そのためもあるかもしれない。
連写、シャッター音が心地よいので、そのために連写しているのかな? などと思ってしまう。
これは以前にも書いたことであるが、昨年は航空祭でマニュアルカメラで撮影した。フイルムの手動巻き上げなので、タイミングをみて1枚、2枚。そんな感じである。連写し続ける人の隣でそういう撮影するのも楽しいものである。一連の撮影の間に1枚だけ撮ってにやり。やってみたいものである。
社名を背負って? 2010/11/6
町を車で走っていて無茶なあるいは荒っぽい運転をしている車を見ることがある。そんな車の一部、会社名が入った車だったりする。好意的に考えれば、業務上の理由などで急がなければならないのかな・・・となるのだけど、無茶な運転を見ると会社の宣伝効果からいえば逆効果かな、と思ってしまう。
さて、私の会社では、近くへの出張、と言うには大げさな距離のことが多いのだけど、行き先によっては自家用車を使って移動することがある。路線バスが限られるし、数人まとまるような場合はその方が効率的だからである。(一度車で帰宅して、そこからバス、ということもある)
先日、金沢郊外から富山まで数人で出張、となった。当然、誰かの車で、の予定であったが、それを聞きつけた人から”○○を2つ、ついでに運んで”と頼まれてしまった。○○、1つなら私の車(セダン)、そう大きくは無いトランクにも入るのだが、2つは無理。ということで、会社の荷物車を使うことになった。
この荷物車、ワンボックスのバンなので人が乗るには座席、乗り心地がいまひとつだけど(中途半端に?)大きなものを運ぶので仕方ない。いつもの車とは大きさなどもだいぶ違うけれど、これも仕方ない。そして・・・車の前と横に会社のロゴが入っている。慣れない車で、まさに会社の名前を背負って走ることになる。変な割り込みなどをすると、”○○社は・・・”なんて思われてしまうかもしれない。そう思うとやはり慎重になる。ワンボックスタイプは久しぶりの2回目。しかも初めてのディーゼル車。高さが高いのと、ドアミラーとバックミラーの見え方が違うとか、運転に気を使いながら走った。一般道路から高速に入って車が減ってすこしほっとする。そして、目的地について駐車場に慎重に、枠内に正確にとめて後ろの余裕を念のため確かめると、”樹木保護のため後進駐車厳禁”と大きく書かれている。これはまずい、と急いで入れなおし・・・。
まあ、ここまで気を使うことも無いのかもしれないけど、社名を背負っての運転、疲れた・・・というのが正直なところである。
パソコンで作るミニ凧 2010/11/3
今年の夏から簡単なミニ凧を作り始めた。手のひら位の大きさのもので、主に子供に配るために作った。この位の凧、作っている人は少なくなく、私もそれを参考にさせてもらっている。にもかかわらず、ずうずうしくも作り方を紹介しようと思う。数多く作るため、パソコンベースに量産する方法として、紹介する。
まず、作るミニ凧。大きさの目安は高さで8〜12cm程度である。縦長の方がやや安定はよさそうに思う。形は円でも四角でもよい。左右対称が原則だけど、少しなら非対称でも大丈夫である。素材はコピー用紙。骨は無く、折り曲げることで形を保ち、反りとしている。これに尻尾と揚げ糸をつけただけ。それで揚ってくれる。
(1) 絵
タイトルどおり、パソコンで作る。使うソフト、WordやEXCELなど、何でも良い。A4の紙に自由に絵などを配置できれば良い。
私はEXCELを使った。
絵は、Officeの標準的な図形の機能、楕円や四角形などを組み合わせて描いた。重ね合わせて余計なところを裏に隠すようにしながら書くと結構複雑な図もかける。立体的に見えるようにする機能もあるし、色塗りでグラディエーションをつけるとこれまた立体的に見える。もちろん本格的な描画のソフトを使っても良いが、これでも結構書ける。文字も割りと自由に書ける。簡単な図形なのだけど、色を塗ると良い感じになる。もちろん武者絵など本式に書くのは無理だけど、これはスキャナで読み取ったり写真などから貼り付けてもよい。
あと、Webなどあちこちに既成の図や絵があるのでそれを使うこともできる。但し、著作権には十分注意して欲しい。配布に制限があったりする。
凧、だいたいA4に4〜6枚配置できると思う。描いた図形をコピーして並べる。
パソコンで、図形を使った場合、色を簡単に変えることができる。だから、基本的な図をひとつ作って色を変えると数種類色違いを作ることもできる。写真の例、これは私の”色鉛筆”である。これを含めて色違いで4つ作ってみた。

(2) 糸巻き
ミニ凧、竹ひごの先につけて楽しんでいる人も多い。これなら地面に刺すこともできるし、風が無くても振って揚げる事も出来る。だけど、私は糸巻きを作った。これは、竹ひごでは長くなり、持ち運びにくいからである。糸巻きなら凧を含めてもはがき大になるので、カメラなどのかばんに入る。
糸巻きは、厚紙を切り抜いてつくる。大きさは4cm×3cm。糸を巻く部分を5mmほど切っておく。軸は爪楊枝。安全のため尖った先端を切り、紙に接着する。私はエポキシ系接着剤を使った。爪楊枝の先端にたっぷりつけて紙の上におくと接着剤が自然に広がって良い感じにくっついてくれる。
揚げ糸は、ポリエステルの普通生地用(#60)のミシン糸を使った。糸の先端に輪を作って糸巻きに通し、抜けないようにして巻く。長さは3mもあれば十分だろう。糸を巻いて、糸巻きの上に切り込みに通して糸を留める。
揚げ糸、白でもよいが、色が付いていても良いと思う。巻いた状態で見やすいことも理由の一つである。
(3) 印刷、切り抜き、折り曲げ
凧を印刷する。
印刷する紙はコピー用紙である。ちょっと重いけど、手軽で印刷しやすい。折り曲げて形が維持できるなら、他の紙でも良いと思う。折り紙でも良い。
印刷後、鋏などで切り抜いて2つ折にする。印刷は早いけどミニ凧は数分はかかるので調子にのって印刷しすぎないように・・・。
(4) 糸付け
凧に糸を付ける。1本糸目なので、揚げ糸をそのまま付ける。場所は上から1/3あるいは2/5あたり。これは形によっても違うので調整して欲しい。
糸は、縫い針に通して糸目位置に刺し、裏からテープで止める。簡単だがこれで十分である。表からの見た目も良い。


(5) 尻尾付け
尻尾、簡単なのは毛糸である。これなら必要な長さ(40〜60cm程度)に切るだけである。色がきれいなのが良い。ただ、ちょっと重い。これを、紙を切るなどして作れば軽くなるのでより小さい凧でも揚りやすい。
尻尾は下の中央にテープなどで付ける。私はメンディングテープを使った。これは貼ると見えなくなるので使いやすい。もちろん、紙のテープであれば糊でつけるとより美しくなる。
凧としてはこれで完成である。
(6) 袋入れ
凧、このままでは持ち歩きにくいので袋に入れる。大きさは凧にあわせるが、はがき程度の大きさでよいだろう。毛糸の尻尾は巻いて最後にきつく引いて固定。糸巻きと一緒に入れる。これなら配りやすい。
さて、ミニ凧、いかがだろうか? パソコンを使うと簡単に量産できる、手軽な凧である。
パソコン、ファンを変えたら? 変えたけど? 2010/11/2
昔の、初期のパソコン、ファン(冷却用の小型換気扇みたいなもの)は付いていなかった。CPUにも放熱器さえなかった頃もある。つまり、積極的に冷やすほどの熱が出なかったのである。その後、性能の向上で消費電力はどんどん増え、CPUの消費電力は大きくなり、グラフィックボードも高熱源になった。発熱量は大きく、それぞれファンが必須となった。こんな高熱源があるので当然ケースにもファンは必須・・・。気がついたらパソコンはファンだらけになってしまった。手元のPCで数えてみると5つも付いている。もっと多いPCもあると思う。初期のPCは無音だったが、今のPCは結構音も大きい。言うまでも無くファンが一番の騒音源である。(もちろん、ゲームなどの効果音はもっと大きいけど) ファンの音、職場などでは気が付かないこともあるけど、家庭で、静かな夜中には結構大きいと感じる。このうち、CPUやグラフィックボード、一部のケースのファンはそのときの状況によって強弱調整してくれるので負荷が軽ければ静かにもなるけれど、そうでないファンは高速で回りっぱなしだとこれが結構うるさい。
実は、最近用意したPCの1台、これがうるさかった。安いケースだからかと思う。音源はもちろんファン。まず目に付いた背面のファンを交換してみようと思い、買いに行った。サイズ、約8cmのものが付いているが一回り大きなもの用の穴も開いていたので一回り大きい9cmを探した。これが意外と高い。静音などと書いてあるものでは、一番安いものでも約700円だった。更に大きい12cmのものは1000円位からで、2000円以上のものもある。扇風機が2000円で買えると思うと相当高く思える。結局、静音で一番安い700円のものを買った。(注: 普通のものは300円程度からある)
交換、これは簡単である。ネジを外して新しいものに変えるだけ。で、電源を入れると、やっぱりうるさい? 背面のファンは静かになったのだけど、前面の12cmのファンもうるさかったのである。ためしに手を突っ込んで(注: 回転の向きなどを確認して、危険の少ない方向からやっています)強引に止めてみると、かなり静かになる。これも変えるか・・・。でも、ファンを変えて静かになるのなら投資の効果はあると思った。
で、もう1台、交換してみた。こちらは音が大きいと感じた前面ファンのみ。このPC、全体ではそれほど音は大きくは無いのだが、週末はバックアップのために深夜も動かしているのでより静かな方がよい、と思ってのことである。
このPC、前面ファンの交換は面倒である。一度HDDのほとんどを外さなくてはならない。そのためにはグラフィックボードも外す必要がある。そのためには光学ドライブのケーブルも・・・。と、面倒ではあったが実施してみた。この機会にHDDのケーブルを変えて整理する目的もあった。(増設、交換の繰り返しで網のようになっている部分もあった・・・)
で、苦労して交換すると、ファン自体は確かに少し静かになったのだけど、全体では変わらない? どうやら、ファン自体の音よりもケースの吸気の風切音の音のため? 全体ではほとんど変わらない感じだった。多少とはいえファン代を投資し、交換に苦労した割には無意味な仕事だった。更に静かにするには、ケース自体の加工などが必要になると思う。
パソコンの音、究極の対策は水冷になる。そこまで行かなくても、CPUファンや交換のグラフィックボードファンなど多数の静音の部品が売られている。それだけうるさい、ということなのだか・・・効果を上げるのはお金もかかる。
ハードディスク増設のはなし 2010/10/27
HDD(ハードディスク)、どんどん容量が増えている。市販のPCでは1T(1000G)以上内蔵のものも珍しくない。これだけ必要な人はどのくらい? とつい思ってしまう。実際のところ、会社で使っているPCでは100G以下でも十分足りる。なので1Tというのはものすごい大容量になってしまうが、動画を扱うなら決して多すぎない容量だと思う。最近の動画、たとえばテレビの映画などを高画質で録画するとすぐに10G近くなる。100本で1Tである。動画以外では写真が比較的容量が大きいけれど、通常の記憶方式、JPEGであればそんなにではないが、RAWで撮っている人なら結構大きな量になる。必要な人がどれだけいるか分からないけれど、大容量のHDDも安くなってきたので、家庭用ではHDDは大きい方がよい、と言うことなのかと思う。
さて、私のPC、以前からHDDをいくつも買って増設/交換している。HDD、これは大きさと接続の規格さえ注意すれば比較的簡単に増設、交換できる。PC内に固定(小型でも2台位は収納できるものが多い)、電源と信号線のケーブルを繋ぐだけである。但し、たとえばWindowsで使えるようにするには、設定等が必要になる。
私が今までに何台も増設/交換したけれど故障は1台も無く、全て容量が不足のためである。そして、今回も1台、新たに交換した。
私のPC、HDDは合計7台入れている(1台はSSD)。7台と言うと多いようだけど、小容量のものも混じっていて、交換前は合計は約3.5Tだった。その中でデータ/写真用は1T。今回、これを交換した。データ/写真用のHDD、実は使用量は7割弱だった。多いけどまだ余裕はある。容量を増やしたのはバックアップ用が足りなくなったためである。
ここでバックアップについて書いてみよう。HDDの容量が1Tともなると、普通のDVDなどではバックアップは無理である。DVDでは100枚以上になるし、大容量のブルーレイでも20枚以上になる。普段は差分のみバックアップするとしてもフルバックアップはたまには必要で20枚以上の媒体を交換しながら行うのはちょっと現実的ではない。そして、安くなったとはいえブルーレイの媒体20枚となるとちょっとした値段になる。ということで、手軽なのは同じHDDでのバックアップである。これなら容量が大きいので自動でできるし、価格もDVD-RW100枚より安い。ということで、私はHDDにバックアップを取っている。さすがにフルバックアップになると(手間は掛からないにしても)数時間以上なので、これは夜中に行っている。
私の場合、バックアップ対象はデータだけである。OSやアプリケーションは、もし失われても手間さえかければほぼ復旧できる。故障したときはどうせOSの再インストールから始めるだろうから、バックアップはしていない。データのバックアップは、PC内のHDDと、外付けで2重に行っている。外付けは自動で毎週、内蔵は適宜手作業で行っている。その、外付けのHDDが、写真が増えてきたために一杯になったのである。
HDD増設、いつも5〜7000円位のものを買っていた。だいたいこのあたりが割安だったから、である。2T、これよりちょっと高い。1.5Tもあるけど数字が半端に思え、きり良く2Tにした。今回、新しく買ったHDDをメインのデータ用にして、内蔵のバックアップ用はそのままに、余った内蔵用HDDは外付けのバックアップ用に回した。”内蔵用のHDDを外付けに?” 実は外付けのHDD、内蔵用のHDDに電源とケース、USBのI・Fをつけたようなものなので、強引に分解、交換した。当然、保障外だし、壊してしまう危険もあるのでお勧めしない。なお、外した0.5TのHDD、これは別のPCに転用した。
HDD、バックアップは是非薦めたい。私は簡単に内部に増設などしているけど、メーカ製PCは保障が効かなくなることもあるので、ちょっと手を入れにくいと思う。 手軽なのは外付け、そしてバックアップはツールなどで自動での定期的な実施が良いと思う。
余談:
データ用HDD、ごくまれに切り離されてしまう障害が起きていた。コネクタの緩み? と思って刺しなおして回復していたのだが、今回環境移行用にHDDのコピーしようとしたとき、頻繁に障害が起きてしまった。原因・・・どうやらSATAのケーブルらしい。高速用のHDDなのに以前からのケーブルで、これは低速用だったようだ。普段は大きな影響は無いけど、バックアップで頻繁に読み書きするとノイズの影響が出やすいのかもしれない。とりあえず高速用(要するに高いもの)でやや短いケーブルに変えたところ、障害は無くなった。ケーブル・・・けちってはいけない、ということか?
しかし・・・あと6本交換するとなると、4000円以上になる。(安いHDDが買える?)
ますのすし 2010/10/18
ますのすし、富山の特産品の一つである。富山市近辺には製造元がいくつもあり、その数は30以上と言われている。その中では、駅弁として販売している”源”が一番知られていると思う。富山県外でも売られているし、各地で開催される駅弁フェアなどでも手に入る。ますのすしというと源のものを思い浮かべる人も多いだろう。最近ではホテルニューオータニ高岡も高速道路のサービスエリアで販売していて手軽に買えるようになっている。しかし、そのほかのもの、手作業で少量しか作らないところも多数あり、富山市以外ではまず手に入りにくいだろう。私は、富山市に所要で行くと夕食用に一つ二つ買って帰ることが多く、その際なるべくいろんな製造元のを買うようにしている。比較的入手しやすいものが中心ではあるけれど、それでも10種類以上食べていると思う。
富山の人の一部、駅弁の源は一番まずい、なんていう人もいるが、全てを食べ比べての意見ではないだろう。製造数が非常に少ないものもあるそうなので、全てを買うのはちょっと難しい。源は、駅弁として売れるだけの数を作ることができるので、量産のイメージが強いからこう言われるのだろう。私の食べた範囲では、源のますのすしは、個性的ではないが、味としては優等生的で十分おいしいと思う。源でも昔ながらの手作りのますのすしも限定で売っているので、他より劣るということは無いと思う。実際に食べた範囲でも、源よりもまずい、と言うわけではないが好みに合わないものもあった。大雑把に言うと、源のものよりも個性が強いものが多く、多少の好き嫌いが出ると思う。
そういう、ちょっと変わったますのすしの入手先である。私の場合、直販店で買うこともあるけれど、いくつかまとめて売っている所があるのでそういうところを利用することが多い。富山駅前には3種類位売っている所があるし、繁華街のデパートでは7,8種類位売っている。また、富山空港でも、3,4種類は買える。いろいろと買うには便利である。製造元の直販店に行くと、当然その店のものしか買えないので便利である。
こういうところでは味の特徴が書かれていたり、また聞けば教えてくれたりする。それを参考にして買うのがよいと思う。2つ以上、性格の違うようなものを買って食べ比べるのも面白いと思う。もちろん、通り道に直販店があれば入ってみても良い。私の10種類程度の経験上、まずい、と感じるものは無かった。ただ、人によって味の好みはある。家族の意見でも、”これは次ぎ止めようね”というのもあった。私にはそうは思えなかったし、結局全部食べているのだから、他のがもっと好みに合う、と言う程度の違いである。
さて、ますのすしの食べ方である。ますのすしは円形で、笹で包まれて丸い入れ物に入っている。竹と輪ゴムで押しをした状態で売られている。大きさでは、丸いすしを8等分する位が適当である。すしには大抵、小さなプラスチックのナイフも付いているので、旅先ではそれを使うと良いだろう。
ここで、ますのすしの切り方について書いてみる。あるますのすしでは、パンフレットに”笹に包まれたまま切る”と書かれていた。これは、いろいろと言われている方法ではある。駅弁の話では、広く知られてはいる。ある鉄道関連の本では、特急列車の車掌さんに教わった、と紹介されている。また、某インターネット百科事典でもそのように書かれている。たしかに食べやすい。駅弁として電車の中で食べるならこれも良い方法である。が、家庭など広めのテーブルの上で食べるなら、私はこの方法は推奨しない。桶から取り出して蓋に載せ(このとき、製造元によって上下は異なる)、笹を広げる。そうすると、笹の濃い緑の真ん中に薄オレンジ色のますが乗る。この、鮮やかな色の対比は非常に美しく、切るのがもったいないと思えるほどである。この美しさも枡のすしの大きな特徴であり、一層おいしく感じられると思う。包んだまま切ってしまうと小さな一切れの中での色の対比なのでちょっと寂しい。また、切る場所によっては笹の小片が表面に残ることもある。そういう意味で、テーブルさえ広ければ広げて切って欲しいな、と思う。
富山のますのすし、見た目も良いし味も良い。押し寿司なので翌日でも食べられるものが多い(最近は生に近いものもあるので、買う際にはご注意を)。お土産にも手ごろである。
無線LANと有線LAN 2010/10/18
インターネットなどの接続のため、あるいは2台以上のPCを繋ぐため、家庭でもLANを使うことが多くなってきている。最近は家庭用プリンタでもLANで繋げるものがでてきている。
家庭でのLAN、無線が結構多いと思う。面倒な配線がいらないし、ノートPCならどこでもつかうことができる。自宅で、設定のためにアクセスポイント一覧を出してみると5箇所ぐらいはすぐに表示される。それだけ普及している、ということだろう。私の家では有線LANと無線LANを併用していて、ノートPCのほか、子供のPCがデスクトップ機だけど無線LANで繋いでいる。
さて、子供のPCが壊れたため、部品を流用して新たに一台用意した。今の時期、OSはWindows7になるだろう。古いPCはXIだけど、今XPを選ぶ理由はない。XPからWindows7に移行する場合、多少不都合がある。ソフトはほとんどが動くのだが、周辺機器ではWindows7用のドライバが必要になる。比較的新しい機器はWindows7用のドライバが用意されているのでそれを使えばよい。自動でドライバが設定される場合もある。
で、無線LANである。これはUSBで接続するものだった。長さは6cm程度のものをPCの背面に繋いでいた。これを調べてみると、Windows7用のドライバが無いのである。古い機器なので仕方ないかと思う。VISTAには対応しているので一応、繋いでみたけどドライバは自動では組み込まれなかった。
LANなし、というわけではいかないので新しく必要になる。この機会に有線に変更、というのも考えた。実は、今の機器、少々古いので新しい機器との接続に若干不安があったからである。その点、有線LANならそんな面倒は無い。ただ、部屋の隅にケーブルを這わせなくてはならない。長さも最短で7mはいる。それでも良いかな、と思いつつ店に行った。
LANケーブル、10mは一番安いものなら900円程度であるけど、1Gbps対応は少し高くなり、またカーペットの下を通しやすいフラットのものは更に高くて2千円以上する。思っていたより高いな、と思いながら無線LANの子機を見てみるとこれが意外と安い。ゲーム機用は1000円を割っている。また、パソコン用で一番安いものは1100円位である。ただ、これは無線の規格が最新のもの専用で、これは使えない。使えるものはやや高くなり、約1300円程度で2社から出ていた。もちろん、もっと高価なものもあるが、これで十分である。
この値段、買おうとしていた10mのケーブルと比べると、最安のものよりは高いけど、高価なケーブルより安い。なので、今回も無線LANにした。接続がちょと心配だったけど、ドライバを入れて差し込んでみるとあっけないくらい簡単に接続できた。
有線LANだと、会社はもちろん家庭でも10m位はすぐに必要になる。ノートPCはほとんど無線LANが内蔵になっているし、親機側も無線LANだから高い、と言う感じではないので、家庭ではわざわざ有線LANに、と言う必要もなさそうに思える。転送速度で言えば有線LANの方が早いけれど、大量のデータ転送かなければ無線でも足りる。LANと言えば無線、そういう時代なのかもしれない。
はさみのはなし 2010/10/9

鋏、買い換えた。職場で使うものなのだが、以前より鋏をつかうことが増えそうなことが理由であり、今あるものは(貸したら)乱暴な使い方をされてこともあって2箇所ほど痛みがあったことが理由である。買い換えた鋏、以前と同じ製品である。その製品が気に入っているのが大きな理由であるが、30年以上前に買ったのと同じ製品があること自体大きな驚きでもある。
ここで私の買った鋏を紹介すると、商品名は”ネバノン”である。大きさは3種類あり、私の買っているのは中間である。
鋏、文房具の中では完成度の高い道具なので良い製品であればモデルチェンジなど必要は無いと思う。それでも、少なくとも30年間、モデルチェンジしないで売られているのはそれだけ売れている、と言うことになると思う。
ネバノン、実は決して安くは無い。価格は約3千円。小さな鋏としては高い方である。だけど、高いだけあって非常に切れ味は良い。精度が高いので根元から刃先まで緩み無く重くも無く、すっと切れる。そして、大きさや形も適切なので持ちやすく、長く使っても指が痛くなるようなことは無い。もうひとつ特徴は、名前の由来になっている、コーティングである。たとえば梱包用のテープなどを切ると刃に粘着材がくっついてしまうことはよくある。そして、くっついた粘着材は非常に取れにくい。が、ネバノンはコーティングのおかげで粘着材が残らず、気持ちよく切ることができる。そして、デザインが非常に良い。全体が黒く、赤く細いラインが入っている。シンプルだけど美しいデザインである。
ネバノン、つくりは非常にしっかりしていて、30年間使っていても緩み等は全くない。切れ味もある程度以上維持されている。ただ、さすがに新品と比べると古いものは切れ味が落ちているのがわかる。それでも、並みの鋏ぐらいは十分切れる。もし研ぐと切れ味は復活すると思う。(Webには簡易研ぎの利用を薦めている)あと、コーティングもさすがに一部はがれてしまい、赤いラインも薄くなってしまっている。
でも、現役で使えるだけの切れ味が持続しているのはすごいと思う。
さて、ネバノンは得か? 鋏、比較的安くてもまあまあ使えるものがある。たとえば500円程度でも十分使うことができるものはある。実用面だけならこれでもよい。だけど・・・ネバノン、それに比べると気持ちよさが違う。それにしても・・・よく30年ももったものである。
食事、困ったときの・・・ 2010/10/8
私の勤務先、田んぼの中にぽつんと建っている。周りに食事が出来る場所はほとんどない。だから、社員食堂だけが頼りである。
社員食堂、少人数で多くの食事を提供するため、出来立て、というわけにはいかない。だけど、制約のある中では味は良い方だと思う。味付け、どちらかと言えば家庭料理に近く、薄味で飽きにくいこともあり、多くの人が毎日利用している。メニュー、定食ではなく、一皿一皿好みのものを選ぶことができる。メインとなる大皿のほか、サラダや小鉢などもあり、ご飯も大小あり(大盛りも可能)、好みや食べたい量に合わせて選ぶことができる。私の場合、食べ過ぎないようにカロリー表示をみながら大皿一つと、余裕があれば小皿/小鉢などを追加している。私は滅多に食べないが、他にはうどんやラーメン、軽食(丼ものやチャーハンなど、日替わり)もある。好き嫌いがある人でも、まず不自由はしないと思う。
社員食堂、これは非常に安い。大皿ひとつとご飯(小)に味噌汁であれば、300円台から。更に小皿などを一品追加してもだいたい400円台で食べられる。軽食を選ぶと割高なので500円を越すこともあるが、大きく超えることは無い。安いと思う。たまに東京に出張に行って、日替わり定食で980円だったりすると、月に2万円! なんて驚いてしまう。
しかし、安いゆえに問題もある。作る量にあまり余裕がないのである。遅く行くと人気のあるメニューは売切れてしまうこともある。全てが売り切れで食べられない、ということはないが、選択肢が限られてしまうことになる。そんなとき、便利なのがカレーライスである。
カレーライス、これはある意味非常に便利な食事である。直前に暖めればよいので、比較的早く出してくれるし、味のはずれも少ない。比較的安いこともありがたい。なので、旅行中にあまり時間が無いときなど(博物館めぐりはいつもそうだけど)、あるいは初めての店でなんとなく不安があるときなどにもはずれが少ないので非常にありがたい。もっとも、業務用のソースをベースにしているのか、味は良いのだけど市販のレトルトにそっくり、ということも結構ある。それでも、カレーははずれが少ない、ということで非常に便利な食事である。
さて、今日の食事、仕事の都合で非常に遅く行くことになってしまった。社員食堂、だいたいの利用人数がわかっているからか、普通は選択肢が少ないながらもある程度残っているのだが、今日はサラダなどの小皿は残っているものの、メインの大皿がほとんどない状態だった。
ならば久しぶりにカレーの出番! と思ったのだが・・・こんな日に限ってカレーも売り切れだった。
フロッピーディスク、生産中止へ 2010/10/5
家電店の売り場で、偶然フロッピーディスク(以下FD)の媒体売り場の前を通ったところ、製造中止決定の張り紙があった。
フロッピーディスク、手軽なデータ記録媒体であったが、記憶容量が1Mバイト少々と今となっては非常に少なく、写真1枚さえ入らない状態になってしまい、使われなくなってきた。私自身、ここしばらく使ったことが無い。というより、フロッピーディスクドライブのついたパソコンは1台も無い。ただ、外付けのドライブは持っているので、それを繋げば使うことはできる。
最近使うデータ、文書の文字だけなら1Mバイト以内でだいたい収まるのでFDでも十分である。だけど、写真は3Mバイト以上になるし、動画となると短時間でもすぐに数百Mバイトになってしまう。FDの1Mバイトではとても足りない。FDではデータの大きさ、○Kバイトであったが、もうKバイトという単位自体使うことがほとんどなくなってきてしまった。
FD、私は今までの一般的な3.5インチのではなく、5インチから使い始めた。業務では8インチも使ったことがある。5インチのFD、これは今からは考えられない位高価であった。当然外付けで、ドライブが2台のものが30万円以上していた。PC本体、たとえばPC-8001が16万円だったからその2倍近い高価なものだった。だから、その頃はほとんどの人はとても使えず、カセットテープで数分間かけてプログラムを読み込んでいたものである。初めてFDを使うようになったのは、PCに内蔵の機種が出始めた頃だった。ドライブ、2台内蔵のものが高価で買えず、1台で使い始めた。その速さと容量の大きさに驚いたものである。FD1枚を一杯にするのに相当時間が掛かったものである。そして、このFDに辞書を入れ、ワープロが使えるようになった。今のハードディスクに比べると桁が違う遅さで、それをいちいち読みに行ったので漢字変換も待たされたと思うのだが、不思議といらいらすることも無く使っていた。カナ漢字変換自体画期的なことで、日本語タイプライタの不便さを見て知っていたからかもしれない。
フロッピーディスク、5インチ中心に使っていたとき、データ交換は郵送で行ったりしたが、媒体そのものが柔らかい上にケースはなく、紙の封筒みたいなものに入れていたので、送付する際は厚紙で挟むなどして気を使ったものである。これが3.5インチに変わったとき、媒体がプラスチックになってそのまま送ることも可能になった。
この頃から媒体が安くなり、知人に送る際も送りっぱなしになった。それまでは、代わりの媒体を返送したりしていた。1枚数百円で何枚か送るとちょっと高い、と言う感じだったが、100円程度になるとわざわざ返送、と言うこともなくなった。
その後、ハードディスクが普及し、外部とのデータやプログラム交換にはCD-ROMが使われるようになった。CD-ROM、容量は650Mバイトで、これはFDの500倍近い。音楽はともかく、こんな大容量、使いきれるのだろうか? と思ったものであるが、今はその約10倍のDVDでさえ足りなくなってしまった。また、データの交換ではフラッシュメモリもよく使われる。デジタルカメラのSDカードなどもそうだし、USBメモリも使われている。これらは切手程度あるいは指先程度の大きさで、数Gバイトあるいは数十Gバイトの容量がある。そして、2/4Gバイト程度の普及品なら数百円で売っていたりする。特にUSBメモリは、現在のPCほとんど全てで使用できる。FDの使えないPCもあることを考えるとUSBメモリの方がより確実だと思う。
今、FDが消えるのは仕方の無いことと思う。が、フロッピーディスクが超高級品だったことを考えると、とても寂しく思える。
それはそれとして、OFFICEなどソフトウェアの”保存”のアイコン、フロッピーディスクのイメージが使われていたりする。今動いているOffice2007もそうだし、他にも結構使われている。フロッピー死してアイコンに残る?
山崎へ 2010/9/23
大阪と京都の境にある山崎、私はまずサントリーの蒸溜所を思い浮かべる。ここには資料館が併設されていて、また見学もできる。そして、有料で各種ウィスキーが飲めるテイスティングカウンターもある。山崎蒸溜所、比較的行きやすい場所にあるので、何回か行っている。今回、青春18切符の最後の1枚を使ってもう一度行って見たいと思った。
私の18切符を使っての博物館訪問は過酷である。早朝に出かけるのはもちろん、時間を少しでも節約して館数を稼ぐために昼食もコンビニのおにぎり(弁当は食べにくい・・・)だったりする。朝昼晩の3食、電車の中で済ませることもある。しかし、今回は時間に余裕を持たせてゆったりと旅を楽しみたい、と思った。そして・・・実はこの日は9/10、平日なのである。青春18切符は5回使用できて11500円。有効期限は9/10まで。その前の休日で4回使った。あと1回分、未使用で捨てたとしてももう元は取っている。だけど、今年はまだ夏休み以外に休暇はとっていない。なので、仕事の合間を見て休暇を申請した。
こういう、のんびりとした旅の楽しみ、これはなんといってもお酒だろう。昼の酒はおいしい。まして朝の酒は格別である。但し、18切符の旅ではビールはいけない。飲みすぎるとトイレに行きたくなる。幸い、普通列車とはいえ、利用する区間の快速などの電車内にトイレはあるのだが、人の乗り降りもあるので荷物が心配になるである。途中駅での乗り換えもあわただしいのでトイレに行きにくい。では日本酒は? これは開けてしまうと飲みきらないといけない。一番のみ安いのはウィスキーである。ウィスキーならミニボトルが売られているし、私はスキットルを持っているので携帯には好都合である。それに、山崎に行く目的もウィスキーなのだからなおのこと、である。ウイスキー、いろいろあるが、私の好みのひとつ、アイラのスコッチ、ボウモアを用意した。これは、燻製の香りが強い、個性的なウィスキーである。
お酒が決まるとおつまみである。私は、何も食べずに飲む、というのが苦手である。簡単なものでも良いので何か食べながら、でないと飲めない。これもあって、旅行中に飲むのは食事と一緒のことが多い。車内なら駅弁とビールも大好きである。(ビール、と書いたのは駅弁は特急で食べることが多いからである) だけど食事以外なら簡単なおつまみでよい。ウィスキーのおつまみで好きなのはチーズであるが、上質のナチュラルチーズとなるにおいが強いので、電車の中では避けたい。なので、それに近くて匂いも弱めのチーズ系のおつまみとサラミ、そしていつもの柿の種を用意した。これなら電車の中でも食べやすい。
出発は、いつもよりのんびり、とはいえやはり朝早く、6:14発の電車である。これに間に合うように最寄バス停から始発のバスに乗る。ついでながら休日は始発のバスが遅いので駅まで車で行っていた。電車旅でありながらお酒は飲めなかったのである。到着したバス、これは通常のバスではなくて空港行きに使っているバスであった。空港に行く前にこちらまで回ったのだろう。椅子がよいのでちょっと得した気分で駅に向かう。
今日は平日なので通勤通学の人も多数乗るはずである。だけど朝早い金沢ではまだ人は少ない。いまのうちにと朝食を済ませる。これはいつものようにコンビニで買っておいたサンドイッチとコーヒーである。今までの18切符の旅、金沢からは特急に乗っていた。でないと時間が稼げず博物館訪問の効率が悪いからである。いつもと同じ区間だけど、普通列車でゆっくり行くとずいぶんと雰囲気が違う。これは他の区間でも感じたことでもある。そして、やはり平日の朝の電車は違う。私は”旅”だし、他に青春18切符を使った乗客らしい人も見かける。しかし、多くは通勤通学の人である。電車の中で見る分には特に急いでいるようには見えないが、やはり仕事などに向かう雰囲気がある。あたりまえだけど、のんびりお酒を飲む雰囲気ではない。それに、隣には通勤の人が座っているのでとても飲めはしない。
電車を敦賀で乗り換え、近江塩津で更に乗り換える。時刻は9時を過ぎ、のんびりした雰囲気に変わってくる。電車は琵琶湖の西側を抜ける。琵琶湖を眺めながら電車は走るのだが、あいにくとそちらは朝の日差しが当たる。最近の電車は日差しや熱線を和らげるガラスが使われていて以前ほど暑くはないのだが、朝は太陽が低いので眩しく感じることも多い。なので、日の当たらない側に座ったのだが、反対側はブラインドが下ろされて湖は見えにくい。琵琶湖を見ながらお酒を楽しみたいのだが、ここは山を眺めてのお酒とした。
電車の窓枠に置いた小さな杯にウィスキーをスキットルから注ぐ。注ぎ口から空気が入るときの小さな音が聞こえる。電車の音にまぎれそうだけど心地よい音である。電車のゆれを考えて半分で抑えておく。普通列車は、駅によっては特急列車の退避などで大きく揺れることもあるので注意が要る。器がコップではなく杯なのは私の好みである。もちろんガラスでも良いのだが、こういうときはなんとなく杯がよさそうに思え、使っている。おつまみは隣の席に置いたかばんとの間に。別に堂々と飲んで食べても良いのだが、周囲には所要で出かける人もいると思うので、ちょっと遠慮しながら、となった。電車で、景色を見ながらのお酒、これはとても気持ちが良い。
次は近江今津で乗り換えだが、ここでちょっとトラブルが・・・。乗車予定の快速が運休とのこと。その代わりということで、その15分位前の普通列車が発車しないで待っていて、快速の時間に発車となった。行き先も変わって京都までである。運休、と聞いたとき、米原に回っていた方が良かったかな? と一瞬思った。ちょっと遅くはなるけど乗換えが減るコースだった。が、考えてみれば発車時間が同じなので、快速が普通になった分、遅くなるだけで大きな差ではない。
予定よりちょっと遅れて地下鉄に乗り換える。ここで、切符の自動販売機は? と迷ってしまった。探せば案内はあるのだが、JRの販売機もあって分かりにくいのである。更に遅れて目的の博物館に向かう。山崎蒸溜所が目的とはいえ、少しぐらいはと、3館リストアップしておいたのである。いずれも地下鉄駅から5分程度の距離である。そのうちひとつは夏休み期間が閉館なので今まで行けなかったのである。ようやく行けた美術館、なかなか良かった。
リストアップは3館だけど実際に見たのは2館。予定よりやや早く山崎に向かうが、もともと地下鉄からJRの乗り換えがぎりぎりなので余裕というほどのことはない。予想通り昼食の時間がないので駅のコンビニでおにぎりを買う。が、ホームに出ると丁度発車するところだったので飛び乗る。山崎までは15分ほど電車に乗るのだが、あいにくとロングシート。ここで食べる気にはなれない。駅についてホームの椅子で食べる。まあ似たようなもの? だけど人がいないので食べやすい。次に電車が来るまでの間にあわただしく食べる。
さて、山崎である。目的は有料のテイスティングカウンターであるが、蒸溜所の見学も申し込んである。見学は既に何回もしているのだが、実は今回、見学の粗品が目的でもあった。粗品、グラスなのだが、昨年白州で見学の際にもグラスを貰ったのでペアにしたい、ということもあった。あと、見学の際にいろいろと学べることもあるからでもある。(無料の試飲も目当て、というのも本音である) 今回、平日だからか初めて蒸溜釜に火が入っていた。さすがに暑い。白州の見学の際、火が入っていると暑くてたまらない、などといわれたけれどその通りである。全部の蒸溜釜が動いていたわけではないが、釜全体が熱を出すのだろう。結構な暑さであった。
そして試飲である。グループもいるので席を適当に割り振ってくれる。今回は4人席に男性2人組と相席となった。まずは山崎10年のハイボールである。炭酸水で割ったもので、今の流行である。続いて白州10年のハイボール、山崎12年の水割りを貰う。向かいのお二人もお代わりしている。続いてストレートで白州と山崎を貰う。ただし、少なめにお願いした。テイスティングカウンターで飲みたいのでちょっと抑えたのである。このときには相席のお2人もロックで飲んでいる。
さていよいよテイスティングカウンターである。ここではさまざまなウィスキーが有料で試飲できる。サントリーのはもちろん、海外のものもある。どれも安い。100円からある。ただ、熟成が長いものはさすがに高く、20年を超えるものなどでは2000円以上になったりする。さて何を飲むか? ここにはシングルカスクらしいものもある。ブレンド前の原酒に近いお酒で、これはここでしか飲めない。だからいくつか注文することが多い。今回、その中からチェリー樽とスモーキーをまず選んだ。
ここの席、休日は空いていないことが多いのだが、平日の今日は区席が多い。窓に近い席に座る。緑の多い庭を見ながらゆっくりと飲む。おつまみがないので少量ずつ飲むしかない。いつもは使わないチェイサーも今日は使う。
スモーキー、これは燻製の香りが強いものである。サントリーでは白州(これも白州に使われているものである)がそうだし、ボウモアもそうである。やや強めの香りを楽しみながら、続いてチェリー樽も楽しむ。ゆっくりと時間を掛けて飲む。
さて次は? でも、ちょっと多いかな、と感じてしまっていた。チェイサーやハイボールなどで量が多くなったこともあるし、比較的短時間に食べずに飲んでいることもある。あと1本なら・・・と、みずなら樽を選んだ。これは日本独自の樽だそうで、短期の熟成ではだめだったようだけど長期熟成させることで個性的な良い原酒になったそうだ。これも好みに合っている。ただ、熟成が長いのでかなり高くなる。
3杯目、さすがに飲みすぎに感じた。ただ、アルコールの量的なものではなく、おつまみなし、チェイサーつき、というのが効いているかもしれない。1時間程度の短時間で飲んだからかもしれない。山崎で飲んだウィスキーの量、ストレート換算でせいぜい120mlである。アルコール量で言えばビールの大瓶2本分くらい、日本酒なら2合である。私にはこの位なら飲みすぎではない。が、しばらく電車で揺られていると二日酔いみたいな感じになってしまった。夕食用に買ったサンドイッチは結局電車内では食べられなかった。もっとも、アルコール量は限界以内だから、金沢に着く前には食欲が戻っていた。
テイスティングカウンター、もしおつまみがあればもっと飲みやすかったと思う。実際、試飲ではチョコレートとナッツ類がおいてあった。それがここにないのは? やはりここは味比べの場であって飲む場所ではない、ということだろう。飲みすぎを防ぐことも理由かな、と思う。
二日酔い的症状となると・・・無料の試飲分がちょっと残念に思える。これがなければもうちょっと種類を増やせたはずである。やはり、ただ酒は飲むものではないな・・・
銀河鉄道999、パスはいくら? 2010/9/19
今年の夏、NHK BSで銀河鉄道999の特集をやっていた。私は999のファンではないし、最初の放送も映画も見ていない。だけど、ちょっと気になって録画し、ゆっくりと見てみた。人気があるのも分かるな・・・と思った。さて、銀河鉄道999は、宇宙空間を走る列車が舞台である。そこに出てくる乗車券、星野鉄郎が持っている”パス”は、無期限という恐ろしいものである。映画では全線無期限のパスも出てくる。現実には存在しないようなこの乗車券、これ一体いくらになるのだろうか? 鉄道好きの私としてはちょっと気になる。で、試算してみようと思う。
まず前提条件として、記名人のみ使用可能とする。宇宙に出る交通機関はまだないので、現実的に地球であらゆる乗り物(但し公共交通機関、タクシーなどを除く)に乗れるパスがあれば、と考えてみよう。
いきなり地球の乗り物全て、というのは想像しにくいので、まず日本で全線乗車可能な乗車券を考えてみよう。全線利用可能な乗車券として、思いつくのはJRの青春18切符である。これは、JRの普通列車に限り自由に乗車できるもので、1日2300円である。かなり安いと思うが、普通列車のみで時間が掛かるからこの値段なのだろう。特急にも乗れるとすると、現実には出張の多い人も結構使う可能性もあるが、それでも毎日乗るわけでもないだろう。青春18切符の約2倍で1日5千円で何とかなりそうに思う。日本には私鉄もあり、各社で1日乗車券も出ている。規模によるが、数百円から数千円程度で結構幅がある。ではJRに私鉄全社の分を加算すべきか? だけど、切符は全線に乗れたとしてもJRと私鉄、同時に乗れるわけではない。とすると、高い方のJRの分だけ考えておけばよさそうに思う。現実にはパスの代金を各社にどう配分するかが非常に難しいが、ここは空想の世界なので料金だけ考えることにする。私鉄にはバスもあるが、この分を含めてもJR分の1日5千円で収まるだろう。では飛行機の国内線はどうだろうか? こちらには1日乗車券なんてない。飛行機の場合、片道乗るとしても2万円はすぐ超える。これも毎日乗り続けるわけでもない。これは1日あたり1万円でよさそうにも思える。これもJRの分に加算、ではなくてどちらか高い方のみでよいだろう。
ここで飛行機の国際線に広げてみる。これももちろん1日乗車券なんてない。では片道は? たとえば東京からアメリカに飛ぶのはエコノミーでも定価なら片道20万円以上になるが、割引であれば5万円位見ておけばよいだろう。とすると、これも毎日乗るわけではないから、1日1万5千円程度でよいかな、と思う。国際線といえば数少ないが、船もある。客船、これは食事なども付くとはいえ、もう少し高い。1日2万円では厳しいかもしれない。しかし、999で鉄郎が乗っているのは3等車である。現実の客船には座席車に相当するクラスは必ずしもないが、狭い相部屋であれば、この料金でもよいかな、と思う。
では、宇宙旅行となるとこの何倍になるのだろうか? これは想像できないが、もし宇宙が鉄道のような手軽な手段で旅行できる世の中になっているとすると、その金額、今の海外旅行と似たようなものかな、と思う。なので強引に1日1万5千円で考えてみる。とすると1年分は約550万円になる。切りよく500万円とする。記名者が生涯利用可能として、20年分で1億円になる。1億円、安くはないけど現実離れした金額ではない。富豪なら買える値段である。庶民にはむりだが、想像できない金額でもない。多少現実味のある価格である。
しかし、銀河鉄道999の乗客は人間だけではない。体を機械で置き換えた、永遠の寿命のある人たちも多数いる。そうなると、20年ではなくて500年、1000年で考えなくてはならなくなる。200年分とすると10億円になる。永遠の寿命を考えるとこれではとても足りないかもしれない。で、ここで考え方をちょっと変えてみる。鉄道会社の場合、大株主には全線パスを出しているところがある。配当金の代わりの全線パスとすると、株式10億円相当くらいあれば全線パスというのは妥当なのかもしれない。株であれば現実世界でも子孫に引き継げるのだからこれでよいかもしれない。銀河鉄道999は1社なので料金配分なんて考えなくて良いから、この位でもよさそうに思える。
しかし、ここで疑問がでてくる。仮にパスが10億円なら、機械の体はそれより高いのか? ということである。もっとも、機械の体をただでくれる星があるなら、無期限パスではなくて単に往復の切符を買って行けばよい、となる。片道約1年掛けてゆく列車、JRの運賃を目安にしてみよう。東京から博多まで5時間で約2万2千円。1往復半はできるので7万円弱になる。また、トワイライトエクスプレスは約23時間走って2万5千円。だいたい1日2万円位だろうか? これだと片道730万円になる。長距離だから割引して往復で1千万円というところか? この程度ならば一生懸命働けば買える。機械の体より安そうな気がする。
ところで、全線乗車券などのフリー切符、これは、普通には料金以上に乗るから価値があるのである。1億円の全線無期限パス、元は取れそうにないが・・・。
新型電車 2010/9/4
北陸本線の普通列車、昨年あたりからようやく新型の電車が走り始めた。北陸本線、もちろん電化されているが実は交流電化であり、大都市近辺の直流電化とは異なる。交流電化、九州なども同じだけど、九州は独立性が高いので交流区間しか走らなくてよい電車も多く、交流電化のメリットもあるが、北陸本線の場合は違う。新潟方面や滋賀、さらにその先の名古屋や大阪に行くと直流電化なので長距離の特急用の電車は交流と直流両方走ることになる。普通列車専用なら交流区間のみ走る列車もあるが、全て両用の電車が走っていた。そして近年、関西側から直流電化区間が延びてきていることもあり、交流電化のメリットは生かせないばかりでなく、デメリットが大きいように思える状態である。
関西地区、新快速が走っていて中距離の利用者も非常に多いのだが、北陸線の交流電化区間には乗り入れられない。このため、地方自治体が要望し、費用負担もして直流化、新快速を走らせ、関西方面からの利便性が向上したりしている。現在、福井県の敦賀までが既に直流電化に変わり、関西方面からの新快速が乗り入れている。
で、残された北陸線の電車である。この区間は、交流と直流、両方走る必要があり、電車が高価になる。特急用の電車は、ビジネスや観光用に需要が高いので新型が作られているが、普通列車用は新型電車が長らく入らなかった。どんな電車か、といえば30年以上前の旧急行形を改造したり、更には特急用の寝台兼用電車を改造したりした電車が走っていた。改造で手が入れてあるとはいえ、相当古い電車である。それが、昨年からようやく新型が入り始めた。新しい電車、新快速に使われているドアが3つで、座席は2人がけで進行方向に向けられるものである。旧急行用は4人席でせもたれが垂直に近いものなので、それに比べるとすわり心地が良くなっている。やはり新しい電車が良い、となる。だけど・・・2両で走ることも増えてきた。旧型、最低3両であったが、新型は2両でも走らせられる。通勤の時間を別にすれば2両でも十分なこともあるので、鉄道会社としては良いのだろう。
が・・・鉄道好きには2両の電車は非常に寂しい。私は以前、鉄道模型をやっていて、車両が高価なので本当は6〜7両で走らせなくてはならないのに最初は2両しか買えず、寂しい思いをしたものである。なんとなく、それを思い浮かべてしまう。とはいえ、東海道線の名古屋付近でも、(快速ではない)普通列車には日中は2両で走る列車もあるので仕方ないと思う。
そしてもうひとつ、すぐに降りる人が多いとはいえ、福井や金沢などから発車するときは結構混んでいたりする。以前は3両だったのに・・・なんてつい思ってしまう。もっとも、寝台電車改造の電車、機器室があったりして狭く、座席数で言えば大差ないのだが・・・。
とはいえ、数十年ぶりの? 新型電車、歓迎している。
おまけ:
現在走っている普通列車用の電車で、寝台兼用特急列車を改造した電車があることを書いた。座席の一部は特急とほぼ同じである。座席、寝台兼用にするため、4人がけのボックス席となっている。特急は進行方向に向いた2人席のイメージが高く、更にリクライニングもしたいため、人気はいまひとつだったという。だけど、座席としてみるとすわり心地は良い。間隔も広いので、ゆったりと座れる。古いとはいえ、この座席がそのまま普通列車として使えるのでありがたい。18切符の時期、1時間以上乗り続けることもあるが、疲れは少ないと思う。
この電車、新型車が入ると真っ先に廃車になるかな、と思う。内装などは相当古くなっているし、改造も無理をしている。座席が良いので残念な気持ちもあるけれど、仕方ないと思う
燃費計 2010/8/27
車を買い替えたところ、燃費が表示されるようになった。
表示はいくつかあり、ひとつは瞬間燃費で、走っている今その瞬間の燃費が表示される。私の車ではグラフで表示される。メータの中央、あるいはカーナビの表示を兼ねた液晶画面に表示できる。加速時や上り坂などでアクセルを踏み込むとすーっと下がり、逆に減速時にアクセルを離すと振り切ってしまう。一定速度での走行時はそこそこのところでうろうろしている感じである。アクセルを踏んだ瞬間、2Km/L位まで下がってしまう。特に急な上り坂ではスピードが遅いとほとんど0に近い位置でうろうろしている。さすがにちょっと気が引けてしまう。
もうひとつ、任意の時点でリセットし、その後の平均燃費も計算できる。これはカーナビ側の記録とメータ側の2つあり、カーナビではグラフ、メータ側では数値で表示される。カーナビ側では過去の記録もある程度のこるので、給油毎の記録を残し、メータ側ではトリップメータみたいに適宜リセットして数値を比較している。
メータでの表示、これはなかなか便利で、運転改善の参考にしている。一例として朝の通勤の場合を書いてみると、家を出た直後、信号などの待ちや渋滞もあるので最初は2〜4Km/l程度、バイパスに入って流れはやや良くなるけど信号待ちを繰り返すところで5〜6Km/L、郊外に抜けて信号も減ると徐々に上がり、到着時点では8Km/lとなった。もうちょっと伸びて欲しいところだけど、ほとんどの信号で待ちがあるし、エアコンもつけている状態にしては悪くない数字だと思う。
燃費表示、かなり前の車でメーター式のを見たことがあるし、私の車と類似のものが付いた車は他にもあるようだ。表示させていれば、やはり燃費を意識する。通勤時などはもともとガソリンを節約する走りをしていたけれど、それが更に進んだようにも思う。また、ガソリンを節約する走り方、いろいろ言われてはいるが、その効果を判定することは難しい。今までは車の燃費の判断、満タン時に給油量とそれまでの走行距離で判断するしかなかった。しかし、それまでに相当走っている。燃費、街中のような走り方と郊外、更には高速道路で大きく違う。だから、ある時点で燃費が良かったとしても、燃費改善の効果があったのか、走る道路の比率が違ったためか、判断が難しく、効果がいまひとつ分からない。瞬間燃費でも明確な違いは分かりにくいのだが、同じような条件で平均をとれば違いが比較しやすいと思う。燃費計、結構便利なものだと思う。
ところで、この平均燃費の表示、通勤など比較的短距離で比較すると信号待ちなどの間にみるみる下がったりする。信号待ちの間はアイドリングでガソリンは減るのに距離は伸びないのだから当然燃費は下がる。比較的短距離(10Km程度)なので信号待ちの影響が大きいようだ。
そして・・・帰宅し、駐車場に入れようとしたときのこと。ハンドルを切り始めるタイミングを誤り、数回切り返しが必要になってしまったのだが、これまたみるみる数字が下がってしまった。駐車場に入ったときは8.4Km/lだったのに止め終わったときは7.9Km/L。家の駐車場、立体駐車場で、しかも前に余裕がないため、タイミングを誤るとこうなってしまう。ちょっと情けない話である。
つくば、科学系博物館の宝庫 2010/8/22
凧のイベントなどでどこかに出かけるとき、大抵近くの博物館を見学する。今回、7月の連休に所用で東京地区に行ったが、当然博物館も回ろうと候補を探した。その際、思いついたのが”つくば”であった。丁度はやぶさの帰還の時期であり、JAXAに行きたいと思ったのがきっかけである。ここを核とした場合、その周囲には何があるか? 私の場合、規模にもよるが、だいたい7館から15館回るようにスケジュールを組むことが多い。実際にはとても15館なんて回れないのだが、スケジュールとしては多めに組む。そして、候補はその倍以上リストアップし、行きたいところと行きやすいところを組み合わせてプランを作成する。今回、つくば駅を基点に周囲を調べると、国土地理院の地図の博物館や茨城県自然博物館、土浦の資料館、などがまず見つかった。多少離れていて移動の距離が長いなと思ったが、面白そうなところばかりである。更に調べるとつくばにもかなりの博物館があり、休日にはサイエンスツアーバスがあることが分かった。数はそれなりにあり、しかも私の好きな科学系ばかりである。どれも規模が比較的大きそうなので今回はつくば駅周辺に絞ることにした。つくば駅の周囲には、美術館を含めて9館ある。そのうち、訪問済みのつくばエキスポセンターをはずして8館。これだけあれば、プランとしては十分である。
つくば、ここは私には1985年に開催された科学万博の思い出が深い。丁度東京地区にいた頃でもあり、早朝、開場する直前にゲートに着くというのを何回か行った。その後、つくばの中心部にあるつくばエキスポセンターには何回か行ったのだが、その程度であった。それからずいぶんと変わっていることだろうと思う。久しぶりにわくわくする博物館訪問プランになった。
ここでサイエンスツアーバスについて書いておく。サイエンスツアーバスは、土日祝の休日と夏休み期間(休館の多い月曜日を除く)などに運転される。博物館等を結んでいて、500円(大人)で1日乗り放題となる。北周りと南回りの2系統あり、どちらも40分〜1時間程度の間隔で運転されている。サイエンスツアーバスの結ぶ施設は次の通りである。(資料館等のみ)
・地図と測量の科学館
・筑波大学 ギャラリー
・つくば植物園
・つくばエキスポセンター
・食と農の科学館
・サイエンス・スクエア つくば
・鉱地質標本館
・JAXA 筑波宇宙センター
これに、駅から徒歩で行けるつくば美術館を訪問の候補としてリストアップした。
次はつくば駅に向かってどう行くか? 東京駅発とするなら交通手段としては2つ、つくばエクスプレスと高速バスである。つくばエクスプレスは秋葉原駅から出ていて、快速で45分程度となる。そしてもうひとつ、高速バスである。東京駅から20分間隔程度で出ていて所要時間は65分となる。今回、選んだのは高速バスであった。バスの方が安い、ということもあるし、朝早めの出発で軽い朝食を取るにはバスのほうが良いと思ったことも理由である。そして・・・つくば行きのバスは以前から何度も見ていて乗りたい、と思っていたことも理由である。
乗ろうと思ったバスは7:40発。東京駅に早めについて荷物をロッカーに押し込み、乗車券を買ってバス乗り場に向かう。途中、おにぎり専門店が目に付いた。私は朝食はパンが多いのだが、専門店となると気になる。今日は和風に、と2つ求めた。ついでにお茶を。冷えていないものを、と言うとすぐに出してくれた。夏、冷えたものはありがたいのだが、一気に飲まない場合、周囲に水滴がついてしまう。かばんに入れるにはこれは都合が悪い。だから、可能なら冷えていないものを買うことにしている。(冷えた飲み物、猛暑のときは別の使い方もあり、有用ではある。これは後述)
バス停で待っているとバスは定刻の8分ほど前に乗り場に到着。始発のこの余裕がうれしい時間でもある。先客に続いて乗り込み、左の一番前を確保する。左を選んだのは北に向かう朝のバスで日差しを避けるため。そして、最前列は前方が見やすいので可能なら座りたい席である。ここは景色は最高だが、他の席にはある前席下の足を入れる空間がここにはないので狭い。更に左側席は行き先表示器があるので幅も狭い。だけど、隣が空いているなら苦にはならない。他に揺れも大きい欠点もあるが、私には車窓はそれ以上に楽しみなので可能なら最前列を選ぶ。
バスは発車してすぐに都市高速に入る。その後、隅田川に沿って浅草を抜け、更に北に向かう。以前、東京勤務時などには時々通った道であるが、久しぶりである。存分に車窓を楽しむ。今日のバスはJRバス。私見であるが、JRバスは一番安心して乗れるように思う。運転に余裕が感じられる。今回も模範的な運転であった。車線変更もスムーズであり、載っていても快適だし周囲の車も安心だろう。自分の運転を見直さなくては、と感じてしまう。到着の少し前、3車線の中央を走っていたのだが、左から2人乗りのスクーターが前に出てきた。後席はスカートをひらひらさせた女性である。高速なのでバスの速度は当然100km/h。スクーターはそれより遅い。それがいきなり前に出て女性が追い越した車に向かって手を振ったりしているのだから見ていてとても危ない。私なら警笛を鳴らしてしまうところだけど、バスはそのまま後についてゆく。なかなかまねできない運転である。発車前に運転士さんが、私がこのバスの安全に責任を持つ、ような挨拶があったけれどまさにそのとおり、と感じる。その後、バスは高速を降り、つくばにほぼ予定通り到着した。その直前、JAXAなどに止まる。つい降りそうになったが、JAXAの見学は10時から。降りてしまうと時間を持て余したことになる。
ここで早速サイエンスツアーバスの切符を探す。バスターミナルに待合室があり、自動販売機はあるがサイエンスツアーバスの切符はそこにはない。パンフレットをよく見るとここの窓口は、休日は9時から、となっている。それなら、とつくばエクスプレスの駅にある案内所で切符を求めると、首から下げる紐も一緒になっていた。ここで確認すると、一番早いバスは9:00発。バスターミナルの待合室での発売を待っていたのでは間に合わないことになる。駅の案内所のほか、バスの中でも買える。また、ひとつ注意としては、この地域のバスは後ろのドアからの乗車であるが、サイエンスツアーバスに限り前のドアからの乗車になる。
つくば駅周辺の博物館訪問、まず向かったのは9:15のバスで、国土地理院の”地図と測量の科学館”である。ここは開館が9:30であるが、バスの到着はその5分ほど前。既に駐車場には何台か止まっていて開館を待っている人がいる。数分とはいえ待つとなると長いが、前で待っていると、2分ほど前に”まだ時間前だけど外は暑いから・・・”と開けてくれた。この配慮はありがたい。地図や測量の展示のある資料館は他あるが、規模に関してはここが一番だろう。
ここでまず目に付く展示は、10万分の一の立体地図である。立体、というのは赤青メガネで浮き上がって見える地図で、吹き抜けの2階から見ても結構大きく見える地図である。また、ギャラリーには、現在の地図の展示もある。地形図を数枚張り合わせたものが並ぶ。
メインの展示室は2階で、まず測量に関する展示がある。測量に関するパネル展示、三角点と写真測量用の標識、測量の機器。測量の機器では、GPSを使った機器の展示もある。また、ちょっとした体験の出来る展示もある。測量での角度の測定、目測での測定などである。これもまた、面白い。
そして、古地図の展示もある。当然、伊能図の展示もある。複製ではあるが、古い地図の魅力、十分感じ取ることができる。伊能図は等高線などはないものの、測量行っての精密な地図なので現代の地図に近いものであることがよくわかる。
ここには屋外展示もある。球に貼り付けた日本列島、巨大地球儀の一部のような感じであるが、日本の範囲でも地球の丸さを十分感じることができる。このほかに、写真測量用の飛行機、三角点の測量用標柱も展示されている。
売店には地図関連の品が多数あり、なかなか面白いのだが、せかされるような感じで次のバスに乗ってしまった。
続いて筑波大学のギャラリー。が、ここは月曜日で休館。(他は祝日なので開いていた) バスを降りてしまったので次のバスを30分待つ? この道、大学の構内なのでタクシーは期待できそうもないから、ただ待つよりも・・・と次の植物園まで歩いた。バスは5分だから大したことない、と思ったけど結構あった。歩き始めたところで見た時刻からでもたっぷり20分はかかった。体力を使い果たしたので植物園は軽く・・・? 実は植物園や動物園、水族館は各地にあるけど差が少なかったりするので特徴あるところを中心にさらりと見ることが多い。が、ここには面白い展示もあった。たとえば絞め殺しの木である。もう少し見たい気持ちもあるが・・・次のバスに乗る。ここまでで約2時間半である。
時間は12時少し前。ここで昼ごはん? だけどゆっくり食べている時間はない。見学はまだ2館であり、10分後のバスを見送るとその次は1時間後になる。ここでの1時間は貴重である。発射までの10分間にコンビニに駆け込み、おにぎりとサンドイッチ、そしてお茶を買い、のこりの5分位で食べる。が、さすがに食べ終わる前にバスが来たので、サンドイッチはバスの中で食べる。コンビニ昼食、博物館訪問の際の良くある食事ではあるが、今までの中でもっともあわただしい食事だと思う。さて、今回買ったお茶である。コンビニでの購入なのでお茶は通常通り冷えたものである。かばんに入れるには冷えていない方がありがたいが、冷えた飲み物は、真夏の暑いとき、体を冷やすのに役に立つ。これもまた、重要な使い方である。
続いての見学はサイエンス・スクエア つくば。展示は、研究成果などを発表する場のような感じである。ここには以前見た癒しのロボットがあった。アザラシ形でぬいぐるみみたいな感じである。なでたり声を掛けたりすると反応する。これは市販されていて、全世界で2000体位売れたそうだ。名前、いったんリセットして呼び続けると自分の名前として認識するのだそうだ。そして、乱暴に扱っていると性格も悪くなるとか・・・。これ以外にも面白そうな展示が多数ある。ここの展示、ちょっとした体験が出来たり、液晶表示のタッチパネルを使っての操作や動画を含めた表示など、分かりやすいものが多い。
続いて隣接する、鉱地質標本館である。ここは地質、化石、鉱物といった展示であるが、非常に充実していて面白い。地学系の貴重な資料館である。地震に関する展示もある。速報的なパネルもあったりする。そして、鉱物標本も多いが、変わったところではポープダイヤモンド(これは青いダイヤモンドである)の複製展示もある。このほかにもハリネズミみないな鉱物標本などもある。
この一角にはコンビニがあり、ここだけのおみやげ物のあるようなのだが、今日は休み。残念だけど、休日は数少ない見学者だけでは利益が出ないなのだろう。
さて、いよいよJAXAである。ここでは施設見学も可能であるが、事前予約が原則である。空きがあれば当日も可能なようだけど、行った時点で既に一杯であった。ということで、展示のみを見る。展示だけなら予約は不要である。この展示は、2010年7月17日に新たにオープンしたもので、3日目に行ったことになる。そのためか、見学者も多かった。
ここの展示は、人工衛星などで、一部は実物もある。そのほかは模型による展示である。実物、というのは人工衛星の場合、予備機が作られる場合があるから、予備機のである。予備機は実際に打ち上げられたものと全く同じものであり、直前の故障に備えることと、打ち上げ後の故障解析に使用したりするものである。だから、もし打ち上げれば機能するものである。それを展示しているのだから、これは本物、といって良いだろう。それを見ることができる。
地上で見る人工衛星、これは以外と大きい。ひまわりはまだ小さいが、かぐやは結構大きい。これが月まで飛んだのだからすごい、と思える。そして、これは1/2の模型であるが、はやぶさの展示もある。人工衛星、地上の機器とはまた違った特徴も見られる。たとえば金色の薄い箔のようなものに覆われているが、これは光を反射させたり断熱したりするものである。また、かぐやは黒いがこれはカーボンなのだそうだ。こういう違いをみるのもまた面白い。
そして、宇宙ステーションの実験棟きぼうの模型もある。外から見ると大きいが、中から機器があるのでそれほど広くは見えない。それでも窮屈には見えないだけの広さがある。人によっては”広い”と感じることと思う。
また、宇宙ステーションに各種補給品などを運ぶ補給機、HTVのモデルもある。これは言ってみればトラックの荷台の様なもの。広い、と思う。2トントラックの荷台位はたっぷりある? さすがに宇宙への宅配便である。こういう展示を見ていると宇宙への関心が高まってくると思う。
展示の中央には、お約束の(?) 宇宙服による記念撮影がある。板から顔を出して、というのと似たようなものとはいえ、宇宙服に入るようにしての写真である。結構人気があった。後日、家族で行ったときは、当然、ここで記念写真を撮った。
ここでは売店も大人気である。狭いけれど商品が多く、充実している。宇宙食、各種模型、書籍・・・。欲しいものがいくつもある。実際、次々に売れている。ここでは子供の土産にボールペンを買った。特別なものではないのだが、ここで買った、というだけでも価値があると思う。
残念だけどここで時間切れである。今回はつくばを15:30頃に出る必要があったため、JAXAの後にちらりと寄った美術館を含めて訪問したのは5館になった。私としては少ないほうだけど、どこも展示が充実していてもっとゆっくり見たいところばかりである。正直な話、もう少し時間があれば、と感じる博物館訪問だった。つくばの博物館、数は9館、そのほとんどが科学系である。そして、展示も充実している。つくばエキスポセンターにはプラネタリウムもあるし、そのほかの資料館にも実演があったりする。そして、どこも質問すれば丁寧に答えてくれる。じっくりと見学した居場所ばかりである。9館、車を使えば1日で回るのは十分可能だけど、時間はかなり苦しい。科学系博物館の宝庫として、2日はかけてじっくりまわりたい場所である。
写真撮影の心得? 2010/8/18
凧の大先輩、すずめさんのブログで凧のイベントで写真を写される事に関する記事があった。私も凧のイベントでは写されることは結構ある。そして、いろいろと注文されることも時にはある。これに対しては、たとえば一般の人が凧と一緒に記念写真を、と言われれば断ることはまずないが、アマチュアカメラマンの要望関しては時々どうかな・・・と思うこともあり、不快になってりする。ある例、八日市の大凧祭りでのことであるが、どいて欲しい、と言われたことがあった。そのときは応じたが、今なら「参加者に指示するな」と言い返すかもしれない。私の服装は普通の人と同じなので名札でしか区別できないし、その時は一眼レフカメラを首から下げていたので同じカメラ仲間と思われたのかもしれない。だけど、参加者としては不快である。
不快な撮影者、これは残念ながらいろんな場所で時々目にする。私が何度も撮影に行くのが金沢、という観光地だからかもしれない。
金沢、ここは観光地ではあるが、その一部は生活の場でもある。具体的な場所で言うと、兼六園は純粋な観光地で、テーマパークと似たようなもの、と言える。だから、地元の人もいるけれど、観光の場であることを認識して行動している。しかし、おなじ観光地であっても武家屋敷跡や茶屋街は違う。ここは、景観が保護され、観光客も多いし、また観光客相手の店も多い。だけど、ここに生活している人も多数いる。もちろん住んでいる人は観光地であることを意識しているけれど、逆に観光客もここが生活の場であることを認識しなくてはならない場所である。それを忘れるとおかしなことになる。
生活の場でもあるところでの写真撮影、思い通りにならないこともある。それは仕方のないことでもある。そこに住む人が買い物袋を下げて歩くこともあるし、自転車で通り抜けたりする。車で通り抜け、また自宅の駐車場に出入りすることもある。これは、ここで生活をしているのだから仕方ない。もし観光地としての写真を撮りたければ、ちょっと待つ、あるいは写りにくいように工夫をすればよいことである。でも、そのちょっとした工夫もしないでつまらないことを言っているのを耳にしてしまうことも少なくない。一例、主計町の茶屋街裏でのことである。”あのふとん、じゃまねぇ・・・取り込んでもらうように言ってみようかしら”と。これは暗がり坂の坂の途中でのことである。確かに民家の2階に目立たないように布団が干してあった。通りを歩く際にには見えないと思うが、ここからは写真に写ってしまう。で、その人たちの撮影が終わったあと私も写してみた。なんのことはない。横に1mもずれてちょっと屈めば手前の建物の軒先でふとんは完全に隠れてしまうのである。構図はちょっと変わるが、最初の位置と大きく変わるわけではない。つまらぬことを言う前にそのくらいの工夫はして欲しいものである。
写真、絵と違ってそこにあるものはどうしても写ってしまう。絵ならば邪魔なものは書かなければ良い。でも写真はそうはいかない。ではどうするか? 邪魔なものを移動するのも手ではあるが、それは原則、考えないことだろう。ならば、邪魔なものは隠す、目立たなくする、というのが写真撮影の心得のひとつだと思う。構図を少々変える、絞りを開いてぼかす、人と重ねて隠す、居なくなるのを待つ、せめてそのくらいのことは考えて欲しいと思う。
そして、”待つ”にしても周囲が見えていない人も結構いる。これは武家屋敷跡でのこと、土塀などを写すのに用水の上で一眼レフに三脚、液晶ディスプレイのフード、というスタイルであった。この場所、その後ろなどを写したい人もいる場所なので、短時間の手持ちで、と言いたくなるところで三脚でじっくり構えられても困るのである。何か特別なタイミングを待つならそれも仕方ない、とも思うがそうでもなさそうである。そうなるとなお邪魔である。一応スタイルを決めてはいるが、撮影の様子を見ると残念ながら初心者であることが分かる。写真家のスタイルを真似るなら別のところも真似て欲しいものである。初心者ゆえに遅いのも困る。私も、観光地でなにかのタイミングを待つことは結構ある。たとえば人が多すぎず少なすぎず、金沢らしさの出る観光客が適度に立っている場面などである。それも、Web掲載用には後姿の方が良い、などである。でもそれを写したくなる場所は多くの人が記念写真を撮るところでもある。だから、占有しないで外れてタイミングを待ち、さっと飛び出して写す、と言う感じである。撮影中でも記念写真を撮りたいと思う人がいればさっさと場所をあける。かの三脚の主、つぎはここで写そうと、離れた場所に三脚を構えていた。記念写真を写す人が入ってしまうだろう。そういう場所で、背後から三脚でじーっと構えて待っていられても配慮は出来ない。普通の撮影者だと譲り合い、と言う気持ちにもなるがこういう人では・・・。被写体と重なるのを承知でカメラの前に出て写したりする。
以前、鉄道写真などで”カメラ小僧”なんてさげすむような言葉があった。写真、写す側としてはこういう言葉がなくなるように努めなくてはならないと思う。注意していても自分がやってしまう可能性はある。常に周囲を心して見渡さなくては・・・。
寺院風の礼拝堂 2010/8/15
彦根に行った。目的はもちろん博物館である。博物館訪問、事前にWebなどである程度調べてゆくが、現地で真っ先に行うのは周辺の博物館の確認である。これは、現地でしかわからないような小さな資料館等が少なくないからである。
今回、彦根の目的は、近江鉄道の資料館ともうひとつの2館であった。近江鉄道の資料館は開館日が限定されることもあり、はずせない。ここを見学の後、駅前の観光案内書で地図を手に入れた。彦根、彦根城とそこに隣接する博物館が知られているが、ここは既に行っている。それ以外は? と思って地図を眺めると彦根城に以前なかった資料館ができていた。そして、旧銀行の小さな資料館もあった。この地図で気になったのが”スミス記念堂”である。この名前からは資料館かどうかはわからないが、なにか価値のある建物のようにも思える。ついでながら、私の場合、古い建物を公開している場合も資料館相当として扱っているので行って見た。
スミス記念堂、名前からなんとなくキリスト教関係かと思っていた。が、見えてきた小さな建物は”お寺”? 屋根は入母屋風の瓦屋根に土壁。入り口も神社やお寺と似たような感じのつくりになっている。入り口ちかくに”スミス記念堂”の文字があり、間違いない。キリスト教、の前に”スミス”文字とこの寺院風の建物が全く結びつかない。
しかし、中はまさに礼拝堂である。中央に廊下があり左右に長椅子が並び、正面には祭壇と十字架がある。装飾は和風の造りではあるが、ブドウや十字架の、キリスト教関連のものである。天井は寺院と同様の格子状のもの。窓は、寺院などでも見られる変形の窓で、たとえば銀閣寺の窓などとも似たような感じがある。だけど、どこか洋風が混じったような、そんな不思議な建物である。日本の技術で作られた、和風の礼拝堂となる。
スミス記念館、牧師であり彦根高等商業学校の英語教師でもあったパーシー・アルメリン・スミス氏が、昭和6年に作ったそうだ。その後、道路拡張で取り壊されることになったところを「スミス礼拝堂を彦根に保存する会(平成15年6月に特定非営利活動法人スミス会議に改称)」が湯釣り受け、移築、公開されたものである。
和風の教会等は、ここでボランティアで説明されている方の説明によると、日本の5か所程度あるそうだ。今までに行ったところにもあったとのこと。こういう建物を見ると、非常に貴重で重要と思える。キリスト教の様式をうまく寺院建築で表現した、そんな感じに思える。この礼拝堂を残し、公開してくださる方々に深く感謝したい。
滋賀県彦根市本町3 (彦根城に隣接)
土、日曜日の10:00-16:00 公開。
見学は無料ですが、建物維持、パンフレット作成等のため、寄付をお願いします.


秋葉原、変わったところ、変わらないところ 2010/7/28
秋葉原に久しぶりに行った。10年近く行かなかったような気がする。電子部品などで特殊なものを求めるのであれば秋葉原は有用であるが、そういうものを買うことが減り、大抵のものであれば(金沢の)近所の店で十分なので、秋葉原でなければ、という必要性が薄れてきたと言うこともある。家電は東京近辺にいるならメリットもあるが、地方都市からわざわざ買いに出ることもない。そして、今ではWeb等での通信販売でもいろいろと買える。パソコン部品などにしても最新のもの以外なら秋葉原でなくても良い。ということで、秋葉原にわざわざ行くメリットが薄れてきた、となると思う。
とはいえ、久しぶりの秋葉原である。今回、特に何を買う、というものはなかったし、時間もつくばエクスプレスからJRに乗り換えるときにちょっと、と言う程度だったのでそんなに広く歩いたわけではないのだが、やはりここは特別な場所、と感じた。そのことをちょっと書いてみる。
まず変わったところである。一番は駅、これが大きく変わってしまっていた。ホーム自体は大差ないのだが、ホーム下のコンコースが広く大きく変わっていた。以前はたとえば山手線などから降りると狭い通路に出て、そこを抜けて改札(1箇所)に行く、という感じだったのが広い広いコンコースになり、改札口も複数になっていた。コンコースとホームを結ぶ階段も増え、ここだけ見ると同じ駅とはとても思えない位の変化である。電気街の改札付近、以前緑の窓口などがあったあたりは工事中であり、これから更に変わることだろう。
次は、現在の秋葉原の名物ともいえるメイド、だろう。メイド喫茶など、メイド服の女性がやはり目に付いた。道路で見るのは多くはチラシ配り、つまりアルバイトであるが、そうではない一般の人、と思える女性もいた。メイド服、これは話には聞いていたので見てみたい、とは思っていて、どのあたりに? と考えながら駅前に出たのだが、考えるまでもなく、出てすぐにチラシ配りのメイドがいた。以前、このあたりはメーカのキャンペーンのチラシ等を配る人が多かったのだが、今回は時間が遅いからか、全く目に付かなかった。このあと、以前時々行った店の様子を見に、裏通りを歩いたのだがメイド服の女性は更に多かった。
そして、駅前のビル、ここには小さな店が何店も入っているビルであるが、1階の様子があまり変わらなかったのに2階に上ってびっくりした。目に付いたのはフィギュアなどアニメのキャラクタ関連の店である。かなりの広さであり、お客も多い。この種の店にはとても入る気持ちにはなれないのでそのまま素通りしたが、何軒もあるようである。
そのほかに変わったこと・・・。やはり、店の入れ替わりだろう。時々行っていた店が閉店していたし、新しい店もあった。狭い範囲しか見ていないけれど、時々とはいえ買った店がなくなっているのはやはり寂しい。
次は変わらないこと。
嬉しいことにガード下やラジオデパートなどにある小さなお店の集まり、ここは健在だった。一部シャッターの下りている店もあったがその多くは祭日だから休み、のようだ。これらの店、小さいところは間口が1間位しかない。奥行きも狭く、店員たった一人で身動きできない程度になってしまう。売り場が狭いから当然専門店になる。たとえば、専門書のみ、特殊な電気部品のみ、更には工具、測定器など普通では成り立たないような特殊な専門店ばかりである。その代わり、その分野に関しては品揃えは良い、ということになる。中にはネジ専門みたいな店もある。また、電球専門店もあり、ここには装飾用の特殊な電球も置いてあったりする。こういう楽しい店も多く、一番秋葉原らしい場所だと思う。この場所が以前と同じ雰囲気のまま残っていたことはとてもうれしいことである。
もうひとつ、店は変わったりしてもお客は非常に多く感じた。これもまたうれしいことである。駅は広くなったりしたけど相変わらず混雑している。電気街の近くの人の多さは相変わらずである。
ついでに言えば駅の自動券売機の混雑も同じだった。秋葉に来ているのだからやはり先端技術? のICカード(Suicaなど)、というのは間違いなのかな、なんて思った。
変わらないところ、結構多いのだが・・・秋葉原に通い続けたこともある私としては、変わったな、というのが正直な気持ちである。
でも、また行きたいとは思う。
渋滞の話 2010/7/25
最近、朝の通勤時の渋滞が増えてきた。恒常的な渋滞ではなく、事故などによるものである。事故などによる渋滞、以前はほとんどなかったのだが、最近は月に1度程度の割合で起きているような気がしてきた。私の朝の通勤、距離は10Km弱で、普段は25分前後である。ほとんどが片側2車線のバイパス的な道なのだが、その道でも街中は信号が多くて渋滞気味であり、道路が良い割には時間が掛かる。帰りは20分程度になる。これが、事故などがあると、普段の時間に+20分、+30分、と言う感じである。迂回するとすれば、住宅街の比較的細い道などを抜けるか相当遠回りすることになる。そして、迂回しようにも交差点が少ないのですぐに迂回できず、気がついてからではそれほど時間の短縮にはならない。いつもは20分位の余裕はあるが、事故渋滞ではそれ以上になることが多く、その場合は遅刻である。
普段の朝の様子、バイパス的道路とはいえ街中は信号も多く、ちょっと時間は掛かる。赤信号となるとすぐに100m以上、列が伸びるが、だいたい1回の信号待ちで抜けられる程度である。
さて、渋滞である。まずは通勤経路の話ではなく、一般的な渋滞である。事故や工事、信号など明確な理由がないけど渋滞が起きること、これは結構ある。連休などの高速道路での渋滞はこういうのが多く、渋滞に入って動いたり止まったりしてるうちに、なんだか動いている時間が長いな、と思っているといつの間にか抜けていた、そんな感じである。つまり渋滞の先頭がはっきりしない渋滞である。こういう渋滞、テレビなどでは”1台が何かの理由でブレーキを踏んだことがきっかけで後ろの車もブレーキを踏みそれが波及し・・・”なんて紹介している。一見もっともなように感じるので結構信じている人も多いようだけど、これは正しくない。ちょっと思い浮かべればわかるけれど、車が少々多い程度までであれば、1台2台がブレーキを踏んでも渋滞にはならない。ブレーキだけで渋滞の発生の説明は無理である。渋滞の発生理由、以前読んだ書籍に実に明確に書かれていた。渋滞、これは車の台数が通行可能台数を超えたときに起こる、というものである。
ここで通行可能台数である。単純に1車線の高速道路で考える。時速100km/hで車間距離(先行車の先端から次の車の先端、とする)が100mであれば、1時間当たり通行可能な台数は1000台となる。これを、1000台/時間と書くことにする。同じ車間距離で速度が80Km/hに落ちると800台/時間になる。このとき、車間距離を80mに縮めれば同じように1000台/時間となる。仮に今、車が1000台/時間で100km/h、車間距離100mで流れていたとき、途中坂道があって速度が80km/hに落ちた場合、車間距離が100mのままであれば通行可能台数が減り、1時間当たり200台の車があふれることになる。このあふれた200台が渋滞になる、というものである。
渋滞は、車が通行可能台数を超えたときに起こる。これは実にシンプルな説明であり、理にかなっている。信号があれば、通行可能台数は赤と青の時間比率分以下に減る。赤と青が1対1であれば信号がないときに比べて通行可能量は約1/2である。仮に道路自体の通行可能量が1000台/時間として、車が約500台/時間までなら信号があっても渋滞にはならない(次の青信号で抜けられる)が、それを超えると渋滞になる。工事で車線が1車線減ったとき、あるいは合流で車が増たとき、これらの渋滞も車が通行可能量を越えた時に起こる、と考えれば納得できる。
ここで最初の高速道路の例である。速度が落ちても車間距離を縮めれば通行可能量が増えて渋滞にはならないのでは? との疑問もあると思う。実際、100km/h車間距離100mも、80km/h車間距離80mも、通行可能台数は1000台/時間で同じである。でも実際には渋滞が起きる。これは、車間距離を縮めるのに限界があるからである。交通量の多い高速道路、たとえば東名や名神では、100km/hで走ってても車間距離は50m程度だと思う。それ以下ということも結構あると思う。では、車間距離40mで速度が80km/hに落ちたときに8割に縮められるか、というとちょっと苦しい。それは、車の長さがあるから、である。最初に車間距離を先行車の先端から次の車までの先端、と書いた。車の長さが5m(実際よりちょっと長いが切りの良い数字として)とすると、車間距離40mは車の間は35mになる。これは可能だと思う。が、その8割の32mはどうだろう? これは5mを引くと27mであり、かなり短い車間である。ここまで詰められない車も多いだろう。となると、通行可能台数が減って渋滞に、となる。時速100km/hで車間距離40mは2500台/時間。80km/hに落ちて車間が35mまで縮めたとすると約2300台/時間。約200台があふれることになる。200台、渋滞で車間距離が15mだとすると長さにして3Km
。立派な渋滞である。
で、朝の通勤時の渋滞である。片側2車線のバイパス的道路であり、交通量は多いが普段はそれなりに流れている。ここで事故などがあると1車線が通れなくなり、交通量は約半分になる。あるときの例では、故障車が交差点直前で止まっていたため、渋滞が約4.5Km、抜けるのに40分近く掛かってしまった。これ・・・損失にすると少なくとも数百万円に相当すると思う。たった1台の故障の結果としては結構な損失である。
以前、渋滞が少なかったのは? これは交通量が道路の許容量ぎりぎりに近づいたからだと思う。限界に対して余裕があると事故があっても渋滞が伸びず、回復も早かったのが限界に近くなり、渋滞からの回復が遅れてしまうのだろう。実際、事故車両等は移動しているのに渋滞だけが残ることもあった。
余裕のある道路、実現はなかなか難しいと思うが・・・。
カップメン 2010/7/21
文房具や小物で、大したものでもないのに無性に欲しくなるものがある。久しぶりにそう感じたのがこのカップメンである。今年の3月に見つけたときは展示品があっただけで品切れ。他の店を見たけどなく、今回、ようやく購入できた。
これを最初に見つけたのは文房具で有名な伊東屋である。が、これ、厳密に言えば文房具ではない。といってもただの飾りではなく、立派な実用品である。何に使うか、といえばカップラーメンの蓋押さえである。カップラーメン、蓋が紙のようなもので出来ているものが多く、お湯を入れたあと、自然に開いてしまうことがある。それを押さえるためのものである。これに3分のタイマーなどがあれば更に実用性高まると思うのだが、残念ながらそこまではない。ただ、蓋を押さえてくれるだけである。
しかし・・・ひとつだけ芸があり、抑えていると色が変わる。熱いカップラーメンの蓋をけなげに抑え続けてくれる。そんなちょっと面白くて便利な小物である。

カップメン レンズの上に載せてみました。レンズの直径は72mmです。
凧のケース(その2) 2010/7/14
その1で書いたように、私の凧の多くは細長く畳める。長さはセダンのトランクに積むことを考えて、最大で1.35m程度、多くは1.2mに抑えている。多くの場合これをそのまま持ってゆくわけだけど、これは車なら困らないが、電車や飛行機だと凧がいくつかある場合はちょっと面倒である。特に切り抜き凧は骨が1.5mm程度と細いため、多少扱いに気を使う。特に飛行機では、このまま預けるのは不安がある。そこで用意しているのがこのケースである。
ケース、外側は細長い布で肩掛けのベルト付きであるが、中身は多くの人が見覚えのある紙筒である。なじみのある(?)賞状入れと全く同じデザインである。店で売っていた最大のもの、長さ約75cm、直径12cm程度。これを、2つ繋いで長さを1.3mにして布のカバーに入れたものである。直径が細いのでそう多くは入らないが、切抜凧なら2つ3つ入る。ひとつ抜けば代わりにカイトフォト用のダブルデルタボックスを入れることもできる。また、ファイター仕立ての六角は細いので入れやすい。同じく折りたためる喧嘩凧も入れやすい。これらを適宜組み合わせて入れる。主に電車や飛行機での遠征用に使っている。
さて、この筒、さすがに持ち運びは邪魔である。飛行機なら、取り扱い注意で預けてしまえばそれでよいのだが、電車などではさすがに長いのでちょっと持て余す。特急などでは、車両最後部の座席を指定して取り、コート用のフックに引っ掛けるなどして置いている。自由席などでそれが無理なら、窓側にとなり多少邪魔であるが、まあ不自由するほどではない。しかし、通路側の席や普通の列車では邪魔である。ロングシートであれば座ったときに足の間に立てるように持つことになる。立っているなら、運よく隅っこがあいていれば角に立てる。軽いから良いが、ちょっと面倒である。そして・・・歩くときもちょっと邪魔になる。長くだけなら肩から斜めに掛けてそれでよいのだが、電車での遠征は長距離なので荷物も多く、自動改札は通りにくい。幅の広い改札があればそこを使うが、必ずしもない。そうなると、狭いところを荷物などぶつけながら通ることになる。
とはいえ、なかなか便利なケースである。このケース、最初太目の塩化ビニールなどのパイプを探したがこれが結構重い。その点、これは紙なので軽い。このほかには、延長できるパイプ状の書類入れもあるので、凧に応じて選べばよいと思う。
この紙筒は、大きな文具店で1000円程度、プラスチックの書類入れは延長して3000円程度が目安になると思う。(個々の製品によって結構違うようです。)

凧のケース(その1) 2010/7/10
私の凧、空撮用や創作凧は折りたためるものが多い。骨などがばらばらにならないように、細長い袋に入れるなどしている。これは、車で揚げに行く場合はそのままトランクに入れて運んでいる。凧のイベントでは、風の様子などを予想して、今回はこれとこれ、と言う感じで選んで積んでいる。
そして、それとは別に、今回紹介する”凧のケース”がある。これは主に小型の喧嘩凧用である。私の喧嘩凧はほぼ同じ大きさで、幅60cm程度、高さ50cm程度である。これは折りたためない。この専用ケースとして使っているのが、A2用書類入れである。大きさはA2がゆったりと入る、62cm×46cmで、厚さは3cmほどである。この大きさまでの凧、だいたい5〜10枚入れられる。私の喧嘩凧、菱形なので斜めにするとぴったり入る。喧嘩凧、普段からこれに入れてしまっている。2つあるので、そのときに応じて入れ替えてひとつを持ってゆく。車の場合はもちろん、電車や飛行機での移動にも最適である。ただ、大きさが結構あるので電車などではちょっと面倒である。特急や新幹線では、窓側の席なら窓の下の壁などに立てかければよいが、通路側の席では置き場所に困る。網棚に載せることはできるが、平たく載せると他の人の荷物が載せにくくなる。別のかばんを上に載せられるとケース自体がつぶれてしまう。飛行機の場合は、”取り扱い注意”の札を貼ってもらって預けている。かばんの下にさえならなければ問題はない。今のところ、無事である。
このケース、喧嘩凧など小型の凧を運ぶには最適だと思う。もち手があるし軽い。値段は3000円程度まで。見た目は・・・さすがに高級感はないが、凧用と割り切れば十分である。
LED電球、まだ高かった・・・。 2010/7/7
LED電球、ひとつ買った。
家の照明、ほとんどが蛍光灯であるが、電球は4つある。が、そのうち3つは横向きに使うため、LED電球への置き換えはまだ出来ない状況にあった。(最近、斜め下向きのLED電球が出た) 残りひとつ、使用時間も比較的長いもので頻繁に切れいているのだが、LED電球化、その前に蛍光灯電球化しなかったのは、器具の隙間が狭くて不安があったから、である。そして、ソケットがE17で通常より細く、それに合うLED電球がなかったこともある。
さて、今回、電球が切れたため、女房が”LED電球にしたい”と言ってきた。切れる回数が多く、交換が面倒になったのだろう。それでは、と見てみるとE17に合うLED電球、複数社から出ていた。が、今回置き換える60W相当の明るいものは店にはひとつしかなく、高価であった。4千円もする。普通の大きさのものは安くなってきたけどE17、クリプトン球対応はまだ高い。もっとも、40W相当でよい、といえば3千円に下がる。
で、高いけど結局買った。女房の依頼でもあるけど、自分でもLED電球に関心があったから、である。60W相当、電球色もあるがこれはちょっと暗い、ということで白色にした。明るさ、60Wの電球に比べると少し暗いようにも思えるが、まあまあ明るいと感じる。60Wの電球に近い、と感じる。
ここで明るさであるが、今回買ったLED電球、次のように書いてあった。
・真下の明るさ 60W電球相当
・全光束 40W電球相当
これを解釈すると、天井の高い部屋に、たとえば2mの高さに吊るすと、床の明るさは60Wの電球とほぼ同じだけど、効率の良い笠をつけたときの床の明るさは40W電球と同じ、となる。電球は横や斜め上方向にも光るけれど、LED電球は光が下方向にのみ向かう。照明器具は上に行く光を反射するように作ってあるけれど、LED電球では反射がないのでその分電球よりは暗い、となる。実際のところ、ちょっと暗いかもしれないけど十分明るいかな、と思う。つまり、60Wの電球と思えば暗いけど、40Wの電球と思えば明るい、と言うことになると思う。
さて、3〜4千円出してLED電球に換えるか? 電球で、使用時間が長ければ電気代だけで短期間で元が取れるので、毎年交換するような電球は替えたほうが良いそうだ。また、電球型蛍光灯は効率も良いのでこれは次に切れたときに、と言う感じだそうだ。
LED電球、会社でも電球の代わりに使われ始めた。明るさは同じでも、指向性が強いからだろうか、どこか暗く感じることもある。志向性が強いので床は明るいけれど壁が暗い? そんな感じである。一瞬暗い、と思うけれど床や机などは明るい。ちょっと違和感を感じたりする。あと、明るいのは白色だけどどこかクールな光に思える。出来れば電球色の方が良いのだろうけど、そちらは白色よりやや暗い・・・。まあ、消費電力が十分少ないので、たとえば60Wを使っていたなら100W相当にしても良いのだろうけど・・・。
このあたり、電球用の置き換えではなく、初めからLEDを前提にした新しい照明が出てくればまた違うと思う。そういうのを期待したいものである。
セキュリティワイヤ とゲーム機 2010/7/7
会社のノートPC、原則、セキュリティワイヤで机などに施錠、固定されている。会議など、必要なときには外し、戻ったときにすぐに施錠する。ノートPC、比較的小さくて普段通勤に使うような鞄にも入る大きさなのでこのような対策が行われている。これは他の会社でも行われているところもある。
セキュリティワイヤ、これはノートPCにあるロック用の小穴に金具を差し込んで固定する。この小穴はノートPCはもちろん、外付けのハードディスクなどにもある。デスクトップPCにも類似のものが付いていたりする。ワイヤは片側が輪になっていて、これを使って机などに通して固定し、反対側の金具をノートPCに差し込んで固定する。この固定はダイヤル式や鍵などがある。オフィスで使うものなので、ワイヤにはビニールみたいなカバーがあり、机やノートPCを傷つけないようになっている。
さて、このセキュリティワイヤ、自宅でも使っている。と言っても、ノートPC用ではない。盗まれたら多少の個人情報の流出があるにしても、致命的なことにはならないように使っているからである。(金銭的には痛いが・・・) で、ロック対象はゲーム機である。もちろん使うのは子どもである。一度、望ましくない使い方をしていたので、親の目の届く範囲で使うように施錠した。といってもセキュリティワイヤはそのままでは付かないし、安くはない。それに、盗難防止が目当てではないから、そんな大げさなものはいらない。だから、電線を半田付けして両端に輪を作っただけである。これを、リビングのソファーに通し、ゲーム機は小さな南京錠でストラップに繋いだ。電線なので柔らかいから家具などに傷をつけることはないし、軽い。もっとも、その気になれば小さなカッターでも切れるから防犯にはならない。あくまでも、精神的な制約、親の見える範囲で使い、勝手に外に持ち出さないように、というだけのものである。
この話を会社でしたところ、”うちもやってみようか”と言う人がいた。ゲーム機管理の方法のひとつ?としていかがでしょうか?
女性の特殊能力? 2010/6/30
今日の昼過ぎ、職場で女性3人が話をしていた。雑談ではなく、仕事の話である。大きな声ではないが、そこは女性の声。よく通っていた。
で、その時のこと。ふと気がつくと3人が同時にしゃべっている? 賑やかなわけである。で、話しながら2人の話を聞いて理解している? 確証はないけどしばらく後には合意に達したようだからちゃんと話していたのだろう。
男同士の会議だとこうはいかない。話すのは一人のことが多い。が、思い出してみたら、世のおばさんがた、何人も同時に話していたりする。これは・・・やはり女性の特殊能力というべきなのだろうか?
チーズの話 2010/6/28
チーズ、なじみのある食材にはなってきていると思うが、まだ好き嫌いもあると思う。特にナチュラルチーズとなるといろいろあり、個性豊かなものも多く、嫌いな人、あるいはチーズは好きだけどナチュラルチーズの中には嫌いな種類がある、という人もあると思う。
さて、ナチュラルチーズ、これはまだ販売店が限られている。私が時々行く富山には、デパートの地下にチーズの専門店が入っている。富山に行くこと自体限られるのだが、行くと大抵寄って買ってしまう店である。チーズ専門店だから、当然種類は多く、なじみのあるものから聞いたことのないようなものまで多数ある。私の場合、多少は食べていて種類も覚えているものもあるが、それはまだ一部なので、店の人にいろいろと聞きながら買っている。特徴を聞いたり、あるいは”ウィスキーに合うもの”などと言ってアドバイスを受ける。そして、一部試食しながら選ぶが、これもまた楽しい。対面販売の良さを実感する。ここでは、毎回、小さめのものを適量、買っている。チーズも鮮度が重要なのと、家庭ではうまく保存できなかったりするので短期間で食べきる程度に抑えている。種類は、大抵2,3種類選んでいる。個性の強いものとおとなしいもの、季節に応じて、そのときの気分に応じて選んでいる。この店では、チーズは、量り売りみたいに種類に応じて100g○○円で売られていて、あらかじめ大小、大きさを分けて包まれている中で選ぶことになる、だけど、その場で更に小さく切ってもらうことも出来る。小さいものは50g程度からあるのも嬉しい。
さて、チーズの味である。ここでまず、ナチュラルチーズとプロセスチーズについてである。専門店で売られているチーズ、これはほとんどがナチュラルチーズであり、味はさまざまである。これに対してスーパーなどでよく見られるチーズはプロセスチーズが多い。これは、ナチュラルチーズを加熱処理したものである。その際、複数のナチュラルチーズを混ぜ合わせることで味を均一にしている。味も匂いもおとなしいので、食べやすい。
これに対してナチュラルチーズは、見た目も色も、そして味や匂いもさまざまである。比較的おとなしいものは、日本のプロセスチーズの材料に使われるゴーダチーズやチェダーチーズである。これならプロセスチーズが食べられる人なら大丈夫だろう。他にも比較的おとなしいものは多い。そこは発酵させたままのもの。皮があったり、内部に穴があるものもある(トムとジェリーにでてくるチーズみたいな感じ)。そして、匂いは独特のものがある。はっきり言うと”くさい”。慣れない人にはそれこそ悪臭に思えるだろう。味も、おとなしいとはいえ荒削りである。そして、部分によって硬さが違ったりする。
おとなしいナチュラルチーズでもこれだから、個性的なものはこれはまたさまざまである。硬めのものがある一方、クリームのようにやわらかいものもある。材料も牛乳のほか、羊や山羊の乳を使ってものもある。そして、カビを生やしたものもある。カビの中でも白カビは見た目もおとなしく比較的食べやすい。たとえばカマンベールはスーパーでもよく売られている。が、青カビとなるとこれは強烈である。見た目はもちろん、味も匂いもすごい。ここまでくると、いきなりは食べられない人も多いと思う。
だが、チーズに慣れてくるとこれが全て魅力に変わる。最初、とても食べられない、と感じた臭いが匂いに変わるから不思議である。味も同じで、カビの強烈な味もまた、魅力となる。ナチュラルチーズ、チーズ好きにはその個性がなんともいえない良さであり、さまざまなものを試したくなる。匂いに関しては、日本食にも匂いの強いものは多数ある。たとえば納豆も相当のものだし、漬物の匂いも日本食になれない人には厳しいだろう。それと同じようなものかもしれない。
さて、今回、ロックフォールを買った。青カビのチーズの中では最高のもの、と言われているチーズのひとつである。飼料まで管理された羊の乳を使い、古くから培養されている青カビを植え付け、特定の洞窟で熟成されたものである。味は、というとまずカビの匂いと苦味を感じる。そして、強い塩味を感じる。ここまでは良くある青カビのチーズの味である。が、この強い味に負けない、チーズとしてのベースの味がある。カビや塩味に負けない力強く、そして繊細な味である。チーズ自体が柔らかく、口の中で解けてゆくような感じもある。さすがにおいしい。
私は平気だが、女房子どもには無理だったようだ。もっとも、食べられるとは思っていなかったので50gという少量のものを買っている。この位なら一人で食べられると思った量だ。実を言うと最初にロックフォールを買ったとき、青カビのチーズに多少慣れていたのに十分に食べられなかったのである。今ではものすごい魅力を感じている。
ところで、青カビのチーズ、これは保管も難しい。うっかりすると青カビが生き返って増えてしまうのである。熟成の際、薄い箔で包んで空気を絶ち、青カビが増えすぎないように抑えている。だから、保存が悪いとカビが復活してしまうし、他のチーズに移ったりする。そうなると・・・捨てるしかない。カビを生やしたチーズとカビの生えたチーズは全く別物である。
さて、その後のことである。女房がぼそりと。
”青カビのチーズ、これ、料理に使っていい?”
確かに青カビのチーズを料理に使うこともあるのは知っているけど、これ、ロックフォールである。しつこいけど、最高の青カビのチーズのひとつと言われているものである。それを料理に使うなんて・・・。大吟醸酒を料理酒として使うようなものだと思う。もちろん即座に却下した。
居合のごとく 2010/6/13
居合、刀を鞘に納めたまま、ぎりぎりになって抜く。
話は全く変わって私の喧嘩凧の揚げ方である。
凧を揚げるとき、凧を別の人が持ち、糸を伸ばしておいて揚げる方法がある。これなら一気に高度を上げられる。実は、喧嘩凧もこのように揚げるとやりやすい。糸が短い、操りにくい状態を避けることが出来る。が、私はこの方法では揚げない。具体的にどのように行うか? 喧嘩凧はバランスが悪く、糸を伸ばす前、揚げ糸をほとんど伸ばさずに糸だけ持つと凧は手元でくるくる回っている。この状態で凧が上を向いた瞬間に軽く引き、糸巻きを緩める。凧は風に乗って糸がどんどん伸びてゆく。途中、凧が下を向かないように軽く引いたりしながら糸を一気に送る。張力がないのだから凧は低いまま、糸だけが伸びる。こうして数m、10m、あるいは15m伸びたところで凧を上に向け、糸の送りを止める。糸は張り、凧は一気に上昇する。風にもよるが、ここまで数秒である。居合いのごとく、瞬時にとはいえないまでも周りからみると一気に揚ったように見える。長い尻尾をつけていると、天に向かって一気に伸びたようにも見え、子供たちが歓声を上げたりする。
さて、この揚げ方、実はカイトフォト用の大きめの凧でも行っている。ただ、最初は風にふわりと乗せるだけである。後は同じようにバランスが崩れないようにしながら一気に糸を伸ばし、20mくらい送ったところで糸を止めると急上昇する。このとき、凧がはためいて音がしたりするし、大きな凧が急に上り初めるのだからこれもまた、人目を引く。風が弱めのときはなるべく長く伸ばしたいの糸を送るのだが、凧の祭りでは観客席ぎりぎりまで糸を送ることもある。距離の把握を間違えると人に突っ込んでしまうのでこういうときは高さを人の背丈以下にはしないのだが、観客から見ると突っ込んでくるように見えるのでおもわずしゃがんだりする人もいる。
私がこのように揚げるのは・・・ひとつにはこのような揚げ方が私の凧に向いていることもあると思うが、なんとなくかっこよい、と思えるからである。私が公園などで凧を揚げていると、子供たちからは”凧の名人”と呼ばれたりする。この呼び方は非常に荷が重いのだが、そう呼んでくれるからには、それらしいところを見せなくては、とつい思ってしまう。こういう、子供たちとはちょっと違う揚げ方、かっこよく見えるかな、とおもっているうちに身についてしまった。
しかし・・・実は喧嘩凧でかっこよい揚げ方、もうひとつある。凧を軽く投げ、るようにして糸を送り、ある程度伸びたところでさっと揚げる方法である。長崎のハタでは良くやる方法である。これもまたかっこいいと思う。これは、洋凧でもグライダー式の凧で可能である。これは・・・私はまだ習得していない
上級プリンタ 2010/6/10
プリンタを買い足した。
理由は、今使っているプリンタの不調が見え始めたから、である。今のプリンタ、インク代がプリンタの代金を大きく上回わる位使っているのだが、廃インクが多くなりすぎてきたからだろうか、ヘッドのクリーニングをするとかえって詰まるノズルが増えるような状態になってしまった。もっとも、しばらく放置して普通に何枚か印刷すると詰まりは取れているし、写真以外の書類的な印刷では数ノズル詰まっていてもそれほど困らないのだが、いざ写真を印刷したいときにノズルが詰まっているとクリーニングしてもすぐには取れないのちょっと困ったことになる。
ということで新しいプリンタを探した。今のプリンタ、A3まで印刷が出来、インクは8種類。家庭用としては上級機である。但し、現行機ではなく前のモデルである。だから、その後継機が候補になる。もうひとつ、プロ用/業務用とされるモデルで一番安い機種も手が届く。具体的な値段でいうと、金沢の量販店では家庭用の最新機種が6万円弱、業務用機が8万円弱であった。2万円の差である。この2機種、実は見た目はほとんど同じで若干色が違うだけ。しかも、同時に使えるインクはどちらも8種類である。中身、多分ほとんど同じなのだろう。逆に言えば、家庭用機と共通になっているので業務用機なのに安い、ということになるのだと思う。で、中身が同じであれば印字品質も大差ない? という疑問が出てくるのだが、実際は結構違うらしい。家庭用機はインクが8種類あるがその中には黒が2本あり、紙によって使い分けている。そして無色が1本ある。つまり、実質6色なのである。シアン、マゼンタ、イエロー、黒の基本4色にオレンジと赤が加わる。これに対して業務用は全く別のインクで本当の8色である。基本4色のほか、薄いシアンと薄いマゼンタ、薄いグレーとグレーが加わる。
で、印刷の結果である。今まで使っていたプリンタと印字品質はかなり違う、と感じた。特に肌の色や、背景でぼけた部分が滑らかに色が変わる部分などがとてもきれいに見える。以前のプリンタ、色の薄い部分で粒子が見えたものだが、それがほとんどなくなった。解像度と言う意味では変わらないのだが、薄い色のインクの効果かもしれない。そして、微妙な色の表現が豊かになった。特に暗い部分が違って見える。黒いフェルトの帽子、ほぼ黒1色だったのが微妙な濃淡が出て立体的に見えるように感じた。布の素材の違いも見えるような気がする。印字の質で言えば2段違う、そんな感じである。もっとも、家庭用後継機も良くなっているそうで、それと比べると1段の差になるかもしれない。
そして一番ありがたいのが色が素直で癖がなく、画面と同じように印字してくれるようになったことである。以前のプリンタでも画面と色あわせはしていたのだが、一部の色がなかなか合ってくれかったけれど、今度はきれいに一致している。画面で見ている写真がそのまま印刷される、と言う感じである。これはありがたい。色に厳密な業務用ならでは、と実感した。
色の表現、これはやはり家庭用と業務用の違いがあるのだろう。家庭用、色の再現性も重要だけど、それよりはプリンタ任せである程度の質で印刷されることや、見栄えがすることも重要である。写真をもらった人への印象、やはり多少派手な方が好印象になると思う。だから若干強調しているところがあるのだろう。更に、自動で補正は重要である。わざわざ細かな色の補正をする人はそう多くはない。なにも手を加えなくてもきれいに印刷されることは多くの人にとって重要だと思う。そしてもうひとつ、光沢である。これも写真としてみたとき光沢は好印象になる。家庭用機の”無色”のインク、これは白い部分に使うためのものである。白は紙の地肌で表現するのだが、その部分はインクが乗らないのでそのままでは光沢に差がでてしまう。これを避けるために無色のインクを使うのである。だから家庭用機では光沢が均一で美しい仕上がりになる。一方、業務機は光沢はちょっと落ちる。
このような違いもあり、写真はやや地味に仕上がるが、忠実な色になる。だから、必要があれば色の補正などで強調することもできる。そういう意味で色の再現性が優れていることはとてもありがたい。
さて、このプリンタ、色のよさなどで写真好きには是非、と言えるかというと実はそうはならない。実は薦められない理由もある。ひとつは黒インクである。このプリンタ、黒インクが2種類あり、紙の種類によって使い分けている。光沢のある写真用とつやのないマット紙と普通紙用である。この黒インク、同時には挿せないので紙の種類を変えるとインクも交換しなくてはならなくなる。その際、インクを少し捨てることになる。だから、紙を頻繁に使い分ける人にはとても不便になる。一般には写真は光沢が好まれるので写真用の黒インクを主に使っているとして、普通紙にも印刷したい、となるとその場合は印刷の質が落ちる。ではインクを差し替えるとなると今度はそのためにインクが捨てられる。このとき、クリーニングも同時に行われるので黒以外のインクも減る。これは都合が悪い。お金も手間もかかる、ということになる。
そしてもうひとつ、インクが入手しにくいのである。金沢近辺で4軒回ったところ、3軒でこのプリンタの値段表示があり、少なくとも1軒には在庫もあった。しかし、インクがおいてあるのは1軒だけである。インク、通販で注文でき、翌日や翌々日には手に入るとはいえ、1本2本買うには送料も必要だろう。また、急に必要になることもある。これは少々不便である。
とすると、このプリンタは写真専用としてしまうのがよさそうである。マット紙を常用する人なら普通紙にも問題はないが、人に配るにはやはり光沢のある写真が好まれる、という現実もある。となると、写真用の光沢のあるプリントを常用するなら、そのインクでは普通紙には印刷しにくいので、インクの無駄と手間を省くには普通紙用のプリンタもほしい、となる。実際には買い足しで古いプリンタがあればそれを使えばよいのだけど、置き場所に困るし、インクの管理も大変である。私は、置き場所は棚を買って2段にしたのだけど、1台は高い位置なのでちょっと使いにくい、というのが正直なところである。そして、印刷する際にプリンタを選択するのも面倒ではある。もっとも、置き場所さえなんとかなるなら、インク代の差額でもう1台プリンタを買っても得だと思う。ある人の実験では1回のインク交換で消費されるインクは約500円とのこと。一方、一番安いプリンタは8000円位である。つまり、16回のインク交換でプリンタが買えてしまう。
ということで、写真用の業務機、印字品質は非常に良いけれど、普通の人が使うには運用面で難がある、ということになる。やはり手軽に使える、という意味で薦められるのは家庭用機となるだろうか?
サーカス写真の魅力 2010/6/8
愛知県犬山市にある、リトルワールド。これは野外博物館であるが、ここでは春と秋、サーカスの公演がある。公演の場所が野外ホールということで、屋根のみあるサーカスとしては狭い場所、なので演目には限りがあり、たとえば大規模な空中ブランコはできない(小さなものは行われている)し、動物を使うことも難しい。出演者もせいぜい10人位でこじんまりとしている。そして1公演が40分程度と、本格的なサーカスではない。しかし、それゆえの魅力もある。そして、なによりうれしいのは、写真撮影が可能なことである。サーカスの写真、面白い写真も撮れるがその一方で失敗も多い。それも含め、サーカス写真の魅力、ということで書いてみようと思う。
サーカス、私の子供の頃は時々近くまで公演に来ていたと思う。近く、とはいえちょっと離れた場所ばかりなので出かけてゆく、という感じだった。で、一度だけ行こうとしたけれど現地で長い行列を見て引き返した、という記憶がある。また次来ればよい、ぐらいの感じだったけれどそれ以降機会はなく、大人になって子供とようやく見に行った。で、見ると面白いと思う。入場料は高いけれど、価値はあるな、と感じた。そして今、リトルワールドで何度も見て、その面白さに惹かれてしまった。
サーカスの面白さ、これはいろいろあるとは思うが、なんといってもその”技”だろう。普通の人が出来ないようなことを簡単にやっているように見えてしまう。もちろん簡単に、ではないはずなのだけど、そう見えてしまったりするところがまたすごい。体力、素早さ、バランス感覚、繊細な技もある。ペア、チームで行うのもまた見所と言えると思う。そして、笑いもある。ピエロもそうだけど、技で見せるような感じの笑いである。
ここでリトルワールドのサーカスに絞ってみる。場所が比較的狭い、ということで客席がぎりぎりまである。空中ブランコや綱渡りのような危険があるものはさすがに舞台上のみであるが、そのほかの空中の演目では客席の上で、ということもある。着地の直前など、おもわず首をすくめてしまうようなことさえある。実は、私も演者の衣装がすぐ目の前を通り抜けて驚いたこともある。そして、場所が野外ホールで客席も明るいので、客席との一体感のようなものも感じる。出演者からもお客の様子がよくわかるからだろうか、お客の反応に敏感なようにも思える。そして、客席と一体になったような演目、演者が客室に飛び込んだり、時には客席からお客を引っ張り出して、というのも結構あり、これもまた面白い。
ここでようやくサーカス写真についてである。サーカスは一般に撮影禁止なのでその意味では貴重である。ただし、フラッシュ撮影は禁止である。これはある意味当たり前だろう。まぶしい光は演技によっては危険を伴うのだから。でも、舞台はまあまあ明るいので、十分撮影はできる。とはいえ、動きが激しいので、良い写真をと思うと条件は厳しい。
ここで、撮影の状況である。写真の数値的なことに関心のない人には細かな話になるがご容赦願いたい。要するにぎりぎりの撮影条件、ということなのでこの部分は軽く読み飛ばしてもかまわない。で、撮影条件である。私の常用感度ISO200では、絞りをF2.8まで開いても、1/250-1/500程度になる。いつも最前列付近で写しているので距離が近く、動きも早く見えるのでこれはぎりぎりの明るさである。そして、オートフォーカスも苦しい。距離の範囲は5-20m位。望遠なのでピントがずれると結構ぼける。ピント合わせ、うっかりして背景に向けてしまうと戻るのに時間がかかる。ピント合わせの有効範囲を遠景にしているのだが、それでも時間は長い。ピント合わせ、センサーを多数使うモードにするとある程度救われるが、今度は近景で顔に、特に目にピントが合わない。絞りが開放なので極力正確に合わせたい、となるとカメラ任せでは無理である。そこでセンサーを固定にしたりするが、そうすると演者がセンサーから外れると背景などにピントが合ってしまう。だから、センサー位置が外れたらシャッターボタンから指を離してオートフォーカスを止め、合ったところで再びオートフォーカスを作動、と言った感じでこまめに繰り返すことになる。こんな感じで意識して写してはいるのだが、それでも相当数のピンボケ写真を写してしまった。ということで、写真としては条件が厳しいので、技術的な意味でもずいぶんと写真の練習をさせてもらった。
そして、サーカスならではの難しさがある。写真だから動きは写らない。静止画で動きの見える写真にしたい。また、客席から見上げるような場面では高さが感じられるような写真にしたい。これがまた難しい。というより、これは私にはまだ無理である。そしてもうひとつ、曲芸では柔軟性を生かしたポーズがある。中国雑技団の技を思い浮かべてほしい。これを写真にすると立体感がないことなどもあり、妙に不自然な感じになったり、技のすごさが見えなくなったりする。これもまた、私にはまだ無理である。
動きの一瞬を、最適なタイミングで撮る。これも難問である。たとえばジャンプして輪をくぐる瞬間などである。私のカメラ、1秒に約5枚撮影できる。つまり、おおよそ0.2秒間隔になる。(ブースターをつけれが8枚に上がる) これだけあればシャッターを押しっぱなしの連続撮影で最適なタイミングの写真がありそうなものだが、実はこれはとても足りない。最上級の一眼レフ、秒10枚でも多分足りないだろう。というのはビデオ撮影、これは秒30枚相当になるが、それをコマ単位でみても最適なタイミングのコマがなかったりするのだから。ではどうするか? プロは動きを予測し、最適なタイミングにシャッターが切れるように撮影するそうだ。シャッターボタンを押した後、実際にシャッターが切れるまでのタイムラグも考慮していることになる。これもまた難しく、なかなかベストタイミングにならない。
ここまでタイミングが厳しくはないが、演者が演技中に笑顔を見せる瞬間がある。また、演技として重要な表情もある。これは写真に捕らえたい一瞬である。なんとなく演技の流れでわかるのだが、気がついてからシャッターを押しても間に合わないことが多い。実際は2度3度と見てタイミングを覚えるのだが、それでもなかなか思うようには写せない。その直後のやや不自然な表情の写真が結構ある。
サーカス写真、もともとは博物館のひとつとしてリトルワールドに行き、そこでサーカスを見、写してみたことから、まず難しさを痛感した。難しさ、これは枚数を写せば写すほどより重くのしかかってくる。デジタルコンパクトカメラではどうにもならず、疎遠になり始めていたフイルム一眼レフを持ち出して撮影、一眼レフの優位性を再認識し、デジタル一眼レフに移行し、背景をぼかすことの重要性も再認識した。
サーカス写真、スポーツ写真的であり、また華やかさもある。これからも挑戦を続けたい写真である。

リトルワールド、サーカス裏話
ビデオフレーミングシステム 2010/6/3
カイトフォト、これはファインダーを見ないで写すのが一般的である。しかし、私ははっきりと写真をイメージして写している。偶然写った写真では決してない。では、見えないファインダーでイメージする写真になるようにどのようにしてカメラを被写体に向けるか、というとこれは勘も混じる。写真からイメージした位置にカメラを持ってゆき、カメラの角度を調整してシャッターを切る。あるいは、インターバルの5秒以上を待つ。とはいえ、見て確かめられないし、正確にカメラを向けられるわけではなくて誤差もある。それも見込んでやや広い範囲を写すようにしたり、位置や角度も多少ずらして写すなど枚数を写すのだが、それでもほんの少し被写体が入っていなくて残念な思いをすることもある。ならばファインダを手元で見られるようにすればよいではないか、という意見も当然あるだろう。映像を電波などで飛ばすこと。これはそう難しくないではないか、それくらい出来る機材があるではないか、と言われそうである。これはそのとおりである。これはビデオフレーミングシステムとも呼ばれ、実は相当前から行われている。
ビデオフレーミングシステム、実は私は既に一度カイトフォトをはじめて間もない頃に試みている。フイルム一眼レフカメラに並べるようにして白黒のCCDカメラをおき、トランスミッタで手元の携帯テレビで映像を見てみた。正直なところ、正確なフレーミングは困難であった。カイトフォト、どうしても揺れがある。その中で映像を見て正確に向きを変えること。これは非常に難しい。風の変化による向きや位置の変化もあるのだから。そして、撮影となると操作が非常に難しい。特に風の変化があると、凧を見て糸を操る必要もある。その上で、手元のラジコンで小さなテレビ画像を見ながら向きを変え、シャッターを的確なタイミングで切る、というのは一人では非常に難しいと思う。風が安定していればもちろん可能だが、逆にそのようなときはカメラの真下に入るなど、ファインダーをみなくても正確なフレーミングはしやすい。
こういう状況なので、結局広角でやや広めに写して多少のトリミング写すのが確実、となる。また、当然重くなる。CCDカメラとトランスミッタで3〜400g程度にはなる。これは一眼レフを前提にしても非常に重い、と言える。その分凧が大きくなり機動性が損なわれるし、重くてカメラが揚らない、ということにもある。そして・・・当時はCCDカメラが白黒であり、カメラとの間で向きの多少のずれがあることも正確なフレーミングを困難にする理由となり、結局は止めてしまった。その間に慣れ、カメラの向きがある程度正確になったこともある。
しかし、時代が変わってきたと思う。今のデジタルカメラにはビデオ出力端子がある。これを使えば別途CCDカメラなどをつける必要はない。後はトランスミッタがあればよい。そして、非常に軽量な機器が出てきた。ビデオフレーミングシステム、よりやりやすくなっていると思う。
今回紹介したい機器、これは八日市でお会いしたドイツから来られた人の超軽量機材である。重さは100g程度だろうか? 大きさは一般的なコンパクトデジタルカメラを一回り大きくし薄くした程度である。この機材、電波で映像が飛ばせ、更に手元で十字形に配置したボタンでカメラの向きが変えらる。つまり、手元で映像を見ながら撮影が可能になる。レンズはズームではなく固定のようだ。この機材、非常に気になるが、おそらく画質は携帯電話内蔵カメラ程度かな? と思う。彼は、この機材を凧の糸目糸が集まったあたりにテープで固定していた。(不意の落下が気になるが・・・)

この機材を見てビデオフレーミングシステムに心が動いたことは事実である。再度使ってみたい、とも思った。が、この機材に乗り換えるか、と言われるとそうはしないと思う。一番の理由は画質である。現在私はコンパクトカメラ、その中では高画質のものを使っている。普通に写すには十分な画質があるが、やはり一眼レフとの間に画質の面で大きな開きがある。とはいえ一眼レフは重いのでその中間的な存在、つまりAPS-Cなどの大型の撮像素子を使った小型カメラへの移行を検討しているところである。だから、画質的に落ちる方向には行きたくはないのである。
ところで、日本ではカイトフォトでビデオフレーミングシステムを使っている人は非常に少ないと思う。その理由、広角レンズが好まれるから? とも思う。日本での先駆者の影響からか、魚眼レンズも多用されている。広角、更に魚眼となるとビデオフレーミングシステムの必要性は低い。それに対してヨーロッパなどでは標準以上のレンズが好まれるから、とも言われている。更に、風の違いもあると思う。強めで安定した風であれば少々重くてもビデオフレーミングシステムは有効である。その違いもあるかもしれない。そして・・・見せていただいた機材、レンズはかなり望遠寄りであった。画角は狭く、50mm相当以上、多分80mm相当位かな、とも思った。この画角ならビデオフレーミングは必須だろう。
この機材、使い方によっては面白いと思う。凧本体に固定するとカメラの安定の面では有利かもしれない。現状、多くの人はカメラを揚げ糸、凧の下20m程度に吊している。これは、糸を引くことで凧への重さの負担を減らせることも理由である。が、カメラが非常に軽いのなら、この位置にこだわらなくてもよいと思う。凧に搭載するなら、これはこれで面白い映像になるかもしれない。
風のよいとき・・・もう一度ビデオフレーミングを試みてもよいかな、と思い始めている。やるなら望遠空撮だろうか・・・。
カイトフォト、低空垂直撮影の話 2010/5/23
垂直撮影、カイトフォトでのカメラの向きの話である。
カイトフォトでカメラを水平、あるいは水平やや下に向けた場合、非常に広い範囲が写る。これは展望台などで見慣れた風景である。安心感のある風景であり、広い範囲が写るので、特定の被写体をぎりぎりで狙わないなら、比較的失敗の少ない撮影方法である。撮影場所も自由度が高い。
これに対して垂直、すなわちカメラを真下あるいはそれに近い角度に向けて写す。これは、他の方法では困難な撮影である。ラジコンヘリなら撮影は可能だけどローターの風の影響もあるだろうし、音もうるさい。そしてなにより、人を写すのは危険だと思う。バルーンの場合、糸が写るのを避ければ可能だと思う。
カイトフォトでは、比較的容易とはいえ、カメラを被写体の真上に正確に持ってゆくのは難しい。被写体をはずしたら本当に何も写っていない、としかいえない写真になってしまうなど失敗も非常に多い。そして、風の変化によっては危険も伴う。カメラの高度を維持できなくなるような風の変化があった場合、被写体の上に凧やカメラ、ラインが落下する可能性があるため、狙う被写体によっては危険である。たとえば高速道路の真上であれば、万一の際に人命にかかわる事故につながる。このような撮影はさすがにできない。
しかし、安全に注意するなら、難しいけれど面白い写真を写すことができるのが、垂直撮影である。真上から見る、というのは非常に新鮮な光景である。
最初に垂直撮影でカメラを被写体の真上に持ってゆく方法を少し書いてみよう。
まず、カメラはラインの下にある。これは間違いない。だから、揚げ手から見て凧やラインが被写体に重なるように揚げる位置を変えれば後は揚げ手から見て前後方向を合わせるのみ、となる。位置あわせの一例は助手を使うことである。助手は被写体の横などに立ち、カメラの位置を前後で示す。それに応じて前後に移動あるいは糸の長さを調整する。これなら正確に真上にもってゆくことが可能になる。ただし、被写体に助手が写り込んでしまう可能性もあるので注意が要る。この場合、真横でなくても揚げ手から離れれば位置はつかみやすい。
もうひとつ、低高度で至近の日中に限られるが、影を見る方法がある。揚げ手からカメラの影が見える場合、被写体の影の真上にカメラの影がくるように調整することで真上に持ってゆくことができる。もちろん、方向はラインで合わせるのが大前提である。ただ、影で確認できる状況は比較的限られている。
これらが困難であれば・・・あとは勘で調整することになる。シャッターを切りながらゆっくり被写体に向かって移動する、低高度であれば勘であっても比較的成功率は高いと思う。
次に真下に向けた場合の写る範囲である。28mm相当の広角レンズ程度であれば、横方向で高度の5割くらいを目安にする良いと思う。つまり、カメラの高度が30mであれば、15m位の幅が写る、という感じである。実際にはもう少し広い範囲が写るが、多少トリミングすることも多いのでこの範囲で狙っておけばよい。これは広くて狭い、微妙な範囲である。人を狙うには広く、建物などを狙うには狭い。特に人ひとりを写すにはかなり広い。かといって、望遠レンズにすると正確に向けるのが難しいので、写る範囲を意識しながら低空で狙う方がよいだろう。カメラを中心にそこから左右に25度位の斜め線をイメージすればよいだろう。
ここで写真の例を紹介しよう。今年の大門の凧祭り、初日は比較的凧も少なく、被写体も凧仲間中心で狙いやすかったので真上から写してみた。人を写すとこんな感じ、という例である。

カイトフライヤー
カイトフライヤーを写したのは高度は5m位かと思う。被写体も凧を揚げていて、角度が同じくらいだったので私の空撮用凧のテールがラインに重なりそうなぎりぎりの位置であり、凧にライン、カメラの高度と位置、頻繁に確認しながらの撮影だった。風の変化もあるので何度も凧が真上になるように調整を繰り返した。これは影が大いに参考になった。

凧を用意する人
もう一例、これは凧を用意する人を写している。範囲が広いので高度はやや高く、だいたい凧の真上であれば良いのでこれは比較的写しやすかった。風の変化もあって位置の固定が難しかったが、これだけ広いと成功率も高くなりそうだ。花見風景など写すのもこの位の高度が適当かな、と思う。
真上からの低空撮影、これはカイトフォト独特だと思う。
しかし、被写体の真上である、ということはカイトフォトでも危険があることを十分認識して写さなくてはならない。機材の落下や凧の落下には注意しなくてはならない。私の撮影機材は実績があり、カメラ等の落下防止策もとっている。
低空垂直撮影、面白い写真になるが、くれぐれも危険のないように・・・。
喧嘩凧、引きと緩めの妙・・・ 2010/5/20
小型の喧嘩凧、これは普通の凧同様、一本の揚げ糸だけど自由自在に操れる凧である。長崎のハタや田原凧、韓国凧などがある。また、海外ではインドのインディアンファイターがあり、類似の凧が東南アジアやネパールやアメリカなどでも作られている。
小型の喧嘩凧、揚がっているのを見ると、たとえば高い位置から反転して急降下し、地面すれすれで再上昇、あるいは右に左にと自由自在に飛び回る。普通の凧のイメージとはずいぶん違う。同じように操れる凧に、いわゆるスポーツカイトがあるが、これは揚げ糸が2本だったり4本だったりする。上げ糸が2本あればその長さの調整で操れることはイメージできる。しかし、揚げ糸が1本では? 操るイメージとはほどとおい。どのように操るのだろうか?
揚げ糸が1本で出来ること。これは引くと緩める、その2つだけである。でも、普通の凧では引けば上げるけれど緩めてもゆっくり下がるだけである。操ることはできそうもない。では喧嘩凧では? これは、喧嘩凧の2つの特性、「緩めると不安定」になり「引けば安定して直進」する、これがあるから操れるのである。私の凧、インディアンファイター系であるが、形はやや横長のダイヤモンド型に近く、骨は縦横に2本、横の骨は大きく湾曲している。糸目は2本ないし間隔の狭い3本。糸目中心はほぼ重心の位置。凧としては不安定であり、地上から上げようとしてもくるくる回ってしまう。この凧がなぜ揚がるか? それはもうひとつの特性「引けば安定して直進」があるからである。インディアンファイター、引くと横骨は後ろに反り、横骨の下だけが凹んで上への力が働く。つまり、安定して直進するのである。
操縦、糸を送って緩め、凧が不安定になって向きを変え、動かしたいところに向く直前に引く。これにより、自在に操縦できるのである。だから、喧嘩凧の糸巻きは緩めと引きがすばやく行えるように出来ている。実際に凧を操るとき、この引きと緩めが無意識にすばやく行えないと操れない。
さて、喧嘩凧、引きと緩めの原則は既に紹介したとおりである。が・・・実際にはとんでもない動きをする。中途半端に引くと凧は弧を描く。また、糸を弾くような瞬間的な引きと緩めで、凧も弾かれたようにくるりと瞬間的に回ったりする。なぜこんな動きが? と思うけど実際にそのように意図して動いてしまうのだから不思議である。もっとも、動かす方も”こう動かしたいから糸をこう引いて・・・”なんて考えて操作しているのではない。とっさに手が動いてしまうのである。まさに引きと緩めの妙、ということになるのだろう。
ところで・・・喧嘩凧の聖地ともいえる長崎でのことを書いておこう。
小川ハタ店を訪ねたとき、ちょうど観光客向けに実演をやっていた。基本的な操作などを説明、観光客に糸を持たせていた。”うまいうまい・・・”などとほめるなか、私がそっと糸を持ったとき、言葉が変わった。実は、私はハタは初めてみたいなものである。が、ちゃんと動いてくれた。私に対しては”うまい”などとはもういわなかったと思う。多分、糸の引きと緩めに迷いがなく緩めるときには一気に送りすばやく引くからだろう。観光客はこわごわと引き、緩めてしまう。中途半端になってしまう。それとは全く違うからだろう。同じこと、私が他のカイトフライヤーでも感じることである。
カイトフォト、撮ることが目的になってはいけない・・・ 2010/5/13
デジタルカメラが普及し、以前と比べると簡易空撮が非常にやりやすくなった。
デジタルコンパクトカメラ、フイルムコンパクトカメラに比べて高画質で軽い。そして、撮影枚数が非常に多くなっている。空撮に便利なインターバルタイマ機能を持つものも増えてきている。これは、簡易空撮に非常に便利である。簡易空撮の敷居、以前に比べると低くなったと思う。そして、デジタルカメラならでは利点、動画も撮ることができる、というのもある。デジタルビデオカメラに比べると簡易動画的ではあるが、カメラ自体非常に軽いので利点は大きい。
このこともあって、カイトフォトを含めた空撮事例が増えてきていると思う。たとえばラジコンヘリコプターでは、足の部位分を少し大きくしてそこにカメラを載せるだけでも空撮可能である。凧と違って機体の姿勢を変えられるのでカメラは固定でも撮影の自由度は高い。カイトフォトにしても、カメラを糸で釣る程度の構造であればほとんどカメラの重さだけなので、小型の凧でも十分に揚げられるようになってきている。風船を使うにしても重量が軽いため、より小さな風船での撮影が可能になってきている。こういうこともあって、簡易空撮を試みる例が増えてきていると思う。これは非常に嬉しいことではある。
しかし、その簡易空撮の写真である。Webなどで多数紹介されている。カイトフォトのほか、ラジコンヘリコプターを利用した例も多い。中にはすばらしい写真もあり、大いに刺激になる。だけど、その一方で感じたことのひとつがタイトルにある、”撮影自体が目的になっているのでは?” である。
簡易空撮、技術的にも工夫が必要で、多くの人は独自に機器等を作成して撮影している。特にカメラの向きをコントロールするには、軽量小型の機器を作る必要があり、技術力も工作力も要る。そして・・・空撮をする人が理系だから? ”こんな装置を作って空撮をやった。すごいだろう”的な記事がある。
これはこれでよいのだが、やはりその上を目指すべきだと思う。つまり写真を撮ることが目的ではなく、良い写真を撮ることを目的にしなくてはならないと思う。つまり、カイトフォトは単なる手段である。もちろん、カイトフォトを使うことで写真の撮影範囲は一歩広がる。その写真は今までに目にしなかった新鮮なものである。写真撮影そのものが面白くなる。が、それで終わるのではなく、写真そのものが評価されなくては意味がないと思う。つまり・・・
”これ、良い写真だな・・・。でも、どうやって撮ったのだろう?”そう思ってもらえるのが良いカイトフォト写真だと思う。では、私はそうなってるか? これはまだまだ、と答えるしかないのだが・・・。だけど、良い写真を撮る。これを心がけて写している。
カイトフォト、被写体はどう狙う? 2010/5/11
カイトフォト、私はファインダーは一切見ないで被写体を狙っている。カメラの向きなどは勘で調整することになる。これでちゃんと写せるのか? という疑問もあると思う。 で、私が聞かれたなら、”失敗も多いけど大体狙える”と答える。
ここで、私の写し方を少し書いてみよう。まず被写体探しであるが、これは普通の写真撮影と変わることはない。ただ、当然カイトフォト向きの被写体はあるわけで、それは意識する。続いて撮影場所探しであるが、このとき凧を揚げやすい場所、となる。公園、河川敷、海岸、グランドなど安全で障害物のない場所が望ましい。風の良し悪し、障害物の有無も重要である。更に危険性も考慮する必要がある。たとえば高速道路や交通量の多い道路、鉄道などが近い場合、危険がないように揚げる必要がある。具体的には凧が落ちても支障がないような長さに糸を押さえ、また万一糸が切れても凧が手前に落ちるような位置で揚げる、といった感じである。風が悪いと特に慎重に行う。
ここで、被写体をどのような角度から写せば最も良いか考える。角度、光の当たり方、背景・・・。普通の写真となんら変わることはない。ただ、実際にファインダーを覗いて確認はできないので、仕上がりをイメージすることになる。次に、その場所にカメラを持ってゆけるかを考える。風向き、障害物などの都合でそれが無理なら、可能な範囲で最も良い位置を探す。このときも仕上がりをイメージして考えることはいうまでもない。もっとも、実際のところは揚げられる場所が限られるので、そこから一番良い写真は、と考えることも多い。
次に撮影である。当然、カメラをどうやって正確に被写体に向けるか、がポイントである。揚げる位置や上がる角度を考えながら移動する。
私の場合、ラジコン撮影なので地上からカメラの方向と上下角を調整できる。だから、思う位置にカメラをもって行きにくい場合は角度で多少の調整を行う。また、風の変化もあるので、動く被写体などタイミングが重要な場合はカメラを被写体に向くように調整しながらシャッターを切るようにする。ラジコンでのカメラの動きは結構早く、ある程度の微調整も可能である。
カメラを正確に向ける、これは慣れによる推測である。風がよければ揚げ糸をアンカーに固定し、カメラの真下に入り、向きを確かめながら調整することができる。この場合、まあ正確に被写体に向けることができる。そうでない場合、被写体の位置とカメラの位置を見比べて操作することになる。当然誤差はあるが、だいたい調整は可能である。
ただ、上下角は結構誤差が大きい。傾向として角度を大きくしすぎてしまう。その結果、被写体の手前が写ってしまうことが多い。これは意識して調整し、更に角度を変えて写すのだが、それでも手前気味になってしまう。高さが低めのときは一度カメラを下ろして確認することもあるし、結果を見て再撮影、ということもある。
続いてカメラを真下に向ける場合である。これは角度の調整はいらないが、被写体の真上に持ってゆかなくてはならない。この場合、カメラは揚げ糸の下にあるのだから、揚げ糸が被写体と重なるようにすれば方向は一致するこれは揚げる位置を移動することで行う。後は被写体までの距離である。もし手伝ってくれる人がいれば、横に立って位置を教えてもらう。手前、奥を手などで示してもらいながら微調整する。これは確実である。が、それが無理な場合、多少前後に動いて枚数を写して撮影する。
以上が私の写し方である。これである程度イメージした写真になるが、ここは風任せのカイトフォト。いきなりカメラの向きや位置が変わる。失敗になることもあるけど意外な写真になることもある。そして、仕上がりをあまりイメージしないで写すこともある。高い高度の撮影や、直接見通しが利かない場合などである。海岸沿いのゴルフ場ではどんな様子かまったく予想できないまま写したし、水平を高度を上げて写すときはどこまで見えるかはわからない。真下に向けた場合でも、高い高度では写る範囲はちょっとイメージしにくい。そして・・・水面に光が反射するなど、予想外の写真になることもある。これはこれで面白いと思っている。
カイトフォト、私は心の目で見て写真を写している。
空撮撮り鉄 2010/5/01
空撮、多くの場合はシャッタータイミングを重視しない撮影が多い。これは、カメラを被写体に正確に向けるのが難しいこともあるし、インターバルタイマを使った撮影が多いこともある。ファインダーを覗いてシャッターを切ることができない所以だろうか? だから、建物や風景など動かないものが中心である。
しかし、今回カイトフォトで撮り鉄をやってみた。鉄道車両を写すので、当たり前だけど列車が来たときにタイミングよくシャッターを切らないとだめである。だから、私の5秒間隔のインターバルタイマでは非常に厳しい。鉄道相手で5秒は非常に長い。もし1秒間隔ができればよいのだが、それでは撮影可能時間が短くなってしまう。ここはやはりラジコン式でシャッタータイミングを狙って写す必要がある。
さて、鉄道相手の空撮、これは安全確保が非常に重要になる。鉄道の運行に支障があるようなことは絶対に避けなくてはいけない。だから、当然車両のアップではなく、風景の中で鉄道を入れることになる。今回写したのは福井県のローカル私鉄、えちぜん鉄道である。そして、凧揚げ可能な場所として選んだのは河川敷の堤防である。最初にこの場所に着いたときは無風。で、しばらく別の場所に行って戻ったときは強風で風が乱れていた。凧は変化し、安定するタイミングが限られている。そのとき列車がいればよいのだが、そうはいかない。ますますシャッタータイミングが大切になる。
カイトフォト、風の変化がある中での撮り鉄となるとラジコン撮影が唯一の方法、というのを実感した。タイミングのほか、方向と角度が変化する。固定式のインターバルタイマ撮影では非常に難しい。しかし・・・ラジコン式でも非常に難しい、というのが正直なところである。車両を追ってカメラの向きを変え、シャッターを切る。その間、風が変化して勝手にカメラの向きが変わる。ローカル線なので上下あわせて1時間に4本程度しかチャンスはない。駅があるので15秒ほど停車してくれるし速度は遅いのだが、それでも難しかった。車両を捉えられた写真はごくわずかであった。事前にためし撮りをして、上下角の確認をしたのに揺れて変わってしまうのも難しかった。
それでも、これだけ写せたのはやはりラジコン式だからだろう。だけど・・・疲れた、というのが正直なところである。

カイトフォト、成功率の低下? 2010/4/25
今日も続けて空撮した。風は非常に不安定で、強弱のほか左右に変化したりした。上空に上げれば左右の安定はよかったのだが、強弱はやはりあり、高度が維持できなくなってしまう。それでも数回あげてカメラのカウンタを見ると110枚位進んでいた。
110枚といえばフイルム3本分。これだけあれば何枚か・・・と思ったが成功率は低く、1枚2枚といった感じだった。成功率の低さ、高度が低すぎることもあるが、ブレの大きな写真も目立った。成功率はものすごく低いことになる。
理由、デジタルではインターバルタイマで写しているからだと思う。インターバルタイマは5秒に設定しているので、写したい方向に5秒以上向けていればよい。フイルムのときはラジコン操作でシャッターを切っていた。これに対してインターバルタイマは微妙な凧の操作が必要なときには糸の操作に専念できるのでありがたい。が、この成功率の低さである。この理由、ラジコン操作では、カメラが安定した瞬間にシャッターをくることが出来る。しかし、インターバルタイマではカメラの状態にかかわらずシャッターを切る。だからブレが目立ったのだろう。
私の機材、ラジコン式のシャッターリリース機構がついている。ラジコン式シャッターリリース、もう一度見直したほうがよいかも・・・。

この日の撮影場所、金沢市民芸術村です。

この日、好天で多くの家族などが芝生広場で遊んでいました。
足元の模様は? 2010/4/24
松任海浜公園の海岸で空撮してきました。
砂浜で揚げたのですが、海岸にはなにやらタイルで何かあるのは分かっていました。きちんとした四角形でもなく、不思議なカーブ? 何かの跡かな、とあまり気にしていませんでした。
で、帰宅後、写真を確かめていると何やら模様が・・・。
まずは地上から.
なにか模様のようなものが見えますね

少し高度を上げると何やら尻尾のような?

これは波?

その先にはクジラが・・・。

それにしても、これだけの大きな絵、多分地上からでは分からないでしょうね。
久々の空撮 2010/4/18


昨日書いた、イギリスのカイトフォトグラファーの機材です。
カメラは固定式。揚げ糸にロッドをぶら下げるような感じでぶら下げます。特徴は帆のような三角布。これは安定用だそうです。写真などでは見たことありましたが、実物は初めてでした。
凧はデルタ。白色ですが、縁取りやキールが赤でした。弧を描くような感じで美しい凧でした。この日、風の変化がありましたが、このテールは有効に働いていました。
久々の空撮 2010/4/17

しばらく空撮から遠ざかっていました。これではカイトフォトグラファーであることを忘れ去られてしまいますね。機材の不調があった、ということもありましたが、イギリスからカイトフォトグラファーが北陸に、ということで急ぎ機材を点検してみたところ、単なる軸のずれではなく、サーボモータ内のギアが割れていることがわかりました。幸い同型のサーボの手持ちがあったのですぐに交換、復活しました。
久々の空撮、福井県のエンゼルランドふくいです。ここは木々があるけれど芝生広場があります。風に変化があり、時々凧が揚げ手より風上に行ってしまったり弱まって急に高度を落としたりするので油断できません。高度をもう少し上げるべきでしたね。もっと写さなくては・・・。
。
鈍いのは・・・蛍光灯? それとも? 2010/3/24
信号待ちで、信号が青になるとき歩行者用が一瞬遅れて青になるものがある、と気がついた。遅れる信号は決まっているが、ひとつではなくいくつもある。信号、歩行者用だけタイミングをわずかに遅らせる理由はない。ではなぜ? と思ってふと気がついた。遅れる信号、自動車用がLEDで歩行者用は電球なのである。
電球、細い金属線が電流で温度が上がって光るので、ほぼ瞬時に点灯するLEDに比べるとどうしても一瞬遅れてしまう。時間にしてはほんのわずかなのだが、同時のはずが少し遅れると気がつきやすい。信号の場合もこの時間差で遅れているように感じたのではないか、と思う。そういえば、自動車でブレーキランプにLEDと電球の両方使う場合、電球が遅れるからLEDもそれに合わせるように点灯を遅らせる回路を入れた例がある、なんて話を聞いたこともある。
ところで、いままですぐつかないといえば蛍光灯であった。が、最近の蛍光灯、ほぼ瞬時につくものが多くなってきている(といっても多少遅いのだろうけど・・・)。 電球は瞬時に点く、と思っていたけど実はLEDより遅い。信号のように電球とLEDを併用していると遅さが目に付いてしまう。
そういえば・・・”にぶい”のを”蛍光灯”と表現することが以前あったと思うが、これはもう死語みたいになってしまった。もっとも、今LEDと比べて電球が遅いからといって、電球をにぶい、と表現はしないとは思うが・・・。
注: 自動車用がLEDで歩行者用が電球の信号でも、歩行者用がほとんど遅れない信号もあるようだ。
NHKラジオ、公開放送見学記 2010/3/7

放送直前の写真です。原稿の最終確認、と言った感じです。2列目からなので右に前列の人が写りこんでしまいました。
2/13,14は、NHKのラジオの公開放送が金沢21世紀美術館でありました。私がラジオを聞くのは主に車の運転をしているとき。週末のこの放送はときどき聞いていたので行ってみました。行ったのは土曜日、2/13の文芸選評でした。文芸選評は俳句、短歌、川柳、どどいつがあり、それぞれ週ごとに放送されています。私はちょっと笑えることの多い川柳とどどいつが好きで、幸運にも公開放送はどどいつでした。
放送、通常は土曜日の11:05からですが、この日はオリンピックの開会式の関係で1時間繰り上がり10:05からでした。美術館に入れるのは9:00なのですが、ちょっと早めに8:40頃に駐車場に着いてみると20人位の列がもうできていました。案内に従ってその後ろに並びました。その後、数人程度列が伸びました。美術館の会館、9:00に美術館に入りましたが、待ちはまだこれから。会場に入れるのは更に30分後の9:30です。列のあちこちで会話が聞こえますが、中には初対面同士の人も。日曜などはあちこちの公開放送を回る常連さんみたいな人も少なくないようです。初対面の人でも結構親しく話せるのも公開放送の楽しみなのかもしれませんね。
9:30に開場に入るとき、列は更に伸び、90人位にはなっていたようです。これは、会場には約160人入れるそうで、直後に半分少々の席が埋まったのでそこからの推測です。会場正面には演台に3人分の席があり、花が飾られています。やはり前の方から埋まります。私は2列目の席を確保。落ち着いたところでトイレに行っておきました。地下とはいえ寒い駐車場で待っていたのですし、終わるのは1時間半後。今のうちに・・・。
9:50分には席もほぼ埋まり、この頃に司会に鎌田さん登場。ここで金沢放送局の人からもご挨拶など。軽い冗談などで会場の緊張もちょっとほぐれてゆきます。そして拍手の練習。公開放送なのでそれらしい雰囲気を出すのに拍手は必要ですね。最初は緊張からかちょっと弱め。 拍手で大事なのは3つ、強く、速く、・・・(あれ、もうひとつはなんだっけ?) その後は勢いが違いますね。 続いて坪郷さんと選者の筏丸さんが会場入り。ちょと華やかになります。
9:58ごろには会場は静まり返り、緊張も高まるような気が・・・。そんな中で始まりのいつものテーマ音楽が流れ、鎌田さんから番組の始まりの言葉が。あれ、10:05からではなかった? ちょっと早い? と疑問に思いながらも緊張して聞き始めていると、最後に”こんな感じで始まります”みたいな一言が・・・。これで笑い声が起こり、更に緊張がほぐれるような気がしました。その後スタッフから、”ニュースは4分30秒です”と。そして、会場のスピーカからラジオの、ニュースの声が流れます。まもなく始まるな、と思っているとニュースはすぐに終わり、次に本当に放送が始まります。まずはテーマ音楽が。今度は本物です。
鎌田さんと坪郷さんは手馴れた感じだけど、選者の筏丸さんは公開放送は初めてだとか? ちょっと声が緊張しているようにも思えます。そして・・・実は緊張しているのは私も同じでした。開場でただ聞いているだけでなぜ緊張する? と言われそうですが、2列目のやや右にいる私のまん前には、ちょっと高い位置ではありますが会場の音を拾うマイクが立っているんです。つまり、もしここでクシャミでもすればその音は日本中に響いてしまうわけです。まあ、公開放送なので少々の雑音は仕方ない、というかくしゃみをしただけで追い出されることはないでしょうけど、ラジオを聴く側から言えば余計な音は少ないほうが良いでしょうね。ということで体も極力動かさないように聞きました。緊張するわけです。音といえば・・・放送中も写真撮影はかまわないのですが、私のカメラは一眼レフなので多少大きな音がするので放送中は自粛。更に、今日のかばんは明日の凧揚げ用に身軽なもので、蓋はマジックテープで留めるもの。開けると大きな音がします。これも初めから開けておきました。
さて、放送中のことも書いておきます。選者の筏丸さん、ちょっと手振りなども交えてお話されていました。見ていてとても分かりやすいです。でも、普段はラジオだから当然見えません。これは残念ですね。でも次に聞くとき、ちょっと目に浮かびそうです。一層聞きやすくなるかもしれません。そして・・・鎌田さんと坪郷さんの声がとても聞きやすくて魅力的なこと。ラジオでも聞きやすいのですが、ラジオを通さずに聞く声は一層聞きやすくて声に張りもあり、魅力的でした。
放送、約20分後10:25を過ぎたあたりにちょっと休憩が入ります。これは首都圏などでは交通情報の入る時間です。首都圏以外では音楽が流れます。この間、放送は中断されるので会場もちょっと一息。客席は多少ざわついた感じはありますが、鎌田さんなどは小声で話すだけなので緊張感は続きます。時間にして3分程度なのですぐに10:30となり、テーマの音楽が流れて再開。すぐに静まります。なんだか緊張するばかりの公開放送のようですね。私は初めてで更に前列なのでその感じが特に強かったのだと思いますが、それだけではないです。どどいつなので時には笑いも起こります。そして、節分の豆まきの話題では”金沢の豆まきは・・・”の問いかけに会場から返事も返ります。こういうところはいつもにない楽しみですね。
入選は12句なのですが、前半20分にもう8句位紹介されてしまいました。前半あと一句紹介します、の声を聞くとつい時計を見てしまいます。後半、時間が余るのでは? 入選者に電話をするのかな? (これも楽しみの一つです) などと思っていると公開放送で3句追加紹介され、ちょっと得した気分。そして、最後の5分くらい。入選の1句が金沢の人でしたが、”会場にいらっしゃいますか?”の声に私のすぐ後ろで手が挙がり、坪郷さんが飛んで行きました。スムーズな返事だったのでひょっとしたら事前に連絡があったのかもしれませんね。あと追加3句の作者もお二人が会場に。作者との対話、公開放送ならでは、ですね。
放送の約55分はあっという間に終わり、オリンピック関連の放送が流れましたがそれもすぐに消え、公開放送は終わりました。会場の一部の人は前に集まり記念撮影など。もう少しいたい気持ちはありましたが、この日は明日に備えて名古屋まで移動しなくてはなりません。名残惜しい気持ちで出口に向かいました。次の機会、また聞きに行きたいです。
最後に、どどいつの文芸選評、ということで一句
公開放送
身動き控え
合間の曲に
ほっとする
経験があだになる 2010/3/6
チリ沖の地震、日本にまで津波が到達した。幸い警報が出て、また津波もそれほど大きくは無かったため、人的被害は無かった。ただ、漁業関連など被害自体は結構あったようである。予報に関しては、一部には過大? なんて声もあるが、危害対策としては可能性のある最大を想定すべきなので正しい方向だと思う。たとえば、平均を予想しても災害対策上は危険である。当然ばらつきがあるのだから、90%程度の確率で収まるような数値を出す必要があるだろう。
さて、その後の報道(新聞など)で気になったこと、警報や避難の指示が出ていたのに従わない人が結構いたそうだ。その裏には一例として”前回のチリ沖地震の津波でもここは被害が無かった”といったことがあるそうだ。この判断、一見正しそうだけど、実は大変な間違いがありうる、というのが津波なのだそうだ。これが”経験があだになる”である。
津波、特に被害が出るほどのものはそんなに頻繁に起きるものではない。そして、地震によって被害が大きく異なることもある。これは、同じ条件に思えるけど実はおおきく違うことがある、また偶然ともいえるわずかな差で大きな違いが出ることがある、からだそうだ。実際、過去の津波の被害で”前回はたいしたことなかった”ために判断を誤り、大きな被害がでた例が日本各地で多数ある。たとえば、比較的近い地域AとBがあり、ある津波でA地域には大きな被害が出たけどB地域は大したことなかった例があった。これは、B地域が安全だからではなく、波の回り方の関係で偶然、そうなっただけ、であった。そして、次の津波では被害が逆になり、B地域は安全と思い込んで避難しなかったために多数の死者がでてしまった。これは決してまれな例ではなく、日本でも各地で繰り返されたそうだ。そういえば”日本海側では津波は起きない”と思い込んでいる人が少なくなかった時期もあった。
また、地震の規模が大きくても津波が発生しないことがある。地震は断層の動きなどで発生するが、断層が水平方向にずれ、上下方向の動きが少ない場合、津波は発生しないこともある。逆に、上下の動きが大きければ規模が小さくても津波が大きい、となる。だから、前回の大地震で津波の被害がなかった、としても隣接した別の断層であれば動きが違うから大津波が、ということもありうる。
そして、伝承が誤って伝わることもある。たとえば、”海が引くと大津波になる”である。これは正しい。しかし、"津波の前に必ず海が引く”と間違って伝わっている例がある。津波には、一度引いてから大きな波が来るきと、いきなり大きな波が来るときとがある。だから、海が引けば津波になるのは間違いないのだが、引かずに津波が来るときもあるので、海が引かないから津波が来ない、と考えてしまうと間違いである。
経験があだになる。この背景には、まず、人が狭い経験や知識によって誤った判断をしてしまうこともあるだろうし、与えられた情報で誤った判断をしてしまうこともあるだろう。今回も、小笠原などで10cmの津波が観測されたため、私自身”大したことないかも?”と思ってしまった。知識として、津波は第2第3の波の方が強いことがあることは知っていたのだが、どうしても最初の10cmにひきづられてしまった。同じことを考えて早々に避難先から引き上げてしまった人も少なくないそうだ。警報は当然、最大の被害の可能性を考えれ出すから、それより小さくなることが多い。2m近いのが来る、と予想していたところに10cmなんてのが来たら、第2波がそれより大きくなっても大したことないのでは、と思い込んでしまうことはあると思う。
ここで、場所によって被害が異なるのは、ひとつには津波の伝わり方によるものである。それについて少し書いておく。津波は、名前の通り”波”である。波、というのは実は非常に厄介である。波は反射したり曲がったりする。そして、重なり合うと強くなる。1mと1mの波が重なると約2mの大波になってしまう。更に、津波は水深が浅くなると遅くなる、という性質もある。だから、基本は遠くなると弱くなるのだが、この波の特性のために、部分的に強くなることがある。たとえば水深が部分的に浅いところがあると、その周囲は波の進みが遅くなるために波が曲がって進み、レンズみたいに波が集中する部分ができたりする。また、陸で反射した波も重なる。だから、今回の津波も、より震源に近いハワイが1mなのに日本で1.2mの津波が観測されている。波が部分的に集中する場所、これは海底の地形や震源域によっても違うので、ある地域の被害はばらつきが出ることもある。そして、何かの陰になると低くなったりするし、湾の向きと波の進み方によっても被害に違いがでてくる。更に、津波の波長によってもちがってくる。
津波、複雑な要素が絡むので前回波が他より低かったから今回も、とはいえないのである。もちろん多数の事例があれば統計的に判断できるのだろうけど、幸か不幸か津波はそんなに多くはない。そして、津波のある程度正確な記録はここ数百年だろうから、千年以上の周期で起きるような地震に関連しての記録は必ずしもない。偶然に左右されるわずかな事例で判断してしまうととんでもない間違いになりかねない。これが、繰り返すようだけど"経験があだになる”である。
ではどうすれば・・・? 津波に関しては、やはり気象庁の、さまざまな事例、要因から判断した、最大の想定を元に避難等をすることだと思う。今回、最初は1mくらい、との見込みが高い方向に修正された。最初の1m、これはある程度の確率で起こりうる最大の想定だろう。また、時刻も誤差を考えての数字だろう。であれば、予想時刻までに最大の見込みに従って避難するのが妥当だと思う。
ところで、経験があだになること、津波以外にも多いと思う。仕事などでも偶然ともいえる成功事例を続けてしまい大失敗、という例もあると思う。逆に、良い方法なのに偶然とも言える要因で失敗し、封印されてしまう例もあるだろう。なぜ成功したか、なぜ失敗したか、深く考える必要があるのだが・・・少なくとも、私に関しては考えている、とは言えないのが実情である。
切符の話 福岡から福岡へ? 2010/3/3

この写真、福岡の凧のイベントに参加するために用意したJRの乗車券の一部である。福岡発福岡市内行き、というちょっと不思議な切符である。
JRの切符では、一見これとそっくりの切符、発駅と着駅が同じ切符は買える。乗車券は、同じ駅を通らなければ1枚の片道切符にすることができる。たとえば金沢から東京まで往復する場合、経路として上越新幹線経由か東海道新幹線の2つがある。東海道周りはちょっと高くて時間も少し長いのだが、大きな差があるわけではないので、こちらも利用されている。で、行きを上越経由、帰りを東海道経由とすると1枚の乗車券にできる。その場合、”金沢→金沢”の1枚の乗車券にすることができる。(注: 切符の有効期間内に往復できる場合) つまり、乗車駅と降車駅が同じになるわけである。ついでに言えば、この場合乗車券が安くなるメリットもある。
さて、タイトルの切符である。この場合、発駅と着駅は別である。目的地は九州の福岡市。福岡市のJRの中心駅は博多駅であって福岡ではない。が、長距離切符を買うと”福岡市内”で発券される。ということで、この切符の目的地は福岡市内になる。では発駅の”福岡”は? 実はJRには全く別の場所に福岡駅がある。福岡駅は九州を遠く離れた富山県の旧福岡町(現在は高岡市)にある。つまり、富山県の福岡駅から博多駅まで行こうとして切符を買うと、”福岡→福岡市内”となる。ちょっと面白い切符? というわけで買ってみた。今回、私の発駅は金沢なのだが、料金に大きな違いはないだろうと、買ってみたのである。
福岡駅であるが、外国人旅行者などが福岡市に行きたくて駅などの窓口で間違って福岡駅までの切符を買い、その経路どおりにきて小さな駅で驚く、ということも実際にあるそうだ。(多くはないけど決して少なくはないそうで、窓口も確かめればよいのに、と思う。発券機でスムーズに出てしまうからだろうか?) また、当時福岡町にある博物館で写真展を開催したとき、その写真展の開催予定が東京、大阪などであったため、”東京、大阪・・・福岡で開催されます”と全国ニュースで紹介されたため、福岡市の開催されそうな美術館などに問い合わせが殺到したそうである。
福岡駅、私は富山県出身であり、この駅を良く通っていたので知っていた。だから、九州に福岡市があることを後で知って驚いたものである。地元以外には知られていない駅だと思うが、鉄道好きには雑学的に知られているようである。そして、最近Webでの時刻表検索で博多のつもりで福岡と入力、富山県に福岡駅があることを知った人もいるようだ。とはいえ、マイナーな駅のこと。金沢駅でこの切符を買おうとしたら窓口の女性(なぜか関西弁。関西出身で金沢に転勤?)が混乱してしまったようだ。一緒に特急券も買うのでメモを渡したのだが、乗車券の誤解であせったのか、発券の際に行き相当を続けて発券するなどミスを頻発してしまった。(遊び半分の切符に付き合わされてちょっと気の毒・・・?)
で、家族にこの切符を見せて説明しても”ふーん”で終わってしまった。そんなものかな? 私は面白い、と思って買ったのだが・・・。
嫁に来た凧 2010/2/21
凧、人にあげることもある。そんなとき、大事にしてほしい、という意味も込めて”嫁に出す”と言ったこともある。私の凧、いくつか海外も含めて嫁に出した。もっとも、私の場合数は少ない。切抜凧などは揚がりが悪い、ということもあってのことである。それとは逆に、貰った凧もある。で、つい最近嫁に来たのがこの凧である。一宮の凧あげ祭りのことである。
一宮は微風だったが、今日は晴天で適度に風もある、ということで早速いつもの公園で揚げてみた。しばらく雪が降っていた後の晴れ間だから? この公園にしては結構人が多かった。グランドゴルフをしている人がいて場所をとっているからかもしれない。今日は初めてなので場所を慎重に選んだのだか、小さな子供がよちよち歩きて寄ってきてしまった。これは危険なので離れるのを待って揚げようとしたが、ちょっと風が弱くなった。しばし待って揚げるとふわりと上空へ。風が適度だからか引きも程よく揚がってくれる。素姓のよさを感じる凧である。
周りでもみてくれる人がいて、携帯などで写真を撮っている人も。もっと引きを楽しみたいと思うが、ここはちょっと風が乱れる。私が揚げるには十分だが、他の人では・・・。様子が分かったことだし、早めに降ろすことにした。いつもより人が多いのが気になってのことでもある。
凧を畳むのも初めて・・・だけど、なんとか袋に収まってくれた。
新しく嫁に来た凧、金沢に水になじんでくれるといいな。

ウィスキーの話 2010/2/11
ウィスキー、25年ぶりに販売が上向きに転じたそうだ。この背景には、サントリーが進めたハイボールの復活がある。ハイボール、これはウィスキーの炭酸水割りで、以前広く飲まれていたのだそうだ。飲んだことのある人には懐かしさが、そしてそうでない若い人などには新鮮さがあって、増えてきたのだそうだ。また、その背景にはチューハイが飽きられ、新しい飲み物を模索していた、ということもあるようだ。ウイスキーの消費増、ウィスキー好きの私にはうれしいことである。この機会にウィスキーの魅力などを書いてみようと思う。
ウィスキー、ご存知の方の多いとおもうが、蒸溜酒である。だからアルコールが 43%程度で非常に高い。中には50%以上のものも売られている。以前、限定的な販売ではあったが、ほとんど原酒そのままの、約65%のものもある。ウィスキーの造り方、まず麦芽を発酵させ、これを蒸溜して作る。これがモルトであるが、荒っぽく言えばビールを蒸溜したようなものである。そして、とうもろこしなどの雑穀を発酵、蒸溜して作ったグレーン。この2つをブレンドしてつくることが多い。グレーンは連続蒸溜で作られ、アルコール度数が非常に高い。これをブレンドすることでまろやかな飲みやすいウィスキーになる。有名なウィスキー、ジョニー・ウォーカーやオールド・パーなどはこの、ブレンデッドウィスキーである。そして、ウィスキーの中にはモルトだけで作られたものもある。
モルトとグレーン、どちらも樽で熟成する。蒸溜直後のウィスキー、無色透明でとても荒々しく、飲めるようなものではないそうだ。これを樽で数年間熟成させることで琥珀色になり、荒々しさが消え、そして味が出てくる。ウィスキーの味は、熟成によって生まれる、といえる。
ウィスキー、売られているものの中には、たとえば 12年などと書かれて売られているものがある。これは、12年以上熟成させたモルトとグレーンから作られた、ということになる。熟成が長いとそれだけ保管に費用が掛かるし自然に中身が減ってゆくのでどうしても高価になる。たとえば10年と
12年ではわずかに 2年の差ではあるが、値段は倍になったりする。中には○十年というものもあり、これは驚くほど高い。
樽による熟成、ここで大きな違いが出る。まずは樽。木の種類や大きさ、そして以前に別の酒の保存に使った場合はその酒の種類の違いなど、さまざまである。その結果、樽から出した原酒、おなじウィスキーと思えないほど個性的である。サントリーの山崎蒸溜所には、さまざまな原酒が保存してあるが、ビンに入っているのを見ると薄い色から真っ黒に近いものまである。そして、同じような樽であっても、貯蔵する場所によっても味が違うそうだ。同じ貯蔵所であっても上か下かによって温度や湿度の変化が違ってくるため、などといわれている。そして、もちろん熟成期間によっても味が変わってくる。一般に長い方がまろやかになる。
また、蒸溜の釜の違いもある。釜の大小、そして形。これによって、蒸発して戻る成分も微妙に違ってくる。だから、蒸溜所の蒸溜釜、わざと違うものを作ったりするそうだ。
そして、材料の違いもある。たとえば麦芽。これは大麦を発芽させ、適度なところで止める。そのとき、スコットランドなどでは泥炭を燃やして燻製にしたそうだが、このために燻製風の味が残る。これもウィスキーの味であるが、逆にこれをなくしたものもある。
ウィスキー、いろいろなものを作り出すため、形の異なる蒸溜釜で、いろんな樽で熟成させ、数多くの原酒をつくり、これを最適な比率で混ぜてウィスキーを造っている。日本のウィスキー、そんなに個性的なものはないが、海外のものには同じウィスキーとは思えないほど違いがあったりする。
さて、ウイスキーの魅力を語る上で欠かせないのがシングルモルトである。ウイスキー、はモルトとグレーンをブレンドすることが多いが、中にはモルトだけ、それも同じ蒸溜所で作ったモルトだけでつくられたウィスキーがある。これがシングルモルトである。同じ蒸溜所のモルトだけで作るので、個性が出やすいウィスキーである。ブレンデッドウィスキーにももちろん個性はあるが、シングルモルトとなるとその比ではない。日本酒でも個性的な地酒があるが、シングルモルトはそれ以上に違いがある。ブレンデッドウィスキー同様に飲みやすいものもあれば、スコットランドのアイラ島のもののように燻製が強いものもある。ここは海に近いので潮の香りがする、とまで言う人もいる。中ではラフロイグは個性が強く、クレゾールみたい、なんていう人さえいる。
次は、ウィスキーの飲み方である。ウィスキー、アルコールの度数で言うと、 43%前後である。原酒に近い50%以上のものもある。これをストレートで、となると慣れた人ならともかく、非常にきついだろう。口から火が出るような感覚になる。となると水割りなどで、となるのだが、ここでスコットランドなどで飲まれる方法を紹介しておく。それは、室温の水、1対
1の水割りである。氷は入れない。氷を入れると一部の香りが出にくくなるから、というのが理由だそうだ。そして、水で割ることにより、強い味の陰に隠れやすいかすかな味もでてくる。これもあり、蒸溜所でブレンドなどの際に味を確かめるのはこの1対1の水割りなのだそうだ。ウィスキーの特徴を一番感ることができるのみ方だとは思うが、アルコールは20%以上になる。これでもなれないときついかもしれない。
飲み方として、 1対 1の水割りを書いたが、これは一例である。好きなように飲めばよいと思う。ハイボール、私は缶入りを飲んだだけであるが、これも好みだと思う。このほか、カクテル風にするも良し、これは自由である。
でも、シングルモルトでウイスキーの個性を楽しむには、この水割りが一番だと思う。是非一度試してみてほしい。い。
柿の葉寿司と海老の寿司 2010/2/11
柿の葉寿司、奈良のものが知られているけれど金沢にもある。だから、私は柿の葉寿司は金沢の寿司、と思っていた。偶然、東京かどこかで柿の葉寿司を見て、てっきり金沢から、と思っていたのに違ったことに驚き、奈良にもあることを知った。
だけど、金沢以外の柿の葉寿司を食べる機会はずーっとないままであった。最近、実家が貰った奈良の柿の葉寿司のおすそ分けがあり、初めて食べた。桐の箱に入っていたそうで、かなりの高級品なのだろう。それもあってか、味は非常に良かった。何種類かあったようで、食べたのは海老やサーモン、さばに穴子だが、中では海老がおいしかった。しかし、女房は穴子がおいしく、海老は・・・? と言っていた。もちろん好みの違いもあるが、ここで思いついたのは海老が茹でてあること、である。
北陸では、甘エビなど、生で食べる海老がある。甘エビは手軽な食材で、よく食べられている。寿司にも当然、生で使われている。しかし、海老の寿司というと茹でた海老の方が多いように思う。だから、人によっては海老の寿司は茹でた海老でないと・・・ということになるそうだ。これは、凧のイベントで、前夜祭にでた寿司で、生の海老が残っていたりする。ちょっと不思議に思って聞いたところ、”(甘エビは知っているけど)海老は茹海老”、と返ってきたのである。
で、女房の場合はその逆で、海老の寿司は生でないと、となるのだろう。では私は? 学生のときなど北陸以外で住んでいたので、茹で海老の寿司も 知っていて何度も食べていたこともあって抵抗が無いからかな、とも思う。これはこれでおいしいと思う。(でもやっぱり生の方が好き?)
バッテリを交換しようとして・・・ 2010/1/31
車のバッテリ、ちょっと不安を感じた。会社帰り、いつも夜なのだが、会社から出た直後、ブレーキを踏んだとき、メータの明りが一瞬暗くなり、電圧計も針がやはり大きく下がった。バッテリ、そろそろ危ないのかも・・・と思って値段を調べた。前回はエンジンのかかりが悪くなりはじめたので急きょ(その時間に唯一交換可能な)ガソリンスタンドで換えてもらって1.7万円だった。
Webで見ると1万円以下でもあるが、バッテリの場合交換の手数や廃棄のこともあるので、安くてもその内容を確かめないといけない。また、質のこともある。自動車用品店のはWebでは1.3万円だった。ディーラに電話してみると、2.2万円とのこと。高いな、とも思ったが、運悪く電話に出たのがいつもお世話になっている人。しかも声で私と分かってしまったので、お願いすることにした。次安くして、と付け加えたうえで・・・。
で、午後にディーラに行くと、念のためバッテリを調べてくれ、その結果はもうしばらく大丈夫、とのことだった。で、”今無理に変えなくてもいいですよ”という言葉に甘え、交換は見送ることにした。実は、なじみの店ではこういうことはと時々ある。タイヤの側面をちょっと引っかけた時も、”この程度なら大丈夫”ということでやはり交換を見送った。この場合、不安を感じて見てもらったのだから、お店が”念のため換えて方が安心できる”と言えば換えただろう。この言葉、多少とはいえ劣化があるのだから嘘ではない。でも、こういう応対をしてくれると、お客のことを考えて適切な判断をしてくれる、と安心できるので、次にもう一度行きたくなる。
そういえば・・・バッテリなどは、ディーラ以外では診断もしないで交換している。お客が交換してくれ、と言ったわけだからそれでも良いのだけど、バッテリは明確な交換時期の判断がしにくいものだけに、交換しすぎ、という場合もあるのかな、と思う。バッテリ、多少安くても早めに換えすぎたのでは高くつく。一見高いディーラも、こういう診断をしてくれる、と思うと適正な値段なのかもしれない。
フライパン凧 2010/1/11
年が明けて初めて凧揚げが可能な休日となった。年末年始は雪だったので凧は無理。晴れていても地面に雪があると揚げられない。幸い今日は曇りながら適度に風があり、昨日までの雨も小雨程度だったので排水の良い公園はほぼ乾いていた。
さて、最初に揚げたのは昨年から作っていた新凧の一つ、フライパンである。見た目の通り丸い形であり柄がついている。丸い凧は安定させにくいのに、フライパンに合わせて真ん中をへこませていたため、安定はしない。これは反りが逆になっているのと同じことなのだから、凧としては安定させられないのである。だから、この凧も大きな尻尾をつけている。が、それでも安定は足りない。だけど偶然、くぼんでいる真ん中を引っ張ったら安定してしまったのである。フライパンとしては形がおかしいのだが、揚がる方を優先しようか、とも思った。
なお、もう少し形に手を入れる予定である。ますますフライパンらしくなるはず?
そして、新MauBeeはほぼ形になってきた。更に2つ、準備中である。

自然光の美術館 2010/1/5
美術館の中には展示に自然光を取り入れているところがある。大阪市立東洋陶磁美術館もそうだし、金沢の21世紀美術館にも一部の展示室で自然光を取り入れられるようになっている。自然光でみる美術品、非常に素晴らしいと思う。特に大阪市立東洋陶磁美術館で青磁を見たとき、その色の素晴らしさに感動してしまった。
さて、前述の美術館、自然光を取り入れているが、暗いときは照明に変わったり暗さを補ったりしている。だから、雨の日に行っても失望することはない。しかし、純粋に自然光で見る美術品もある。その代表的なものがステンドグラスだろう。ステンドグラスを展示している美術館の中には照明により鑑賞できるところもある。しかし、金沢ステンドグラス美術館は教会の様式(本来の教会ではなく、結婚式用)を取っているので、ステンドグラスは窓に嵌め込まれいて外の光だけで鑑賞することになる。だから、天候によって、季節によって、そして時刻によって、ステンドグラスは色や輝きががらりと変わる。私の場合、天候に合わせて何度も行っているわけではないので色の違いなどを詳しく述べられないのだが、説明してくださる館の人によると色が全く違って見えることもあるそうだ。一部の色が光によっては出ないのだそうだ。
再任訪問したのは冬の正午ごろ、犀川近辺の写真を撮るのに近くを通った際、ふらりと中に入ったところ、ステンドグラスが非常に美しく、特に赤や紺、黄色の鮮やかな色に驚いた。説明してくださる方によるとこれほど鮮やかに見えることは少ない、とのこと。同じ日の30分ほど前(少し雲が厚かった)はこれほどの色ではなかった、とのこと。偶然、理想的な光線の具合のときに立ち寄ったようだ。冬至近くの薄い雲のあるような、冬の柔らかな空と日差しが丁度よかったようだ。
ここで展示している作品はウイリアム・モリスの作品など。彼が1859年に建てた新居、レッド・ハウスを復元したのだそうだ。教会なのでキリストやマリア、そして聖人など。宗教的な作品が中心である。よくある図柄ではあるが、それだけに古さも感じない。時代を超えた美しさというべきものなのかもしれない。
今回、鮮やかな美しい色で見られたので、逆に雪の降るような暗い日はどうだろうか? と思ってしまう。これもまた見てみたい、とも思う。
アメリカでの自動車暴走事故から 2009/12/23
アメリカで、自動車の運転中にアクセルがフロアマットに引っかかって戻らなくなったことで暴走、4人が死亡する事故が起きた。この事故、最初に知ったときは軽く考えていたのだが、実は大変な事故であるようだ。
事故についてはWebも含め、いろいろと紹介されているが、原因はアクセルがフロアマットに引っかかって戻らなくなったことである。厚いフロアマットや2重に敷いたとき、そしてフロアマットがずれたときに同様のことが起きた例が他にもあるようだ。アクセルが引っかかっただけでなぜ車を止められなかったのか? 少なくとも減速はできたのではないか? と思った。私が思いつく対応はというと、
(1) ブレーキを強く踏む
(2) ギアをニュートラルにする
(3) エンジンを切る
である。ところが、この3つとも効かなかったあるいはできなかった可能性があることがわかった。
まずブレーキである。現在の自動車、エンジンが空気を吸い込むときの負圧を利用してブレーキペダルが軽く踏めるようになっている。もしエンジンが停止するとこのブースターが利かなくなるため、最初の1回は普通に効くが2回目以降は非常に効きが悪くなってしまう。この負圧、アイドリングなどエンジンの回転数が低いときに発生する。このため、エンジン全開でも同様にブースターが働かなくなっていたと考えられる。この場合、全開のエンジンが発生するパワーをブレーキで抑えることは難しいと思う。このような状況になれば、2度3度と踏むだろうから、ブレーキの効きが悪くなってしまったことだろう。
2番目、ギアをニュートラルにすることである。マニュアル車ならクラッチで即エンジンを切り離せる。その後、ニュートラルにすれば、仮にエンジンが全開になっても駆動力はなくなるので徐々に減速する。ブレーキのブースターは効かないけどゆっくりでも停止できる。
ではATでは? 変速レバー自体は操作できる。ニュートラルになれば、やはり減速は可能である。(この場合変速機が壊れる可能性が高いが・・・) しかし、最近のAT車の一部は高速走行中は操作してもニュートラルにならないそうだ。今回の事故車がそうだったかは不明であるが、車によってはニュートラルにならず、結果として減速できない可能性がある。
3番目、エンジンを切ることである。通常、走行中にエンジンを切るのは危険である。ブレーキのブースターが効かなくなるし、パワーステアリングも効かなくなる。ブレーキもハンドルも重くなり操作が難しくなる。更に、エンジンキーを回しすぎるとハンドルがロックされてしまう車もある。しかし、ハンドルロックさえ注意すれば、減速が始まるのでアクセル全開の暴走よりはましである。が、最近の車の一部は走行中のエンジンオフが簡単にはできない。エンジンをON/OFFを押しボタンスイッチで行う車が増えているが、この場合走行中は安全のため、ちょっと押してもOFFにはならない。この場合、たとえば3秒以上長く押せば強制的にエンジンOFFになるそうだが、超高速走行中の3秒はものすごく長い。冷静にスイッチを3秒押し続けることは難しいだろう。そもそもこの操作を知らないと無理である。押しても停まらず、よりあせってしまうことにつながるのではないだろうか?
なぜこのようになっているか? (2)と(3)、本来は事故防止のための機構であるそれが事故防止を邪魔してしまった、ということになる。どちらかができれば、被害軽減はできた可能性がある。つまり、結局は事故になり、車は壊れたかもしれないが、乗員の命は助かったかもしれない。
同様の事故、日本でも発生していたそうだ。10件少々と多くはないようだが、大出力車では被害も大きいだろう。フロアマットを正しく使うことはまず必要だが、類似の事故としてアクセルのワイヤが長年の使用で痛んでいれば引っかかってしまうことも起こりうる。対応を考えておくことは無意味ではないと思う。回避策、まずギアをニュートラルにする。これができれば減速が始まる。それがだめならエンジンを切る。エンジンキーの場合、ハンドルロックしないように注意が要る。この場合、どちらもブレーキは効きが極端に悪くなる。普通に効く最初の1回でできるだけ減速し、2回目以降は力を込めて踏む必要がある。更に、エンジンを切ればハンドルが極端に重くなる。これもまた、力を入れて操作する必要がある。決して楽ではないが、冷静に対応できれば、事故の被害軽減は可能だと思う。
それにしても、安全策が裏目に出た今回の事故、設計する側としては大きな教訓になる。より広い事故の可能性を考えたら何らかの対策が取られていたかもしれない。実際、アクセルとブレーキを同時に踏むとアクセルを無効にする車もあるそうだ。それがあれば防げた可能性もある。
さて・・・この事故調査、乗っていた人が全員死亡しているので、非常に難しかっただろう。実は、後席に乗っていた人から携帯電話で緊急連絡があり、その結果アクセルが戻らず、対処してだめだったことが分かった。もしこれがなかったら・・・単純な暴走運転、運転ミスで終わっていたかもしれない。事故原因が分かったこと。これは非常に幸運だったということかと思う。
蕎麦の太さ 2009/12/20
坂本にある有名な蕎麦屋さんに2度、行った。ここは宮内庁にお納めしていたそうで、書籍などでも紹介されている店である。食べてみると味は良い。そして私の好みに合っている。ピークを少しはずして行ったのだが、それでもお客は少なくなかった。
さて・・・この店の蕎麦、非常に残念なことがある。そばの太さがばらばらなのである。蕎麦、茹でるものなので太さにばらつきがあれば均一に茹でるのは難しい。これでは最良のそばにはできない。実は、最初に行ったとき、メールでクレームを入れてみた。1週間何の反応もなく、返事も無いのでこの程度の店か? と思いながらも再送すると今度は短い返事があった。改善する、と。しかし・・・2度目はやはり不ぞろいであった。今度はお金を支払った直後に直接言って見た。すると、”手打ちですから・・・”と。
蕎麦の太さ、機械で伸ばして切れば均一にできるだろう。手作業ならばらつきも出てしまう・・・。一見もっともなようだが、これは”うちの職人の技術は低いです”と言っているのと同じだと思う。均一に切れない職人しかいないなら、機械に任せればより良くなるのではないか、と反論されたら言い訳できないだろう。
手打ちだからばらつきがある、についてであるが、蕎麦に限らす職人の技、その程度なのだろうか? 決してそうではない。寿司職人は計りもしないで均一の重さの寿司を作る。同じく重さで言えば袋詰めのピーマンなど、出荷作業を行う人たちは瞬時に必要な重さの組み合わせを見分け、計りで確認、詰めている。刺身だってきれいに同じ厚さに切られている。更に建築、金属加工・・・熟練した職人は機械ではできないような高精度のものを作る。手作業だからばらつきが大きい、なんて言ったら笑われてしまうと思う。
機械、ある意味では正確でばらつきは少ない。だけど、それは均一の素材に対してである。金属加工などは素材の規格が決まっているので正確に繰り返し同じような加工ができる。だけど、必ずしも均一でない天然素材に対してはその特性を見ながら調整することも必要になる。これは機械ではできない。職人とは、そのようなことができる人たちである、と私は思っている。
ここで、この店の蕎麦のばらつきについてふと思った。技術が未熟だからではなく、わざと2種類混ぜているようにも思えるのである。実は、メールではそれを確認するような書き方もしていた。が、メールでも店頭でもそのようにしている、との回答は無かった。もう少し詳しく書くと、太い蕎麦と細い蕎麦が混じっているのである。たとえば2.00mmが標準として作って、ばらつきがあるのなら、2.00mmが一番多くて2.01,2,02と太くなるにつれて、また1.99,1.98と細くなるにつれてその割合が減ってゆくはずだけどそうではなく、2.00と1.60の2種類が混じっているような感じなのである。(注、具体的な太さは説明のためのもので、実際の太さを測ったわけではない) そういえば、太さが違う割には茹で具合に大きな差が無いような気もする。
ならば意図的に2種類を混ぜている? とすれば考えられる理由、手打ちの蕎麦なら太さにばらつきがあるはず、なんてクレームを付ける人がいるからではないだろうか? そんなクレームにいちいち対応するのも面倒なので太さを変えたのを混ぜるのかも? と思って調べるとわざとやっている店もあるらしい。もしそうなら、迷惑な話である。が、それにあわせてしまうのも悲しいのだが・・・。
Webでみても、”太さのばらつきは手打ちの味”なんて称賛するような記事がものすごく多い。とんでもない話だと思うのだが・・・。
とうとう盗用されるようになった? 2009/12/16
金沢ヘルスセンター(既に閉鎖されたレジャー施設)に関する記事を検索していて、”どこかで見たような文章だな?”と思うのが何件も見つかった。元は某インターネット上の百科事典(ボランティア作成)の記事のようだ。中にはここの記載を要約、と明記されているものもある。
が・・・某インターネット上の百科事典の金沢ヘルスセンターに関する記述、の一部は私のWebの内容の一部とそっくりなのである。おそらく・・・某インターネット上の百科事典に投稿した人が、私のWebを大いに参考にして(盗用して?)記載し、それを読んだ人が改めて記述したのだと思う。某インターネット上の百科事典以外は参考にした、という程度の類似だし、金沢ヘルスセンターの子供の頃の記憶の話なのだから似たような感じになるのは当然だろう。
しかし・・・某インターネット上の百科事典の記述はあまりにも似すぎているので偶然ではないだろう。盗用の域であると思う。だけど、某インターネット上の百科事典を見た人が私のWebを見たら、逆に私の方が盗用したと思ってしまうかもしれない。知名度は圧倒的なのだから。
とはいえ、私が盗用したと思われるのは面白くないから、注意書きを書き加えようかな? などと思っているところである。それにしても・・・そんなに良い文章とは思えないのだが・・・?。
家屋敷、鬼瓦のちょんまげ? 2009/11/29
金沢、長町の武家屋敷に写真撮影に行った。
紅葉もまだ残り、雪釣りも一部始まっていた。土塀のこも掛けは12/1から始まるそうで、その写真は次に紹介できそうだ。
紅葉、金沢市内では木によってピークがずれる。だから、もう散っている木があるかと思うとまだ緑が残る木もある。これは兼六園なども同じなので、一番美しい木などを写している。この日、用水越しの紅葉と土塀の続く通りを写して帰ろうとしたとき、塀越しのもみじがこれまた見事なので見ているときに家の主から声を掛けられた。中の庭も見てゆけ、と。お年は80過ぎだろうか? 長町の中では広めの道に面した家で、門をくぐって入ると小さいながらも風情ある庭であった。
そこで、”武家屋敷の見分け方を知っているか?” と。曰く、鬼瓦などにちょんまげのような飾りがあるのが本当の武家屋敷、と。確かに一部の屋敷にはそのような鬼瓦がついている。早速帰って調べてみると、これは鳥衾(とりぶすま)といい、鬼瓦に鳥が止まったり糞をかけたりしないようにと作られたものなのだそうだ。ただ、武家屋敷固有のものである、という記述はまだ見つけていない。長町などでは武家屋敷であった建物に多いようだけど、大手町にある現在唯一公開されている武家屋敷にはなかった。(というより、もともと瓦はなかったように感じる建物である) 鳥衾、当時はそうだったけど今は違う、ということかもしれない。武家屋敷の見分け方になるかどうかはわからないが、鳥衾を知ることが出来ただけでも勉強になった。
その後、ぶらぶらと歩いていて見つけたのが新家邸の長屋門。門の脇に出窓状の武者窓がある。中からは外が見えるけれど外からは見えないようになっているそうだ。しっかりした作りである。
で、帰りにまた鳥衾の家の前を通ると、今度は若い女性2人に説明していた。庭はこじんまりとしていて風情がある。本来は非公開。私はここ、何回も通っているのだが、声をかけられたのは初めて。運が良ければ見られるかも?

鳥衾のある鬼瓦。この記事で書いた家とは別です。
カニ、なぜ人気? 2009/11/18
日本海のカニが解禁になっている。金沢では、比較的小さなものなどが家庭向けに魚屋などの店頭に並ぶ。スーパーでも売っている。そして、近江町市場では、家庭用に加えて贈答用や観光客向けに高価なカニを売っている。この時期、駅や空港では、保冷材入りの発泡スチロール箱を持った観光客を良く見かける。JRの特急電車など、この発泡スチロールの箱が乗せやすいように荷物棚を大きくしたそうだ。
さて、先日夕食にカニが出た。女房の実家が貰ったもののおすそ分けだという。その日、仕事で遅く帰ったこともあり、足が数本、残してあった。普通なら大喜びで”カニでお酒!”となるのだけど、私の場合はちょっと違う。”そんなもん、いらん”と。 実は・・・私はカニは嫌いである。少なくとも、好きではない。単なる好き嫌いなのでカニクリームコロッケなどは食べるし、茹でたカニは苦手だけど少量なら食べる。全く食べられないわけではない。この時期、外で遠来の人と飲む、となれば当然カニを注文することもある。その場合、私も少量は食べるが、遠来の人に多く食べてもらうことにしている。幸い、もてなしの心、と受け取ってくれることが多いが、実は単なる好き嫌いの問題なのである。
ところで、カニを好む人は多い。この時期、カニを楽しむために各地から旅行に来る人もすくなくない。石川県でもカニを取り入れたイベントも開催されるし、北陸以外で見るツアーのパンフレットに”カニ食べ放題”の文字が大きく出ていたりする。また、そんな食べ放題に上質のカニが出るはずない、と個人で好みの店を探して泊りがけで行く人もまた少なくない。以前、越前ガニミュージアムに行ったとき、狭い道に大型バスが何台も乗り入れていたし、お店では道路にまで出した大なべでカニを茹でているし、民宿のおばちゃん(らしい人)は一輪車に大きなカニを山盛りにして運んでいる光景を目にする。鉄道紀行で有名な宮脇氏の本にも、何人かで東京から寝台特急に乗り山陰の民宿で早朝からカニを食べる話が載っていた。カニ、それだけ魅力がある、ということなのだろう。
で、カニ嫌いの私からすればひとつ疑問がでてくる。カニ好きの人が多いのは、カニが高いから、ではないだろうか? と。高価な食材は沢山ある。マグロもそうだし、ウニやアワビなども高価である。山のものではマツタケもある。洋食ではキャビアなどもある。これらの食材、おいしいから高価、というよりは貴重だから高価、と感じる。カニ、これだけもてはやされるのはカニが高価だからではないのだろうか? 大きな上質のものは一匹1万円を軽く越える。これだけ高いから普段は食べられないし、余計おいしく感じる、と思えるのだがいかがだろうか?
もし・・・カニが増え、安くなったらでおうだろう? ”なんだカニか・・・”なんてことにならないだろうか? もっとも、カニが増えて極端に安くなるなんて、まずありえないが・・・。
Windows 7使用記 2009/11/3
VISTAからWindows 7に移行して、使用上の感想を書いてみようと思う。まず、私が使っているのは、Windows 7 Professional 64Bit である。それとお断りしておかなくてはならないのは、VISTAをそれほど使い込まないうちにWindows 7に切り替えているので、ここで書いていることでも、私の勘違いで実はVISTAもそうなっていた、というようなこともあるかもしれない。VISTA、すでに起動できなくなっているので確認できないのでご容赦願いたい。
○エアロの使用感
これはVISTAからであるが、エアロで半透明の表示ができるようになった。
たとえばウインドウの周囲は半透明になっていて後ろが透けて見える。だから、後ろに何があるか、ぼんやりと見える。大した利点でもないけど、ウインドウが多数あると後ろが分かりやすくで便利なこともある。
○サイドバーとガジェット
VISTAではサイドバーが新たにできた。サイドバー、メイン画面の右端に出るのだが、私はメインのディスプレイの右にサブディスプレイを置いているため、真ん中に余計なものがある、といった感じになってしまった。また、VISTAの出始めは横長でないディスプレイが主流のため、画面が狭く感じてしまう人もいたと思う。さらに、ガジェット、これはちょっとした道具、みたいなイメージのプログラムで、時計やカレンダなどがあるが、これはサイドバー上ではなくて画面のどこにでも配置できる。だから、結局サイドバーを消して時計とカレンダのガジェットのみを単独で使っていた。Windows 7ではサイドバーの位置は自由にできるそうだし、横長のディスプレイも増えたので使いやすいかもしれない。が、私はガジェットのみ使うことにはまだ変わりはない。
ガジェット、これは人によっては便利だと思う。私は時計とカレンダ、そしてCPUメータを出しているが、ほかに天気予報などもある。ガジェット、私は半透明にして、”常に表に表示”としている。これも便利かもしれない。これはVistaも同じである。

半透明のガジェット(時計)
○アプリケーション切り替え
Windwosで複数のアプリケーションを同時に動かしていてほかのウインドウに切り替えたい時がよくある。タスクバーに起動中のアプリケーションが並ぶのはXPでも同じであるが、XPではタイトルで判断しなくてはならなかったが、VISTAではタスクバーにカーソルを写すと縮小画面が出るので比較しやすかった。そしてWindows 7では、縮小画面にカーソルを移すとウインドウを仮に表示してくれる。これは同じアプリケーションを複数同時に開いていると便利である。これ? それともこれ? という感じで表示させてクリックすればそのまま選択。違うなら別のウインドウを探し続けることができる。
○新TOOL
新しく追加されたSnipping TOOLはなかなか面白い。画面の一部を指定して切り取って保存などができる。以前なら、一度保存してから加工していたが、一動作で完了する。仕事などで使いたい場面もある。(家庭では使わないかもしれないけど・・・) また、付箋も付いてくる。これもまあ便利な場面もあると思う。
こういうTOOL、以前からあるけど、今までは探してダウンロードする必要があったわけで、そういうことに熱心ではない人も少なくないから、付いてくれば便利と思う人も少なくないだろう。
また、電卓も変わった。普通の電卓と関数電卓に、プログラマと統計が追加された。プログラマは16進などがByte/Wordなどのサイズで扱える。人によっては便利だと思う。統計は…? 私は使わないと思う。(必要ならEXCELを使うか?) また、細かいところでは、結果をコピーして貼り付けるなども可能になった。
○メール
VISTAにはWindowsメールがついてきたが、Windows 7にはない。Windows Liveからダウンロードとなるが、ちょっと面倒である。機能は十分だけど、Windowsメールの方がシンプルで使いやすかったように思う。
○メモリ使用量
VISTA(64Bit)では、メール程度の軽い作業をしているとき(セキュリティ対策のソフトは動いている)、だいたい1.8G位のメモリを使っていた。ちょっとアプリケーションを動かすと2Gをすぐ超える。3Gも珍しくなかった。Windows 7(64Bit)では1.4G程度まで減っている。かなり減ったが、XPは0.5G程度でも結構動いているのでそれに比べると結構多い、といえる。もっとも、ちょっとアプリケーションを動かすとやはり2Gを超えてしまう。メモリはそれなりに積んだほうがよいと思う。32Bitは少なくとも2G、64Bitなら3Gだろうか。
○印刷の高速化?
印刷、写真でも非常に短時間で完了するように思う。XPでは結構掛かっていたと思うが、Windows 7では写真印刷などでもアプリケーションがすぐに開放される。VISTAでは…? ちょっと記憶が薄い。
○マルチコア、ハイパースレッド対応
■ここは読み飛ばしても良いです。
今のCPU、マルチコアが主流になってきている。マルチコアとは、ひとつのパッケージの中にCPUが2つ4つ入っている、と思えばよい。ハイパースレッドは、ひとつのCPUを擬似的に2つのCPUに見せるものである。プログラムの命令を処理するとき、処理ごとにCPU内で使う回路が違うことを生かし、遊んでいる部分を活用することで複数の命令を同時に処理することで高速化する機能である。
ハイパースレッド、みかけのCPUの数は2倍になる。たとえば4コアでCPUが4つになるところを8CPUとして処理する。しかし、あくまでも擬似的CPU数であることに注意が必要である。ここで、2つのCPUを使って処理できるプログラムがあったとする。使用する2つのCPUが別のコアであれば最大限に処理できる。しかし、同じコアの擬似的なCPUで処理してしまうと元々は1つのCPUなので、遅くなってしまう。
Windows 7では、CPUの負荷のグラフを見ると、1つおきのCPUの負荷だけが高いことがよくある。ひょっとしたらコアを分けて処理が高まるように振り分けるようにしているのかもしれない。但し、Webなどでそのような記載はないので想像である。
○SSD対応
最近増え始めたSSD、これに対応している。自動でデフラグを行わないなど、SSDの特性に応じた対応がされている。
○バックアップ(Professional以上)
バックアップ機能がVISTAからあるが、VISTAでは細かな指定はできなかった。このため、どうしてもバックアップファイルが大きくなってしまい、使いにくかった。パソコンで、アプリケーションなどは手間さえかければ再インストールは可能である。その意味では、データこそ重要、となるのだがデータのみ指定、というのはできなかった。Windows 7では細かく指定できるので便利である。
バックアップ、ツールを買えばよいのだが、わざわざ買うのも、という人も多いだろう。その意味では便利である。が、そのためにプロフェッショナルを選ぶこともないが・・・。
○コントロールパネル
周辺機器の設定などが一か所に集中された。これは便利である。私の場合、地デジチューナーが動作しなかったが、その動作不良の状態がすぐに見つかった。多くの人にはこの方が便利だと思う。
いまのところのWindows 7の使用感はこんな感じである。全体として好感が持てる、と思っている。
では、積極的に乗り換えるべきか? メモリとCPU、グラフィックなど、それなりの性能が必要なので、余裕がなければXPのままにして次のPCでWindows 7に、というのが適当と思う。PCに余裕があり、VISTAへの移行をためらっていたのであればWindows 7に、というのは妥当だと思う。XP、セキュリティ対応で限界がまもなく見える。だからこの機会にWindpws 7に、というのも良いと思う。VISTAよりは抵抗が少ないだろう。
しかし・・・どうでもよいことだけど、Windows 7、冗長に書かなくてはならないな、と思う。Windows XPならばXP、Windows VISTAならVISTAと書けば、すくなくともPCを話題にしているならこれで通じる。だけど、Windows 7をただ、7と書いても数字などと紛らわしい、"7"なんて書けば混同しにくいだろうけど、それも面倒である。だからいちいちWindows 7と書いていた。昔のWindows 95/98/2000も同じ数字だけど、2文字あれば通じるだろう。
SSD導入記 2009/10/28
SSDは、Solid State Drivの略で、フラッシュメモリを使った外部記憶装置である。ハードディスク(と同等の働きをし、その置き換え用(あるいは併用)に最近増え始めた。フラッシュメモリは、たとえばデジカメ記録用のSDカードなどにも使われているもので、電源を切っても記憶内容を維持できるメモリであり、
HDDは回転する円盤にヘッドを動かしながら磁気を使って記録するが、SSDは物理的に動く部分が全くないのが特徴である。 SSD自体は以前からあったのだが、昨年頃から大容量化と低価格化が進み、ノートPCを中心に採用例が増えてきた。今回、
SSDをWindows7への移行と合わせて導入したので、それについて書いてみたいと思う。
まず SSDの特徴である。
・ 振動、衝撃に強い
・ 高速動作が可能
・ 小型で軽量
・ 低消費電力
ここで、”高速動作”は補足が必要だろう。フラッシュメモリは実は動作は遅く、 SSDでは複数のメモリを並列動作をさせて高速に動くようにしている。このため、安いものではHDDに比べて連続読み出しがそれほど早くない製品もある。導入目的によっては製品選びが重要になってくる。この点は後でまた述べることになる。
SSDにはもちろん欠点もある。
・ 高価である
・ 書き込み回数に制限がある
SSDの価格、比較的低価格のもので容量 32Gで 8000円位の製品がある。HDDなら同じ値段で 1000G以上のものが買えるから、容量あたりの価格は約32倍となる。
HDDは容量が大きくなってもそれほど高価にはならないのでこの価格差は一例であるが、それでも高価なのは間違いない。
書き込み回数の制限であるが、一般的な SSDに使われるフラッシュメモリの書き込み回数は1万回程度とされている。これは、メモリへの同じ部分への書き込み回数でる。
SSDは同じ部分への書き込みを避けるように制御されているので、同じファイルを1万回書き変えたら終わり、というわけではない。となると 1万回というのは意外と多い。仮にドライブ全体の書き換えを行えば全てを書き換えたことになるが、これを1日10回行ったとしても約
1000日となる。つまり約3年である。頻繁に書き換えるファイルはそれほど多くはないので、 SSDに空きがあれば同じ部分への連続書き込みにはならない。だから一日10回というのはものすごい酷使であるが、それでも
3年持つのだから、書き換え回数による寿命の心配はしなくても大丈夫だろう。但し、デフラグを実行すると結構な書き込みになるでこれは行わないように注意が必要である。VISTAでは自動実行されるのでその停止が必要になる。(
Windows 7では、SSDへはデフラグの自動実行は行わない)
最初に、私が今、なぜまだ高価な SSDを導入したか、これを書いておく。
今回 SSDを導入したのはデスクトップ PCである。ノートPCでは振動対策といった目的もあるが、デスクトップでの目的は高速動作である。パソコンの起動、どうしても時間が掛かる。だから、食事程度はもちろん、少々使わないと思っても電源を切らないことも結構ある。もちろん省電力の設定をし、ディスプレイなど操作しないときに不要なものは切っている。でも、消費電力の面では切ったほうがよいに決まっている。また、最近帰宅が遅くなり起動時間の遅いのが気になってきた、ということもある。SSDを入れれば起動が早くなり、アプリケーションの立ち上がりも早くなるだろう、との期待があった。そうなれば電源を切る時間も長くなるかな、と思った。
もうひとつ、私の場合、購入した windows 7の関係で新規インストールが必須だったことがある。旧HDDのデータ等を保存し、環境再構築するために新たに
HDDを1台導入しようと考えていた。そうするとこの機会に SSDに? と思ったわけである。来年になれば
SSDは更に安くなると思うが、その時点で新たに再構築するのも面倒である。ならば高価ではあるが、今がひとつのチャンス、と考えたわけである。そう思ってHDDの構成を考えると、より適正にできそうだ。アクセスが少ない
HDDへの分担を増やして並列動作を拡大すればより早くできる。これが今、SSD導入に踏み切ったわけである。
SSDを導入、と言っても HDD全てを SSDに置き換えるわけではない。私のPCには画像や動画なども多数入っていて、総使用量は 800G程度になる。画像やデータ、システムのバックアップも取っているので、それを含めると約1200Gになる。バックアップを除いた
800Gを全て高価なSSDに格納するととんでもない価格になる。アクセスすることが少なくて容量の大きな写真、大容量の動画はHDDでよい。 SSDに入れたいのは、頻繁に使われるWindowsのファイル、そして常用するアプリケーションである。これらを高速の
SSDに入れるとPCの起動、アプリケーションの起動が早くなる。頻繁に使うデータも入れると効果的なのだろうけど、データ全てをSSDに入れられないから
HDDにも入れることになり、そうなると操作や管理が面倒になりそうだ。ということで、まずはWindowsそして一部のアプリケーション、となる。私の場合、
64Gが目安になるだろう。これだけあれば、毎日動かすメール用ソフトはもちろん、頻繁に動かすWeb作成用ソフトに画像処理ソフトが十分入る。また、
Officeは、EXCELは頻繁に使うが Wordは少ない。それ以外はたまに・・・となるが、入れておこうか、となるだろう。このあたりはインストールしてSSDの残量を見て、となる。
SSD、どのようなものを買うか? SSDを買う上での品選びは重要であり、容量も速度も値段に大きく影響する。まず容量である。HDDなら容量が大きくなっても価格差は小さいから将来を見込んで、あるいは余裕をみてちょっと大きめに、というのも良い選択になる。だから、予算の範囲内でなるべく大きなものを買う、というのが今までの買い方だった。だけど、SSDは容量と価格がほぼ比例する。容量が倍になれば値段も
2倍弱である。このため、必要以上に大きなものを買うと出費も大きい。かといって、容量が足りず良く使うアプリケーションがHDDにまわる、というのでは導入の効果も薄い。だから、何を格納し必要容量はどれだけか、ということが重要になる。今回、64Gが目安になることは前述の通りである。
次に速度も重要である。低価格の品は速度も遅い。たとえば 32Gで 8000円前後のものは、連続読み込み速度が80MB/sec程度だったりする。これだと普通の
HDD程度である。HDDはランダムアクセスが苦手なので結局は HDDより高速になると思うが、折角入れるのだからもう少し差を実感できるものが欲しい。となると中級品、読み出し速度は200Mb/sec以上のもの、となる。そして、書き込み速度も用途によっては重要である。書き込み、実はコンパクトフラッシュでは速度が遅くなりやすい。読み込みは250MB/secだけど書き込みは
80MB/secという製品もある。用途によっては高速書き込みも必要だろう。が、私の場合、書き込みは少々遅くてもかまわない、となる。
この時点で I社の 80Gを候補にした。読み出しは約250MB/s。数字で言えば普通の HDDの4倍くらいになる。価格は某 Webでは 2.4万円になっているが、金沢は2.6万円で出ていた。約5軒回って置いてあるのは
1店だけ。店での値段の比較はできなかったが、まあ妥当だろう。それにしても・・・SSDの品揃えが意外と悪い。 32G/64Gの低価格品はあるが、中級品が少ない。まあ、SSDを早々に入れるような人は秋葉原などに買出しに行くからかもしれないが・・・。
SSD、今回は早めに入手した。 10月10日頃Windows7入手の約 2週間前に店に行ったところ、少し前まであった品が売れてしまい、無くなっていた。その日、直前に売れたそうだ。パソコン関連の品、価格の変動(更に言えば低下)があるので、店は在庫は多くは持たない。他の商品、たとえばHDDならば他の品を買えばよい。
7500円の品が売り切れで8000円になるかもしれないが、代わりの品はいくらでもある。今回も購入予定とは別メーカの品はある。が、候補外である。実は、これも予想して早めに手配しようとしたのである。
SSD、 Windows7に合わせて入れようとするする人がやはりいるようで、入手難の心配があった。東京などであれば他の店にいくらでもあるだろうけど、金沢では少ない。再度仕入れるにしても時間が掛かるかもしれない。幸い、系列の他店にある、とのことである。実際にいるのは2週間後であり、その頃には少し値下がりしているかもしれない。が、今回はすぐに手配を願いした。
約 1週間後に手に入れた SSD、非常に小さくて軽い。ノートPCに差し込むカードを一回り大きくした程度である。今までの HDDは3.5インチなのでそれと比べると非常に小さく、頼りなく見える。早速取り付け・・・と思ったけど、空いている
3.5インチベイに入れようにも拡張ボードのケーブルが邪魔になってしまう。一度ボードを取り外すのも面倒なので、5インチベイに入れ、手ごろな穴にねじ
1本だけで取り付けた。HDDならとんでもないことだけど、軽い SSDならこれで十分だろう。
取り付け後、認識されていることを BIOSで確認、フォーマットする。これは意外と時間が掛かった。VISTAでドライブの設定をし、まずはお決まりの(?)ベンチマーク。連続読み込みで
244MB/Sec.連続書き込みで85MB/Sec.。まあ妥当な数字だと思う。現行の 1TBのHDD、これが意外と早くて連続読み込みで 100MB/Sec.が出ている。SSDの半分近い。この
HDD、 VISTAのパフォーマンス診断でHDDがネックになりそうなので増設した経緯がある。今年の春に買った HDDなので意外と早い。もっとも、4KBのランダムリードは
SSDと差が大きく、桁が2つも違っていた。これがどう効くか、となる。 参考までにそれ以前の 250-500GBの HDDは連続読み出しが50-65MB/S、USB接続のHDDは23MB/S程度であった。
1TBの HDDが早いけど、ここに集中するとヘッド移動がネックになる。これも考慮し、1TBの HDDをデータ専用にし、古い 250GBのHDDをひとつプログラム用にすることにした。
いよいよ Windows7での SSD導入である。Windowsの高速化が目的だから、 C:ドライブをSSDにする。アプリケーションの一部もここに入れることになる。現在の
CドライブにはWindowsとアプリケーションが多数入っているが、当然インストールしなおしになる。 PCをいじるのが趣味、という人を別にすれば、OSの再インストールなどは避けたいだろう。アプリケーションの再インストールと再設定、これはもっと面倒である。しかし、今回は、幸か不幸かWindows7の導入で再インストールが必要である。
VISTAからWindows7への移行、環境移行可能なケースも多いのだが、私の場合 VISTAのUltimateから Windows7Professionalへの移行なので再インストールとなった。実はSSD導入もこれが理由である。
SSDへの Windows 7のインストール、少々手間取ったが、合わせてドライブの設定なども変更、無事起動できるようになった。さて、SSDの効果である。今回、
OSが変わったので起動時間などでは純粋にSSDの効果の比較はできない。異なる OS、という無理のある条件での比較を行っての私なりの結論である。
まず、起動時間を数値で出してみよう。
起動時間(電源 PONにしてからログイン可能になるまで)
HDD(VISTA SP1): 1分25秒 ( Windows最初の画面まで 40秒)
SSD(Windows 7): 1分 5秒
数字上、約 25%早くなって入るが、感覚的にそんなに早くなったとは感じない。しかし、実際に操作できるまでは早い。
細かく見てみよう。起動時間の差には OSの違いも含まれる。 Windows7は起動時間が早くなっているそうだけど、実際には遅くなった例も少なくないそうだ。だから、
SSDの効果はどの位か? というのは判断が難しい。私の環境ではWindows 7でそれほど早くならなさそうな感じである。それはさておき、起動時間、感覚的にはBIOSが遅いので多少早くなった程度、と感じる。しかし、起動直後の反応が非常に良い。
HDDの XPやVISTAでは、セキュリティ対策などのソフトがどんどん常駐されてゆくのでその間、操作できるけど応答がない/非常に鈍い、という感じである。この間、
HDDはアクセスしぱなしである。だけど、SSDの Windows 7ではそれがない。すぐに操作してもそれなりに動いている。Windows 7の効果か
SSDの効果かわからないが、これは気持ち良い。その意味では、実質的な起動時間は半分以下になったように感じる。
なお、この短縮時間は PCによって大きく違うと思う。私の PC環境、以下に書くが、HDDが内蔵で 4台、外付けで 2台ある。また、USB接続の機器もある。
Windows の起動時にこれらの機器にアクセスに行っているようで、この時間はどうしても掛かってしまう。接続機器が少なく、BIOSが早ければ速度差も結構実感できるだろう。多くの
PCでは40秒程度で立ち上がるのでは? と思う。
続いてアプリケーションの起動時間、となるがこれは測定していない。これは、実は VISTA以降では測定は難しい。良く使うアプリケーションはすぐに起動できるようになっているので、PC起動後ちょっと時間がたってからだと、
EXCELなど一瞬で立ち上がってしまうから、比較ができない。とはいえ、従来時間の掛かっていたアプリケーションでは、起動が早くなったと感じる。これもSSDの効果といえると思う。
■今、 SSDは買い時か?
デスクトップの場合
” SSDは、高速化の効果はあるが積極的にお勧めする時期ではない”
SSD、現時点では高価な割には効果が少ないように思える。確かに起動は高速化されるが、これは HDDから多数のファイルを読み込むWindowsの起動のときに限ってのこと。その前の
BIOSの起動時間は当然ながら変わらない。私のPCのように BIOSに 40秒も掛かっていると効果が薄れてしまう。Windows起動後の立ち上あがりは早いのだから効果は十分あるのだが、
2.5万円の価格を考えると悩むところだろう。更に再インストールの手間もある。
ただ、 BIOSの起動が早い軽快な PCであれば、満足感は高い。これなら投資効果はある、と感じると思う。但し、現時点ではSSDはまだ高い。 SSDが安くなり、
OS変更のついでに行うならば考慮してよい、というところだと思う。
ノート PCの場合
”携行目的の場合、耐衝撃性の安心感は大きい”
実際にノート PCで使ったわけではないのだが、携行目的のノート PCはSSDが最適の PCだと思う。特に揺れる車内などで使うなら、耐衝撃性の安心感は大きい。私の場合、カーナビ用に自動車内で使うノートPCで
HDD故障の経験があるし、別の PCでは新幹線内でHDD保護の揺れ検知機能が頻繁に働き、しょっちゅう HDDが停止している。SSDなら安心である。携帯目的のサブマシンなら容量が
64Gでも十分だろう。あるいは32Gでも足りる。 32Gなら SSDは8000円位。 SSD化で軽くなり、バッテリ使用時間も延びる。その上で高速化されるのだから気分的に良い。低価格品で良いので満足感は高いだろう。
今回、 SSD導入の目的であった、起動の高速化とアプリケーション起動の高速化はできた。結果として効果はあったが劇的でもない。後悔、までは行かないけれど高かったな、というのが正直なところである。現時点ではSSDは慎重に、というところである。
それにしても・・・新しい機器を、まだ高価なうちに私が入れるのは珍しいな、とも思う。そういえば、新 OSを早期に入れたのも
Windows2000以来である。
注意: SSD、動く部分はない、といってもメモリ自体の故障もありうる。データも格納するなら、バックアップは必須である。
参考、比較条件の概要
CPU: Core i7 940
メモリ: DDR3 6G
HDD: ST31000333AS(VISTAの起動 他 3台
SSD: X-25M 80G( Windows 7の起動 SDD)
OS: VISTA Ultimate SP1 64bit
Windows 7 Professional 64Bit
Windows 7 導入記 2009/10/25
Windows 7が発売された。私は、Winows 7Professionalを先行予約しておいたので発売日に入手、早速インストールしてみた。私の場合、Windows2000までは結構販売初日、あるいはその週末などに手を出していたが、XPはやや遅れ、VISTAはPCが壊れてやっと導入した。今回、Windows
7で久しぶりに”初物”に手を出してみた。その結果などについて書いてみようと思う。インストールしたのはWindows 7Professional
64Bit、アップグレート版である。
・インストール
今回導入したPC、VISTAが動いていたのだが 新たにインストールが必要となってしまった。通常、VISTAからWindows 7は上書きにより環境を引きついて移行可能なのだが、私の場合、UltimateからProfessionalにダウン、となったため新規インストールが必要になったのである。ではなぜProfessionalにしたか? これは、6月末にWindows
7が半額近い価格で先行販売が行われたとき、Home PremiumとProfessionalのみだったからである。予約時点では(値段に目がくらんで?)ここまで考えていなかった、というのが正直なところである。まあ、約半額なので再インストールの手間も仕方ないかな、と思う。
で、インストールである。どうせ環境全てを作り直すのなら、ということでSSD(Solid State Drive)を新たに導入した。SSDは、フラッシュメモリによる外部記憶装置である。読み込みが非常に速くなる。これを増設、インストール先をSSDにして環境を作り直した。インストールの前にHDDのデータをUSB接続のHDDにCOPYを作成。これは大切なデータを失わないためである。新たなSSDへのインストールなのでデータは残るが、これは念のためである。VISTAからSSDを指定してインストール・・・。すんなりと完了した。が、エクスプローラで見ると、インストールHDDはVISTAのときと同じく"G:"になってしまっている。これではちょっと都合が悪い。VISTAは早々に終了したいのだが、そのときどうなる? 改めて環境を再構築することにする。
週末の金曜日、新たにインストールを開始した。まずSSDにXPを入れ、そこからバージョンアップ、と思ったらなぜかSETUPが動かない。それなら、とVISTAを中継。ここでVISTA32Bit版を入れたら、やはりなぜかSETUPが動かない。結局、もういちどXPからVISTA64Bitを入れ、Windows7を。ようやくインストールできた。それにしてもSSDはやはり早い。XPのインストールが10分くらい? 測定していないので感覚だけどものすごく早い。夜中に始めて合計5回、OSをインストールしたのに日付が変わった頃には終わってしまった。
しかし、アプリケーションやドライバに更に土曜日半日少々かかった。SSDは80G。ここにWindowsとアプリケーションを入れる。若干余裕が必要なのでとりあえず50G程度までを目安に主に使うアプリケーションから入れてゆく。ホームページ作成、写真編集、Officeなど、使用頻度の高いものを順に入れ、VIDEO編集などは
HDDに入れてゆく。続いてプリンタやスキャナのドライバをインストール、サウンドなどの設定もあわせて行う。大した手間もかからすとりあえず終了。ただ、DVD再生などはまだ入れていない。これは必要になったら、と思っている。
さて、Webで意外な問題が? 自分の掲示板に書き込もうとしたら入れなかったのである。HTTP_USER_AGENTが利用できないかも知れません、と表示されてだめ。IE8になるので、掲示板側から情報が受け取れず、エラーになってしまったようだ。自分の掲示板に入れない、というのはあまりに悲しい。掲示板の設定を変えて入れるようになったが、ためしに書き込んでみるとブラウザ情報が表示されない。情報が伝わっていないのではなく、形式が違うことによるようだ。
・Windows 7の印象
さて、Winows 7である。VISTAより軽快になった、とのことである。実際、早い。起動直後が素早い。XPやVISTA、ウイルスチェックなど立ち上がった直後に次々に動かしてゆくから、立ち上がったのにもたもたしてなかなかまともに動かないのだが、Windows
7ではすぐに調子よく動いてくれる。だが私の場合、Windows 7に合わせてSSDも入れたため、その効果もあるのことを考慮する必要がある。メモリ使用量は少ない。VISTA64Bitではすぐに2Gを超えたが、Windows
7は1G台で結構動いている。もっとも、ちょっと動かすとすぐに2G超。1G以内で結構動くXPとは比べ物にならない。だけど、今はメモリも安いので増やせばよいと思う。
安定性であるが、Windows 7はVISTAのマイナーチェンジみたいなものなので、安定性は高いそうだ。実際、不都合は起きていない。もっとも、私自身、VISTAがSP1からなので、不安定という経験もない。
一番の印象、画面はVISTAをより洗練したような感じと思う。また、無駄がなくなってきたな、とも思う。詳細はこれから、である。
Windows 7へのバージョンアップガイド
・アプリケーション
VISTA対応はほとんどOK。XP対応のものも、結構動くそうだ。もっとも、私の場合、XPとそれ以前のソフトもあるけれどVISTA化の時点で一部は諦めているので、
VISTAで動いたものは動く、という程度のことしかわからない。古いソフト、今回改めて試してはいない。
・周辺機器
VISTAのドライバである程度動くそうだ。だから、VISTA対応の機器はまあ大丈夫、となりそうである。私の機器、OSが64Bitということもあって、これまたVISTA化で古い機器はあきらめているのでほとんど動いた。また、VISTA化で諦めたフイルムスキャナ、Windows
7対応のドライバが出る可能性がある。そうなれば64Bit対応なのでこれは期待したい。
私の場合、地デジチューナーが動かなかった。類似の症状がほかの人でも出ているようで、これはメーカの対応を期待したい。一応、Windows 7対応となっている機器なのだが・・・。
・Windows 7、32Bitか64Bitか?
Windows 7、32bit版と64bit版がある。どちらを選ぶか? 古いPCでは32bit版しか動かないが、少々前から売られているPCは既に64bit版に対応しているので、現在のPCの多くは64bit版のWindowsを動かすことができる。Windows
7に移行しようとするPCならまず64bit版を動かすことは可能だろう。64bit版、XPでも使われ始めていたが、個人用では皆無に近かった。VISTAでようやく個人でも使われ始めたように思う。
では、Windows 7ではどちらを選ぶか? 64bit版の利点は使用可能なメモリが多くて高速化されているようである。使用可能なメモリ、32bit版では約3Gまでである。私の場合、32bit版のVISTAは使っていないが、メモリは最低2Gなんていわれていた。XPでも画像編集を行うと2Gに達していたし、プリンタを使うと一時的とはいえ更に増えた。メモリ3Gは、人によってはもうちょっと欲しい、と感じると思う。
Windows 7ではVistaよりメモリ使用が効率化されたとはいえ、メモリ使用量は多い。3Gでは苦しい、と感じる人は少なくはないと思う。実装しているメモリを越えてもプログラムは動くが、オーバーした分はHDDに格納されるので動作が遅くなる。メモリ増の利点は大きい。64bit版、なにか特別なもののように感じるかもしれないが、アプリケーションはほとんど区別無く動く。しかし、周辺機器のドライバは32bit版と64bit版が分かれていて、一部の機器は32bit版しか用意されていなかった。特に古い機器はVISTA対応であっても32bit版のみ、ということが少なくなかった。しかし、Windows7では”Windows7対応”と言うには64bit版も用意する必要がある。だから、Windows7対応の機器は64bit版で動くことになりそうである。もちろん、古い機器ではWinows7対応にはならないだろうから、XPで使えていたけど
Windows7使えない機器はあるだろう。だけど、64bit版の敷居が非常に低くなったと感じる。
では、32bit版のままでなにか困ることがあるのだろうか? これはない。が、Windows7では64bit化が進みそうめば大容量メモリを前提にすることが増えてきそうな気がする。そのときに64bit化、と思っても再インストールがいる。もしWindows7に移行するなら、周辺機器が使えるならこの機会に64bit化、というのがよさそうに思う。但し、現在のアプリケーション、32bitと言っているものはメーカは64bitでの動作を保障していない、となる。(まあ実際はほとんど問題ないが・・・)
○Windows 7、導入すべきか?
・新規にPCを買うならWindows 7
新たにPCを買うならWindows 7でよいだろう。ただ、メモリはすくなくとも2Gは必要である。
・VISTAからは費用が問題?
VISTAからは軽快になる。その意味では健闘する価値はある。そして、VISTAからは環境を引き継いで移行できる。だから敷居は低い。でも、問題はバージョンアップ版でもHOME
Premiumで1.5万円。Professional/Ultimateで約2.5万円である。そこまで投資する価値はあるか? というと疑問もある。
・XPからは面倒
まず、新規インストールが必要である。OSだけでなく、アプリケーションも全て入れなおしになる。この機会に整理を、というのなら良いけど、CD-ROMを探しながらやるのか結構面倒である。半日はかかる? そこまでするのはちょっと面倒だろう。ただ、パソコンの性能が十分でVISTAの導入を見送っていた人なら移行しても良いかな、と思う。但し、メモリは十分に増やす必要がある。
なお、XP/VISTAからの置き換えは急ぐ必要は無いだろう。私のように一部機器のドライバが動かないこともあるのだから。
で、私は? 久しぶりに新しいOSに心が動いたのと、先行予約で安く、発売日に届いたから、でもある。
おまけ
今回はアップグレード版を購入した。XPまではインストール時に旧媒体を入れればよかったのだが、
VISTAからは旧OSがインストール済みでないといけない。これは面倒・・・。次、もし買うなら通常版、あるいはパーツとセットのOEM用かな? と思う。
食堂での不思議 2009/10/17
博物館めぐりで小さな食堂に入ったりしたとき、他に観光客などと一緒になることもある。そんなとき、女性数人のグループなどはにぎやかで、話し声が聞こえてくることもある。これはある3人組の例・・・。
・・・冷麦もさっぱりして良さそうね。これにしようかしら・・・
・・・てんぷらうどん、○○茸だって。おいしそうね。
・・・それ、熱いうどんでしょ?
・・・そば、△△そば(ここの地名)って書いてあるから名物なんじゃない?
・・・なら、ざるそばにしようかしら・・・
ようやく各自の注文が決まったようで、リーダ格の人が店員さんを呼び、注文した。てっきり冷麦など3種類が注文されると思ったところ、
天ざる3つ!
おもわず、え! と言いそうになってしまった。天ざるなんて誰も言っていなかった(と思う)のに・・・。なにか裏で密約があったのだろうか? あとで甘いものを食べるときは●●さんの意見を尊重するから、とか・・・?
そういえば、女性グループ、同じものを注文することが多いような気もする。私は? というとたとえば出張で外で同行者と食事する時、ばらばらのことも少なくない。ただ、時間に余裕が無い時、すぐに出るランチ(日替わり定食)にすることもあるし、人と合わせることもある。だけど、たとえば空港で待ち時間があったりすると好きなもの、になることが多い。(でも、上司と一緒だったらつい同じ程度以下の値段のものにしてしまう? ビジネスマンの悲しさか・・・)
人と同じものを注文する。この答え、ある人の意見でちょっと納得した。”同じものを食べることで共通の話題ができる・・・”。なるほど、と思う意見である。私の場合、たとえば家族であればいろんな種類のものを注文して、分けながら食べる。中華など、安い定食を人数分、種類を買えて注文するととても豪華に見えるから不思議である。私はそうやって楽しんでいるが、それほど親しい仲でなければ同じもので共通の話題を、というのは納得できる。
でも・・・誰が天ざる、って言ったのだろう? 全く聞こえなかったんだけど?
腕時計、ムーブメント交換 2009/10/1
腕時計の電池が切れたと思って交換をお願いしたところ、電池寿命が予定より早い、ということで、場合によってはムーブメント交換をしたほうが良いかも? と言われた。ムーブメント交換、言い換えれば中身の入れ替えである。費用は1万円弱、とのことだった。
腕時計、クオーツで規格化が進めば確かにそうなるかもしれない。1万円程度で時計が結構出ているのだから、内部の部品代と交換の技術料、と言う意味では費用も妥当なところだと思う。以前古い腕時計が止まり、修理を依頼したところ、清掃のみで復活したがその費用が1万円だったことを考えると安い、とも言える。長く使うには良い方法かも・・・と思ったけど、心臓部を入れ替えてしまうわけで、引き継ぐのは外観のみになる。愛着、と言う意味ではどうなのかな・・・とふと思ってみた。
さて、以前故障した古い腕時計、これを見せて交換可能か? と聞くと、これはどうやら無理なようだ。さすがに30年近く前の時計では仕方ないか。
カメラの重さ 2009/9/30
私のカメラは重い・・・。本体だけで1Kgを越す。単焦点広角レンズを付けているときはそれほどでもないが、望遠ズームを付けると2.3Kg程度になる。ビデオカメラと違って、写真の場合はシャッターを切る一瞬だけ静止させてばよいので構える時間はそう長くはない。初めはともかく、今では全く苦にはならない。
慣れとは恐ろしいもので、ショールームや店頭で見ていると、ときどき小型/中型一眼レフにズームレンズを付けた機を手にして”重いな・・・”などと言う声を聞くのだが、私は、つい”なんで?”と思ってしまう。 以前新たに購入した大口径中望遠レンズ、Webの評価で”重い”と言うのがあったので心配したけど、実際に手にした瞬間、”軽い・・・”と感じてしまった。とはいえ、疲れが全く無いわけではない。先日、リトルワールドで公演中のサーカスを撮影したのだが、この公演は初めて見たので演技の流れが分からず、カメラ構えている時間が長くなってしまい、さすがに左手に疲れを感じてしまった。
さて、最近読んだ本に、女性ジャーナリストのエッセイがあった。この中でカメラ一式の入った鞄の重さが書かれていて、約8.5Kgとのことだった。私も計ったことがあり、金沢での待ち歩き用の状態ではほぼ同じ8Kg程度であった。おそらく、カメラ2台に大口径望遠を含むレンズ数本、フラッシュに予備バッテリなどでこの重さだと思う。予備カメラも入っているかもしれない。彼女の場合、鉄道での旅について書かれているので、移動は鉄道などの公共交通機関中心である。当然、旅行用の荷物は別であり、まあこの程度は何とでもなる重さだと思う。もっとも、私は旅行状態ではカメラは1台になり、レンズも減らす。代わりに本が入るが、8Kgは下回ると思う。但し、ノートPCが入ると約8Kgになる。
ところで、Webでカメラ購入の相談を時々見かけるが、一眼レフは重さを心配する質問があり、女性には・・・なんて回答も良く見る。ジャーナリストといえば写真家ではないがプロ。それと比較するのは無理があるにしても、カメラ程度の重さ、慣れると結構耐えられるもの、と思う。”さあ、重量級カメラを持って出かけよう!” などとは言わないけど、カメラの重さ恐るに足らず、というのが私の気持ちである。だって、若いお母さん、カメラよりはるかに重い赤ちゃんを抱いているのだから・・・。
ところで、最近の高齢カメラマン(女性も含む) 趣味は形から? 一眼レフ+三脚、というスタイルを良く見かける。カメラはズーム1本2本だけど、合計5Kg 以上だろうか? 元気なものである。
据え切り 2009/9/25
車の運転で据え切り、つまり車が止まった状態でハンドルを切ること、やっていますか?
私はなるべく行わないようにしているのだが、駐車場などでは普通に行われているのを見かける。
据え切り、私が免許を取った頃はパワーステアリングのついている車なんてほとんど無かったので、事実上行えなかった。やるな、とは言われていたけれど、ハンドルが重くて事実上無理だった。そう言えば子供のとき、エンジンのかかっていない車の運転席に座り、ハンドルを回したことがあったが重くて回らず、力がないと車の運転はできないのか、なんて心配になった記憶がある。
パワーステアリングがない頃、駐車場での切り返しはゆっくり動かしながら行ったものだけど、今の車はパワーステアリングがついているのでその必要もない。だから、多くの人が気楽に、というより意識しないで据え切りを行っている。しかし、パワーステアリングのない車ではハンドルが回せないくらい重いのだから、操舵関連の部品にはものすごい力が掛かっている。今の車はタイヤが広くなりグリップも良くなっているので更に重いはずである。そして・・・実際、操舵のロッドが折れた事故があったそうだ。
ロッドの破損、もし起こるとハンドルが利かなくなるので、走行中であれば重大な事故の原因となる。破損は当然、強度不足なのだが、メーカとしては設計上、据え切り6万回以上の耐久性を持たせていたそうだ。しかし、事故車は毎日15回以上、10年間続けていたそうだ。計算上、毎日15回なら10年で約5万5千回になる。6万回、メーカは十分な回数と考えていたようだが、駐車の際意識していないなら3,4回据えぎりを行うことはありえる。自宅と目的地3箇所で約15回である。決して多くはないだろう。
では据え切りはやってはいけないのか? これはそうではない、となるだろう。もし避けたほうが良いのなら、取り扱い説明書に記載しなくてはならない。私の車には書いてなかったと思う。(隅々まで熟読していないので見落としがあるかもしれない・・・) また、最近はディーラで納車の際に簡単な説明があるが、聞いたことはない。だから、据え切りはやってもよい、となる。だから、6万回程度で壊れるロッドは問題がある、となる。
これについては、技術雑誌関連のWebにも投書があり、”説明書に禁止と書いてないのだから当然据え切りはやってよいこと”といった意見も結構あった。意見としてはもっともである。でも・・・ちょっと違うかな? とも思ってしまう。ものには寿命があるのは仕方ないことだろう。永久に故障しない、というのはありえない。そして、乱暴に扱えば壊れやすいとなるのは当然である。たとえばパソコンのキーボード。注意書きに強く打ってはいけない、とは書いてないと思うが、やさしくキーを押すより力を込めて打ち込めばより壊れやすいことは想像がつく。長く使うために無理をしない、というのは当然だろう。だから、”禁止されていないから行って当然”というのはちょっと無理があると思うし、技術屋の意見としては非常に寂しく思えた。技術屋、設計などをしている人はどんなときに無理が掛かるか直感的に分かることが多い。だから、使う際に無意識にそれを避けるので故障が少ない、と以前は言われたりした。そういう意味で、必要なときには仕方ないけど無理の掛かることはやるべくやらない、というのが技術屋だと思うのだが・・・。
さて、車に限らず、以前より故障しにくい機器が増えてきたと思う。だから、私自身、ついついそれに甘えて無理をしてしまうこともある。据え切りも回数が増えたと思う。大切に使うこと。もうちょっと意識を高めたいな、と思う。
デパートでの服選び 2009/9/24
久しぶりにデパートで服を買った。デパートで買う服、スーツやコートなど、比較的高価なものが多い。これらの服、安売り店やスーパーのものではどうしても値段相応で質が低くなる。私の場合、それほど数がいるわけではないので、これらはデパートを利用していた。(デパートの方が原価率が高く、同じ値段ならデパートのものの方が上質らしい)
だけど、今回求めたのは普段着である。私の場合、休日にちょっと買い物に出るにも使うし、小旅行にも同じような服を使う。そして、結構酷使する。撮影の場合は重いカメラ用や旅行用の重い鞄を肩から掛けるし、そのまま凧を揚げたりもする。だから痛みも結構激しく、生地が毛羽立ってきたりする。今回、春先にカメラバッグに負けて肩に穴が開いてしまったので、今回もう1着を、と思ってのことである。
普段着選び、当然? まずスーパーを回った。数千円からあり、高くても2万円程度まで。細かな点で不満はあっても十分使える品ばかりである。ここで選んでも良かったのだが、今回はまずちょっと見送ってデパートに行ってみた。実は、デパートの積み立ての商品券が今年はまだ少し残っていた、ということもある。
品揃え、意外と安いものが多い、というのが正直なところである。さすがに数千円のものはないが、1万円台半ばから結構揃っている。高いものは7,8万円。さすがに品は良いが普段着ではここまでは買えない。
見ていて思ったこと、デパートの方が選択肢が広いことである。スーパーでは4、5ブランド程度がおいてあり、それぞれ4種類程度はある。合計17,8種類はすぐに見つかる。しかし、デパートでは8,9ブランドから選べる。そして、それぞれやはり4種類程度はある。ブランドによっては2種類程度と少ないが、それでも30種類はある。もちろんなかには年齢層があわなかったり高価すぎたりするが、選択肢は広いと感じた。そして、店員さんがサポートしてくれるので選びやすい。今回、ちょっと厚めのものが欲しかったのだが、厚みなどはちょっと見ただけではすぐにわからないのでこれはずいぶんと助かった。結局、ほぼ全ブランドを見て、8割くらいのブランドで店員さんに話しかけ、選ぶことができた。スーパーに比べると価格は2〜3倍になるが、生地の質がよく、痛みが少なくて長く使えることは経験済みである。その意味で、決して高すぎることはない。
そして、スーパーの服、こまかな不満が結構ある。中国製のは型がちょっと合わず動くときに引っかかるようなことがあった。また、内ポケットがあるのは良いけど高さが足りず財布が飛び出したり、位置が悪くて収まりが良くなかったりする。その点、デパートで扱うものは、試着などした範囲ではそのような不満は少ない。気持ちよく長く使える。結局お得だと思う。が・・・当座の3倍の価格は大きい・・・。シーズン後半の値引きが狙い目かも?
博物館訪問の費用 2009/9/9
私の趣味のひとつ、博物館(美術館、動物園などを含む)訪問である。訪問記録、2,100館を超えている。当面の目標は3000館であるが、近くの博物館はほぼ回っているので遠いところばかりになってきた。とはいえ、日帰りで行ける範囲にまだ500館はありそうなので、あと10年で行けたら・・・と思っているところである。
さて、博物館訪問の費用である。記録上、入館料は分かっている。2,100館の合計で20万円少々。無料のところが結構あるので入館料自体はたいしたことはない。しかし、博物館に行くにはそれ以上に、交通費がいる。また、遠地であれば宿泊も要る。それに、食費も必要になってくる。入館料より高くつくことはまちがいない。それらの合計はどのくらいなのだろうか?
過去の分はわからないが、目安はほしいな、と思った。そこで、8,9月に青春18切符を使って5回行った博物館訪問、これを参考として計算してみた。
その結果であるが、1日3〜10館位周り、6千円〜1万2千円位であった。1館あたり千円から2千円になる。これは、交通費の他に食費なども含めている。青春18切符は交通費は割安になるので、それを考慮すると3千円/館位だろうか? 遠地になると宿泊が必要になるし交通費も高くなる。凧のイベントに合わせていったりするのでその分をどう考えるか難しいが、5千円/館位になるだろうか?
近場はもっと安くなるだろうから、これも合わせて平均すれば2千円/館+入館料が目安になるのかな・・・と思う。
とすると、2,000館訪問の費用、420万円になる。結構な値段であるが、これは約20年での費用である。と考えるとそれほどでもない? だけど年間20万円、月1.75万円。やはり安くはないか・・・。
でも、そんなに使っていたかな?
高山への旅 2009/9/7

青春18切符、最後の1枚で高山に向かった。
青春18切符の有効期間、夏の時期は9月10日まで。最後に残った分を使いきるため? 8月末から9月初めの週末は普通列車が非常に混雑する。名古屋地区勤務のとき、私が主に利用したのは首都圏から関西地区までであるが、一目で青春
18切符利用者とわかる人が多く、乗り換えの混雑もすごかった。しかし、北陸地区発となると目立った混雑はなく、非常に平和に利用できることが多かった。だけど、逆方向、つまり関西や中京地区から北陸を目指す人は多いようで、すれ違う列車は結構混んでいた。今回高山に向かったのは、博物館を巡るため、ということが大きいけれど、この時期にしたのは多少なりとも予想される混雑を避けるため、というのこともあった。
さて、金沢起点で、青春18切符を使って博物館訪問を、と思うとあまり効率は良くない。たとえば大阪までは約270Kmある。所要時間にして5時間以上、半日である。距離があるので朝早く出ようと思っても列車が少ない。博物館巡りの場合、到着が遅いのは致命的である。博物館の入館締め切り、
16時頃のところが少なくないので、昼12時に着いたのでは大して回れない。せめて10時頃までには着きたいのだけど、朝7時発ではどうにもならない。ただ、部分的に特急を使うなら別である。幸い、関西
/中京方面なら金沢発は5時からある。もちろん特急券のほかに乗車券も必要になるので、青春18切符以上に出費が必要ではあるが、時間は有効に使える。逆に帰りは早いので、行きは特急、帰りは青春
18切符で普通、としても3千円位はすぐに節約できるので青春18切符を利用する価値は大きい。今回の高山行きも、金沢発は6:51の電車になってしまった。
10時すぎに高山に着く。ちょっと遅いが、それより早くとなると特急を2回使っても9時すぎ。これでは効率が悪いのでやめた。富山から高山方面の列車が少ないためであるが、ローカル線の列車本数の少なさを実感する。
前回までより1時間遅くの出発、早朝らしさが薄れ、高校生なども乗る電車で富山方面に向かう。この方向の列車、以前は多かったのだが、乗るのは久しぶりである。
4,5年ぶりだろうか? 富山へ行くことは少なくないのだが、どうしても車が中心である。景色がとても新鮮である。富山までの途中、実は私の実家のすぐ近くを通る。最寄り駅、学生頃まで何度も乗り降りしたのだが、その駅で降りない、というのはちょっと落ち着かない。なにか乗り越しているような・・・そんな気持ちになってしまう。降りたい気持ちを我慢してそのまま進む。
富山からは高山線に乗り換えとなる。本線ではあるが末端部分になるから? 列車は2両である。だけど半分は通勤向きのロングシート。富山近辺は通勤時は混むのかな、と思いつつロングシートに座る。この座席では旅の気分になれないが、座席は
7割近く既にふさがっているので仕方が無い。向かいに座っている女性グループ、旅行だと思うが手には鱒の寿司を持っている。朝食用なのかもしれないが、この座席では食べられないだろう。
列車は富山県の平野部を過ぎると山に入る。高山線は非電化なのでディーゼルカーである。見た目は電車と変わらないのだが、エンジンで動いているので音は大きいし床からは振動が伝わってくる。坂にかかると音が一層大きく感じ、いかにも山を登る、という雰囲気になる。が、ロングシートでは外が見えにくい。おまけに向かいの席は東側で日があたるからブラインドを下ろされてしまった。こうなると外をちらりと見ながら本を読む、となってしまう。まあ、これはこれでよい。乗ってから気がついたのだが、この列車はワンマン運転で車掌さんはいない。無人駅では、降りるのは運転手さんのいる前のドアから。切符を渡すか整理券と一緒に支払って降りる、バスと同じ方式である。私の乗った車両は2両目なので降りる人はほとんどいない。時々高校生が降りてゆく程度である。運転手さんのチェックはないが、定期を持っているのだろう。谷間を進むとまもなく列車の終点、猪谷駅となる。乗り換えはどうなるのかな? と思っていると放送で前のドアから、と。何人かが立ち上がったのにあわせて前の車両に行く。既に数人が待っているが、この人たちは青春
18切符客だろう。到着後、運転手さんに切符を見せて降りる。どこか新鮮に思える。
猪谷での乗換え、ここでJR西日本からJR東海に変わる。時間が短いのだが、まだ接続列車は来ていない。ホームは島式で両側に列車が着く。てっきり反対側に? と思っていたのだが、ホームの時刻表で見ると到着と同じ
2番線になっている。到着列車は富山方面へ折り返すが、当選乗継があるから到着前に発車するはずは無い。種明かしをするとホームが長いので前後に並ぶように着ける。国鉄時代にはこんなことはしなかったとおもうが、最近はローカル線などで時々見るようになった。ホームの有効利用にもなるし、乗り換えにも階段の上り下りが不要で便利なこともある。でも、目の前に列車がいるホームに突っ込んでゆくわけで、ブレーキの弱い鉄道ではちょっと怖いのでは? と思ってしまう。
乗り換えの列車、こちらもワンマン運転でお客が降りるのを待って乗り込む。こちらも2両であるが、ロングシートが少ない。乗り換え客はクロスシートにゆったりと座る。私も日差しを避けて西側の席へ。とたんに旅らしく感じられる。高山本線は神通川に沿って進む。神通川は、岐阜圏内では宮川となる。石や岩のごつごつした中をきれいな水が流れる。急流から一転してダム湖となったりするもする。山は緑が豊かで青空と白い雲も見える。本はまだ開いてはいるが、景色を見る時間が長い。山を登りきり、平地が広がり始めたところで高山着となる。
高山、まだ午前中だからか、人は少ない。まずは駅前の観光案内所で地図を確保? 普通はすぐ前にあるはず? と思ったのだが、英語や中国語などばかりで日本語版がない。聞いてみると品切れで印刷中とか。仕方ないので英語版を受け取る。英語版といっても名称は日本語が併記されている。良く考えるとこれは便利である。地元の人に地図を見せて道を聞くにしても日本語が書いてあれば目的地を指差せばわかるだろう。それに、目的地の看板は日本語だったりする。文字の形を比べれば目的地とわかるかもしれない。
今回は、まずは地図を頼りに陣屋に向かう。ここは何度か来ているが、記録上未訪問になっているところである。続いて市制記念館へ。続いて郷土資料館に向かうが、ここで食事にする。高山ラーメン、と言いたいところだけど近くにあるのは蕎麦屋さん。食事はできることなら地元の人が入るような店にしたい。金沢ではすぐに見分けられるのだが、高山では・・・? 食事を重視しないのはいつものことなので、とりあえず目の前の蕎麦屋さんに入る。
期待したとおり(良い意味? 悪い意味?)の食事を済ませて更に資料館を回る。どこも空いていて、他の見学者はほとんど見なかった。獅子会館などは屋台などのからくり実演(手作業!)ができ、更にからくりを操作する裏側も見学、操作する方の話も聞けてとても良かったのだが、見学者は他に
1組だけ。ちょっと寂しい。土曜日の昼過ぎだし、夏休みも終わったので観光客は少ないのかな・・・と思いつつ、古い町並みにある資料館に向かう。途中、だんだん観光客が多くなり、気がついたら道にあふれていた。
古い町並み、もともと道幅はそんなに広くはない。だけど、歩行者は多く、しかも何か食べている人が多いので道が一杯になってしまった。いつの間に、と驚いた。資料館などでは、いつも写真を写しているが、ここでは人が途切れるのをちょっと待った位である。が・・・通る人は多くても、資料館に入る人は非常に少ない。今日街中で見た中では比較的多かったのは陣屋位である。個人でやっているような、資料展示としてはいまひとつのところもあるけど、もうちょっと人が入ってもいいな、と思う。古い町並みを歩いて五平餅などを食べるだけ、というのでは折角来たのに・・・と思ってしまう。もっとも、たとえば金沢観光も似たようなところがある。東茶屋街は、茶屋としてではなく、街をちょっと歩いてお茶を飲んでお土産を買う、という感じになっている。観光として、それでも良いのかもしれないが、もう少し街のことを知って帰ってほしいと思うのは古い考えなのかもしれない。ソフトクリームを食べるだけなら自分の街でも良い、とさえ思うのだが・・・。
さて、高山には街中以外にも資料館等がある。そのひとつは飛騨の里で、園周囲にもいろいろとある。そしてもうひとつは飛騨・世界生活文化センターである。ここには県立の資料館がある。今回は飛騨・世界生活文化センターに向かった。ここへはバスもあるので鉄道利用でも行きやすい。そして、手前には祭り会館などもある。祭り会館、地中のドームの中に祭り屋台があり、からくりの実演がある。なかなか面白いのだが、観光地的すぎるようにも思える。そして・・・入館料が高い。屋台の展示があるから資料館相当としているけど、もともとは観光施設なのだから仕方ないかもしれない。昆虫館、茶道に関する美術館も合わせてみる。展示は良いのだが、高い、と言う感覚がどうしても強く感じてしまった。
最後に行ったのは飛騨・世界生活文化センターの資料館である。ここは実物展示は少ないのだが、高山の暮らしや行事、そして職人の技が実に良い展示となっている。行事では、小さなボックス的なスペースに人形などを使った展示が月ごとに並んでいる。見学者が扉を開けたり、人形を動かしたりできるのもまた楽しい。生活に関しても、パネル展示と実物、模型をうまく組み合わせている。見やすくて楽しい丹治になっている。そして、受付の対応もまた良かった。この日、家具に関連するイベントに合わせて企画展が開催されているが、フロアが異なる。これを案内してくれたし、イベントも合わせて紹介してくれた。私の場合、帰りのバス時間も気になったので聞いてみるとその案内もしてくれた。博物館などの印象の良し悪し、展示も重要だけど係りの人の対応も重要だと思う。その意味で、こちらは気持ちの良い資料館である。
展示を見終わって駅に戻る。乗る予定の列車まで40分ほど時間がある。昼食べられなかった高山ラーメンでも、と思うが、お土産のひとつぐらいは買いたいし、ぎりぎりに乗るのもあわただしい。と考えると、どこかに食べに行くにはちょっと時間が足りない。幸い、バスの待合室には麺類中心のセルフサービス店がある。高山ラーメンもあるので、ここで済ませることにした。一応高山ラーメンなどだろうけど、セルフ店なのでそれほどのものでもない。すぐ作れるように? 麺が非常に細めなのばかり覚えている。で、駅に戻って飲み物でも・・・と思ってみると、駅弁がある。夕方なので売り切れのものもあるが、5種類くらいはある。飛騨牛の地らしく、牛肉の弁当もある。しまった・・・駅弁にすればよかった・・・と後悔する。
家に帰って地図上で見訪問博物館をチェックする。地図に丸を付けてゆくと、結構あるな、と思う。数えてみると20近い。あれ、よく見ると陣屋のすぐ近くに資料館がある? 陣屋へは地図を見ながら行ったのだから気がつかないはずはない? 今チェックしたのは資料館にあった日本語版。案内書でもらった英語版と見比べると、その資料館は日本語版のみの記載されている。他の記述を比べると、英語版がちょっと古いようだ。数もそうだけど、結構分散している。今回、全て回りきれないのはわかっていたので、次回の効率を考えて回ったのだが、予想外に分散している。あと2回は来る必要があるのだが、次も相当歩き回ることになりそうである。(今回も2万歩・・・)
オゾンの不思議 2009/9/6
新聞を見ていて、健康機器としてのオゾン発生器の危険性に関する記事が目に付いた。オゾンの濃度が高く、危険、とのことであった。
オゾン、なぜか健康、体に良い、といったイメージを持つ人が少なくない。だけど、実は非常に危険な物質である。オゾンはO3、つまり酸素原子3つでできている。通常の酸素はO2、酸素原子2つであり、ひとつ多い。余分な酸素原子があるために非常に不安定で、いろんなものと反応して余分な酸素原子ひとつ出してO2となる。余分な酸素原子は、いろんなものと反応し、酸化させてしまう。においの分子と反応すればそれを分解するので消臭効果があるし、細菌の表面を酸化させることで殺菌効果もある。だけど、オゾンは都合よく臭いの分子や害のある細菌とだけ反応するわけではない。人間の細胞とでも反応する。だから、オゾンは有害な物質として、濃度規制が設けられている。もちろん、自然界に存在する程度の微量であれば特に問題はない。
さて、オゾンに関してはちょっと思い出がある。私のいた大学の研究室では、副作用としてオゾンを発生させてしまう機器があった。この機器、煙突を伸ばしてオゾンを屋外に強制排気していたが、それでも微量は漏れるので危険防止のため実験中は関係者以外は室外に出ていた。オゾンを吸うと肺に穴が開くぞ、などと脅かされた。だけど、この実験室のおかげで? オゾンの臭いを覚えてしまった。 オゾン、古いレーザープリンタなども微量に発生させてしまうのでオゾンフィルタがついていたが、大量に印刷するとかすかにオゾンの臭いを感じたものである。
私の感覚からすれば、何で危険なオゾンを発生する装置を売るの? (買うの?) となる。業務用としてオゾンによる殺菌装置もあるが、これは無人のときに使うものである。この主の装置を作る側、当然オゾンの危険性を知っているはずである。ちょっとメーカとしての姿勢を疑ってしまう。
それにしても・・・健康機器の中には効果もないけど害もないものが結構ある。(ほとんど?) たとえば、○○イオンを発生・・・と言っているけど実際には○○イオンごく微量のみしか発生していなくて、”効果がない”と警告を受けた商品もある。そんな中で、害のあるオゾンだけはまじめに発生させていた・・・。ちょっと不思議にも思える。
そういえば・・・ラジウム温泉なんて聞いたこともあるが、ラジウムは放射線を出す。この放射線による効能、広告などで書かれているが、読めばなんとなくそう思えてしまいそうな文書である。それなら、と”電磁波”で検索してみたら、効能のある電磁波を書いたものもあった。健康機器、論理的なものではないらしい・・・。f
熱線遮蔽ガラスとカーテン 2009/8/14
最近の、長距離用のバスなどのガラス、実によく熱線(赤外線)を遮蔽してくれる、と感心する。日差しがあるのに暑さをほとんど感じない。本当に日が当っているのか? と思う位である。私の車も熱線を遮蔽してくれ、初夏のころなどエアコンなしで窓を開けて走っていると、日差しがあるとき、うでにちりちりと暑さを感じるけど窓を閉めるとその暑さもだいぶ和らいでくれるのがわかる。が、さすがに”ほとんど感じない”わけではない。これは、私の車が少々古いから、というのもあると思うし、バスのガラスは多少視界を遮っても支障がないからでもあると思う。(運転席用の透過率はたしか70%以上必要)
熱線遮蔽のガラス、これはとても快適である。バスに乗るとき、観光などであれば景色を楽しみたいが、熱いのはちょっと・・・と思うけど、このガラスなら気にならない。
でも・・・バスのほとんどの乗客、日が差すと条件反射的にカーテンを閉めてしまう。これはちょっと寂しい・・・。
ダム穴? 2009/8/14
ダム穴、これは日本では少ないが、ダムの緊急用排水施設の一つである。日本では、ダムより低い排水ゲートを用意しておき、溢れそうになるとそこから水が流れるようになっているものが多い。ダム穴は、それとは違ってダムの底から直立した排水口で、朝顔みたいに先が広がっているような感じである。ダムには取水用の塔が立っていることが少なくないが、その先端をダムより低い位置切り取って非常用排水口にしたような感じである。せいしきには? グローリーホールと呼ばれるものである。
参考: http://www.trophybassonly.com/id56.htm (英文)
http://damhole.web.fc2.com/
http://www.dphoto.us/forumphotos/data/594/432Lake-Hole.jpg
さて、ダム穴である。ここから排水されているとき、湖面にブラックホールのようにぽっかりと穴があき、そこへ水が勢いよく流れ込んでいるように見える。あり得ないことだけど、そこに小舟で近づくとそれこそ背筋が凍るような光景がみられることだろう。飲み込まれたら落差もあるし、大量の水が流れ込むのでまず命はないと思う。しかし、日本では、ダムに隣接する半円形のものは結構あるようだけど、直立したものは少ないようだ。
で、この写真である。

実は小さな池の排水口だけど、ダム穴を思い出してちょっと嬉しくなった。
お断り、穴の周囲を画像処理でぼかしてあります。
時刻表 2009/8/5
久しぶりに時刻表を買った。JTBのB5の大判。日本全国のJRの時刻と私鉄(一部省略)の列車時刻が分かる。同じ大きさでJR版があるほか、同じく全国版で中/小型のものも多数ある。時刻表、運賃や料金計算の方法や各種規則、旅の情報などもあり、鉄道旅(正確にはJRの)の必需品である。時刻表は、数字の羅列であるが、中には時刻表の愛読者もいて鉄道趣味の一分野にもなっているようだ。
私の場合、学生のときは時々買っていたのだが、後には減ってゆき、ここしばらくは全く買っていなかった。ひとつには、交通手段が自動車や飛行機の割合が多くなったことと、JRにしても特急が中心で駅で切符を買うときに確かめればそれで足りる、ということもある。そして、最近はいぜにょり鉄道利用が増えたのだが、インターネットで時刻が検索できるようになったことも大きい。特急中心の比較的単純な移動はこれで足りる。また、最近やっている青春18切符の旅では必須のように言われているが、名古屋、大阪、神戸付近をうろうろするには、路線さえ押さえておけば時刻表はなくてもよい。間隔は15分以下なので待ち時間は短いし、パターン化されているので記憶できる範囲である。帰宅時間に合わせて最終列車さえ押さえておけばそれでよい。
しかし、金沢付近のように普通列車の本数が限られ、運行が複雑なところではやはり時刻表は欲しい。そして、博物館訪問では私鉄も使うので、路線図は欲しい。となると、やはり時刻表である。時刻表、買うとなるとやはり以前から慣れているJTBの大版である。大きくて重いので持ち歩くには不便だけど、実際に必要な範囲は限られる。そこだけメモしておけば十分である。
時刻表、実際に開いてみて、ちゃんと引けたのはやはりうれしい。特別な技術がいるわけではないが、乗り継ぎを追ってゆくには多少の慣れは必要である。特に特急と普通列車が入り混じる北陸線などでは、時刻が入れ替わっている(発車の遅い列車が先に掲載されているなど)ことがよくある。
ここで、時刻表の利用法をひとつ紹介しておこう。といってもたいした技術ではない。それは、時刻の逆引き、である。たとえは、A駅から列車を乗り継いでB駅に行きたいとする。なるべく早く行きたいので、始発列車の6:00から乗り継ぎを調べてみる。途中3回乗り換えてB駅到着は11:30になったとする。普通はこれで終わって問題ないのだが、ローカル線では逆引きを行うとよい。逆引きは、B駅に11:30に着くには、と列車を逆に追いかけてゆく調べ方である。逆順で追ってゆくと、B駅に11:30に着くにはA駅を6:30に出ればよい、というのが分かったりする。これは、途中の接続が悪かったり、列車が細切れになって時間がかかったりして遅い列車でも同じになる、という例である。6:30でよいならそれだけゆっくり出ればよいし、6:30なら駅までバスがあるけど6:00ならタクシー、ということもあるだろう。幹線であれば逆引きしても同じか大差ないことが多いけど、ローカル線が入ると結構有効なことがある。一例として紹介しておきたい。
プラネタリウム 2009/7/29
久しぶりにプラネタリウムを見た。最新のデジタル式プラネタリウムである。
プラネタリウム、子供の頃見たものは、ドームの中央に大きな機械があり、中央に向かって座るものが中心だった。また、投影も2球式と呼ばれるもので、典型的なのは棒の両端に丸いボールがついているようなものだった。解説員による説明もまた分かりやすいものであった。ドームだから真ん中に座ると機械の陰になる部分ができるし、端に座ると星が偏って見える。ドーム中央よりちょっと内側に、というあたりを選んで座っていた。
次に・・・一方向に向いて座る形式のものが出てきた。投影も1球式が出てきて小さく見えるようになってきた。客席が階段状になっているところもある。一方向に向くのは、星だけではなく、映像を写すためである。そして、この頃からあらかじめ録音された解説を流すだけのところが増えてきた。星空に映像が加わるのでこれはこれで面白いのだが、解説員がいなくなったことが寂しく思えたものである。
そして、デジタル式である。従来のプラネタリウムは、精密に開けられた穴を通して星を写すような感じである。だから、星の位置は決まってしまう。だから、恒星の位置が動いてしまうような遠い未来や過去の星空を写すこと、あるいは地球を遠く離れた場所での星空を写すことはできない。だけど、デジタル式はテレビをドームに投影するようなものなので、どのような星空も写すことができる。当然(でもないが・・・)解説はあらかじめ録音されているものが中心である。
さて、今回見たのはデジタル式、実はデジタル式を見たのは初めてである。改装されたばかりの新しい設備。以前のデジタル式では星などが粗いものもあったようだけど、粗さは感じなかった。映像も特に不満もなく、十分と感じた。ただ、時々動きが一瞬止まることもあった。
そして、座席がフロア全体、中央まであるのがとても新鮮だった。どこから投影しているのか気になったが、これは分からなかった。中央まで座席があると、ドームのちょうど中央付近で見ることができる。これは非常に見やすい。この位置なら実際の星空に近いと思う。プラネタリウムのデジタル化はどんどん進むと思う。コンピュータ制御だからどんな星空も再現できる。
でも・・・解説は従来どおりの方式も併用してくれれば・・・と思う。
月食の思い出 2009/7/23
日食に続いて月食の思い出である。
月食、見る機会が多いのだが、発生する回数で言えば日食の方が多いようだ。ただ、月食は月が見える範囲、つまり地球の半分弱で見えるのに対して日食はごく一部となるため、目にする機会が多いのだろう。
さて月食の思い出である。子供の頃、月食の言葉を知ってはいたがその本質をよく分かっていたなかった頃の話しである。たしか、図鑑的な本で月食の項を見たような記憶はある。で、月食の日である。会社から帰宅した父が、今月食だ、という感じで離してくれたのだが、”月が欠けて見える”というので、そんなのいつものこと・・・と思って見に行かなかったように思う。今思えば残念なことだし、父もがっかりしたことだと思う。今思えば、”満月が欠けてゆく”あるいは、”つきが地球の影に入る”とでも言えばもっと興味を持ったかもしれない。まあ、どこまで理解できるかわからないが・・・。だけど、もう少し後などで頻繁にプラネタリウムなどに行くようになったのはこの時の話しがあるのかもしれない。
日食の思い出 2009/7/22
本日は日食、会社を休んで観測、写真撮影を・・・といいたいところだけど残念ながら仕事。しかも、日食の時間に会議を入れられてしまった。私は、この時間は意図的にはずして会議などを設定していたのだが、他の人はそうでもないようだ・・・。幸い、予定より早く会議は終了し、机から外を見ていると多少薄暗く感じられたが、曇り空のこと。そんなに違和感は感じなかった。だけど、正午ごろになるとずいぶん明るく感じたので、あのときの暗さは日食のため・・・と再認識した。また、仕事の合間に短時間だけ、見ることはできた。大きく欠けた太陽、初めて見るわけでもないのだが、やはり面白いものである。
さて、日食の思い出である。今まで2度、部分日食を経験している。1度目は学生の頃、写真を写したのを覚えている。欠ける割合も小さかったので今年ほど大騒ぎはしていなかったと思う。写真、煤を使った簡易フィルタでカラーのネガフィルムで写した。今回はこの方法は危険、といわれているが、今のろうそくでは十分な濃度の煤を作りにくい、ということもあるらしい。写真であるが、当時私が持っている一番長いレンズは50mm。だから、フイルム上では0.5mm程度にしかならないが、それでもプリントすればそれらしい写真にはなっていた。煤ですこし赤く写った欠けた太陽、きれいな写真になった。周囲に雲もあり、それもうっすらと赤く写っていて、風景的な日食写真になった。
2度目は東京にいるときだったと思う。撮影は考えていなかったようで、銀座かどこかを歩いているとき、”(晴れているのに)妙に暗いな・・・。”と感じた。そして、木漏れ日を見ると、漏れた日差しが円ではなく、欠けた円形だったのを覚えている。
今回は3回目・・・。仕事中に見る日食もまた面白いと思う。職場でも、ほんの少し仕事の手を止めて見ている人も多かった。次は二十数年後? 私は見ることはできるだろうか・・・
点の記、映像のすばらしさ 2009/7/19
映画、点の記を見てきた。これは富山県の剣岳に地図測量の基準点となる三角点を設置する話である。明治期の当時、剣岳は立山信仰では針の山として描かれ、登ってはいけない山であった。信仰上は別としても、非常に険しい山であり、登ることは非常に困難であった。その剣岳に登り、しかも測量用の三角点を設置する、という困難な作業を命ぜられた柴崎氏の話である。原作は、故新田次郎氏の小説である。
映画館、朝比較的早い時間に行ったのだが、予想通り混雑してた。だけどの多くはポケモンやハリー・ポッターなどを見に来る人、と思っていたのだが、点の記も意外と多かった。測量、地図作りといった地味な仕事の話しなのにこれだけの人が、というのはうれしくなる。
さて、点の記、映画としてはすばらしいものだったが、原作を何度も読んだ私としては、感動は原作に及ばないな、と感じてしまった。これはある意味仕方ないだろう。原作を最初に読んだのはいつか覚えていないが、中学、高校の頃か大学になってからかもしれない。だけど、相当前である。その後、同じ本を何回か読み、そして2年ほど前にも文庫本を買いなおして再度読んでいる。私にとって、それだけ魅力があり、惹かれた作品であったので、どうしても厳しく見てしまうのだろう。そして、最初に見た主人公、柴崎芳太郎のイメージがちょっと違って見えたからかもしれない。さらに、軍の存在感が強すぎたり、山岳会も原作の紳士的なイメージと違っていたからでもあると思う。
しかし、映像の魅力は大きい。これだけは小説では表現しきれないものだと思う。立山の美しさと厳しさ、これを本から想像しようにも、登山経験がないと無理なことだろう。私は、立山連峰の雄山に登ったことがある。3000m級の山である。非常に登りやすい時期と場所ではあるが、立山を、ほんの少し見ている。しかし、それは比較的容易に行ける範囲であり、剣岳近くはもちろん、高山での雪の厳しさも知らない。それは、想像を超えることである。だけど、映像ならば見ることができる。もちろん、映像にも限界はある。それでも、それでも、すごいと思う。映画で見る剣岳、登山道が未整備であればとても登れそうに無い山に見える。地吹雪の凍った雪は冷たさと固さを感じるし、視界の利かない雪原は命の危険を感じた。なだれや落石も本当に怖いと思う。これは、やはり映像でなけれはのものだろう。そして・・・剣岳を登る上で最も大切な言葉、「雪を背負って登り、雪を背負って降りる。」 この意味を映画で初めて実感した。これだけは現地を知らずに小説だけでは理解が非常に難しかったと思う。映画の点の記、すばらしい作品である、と同時に、小説の点の記もまた、ものすごい作品だったと思う。
映画、実際に現地に登って撮影されている。それを見ているうちに、不思議なことに柴崎氏の印象がいつの間にか原作とまったく同じに感じてしまった。なった。立山の映像の中で見ているからなのか、それとも俳優が実際に山に登った結果なのか・・・。ほんとに不思議である。
この映画は富山の物語である。現地の人は富山の言葉を話している。これもまた、懐かしく感じた。
余談: この映画で使われている鉄道や電車、愛知県の明治村のものである。確かにこれは明治期のもの・・・。そして、明治村の建物が多数使われていた。明治村は何度も行っているので、ここはあそこ、などと妙に気になってしまった・・・。
富山のラーメン 2009/7/18
時々、富山に所要で行くことがある。その時の食事、ラーメンを食べることも少なくない。
富山のラーメンといえば富山ブラック? そう思う人も少なく無いかもしれないが、実はそうではない。富山ブラック、もともと1軒だけで、他のラーメン店はごく普通のラーメンを出している。醤油、とんこつなど店によって違うが、おいしい店が多い。もっとも、富山ブラックの名前が広まったから? 類似のラーメンを出す店もあるらしい。
富山ブラック、その名前が広まる前に何回かその店に行ったことはある。味はちょっと癖があり、好き嫌いがあるかもしれない。私自身は好きなのだが、今日は時間の関係で目的地のすぐ近くの店に寄った。ワンタンメンの良く出る店で、味は昔ながらの中華そば風で、飽きない味である。今日はミニチャーハンも頼んだけど、これも昔ながらの味である。驚くほどおいしい店ではないが、1時を過ぎても席がほどほどに塞がっていた。
富山のラーメン、他にもおいしい店は何店もあるが、当然、富山ブラックではない。いつの間にかご当地ラーメンみたいになったけど、富山では意外と食べられない、不思議なラーメンである。
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民放、大丈夫? 2009/7/15
私は、テレビはあまり見ない方である。とはいえ、好きな番組もあってそれは見ているし、新聞の番組欄を見て面白そうなものがあれば見たりもする。また、何かのついでにテレビをつけっぱなしに、ということもある。だけど、時間は多分、短い方だと思う。
さて、最近のテレビ番組、特に民放の番組で感じたこと・・・、質が落ちた、というかお金をかけていない番組が増えたな、ということである。良質のものももちろんあるが、そうでない番組の割合が高くなっていると感じる。バラエティー番組が多くなり、台本が簡略で場当たり的な会話が妙に長いように思える。”笑い”もあるけど、上質の笑いではなくて失笑が多い。ドラマにしても、妙に軽く感じてしまうものが多くなってきた、と感じる。また、放送局は違うけど似たような番組が増えたな、とも思う。
最近、スポンサー企業の売り上げが伸びないため、広告費も減り、放送局の収入も落ち込み、番組制作費用もかなり抑えられている、と聞いたことがある。そうなると、実績のある番組にはそれなりに費用を回せてもそうでないところはかなり削られてしまっているのでは、と想像してしまう。その一方で、視聴率だけは相変わらず必要以上に気にしているようだ。その結果、手軽で視聴率もそこそこに取れるバラエティー番組が増えたのでは? と想像してしまう。その点、受信料という形で収入を得ているNHKはまだ質の良い番組が多く、NHKを見る時間の割合が非常に高くなってきている。
近年、製造業や金融など、さまざまの業種で統廃合が進んでいる。いっそのこと放送局、ひとつつぶれた方がよいのでは? と思ってしまう。そうすれば危機感も高まり、経営の効率化が進み、結果として上質の番組の割合が高まるのでは? と思う。
上空から見た凧祭り? 2009/7/11
MSNには地図機能があり、地図と航空写真を重ねて見ることが出来る。この航空写真、解像度から衛星写真では? と思えることもある。この地図と写真、金沢の坂を調べる際などにも便利である。事前に調べて訪問し、更に現地で見た様子をここで再確認したともしている。
写真の解像度、車一台が十分見分けられるし、公園などでは人がいるらしいこともわかる。ためしに私の勤務先を見たところ、駐車場に車が非常に少なく、逆に近くの大規模小売店の駐車場が一杯なので休日の写真であることもわかる。また、小松基地を見るとと、これまた訓練用の機が出ていないのでやはり休日の写真らしい。
で、ちょっと見る範囲を広げて富山県の大門を見てみた。目的は凧揚げ祭りの会場である。ここは広い河川敷で凧を揚げる。で、その河川敷の広場を見ると・・・車が多く、テントらしいものもある? 人も沢山でているし、大凧らしい写真も写っている。ひょっとしたら凧祭りの日? 車の台数やテントの数から、土曜日らしいことがわかる。周囲の様子から休日の写真らしい、と感じるのと一致しているし、影の様子から初夏ー夏の日中らしいこともわかる。矛盾はないようだが・・・? 凧祭りの日とすると、すごい偶然で面白いと思う。
MSNの地図へのリンク
映画館、昔と今 2009/7/8
なじみの床屋さんに行くと、映画の話が出たりする。この床屋さん、私の実家の近くにある。地方の小さな町で、以前は映画館が2軒あったけれどとっくになくなってしまっている。だから映画を見に、というとJRとバスなどに乗って、1時間少々かかる。待ち時間と映画を見る時間を加えると半日以上である。こんな町だから、私が子供の頃は映画を見に行くのも一仕事、という感じだったのだが、床屋さん、もっと頻繁に行っているそうだ。
映画を見に行く回数、私は学生の頃は頻繁に見に行っていた。記録などはないが、月に1回程度以上だろう。多いときは数回以上だと思う。最近は、回数はかなり減り、年に数回程度だと思う。以前は同じ映画を何回も見たけど今はそれはなく、代わりにDVDなどを買ったりしているが、それでも非常に少なくなった。映画以外に時間をかけることが多くなったのが大きな理由だと思う。
映画館、最近は複数スクリーンを持つところばかりになり、規模は大きくなったがスクリーンは逆に小さくなった。私はなるべく前でスクリーンを大きく眺め、映画の世界に入り込んでしまっているような、テレビでは味わえない臨場感が好きなのだが、巨大なスクリーンがないので物足りない。
映画館、複数のスクリーンを持つことで柔軟に上映でき、窓口や売店、清掃、そして上映が効率化している。スクリーンが10あっても映写室はひとつ。そして、映写機切り替えを不要にしている。映写のフイルム、実は数本に分かれていて、以前は映写機2台をつかって切り替えながら映写していたのだが、今は映画館側で数本のフイルムを一巻にまとめている。だから、切り替えの操作が不要となり、スクリーンの割りに少人数で上映できることになる。効率化、見る側からすればどうでも良いとも言えるけど、減る一方だった映画館が増えているのは嬉しいことである。
さて、今の映画館、ほとんどが入れ替え制で指定席となった。席取りの不安がなくなった代わりに続けて見ることも出来なくなってしまった。そして、私が子供の頃は映画は一部を除いて2本立てだった。地方都市は映画館の数がすくないからこうなったのだろう。1本分の料金で2本見られたのだけど、私の感覚ではそれが当たり前だったので東京に出たときなど、1本しか見られないからなにか損したような気分にもなってしまった。映画を2本、となると当然、長い時間映画館に居ることになり、時間に余裕がないと行けなかった。更に、入れ替えもないから、何度でも見ることが出来た。その気になれば一日映画館に居ることも出来たわけである。さすがにそれだけ長い合い抱いたことはないが、入館前に(暗い中でも食べやすい)巻き寿司などを買って持ち込んで食べたこともあった。暇があってもお金のない学生の頃にはとても良い制度であった。
もうひとつ、映画館がずいぶんと綺麗になったと思う。でも、以前のように気軽に入る雰囲気とは違うような気がする。入れ替えがないので、途中から見るのでもよければいつでも入ることができたし、席も自由。途中で変わることもできた。指定席だと座ってからも席が合っていることを確かめてしまう。 なんだか、鈍行列車に乗るのと特急の指定席に乗るような、そんな違いがあるような気もする。
今年の初夏から夏、面白そうな映画が何本もある。久しぶりに映画を楽しもうと思っている。
撮影残数 2009/6/18
デジタルカメラに移行して、撮影可能な写真数が大きく増加した。何かを撮影に行く場合、写すものにもよるが通常はフイルムを1日3本程度、タイミングを取りにくい場合や写すものが多い場合はその倍の6本程度用意していた。撮影枚数、3本で約100枚、6本で約200枚だった。が、今は8Gのメモリで約250枚撮影可能である。メモリは2つ用意しているので合計約500枚撮影可能となる。デジタルで撮影枚数が増えているとはいえ、通常はメモリ1つで十分な枚数が撮影可能である。実際、1日でメモリを使い切ったことはいまのところない。
さて、撮影枚数が十分多いとはいえ、時には交換が必要になる。撮影が2日目となると、残数が減ってくる。メモリの交換、これはフイルムも同じであるが、交換するタイミングがある。静物や風景などであれば急ぐことはなく、フイルムやメモリを写しきってから行えばよい。しかし、スポーツやイベントなどでは、肝心なときに交換、というのは避けたい。だから、多少残っていても時間のあるときに交換を行っていた。が、フイルムの場合未撮影でもフイルム代と現像代がかかるのでもったいない、という気持ちがあり、残しても数枚程度とぎりぎりまで写すことが多かった。時にはカメラを2台用意して、ということもある。(カメラは2台用意できてもレンズは同じものが2本無いのが苦しい・・・)
メモリ交換、これはフイルムに比べると自由度が高い。メモリに残りがあっても費用面では無駄にはならないし、交換も早い。フィルムはあわてて交換すると失敗することもあるが、メモリではそれも少ない。気分的に以前より楽になったはずである。
だけど・・・やはりメモリ切れの不安が残ってしまう。ひとつには、デジタル化で連続撮影が増えたこともある。フイルムでは連写しても一度に5枚程度までのことが多かった。それを短時間に3回繰り返して計15枚くらい、という感じである。だけど、デジタルでは枚数が増えた。短時間に倍の30枚を写すことがいくらでもある。以前ならフイルム1本分に相当する。こういう撮影をすることは私の場合はそう多くは無いが、たまにはある。だから、残りが50枚あっても安心はできない。
実際、撮影していて残り枚数が100枚を切ると気になり始める。100枚といえばフイルム3本分である。フイルムでいえばまだまだ、というところである。というより3本以上用意することは少なかった。それでも気になり始める。そして、残り70枚程度で交換したこともある。残り枚数で言うとフイルム2本分である。ずいぶんと贅沢な余裕・・・というのが正直な気持ちである。
ところで、プロ用カメラともなるとメモリが2枚挿せるものがある。カタログで機能を見たとき、贅沢な仕様、と思っていた。だけど・・・やはり便利だと思う。もっとも、メモリを大容量に変えるのが現実的ではあるが・・・。
万年筆は吸い上げ式に 2009/6/12
以前万年筆のインクのことを書いた。私の万年筆、全て吸い上げ式として使っている。元々カートリッジのものもあるが、コンバータを付けている。
万年筆、かなり前からカートリッジに切り替わってしまっていて吸い上げ式専用は高価なものに限られるのだが、これはインクは瓶から吸い上げて使う方式である。万年筆の後ろがカートリッジの代わりに水鉄砲みたいになっている、と思えばよい。インクの出し入れはレバーやネジの操作で行う。この操作でインクを吐き出し、吸い上げることができる。カートリッジはただ単にインクがじわじわと出るだけなのに対し、吸い上げ式では勢い良く吸い上げたり吐き出したりできる。だから、インクが詰まることはない。もし少々固まったとしても、ぬるま湯を何回か吸って吐くとインクの塊なんてすぐに取れてしまう。そして、水を吐き出した後は先端からインクを吸うのですぐに書き始めることが出来る。カートリッジ式だと、ちゃんとしたインクが出るまで相当時間が掛かってしまう。
そして、インクを変えるとき、吸い上げ式なら古いインクを吐き出せるので比較的簡単に変えられる(それでも数日置いたが・・・)が、カートリッジだと多分、交換は出来ないと思う。
吸い上げ式にももちろん欠点はある。インクの補充がちょっと手間であることである。ペン先をインク瓶に入れ、レバーやネジを操作して一度吐き出して吸い上げる。ペン先にインクが着くので拭く必要がある。不慣れだとインクが手に着くこともあるが、これはカートリッジでもあること。大した差ではない。
しかし・・・残念ながら万年筆のほとんどがカートリッジ式である。コンバータは安いのでそれを使えばよいとはいえ、インクの容量が少ないことが多いのが残念である。でも、万年筆、やはり吸い上げ式に限ると思う。以前羽田空港で見つけた万年筆専門店、インクを買い求めたら当たり前のように瓶入りのものが出てきた。万年筆をお使いの方、カートリッジであれば次の機会にはコンバータをお勧めしたい。値段は数百円程度から。インクは多数種類があって割安である。
メモリの価格 2009/6/12
パソコンのメモリ、気がつくと非常に安くなっていた。最近(といっても2ヶ月前)購入したのはDDR3という規格でありメモリの中では高価だったが、それでも6Gで1.2万円程度だった。1Gあたり2千円になる。他のメモリならもっと安い。
ここまで安くなっているのなら、と思って古いノートPCのメモリを増やそうと思った。このノートPC、旧型でメモリが256Mしか載っていない。非常に少ないが、カーナビ専用みたいなものなのでこれでも足りている。だけど、これからは自宅でたまにネットワークに接続することになり、そのためには必須のウィルス対策のソフトを入れたところ、インストール時にメモリ不足と出てしまった。それでも実際には動いているし、不都合はないのだけど増やせるなら、と見に行った。
PC関連の充実している家電量販店に行くと対応メモリがちゃんと置いてあった。容量128/256/512MBがあるが・・・とても高い。値段によって容量を決めようかと思っていたが、数千円から1万数千円・・・。これでは高すぎる。メモリ、あると良いが必須、というものではない。メモリが少なくてもカーナビのソフト動作には支障はない。購入は見送った。
このノートPCのメモリ、これは古い規格なのでメモリがまだ高い頃に作ったものなのだろう。であれば割高なのはまあ仕方ないかな、と思う。だけど・・・もう売れないだろうな? そもそもこのメモリを使うPCはもうほとんどないはずである。そして、あえてまだ使っている人は、当時の機能そのままで使っているのだろう。ネットワークに繋がないなら、困ることもない。だから、メモリなどを増設する必要もない・・・。もし新しい機器やソフトを使う必要があるなら、PCごと買い替えだと思う。であれば・・・多分もう売れないだろうから、在庫整理で投売りしないかな? 半額以下なら買うかも?
などと思っていたら、新聞の折り込みチラシに中古メモリが出ていた。256Mで500円弱。これなら、と早速店に行った。いろいろと用事もあって行けたのは午後。でも、売り切れだった。もともと何枚もなかったそうだけど、それにしても買う人がいるとは思わなかった。数年以上前のノートPC、まだメモリ増設する人がいるなんて、意外に思えた。
ちなみに手元にあるPC、Pentium3の1GHz相当である。まだ増設しようとする人・・・そんなにいると思えないのだが。
LEDの話 2009/5/23

青色LED、以前は高価だったが、最近はかなり安くなってきた。赤などに比べるとまだ高いが大した差ではない。
青色LED気がつくと結構広く使われている。最近のパソコン関係のランプ、なぜか青色が多い。会社などで深夜に消灯したとき、24時間通電の機器のランプで青が多いような気がする。通電ランプ、以前は赤が多かったような気がするが、最近は青? 以前高価だったので高級感があると思われるからだろうか・・・。 かく言う私のPCも、電源ランプは青色である。もともと付いていたのは飛ばしてしまったので、代わりにケースの裏に高輝度LEDを付けているが、青色を選んだ。青色が良い、ということは特にないのだけど、ディスクアクセルランプが青、ということもあり、電源ランプも統一して青を選んだ。
さて、話はがらりと変わる。先日キーホルダーなどにつける小型LEDライトを買った。本体の大きさは硬貨よりも小さい。キーホルダーに付けても邪魔にならない大きさである。それでいて結構明るい。普通の単3電池を2本使うものよりも更に明るく感じる。電池寿命はまだ分からないが、電池代は単3より高いだろうから、常時使うには不向きかもしれなが、非常用の明かりとしては十分だろう。値段は約1500円なので安いとはいえないが、大きさを考えれば魅力ある商品である。
このライト、元々深夜帰宅用に買ったものである。夜、玄関は当然施錠してあり、暗くなると鍵穴が見えにくい。家人がいれば開けて貰うが、真夜中では起こせない。そういう時、外灯はつけておいてくれるのだか、たまに忘れることもある、ということでこのライトを買った。こういう用途のために持ち歩くには便利である。これは高輝度で低消費電力のLEDならではのものだろう。
さて・・・このライト、まだ深夜帰宅には使っていない。外灯を付けていてくれたのと、朝明るくなっての帰宅になってしまうのと・・・。
江戸村の復活? 2009/5/17
金沢の江戸村が部分的に復活した。
江戸村、というと日光江戸村などのテーマパークが知られているが、金沢の江戸村は違う。江戸時代などの建物を移築、保存、そして当時の道具類も合わせて展示、公開していたもので、博物館的である。重要文化財の建物もあるので、規模は違うが明治村に似ている。建物は農家や武家の建物などで、なまこ壁なども合わせて展示していた。建物の数は20近くあったように思う。私の子供の頃、学校の遠足で何度か行った事がある。
しかし・・・残念ながら閉鎖となってしまった。内容から言えば公共施設であるべきなのだが、江戸村は民間の観光施設だったのである。一時期は観光バスなどで多くの見学者があったので成り立っていたのだろう。そういえば、石川県で唯一の動物園もかっては金沢ヘルスセンターという、民間のレジャー施設の一部であった。
さて江戸村である。訪問客の減少もあり閉鎖となったのだが、建物の中には重要文化財もある。閉鎖してしまうと建物は荒れ果ててしまう。そこで金沢市が買い取ったのだが、なかなか再開はされなかった。しかし、平成18年に3棟のみの限定公開で再開された。ただ、限定だったため、金沢市も積極的に宣伝してはいなかったようで、博物館関連の情報を押さえているはずの私も知らなかった。Webで、偶然知っただけであった。ただ、あと1年ほどで残りの整備し、既に移築されている建物も公開する予定だそうだ。その時点で宣伝する予定なのかもしれない。それはさておき、残りの建物なども公開とそうなると江戸村の復活となる。地味だけど重要な施設、復活を歓迎したい。
建物、移築を機にかやぶきの屋根の葺き替えや壁の塗りなおしなどが行われた。このためだろうか、当時のたてものかどうかわからなかった。記憶が薄れていることもあるだろうし、場所が変わったこともあると思う。もっとも、現在公開されているのは農家だけであり、特徴も少なくてわかりにくい、という事情もある。
うずれにしろ、残りの建物の公開が楽しみである。
サンダーバード2号 2009/3/16
サンダーバードは、1960年代に放送されたテレビ番組である。引退した大富豪の設立したボランティア組織、国際救助隊のさまざまな災害での活躍を描いたもので、サンダーバードは、国際救助隊の使用するマシンの名称である。
サンダーバード1号: 移動指令所として、災害現場に急行、状況把握を行う。
サンダーバード2号: 救助活動などに必要な機器を輸送する輸送機。
サンダーバード3号: 宇宙空間での救助、またサンダーバード5号への往来に使用する宇宙船。
サンダーバード4号: 水中での救助活動を行う潜水艇。
サンダーバード5号; 宇宙ステーションで、世界各地からの救援要請を受ける。
この中では、サンダーバード2号が意外と人気があった。輸送機という地味な役割で、形も亀のようなずんぐりとしていてスマートとはいえないのだが、救助用の機器類を格納したコンテナを胴体に格納する、といった面白さもあってだろう。。
さて、もうひとつのサンダーバードである。サンダーバードはJR西日本の特急列車の名称として使われている。大阪と富山を結ぶ列車で、一部は能登の和倉温泉まで行く。この区間の特急、名称は「雷鳥」だったのだが、新型車両の導入を機に高速化、名称の一部にサンダーバードを使い始めた。雷鳥の”雷(かみなり)”と”鳥”のでおこじつけみたいにも思えるが、新型車量のイメージとも重なって定着した。(注: サンダーバードはインディアンに伝わる伝説の鳥であり、雷鳥(ptarmigan)とは別。) サンダーバード、大阪と富山を頻繁に走っているので、JRの特急列車の規則に則り、○号と数字を付けて区別している。当然、1号2号などもあるわけである。
今回、福岡の凧揚げ大会に行くのにJRを使ったが、折角遠くに行くのだから早く行って博物館見学も、と早朝発車(金沢を朝の5時台!)のサンダーバード2号を使った。この時間だから自由席で十分だろう、とは思うが一応指定席を確保した。”サンダーバード2号”の文字の入った特急券が欲しかったからでもある。でも、切符の購入時、みどりの窓口で”サンダーバード2号”というのはちょっととまどってしまった、というより口にした瞬間恥ずかしいような気持ちもほんのちょっとしてしまった。まあこれは私の思考にテレビ番組のサンダーバードがあるからである。窓口の(テレビのサンダーバードとは無縁であろう)若い女性は何のこだわりもないようだった。
そういえば歌にもなった新宿発の特急列車・・・。”8時ちょうどのあずさ2号で”と、みどりの窓口でいった人、きっといたと思う。(注: 列車番号は下り方向を奇数にするので、残念ながら新宿発のあずさ2号はもうない。今後も・・・)
ホテル 2009/2/28
久しぶりに東京に出張で出た。
泊りがけでの”普通”の出張は数年ぶりである。教育出張での泊りの出張なら昨年あったけど、それは比較的気楽なもの。また、短時間の打ち合わせ出張ももちろん内容によるが)それほど気は重くない。それに比べて作業を伴う出張は覚悟が違う。
さて、出張で泊るのは基本的にはビジネスホテルまでである。いわゆるシティホテルは、割引があれば泊ることもあるが、めったにない。宿泊費は規定ではそれなりに出るが、日当が多くないのでホテルを少々安くしないと足が出るのである。会社の言い分としては、”自宅にいても食費は必要”ということなのだが、出張先で外食となるとどうしても高くつく。おまけにビールの1本もつい飲んでしまうことも多い。(これは私の問題である) それに、家族はお土産を期待している。(これは私の家族の問題である) ということで、費用を浮かせるために比較的安く泊れるホテルを利用することになる。安いホテル、いわゆるビジネスホテルである。
ところで、シティホテルとビジネスホテルの違いはなにか? ひとつには設備だろう。シティホテルは一般に規模が大きく、宴会場があり、レストランも複数あることが多い。でも、それは仕事目的には関係ないことになる。次は部屋の質だろう。広さや設備は当然、シティホテルが上である。でも、これも仕事目的であればら割り切ることもできる。広いロビーも特になくても良い。となると、出張目的ならビジネスホテルでも良い、とも思えてくる。
でも本当にそうか、というとやはりシティホテルは気持ちが良い。ビジネスホテルは基本的にマニュアルどおりだけど、シティホテルでは客をもてなす気持ちを感じる、ということである。ホテルの室内の設備、机にはテレビやスタンドなどが置いてある。私の場合、最初の配置のままでは使いにくく感じることが多い。ホテルの案内は、必要なときに見ればよいから引き出しでよい。パソコンを使うにはそれなりの広さもいるし、本も読む。その場合、当然、スタンドなどの配置を変えることになる。机以外では、空調の温度設定も人によって違うだろうし、洗面なども使いやすい配置があるだろう。1泊目は仕方ないとして、連泊の場合である。ホテルによっては完全にもとの位置に戻ってしまっていることがある。仕方ないからまた配置換えをする。次の日も・・・。ビジネスホテルほどこの傾向が強いように思う。
シティホテルの場合、客の変えた配置を尊重することが多い。使いやすいように場所を変えた、との考えである。ホテルによっては、前回の宿泊時の配置をそのままに再現してくれるところもあるそうだ。また、要望によって用意する設備、たとえば加湿器や枕の交換などもシティホテルなどでは、次回何も言わなくても用意してくれることが多いそうだ。私は特別な設備は求めないことが多いが、新聞は前回指定と同じものを用意してくれたのは何度も経験している。
シティホテル、やはり客をもてなす気持ちが高いように感じる。フロントなどでの対応もそうである。泊ってきて気持ちが良い。が・・・さすがに出張で、足が出ても高いホテルに泊ることは少々勇気がいる。列車は、足が出てもグリーン車にすることは時々あるのだが、連泊では厳しい・・・。
ピンバッジ 2009/2/18

写真は凧に関するピンバッジである。
これには大きく分けて2種類ある。ひとつは凧揚げ大会のもの、もう一つは凧の団体のもの、である。これを集めている人は結構いて、凧揚げ用の服、あるいは帽子に多数つけている人がいる。私の持っている数、まだ少ない方だろう。
ではどうやって集めるか? ひとつは凧揚げの大会に参加することである。大会の中には記念品としてピンバッジを作っているところが少なくない。こういう大会に申し込みして参加すると、記念品としてピンバッジがもらえる。大会の会場で売っていることもある。形は毎年同じであっても色が違っていたりする。
もうひとつ、凧の会の作っているものは、その会の人から貰うことになる。何回かお会いしていると自然と貰えることも少なくない。(何かお渡ししていることも少なくないが・・・) どちらにしても、ピンバッジが多い、ということはそれだけ凧のイベントなどで活動していることになる。私の場合、凧の大会に参加用のユニフォームは持っていないので、当日のみ、服に付けることもあるが、自然とこういうコレクションになってしまった。中には珍しいものもあるようで、箱の蓋にあるものは限定品のようで、通し番号が書いてある。これは海外のものである。また、海外のカイトフォト団体のものもある。一部は管理が悪くてどなたから頂いたのか分からないものもある。だけど、このように大切に保管している。
自筆の手紙 2009/1/25
久しぶりに手紙を書いた。
これは、言葉通り、”書いた”である。私は、万年筆を持っていて、時々使っている。手紙にも使う。だけど、多くの場合、本文はワープロ作成して宛名だけ手書きのことが多い。外国に送る場合は、最後の署名も加わる。今回、久しぶりに本文も全て書いた。
手紙の送り先は海外。お礼の手紙である。送られてきた元の手紙は全て自筆。e-mailでのやり取りもあるので、PCはお持ちだろう。であれば、プリンタ印刷も可能なはず。でも手書きだった。これはやはり、手書きで返すのが礼儀だろう。
今回は英語となる。私の英語は怪しいので、翻訳ツールを使った。普通の日本語をそのまま翻訳するとおかしくなりがちなので、中学英語を意識して日本語を作る。そして翻訳、手直しして印刷。今までならこれに署名を入れれば終わりだが、便箋に書き写す手間が今回は加わる。
便箋はアメリカのC社のもの。紙幣に使う紙も作っているメーカらしい。愛用は厚手のコットンペーパー。10年以上前に製造中止になっている色も含め、ストックが少々ある。古い紙なのに紙としては新品同様である。一番好きなのはアイボリー。ブルーブラックインクなど、ほとんどの色のインクに合う万能紙である。今回はこれに、セピア色のインクを使った。セピア色、最近買ったもので、落ち着いた茶色である。この紙にももちろん合う。便箋2枚でほぼ切手代に相当する。封筒代を入れたら海外への切手代もオーバーする。でも、それだけの価値のある便箋だと思う。今回は使わなかったけれど、ペアの封筒を使うときは必ず封蝋を使う。初めての人は驚くことだろう。
久しぶりの手紙、危うく誤記しかけながら何とか書き上げた。封筒は一緒に送る品もあるので無骨なものだが、切手は記念切手を選ぶ。これもストックがある。普通の手紙は料金を事前に調べられるので、2枚組の切手などを若干オーバーしてもかまわずに貼ることが多い。郵便局では、”ここまで要らないのだけど・・・”などと言いながら受け付けてくれる。注意が要るのが若干足りないとき。普通に窓口に差し出すと、切手以外のシールみたいなものを貼ってしまう。窓口としては当然だろうけど、これは寂しい。小郵便局で”(不足分を)切手で欲しい”、というと”切手を貼って(出して)おきますよ”と言われる。最後まで見ていないけれど、一応信じてお願いしている。実は、海外から来る手紙も多くはきれいな切手が貼ってある。わざと何枚も貼ったように思えることもある。これもまた、心遣いだろう。以前は凧友用に凧の切手を用意していたのだが、残念ながら切れてしまい、補充できていない。もともと遠地のふるさと切手なので入手しにくい。凧のイベントで郵便局が出張販売していたこともあり、次に見たら、と思っているうちに切れてしまった。
手書きの手紙。E-Mailなら翻訳して張り付け、送信すれば終わり。手紙でも印刷して署名して宛名を書けば終わり、となるのに更に時間を書け、書き損じながら仕上げた手紙。手書きなので読みにくいところもあるだろう。e-mailなら自動翻訳も可能・・・。でも、手書きの味も大切にしたいな、と思った。
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茶屋街にて 2009/1/5
多くの人が正月休みの最終日になるであろう、1/4、東茶屋街に行った。
時刻は午前の 11時過ぎ。まず国道沿いの駐車場に行くと既に満車。休日ならばいつものことなので川沿いの駐車場に向かう。ここはまだ空きがあった。
茶屋街に来た目的は写真撮影。ここへは昨年の夏以来になる。今回、デジタル一眼レフに加えてフィルム一眼レフも用意した。フイルムは白黒。正月写真用に用意した残りである。フイルム用は、本当はマニュアルカメラにしたかったのだが、マニュアルカメラはフラッシュのTTL調光ができないのと、フラッシュの発光が不安定で光らないこともある(簡単に言えば故障?)ので、オートフォーカスカメラになった。今回は、カメラを2台ぶら下げての撮影である。念のため書き加えると、街角ではフラッシュは要らないのだが、正月写真には必要だったのである。
まずは茶屋街の入り口、広見に行く。思ったより人が多いと思いながらカメラを構えるとその直後に団体が・・・。そういえば、観光バス専用の駐車場に数台とまってたことを思い出だした。私の場合、観光地では人が一緒に写ってもよいと思っている。適度の人は、写って欲しくないものや目立って欲しくないものをうまく隠してくれるのでありがたい。しかし、到着直後の団体さんはちょっと多すぎた。まだ散らばっていないので視界がふさがれてしまうし、カメラを構えている。ちょっと待とう、と思っていたら記念写真の撮影の依頼。団体参加と思ったら違う・・・。考えてみれば、団体さんなら同じグループの人もいるしガイドさんもいる。写しているうちに団体さんも散り始めたので何枚か写す。
茶屋街の表通りを歩いて、途中で裏通りに外れる。これは私のよく歩くコースである。茶屋街、この裏通りが大切なのである。細い通りが折れ曲がり、入り組んでいる。十字路だけではなく、丁字路も目立つ。そして・・・茶屋の玄関がこちらにもある。茶屋、座敷が特別多いわけではないのに玄関がいくつもある。2つではなくて3つ4つ・・・。そして裏通りにもある。これは決して格の違いによる使い分けではない。もちろん裏口でもない。これは、お客同士が出会うことを避けるためである。お客の中には顔を合わせたくない人同士だっている。そんなとき、裏通りの入り組んだ道が役に立ったことだろう。見通しの効かない裏通り、茶屋にとって表通り以上に重要なのである。
私の曲がった道、裏通りで突き当たり、丁字路となる。そこには昔ながらのお店がある。飲み物やお菓子などが並び、棚にはカップラーメンや洗剤などの日用品もある。何でも屋というほど品物は多くないが、ちょっとしたものならここで間に合いそうだ。芸者さんなどもここでちょっと買い物をしているのかも? と思うと楽しい。裏通りまで来る観光客は少ないが、この店のおかげで、ちょっと足を運んでくれるように思えるところがある。が、冬でガラス戸が閉まっているからか、開けて中まで入る人は少ない。
裏通りでカメラを構えるが、適度な人、というのはタイミングを待たなくてはならない。それにしても、電柱があるのが寂しい。この狭い通りが風情があるのに、単純に表通りから電柱を無くせばよい、と裏に回したように見えてしまう。裏も地中化を進めて欲しいものだが、当分は無理だろうな・・・と思う。裏通りを行き来しながら何枚か写し、適度なところで引き上げる。
駐車場からの帰り道、観光客が道を塞いでいるのでところどころゆっくり走る。東茶屋街、観光客には純粋な観光地に思えるかもしれないが、すこし離れると人が生活している場でもある。これは武家屋敷跡も同じである。駐車場からのこの道も、生活道路なのである。
Webで見ると、車が走っては風情に欠けるから締め出しては? なんて感想が Webに載っていたりする。感想としてはもっともだが、ここに住んでいる人がいる事を知らないのでは? と思ってしまう。東茶屋街、表通りはもう観光地化されてしまっている。茶屋の趣のある建物もほとんどは土産物屋や喫茶に変わっている。表通りは昼は歩行者専用道路になっていて、ここだけ見れば観光のための街に見える。でも、その周囲は違う。そして、人が生活しているからこそ街が生きているのである。道路の雪がすばやく除雪され、ごみも少ないのは人が住んでいるからである。
とはいえ、私を含め、多くの人は観光客へは好意的である。道路をぬける際は観光客を意識してスピードを落としている。よほどのことがなければ警笛など鳴らさない。記念写真を撮っていればちょっと待つこともある。でも・・・金沢への観光、茶屋街と武家屋敷跡へお越しの際は、車への注意と住んでいる人への配慮をお忘れなく。。
地域の風習 2009/1/3
正月にテレビを見ていたら、県独自の風習などを紹介しているような番組があった。地方により、独特の文化があることは博物館を見ていると分かることもあるが、家の中のことは分からなかったりする。なかなか面白いな、と思った。(最後まで見ていなかったけど・・・) その中では、私が今住んでいる石川と、出身地である富山県の話題があった。
石川県独自の風習、正月の飾り餅が紅白になっている、というものであった。確かに女房の実家に行くと、この紅白の飾り餅があったし、会社の餅も紅白だった。最初、不思議に思ったが慣れてしまっていた。もっとも、私は実家が富山県であり、そちらで正月を迎えることもあり、飾り餅は一般的な白と白の餅である。
もうひとつ、富山県の話題である。これは、”天神様”である。正月には、天神様(菅原道真公の掛け軸、または木彫りの像)を飾る、というものである。これはもちろん、私の家でもやっている。年末頃に天神様の掛け軸を飾り、1月の終わりごろに仕舞う。天神様の前には飾り餅をおき、元旦にはお酒や魚などをお供えする。このお酒は年始のお神酒となる。
さて、この独自の習慣であるが、私が知っている範囲では、”県”単位というものではないようだ。実は、この番組を見る前に”天神様”が来客と話題になった。天神様の習慣、確かにあるが、富山県西部が中心では? ということだった。知人の話では、県中央部になると知らない人が増え始める、というのである。また、番組では"天神様は長男にだけ"となっていたが、うちでは次男も持っているし、私の弟も持っている。まあ、微妙に違うということなのだろう。それは当然だと思う。でも、番組で”○○県では・・・”と紹介されてしまうと、その県全体のような印象を持ってしまうと思う。
もうひとつ、お雑煮である。これも○○県のお雑煮は・・・、と紹介され、画面の下に小さく家庭によって具の内容は違う場合もある、となってはいた。だけど、さまざまな資料では、同じ県内でもバラバラになっていることが紹介されている。角餅か丸餅か、餅を焼くか焼かないか、味噌仕立てか醤油仕立てか。この基本的なことでも入り組んでいることが紹介されている。婚礼で花嫁が来たときにその実家の習慣が混じって変化してゆく、というのも読んだこともある。○○県では・・・というのを簡単に紹介できないな、なんて思ってしまう。そう考えると、こういう番組で必ず出てくる”□□という習慣は○○県だけ”といわれて大げさに驚くインタビューがあるが、妙に嘘っぽく感じてしまう。
さて、私の家のお雑煮、非常にシンプルである。醤油仕立ての汁に焼かない角餅、具は刻みネギだけ。これよりシンプルにするには具を無くすしかない? でもおいしいお雑煮である。
時計、約30年目の故障 2008/5/11
腕時計が止まった。前回の電池交換から3年弱。単純な電池切れと思って交換をお願いしたのだが、翌朝見ると止まったままだった。時刻あわせをすると動き出したのだが、しばらくするとまた止まってしまう。
この時計、実は30年近く使っている。私の持ち物の中で、日常使う品の中では一番古いものである。これだけ使っていると、単純な故障であればあきらめられない品である。近くの時計店で修理をお願いしてみた。”分解してみないとわからないが、交換する部品がもうないかもしれない”と言われた。とりあえず預け、修理をお願いした。
私の腕時計、特別高価なものではない。ただ、当時の一般的な腕時計よりは少し高かった。腕時計を買うとき、店でいろいろと見ていて、なぜが気になったのがこの時計だった。その頃の腕時計、クォーツが普通になった時期で、高校生が使う時計と言えばカレンダー付きが普通だった。当然(?)私もカレンダー付きをまず見ていたのだが、その途中で偶然この時計を見つけた。文字盤は白。ステンレスのベルトで、特徴と言えるようなところはなく、とても地味な時計であった。それまで見ていた時計と違い、カレンダーがなく、とてもすっきりしたていた。そして、普通の時計よりやや薄かった。高価なものにはもっと薄いものもあったが、それほど薄くは無い。だけど、普通の時計の半分ぐらいに見えた。(実際にはそんなに薄くはないく、せいぜい2/3程度) でも、ちょっと気になってよく見ると結構手が込んでいる。文字盤は白一色に見えるのだが、細かな模様が刻まれている。時間を示す数字はなく、ただの銀色の印があるだけなのだが、これもよくみると段がつけられている。そして、針は中央に細い黒線が入っている。特別のことはないのだけど、控えめな高級感がある。ちょっと高かったし、カレンダーがないのも気になったけど、両親に言うと、気に入ったのなら、と買ってもらった。当時は、私はまだ高校生であり、自分で時計を買うような身分ではなかった。
それから30年弱。パッキングや電池などの消耗品は交換したけど、それ以外の部品交換は一切ない。ガラスも少々傷はあるけど支障があるほどではない。良く持ったものとおもう。あきらめても良いのだが、ここまで使ったのだから、そのまま捨ててしまう気持ちにはなられなかった。それで修理をお願いした。
分解の結果・・・。汚れを取ったら動いた、とのことだった。クオーツの腕時計、メーカは寿命は30年を想定していない、とも言われた。ここまで動いているのは、一つには運がよいから、ということもあるそうだ。また、店の人は”使い方がよいから”とも言ってくれた。たしかにスポーツなどのときは外しているし、最近は休日も使っていない。だから、激しい動きや汗の多いときには使っていないので、腕時計には良かったのかもしれない。でも、特別なことはしていないと思う。寿命が30年以下、というのなら、運が良かったのかもしれない。でも・・・ガラスなどの少々の傷以外に気になることがない、というのは私との相性が良かったのだろう、と思う。
次に修理が必要になったとき・・・。修理が可能かどうかは分からない。この先、いつまで動いてくれるのだろうか? ここまで使ってきたのだから、少しでも長く動いて欲しいと思う。なにしろ女房以上に付き合いが長いのだから・・・。
距離(縄張り?)の感覚、男女の違い 2006/4/5
先日、休日に電車に乗っていたときのことである。比較的空いていて、とはいっても座席がほぼ一杯だったので扉の近くで立っていた。立っているのは私のほかに一人二人、といった程度である。
次の駅についたとき、お客が乗ってきたが、わずかに空いている席に座れる程度で、やはり立つ人は少なかった。しかし、なぜか私のすぐそばに女子高生が立った。他にも広い場所があるのに、なぜかすぐ近くである。しかし、私に気がある、なんてことがあるはずもない。このときに思い出したのが、距離の感覚の男女の違いである。
他人がすぐ近くにまで寄ってきたときは誰でも警戒するし、混雑する電車など特に理由がなければ必要以上に他人に近づくようなことはない。このとき、どこまで近づくと意識するか、あるいは警戒するか、この距離が男性と女性とでは違うというのである。
ある本では、男性の1.5mに対して女性は0.5mというのである。つまり、たとえば女性が男性に近づいたとき、1mまで近づいたとしても女性は平気だけど男性は意識してしまう、というのである。
そういえば職場などでも女性の同僚が妙に近づいてきて(もちろん仕事の上のことである)驚くことがあるが、同僚の方は平気である。(もちろんそうでないと困るのだが・・・)
で、距離感覚の違いがあるとどうなるか?
たとえば1mの距離。この程度に近づくことは女性にとってはなんでもないけど、男性にとっては自分の縄張りみたいな範囲である。そこに入ってくる、ということは”好意を持っているのでは”と勘違いしてしまうかもしれない、とうことである。
その本では、ストーカーなどの始まりもこういうことからでは? と書いてあったのだけど、
ありえないことではないと思う。
縄張り(?)は別として、混雑する通勤電車。やはり、あまり気持ちのよいものではない。もっとも、名古屋へ車通勤、となると混雑がひどいことだろう。この方が耐えられないと思う。
茶屋街の観光地化 2005/12/7
西茶屋街資料館によったところ、ボランティアの方による案内が聞こえてきた。
”・・・(西茶屋街よりも)東茶屋街の方が格としては上です”
”やっぱりねぇ・・・”これは、見学に来ていた小母様方の声である。どこか不満そうな感じに聞こえた声だった。
西茶屋街、ここは金沢に3つ残る茶屋街のひとつである。金沢の中心から見て西、犀川を越えたところにある。後の2つは東茶屋街と主計(かずえ)町。東茶屋街は中心から見て東、浅野川を越えたところにある。主計町は浅野川の前にある。現在の規模としては東茶屋街が最も大きい。主計町、特に西茶屋街は小さい。東茶屋街は、表通りも長く、またその両側の裏通りにも茶屋街らしさが残る。規模も大きく、茶屋街を”散策”できる町である。主計町、ここは浅野川に沿っていて細長く伸びている。細い裏通りも残る。川沿いでもあり、また裏通りの暗がり坂といい、小さいけれど風情ある町である。
これに比べると西茶屋街は影が薄い。比較的最近になって町並みの復元が進められていることもあり、規模は小さく、また場所も普通の町の中、という感じである。裏通りも失われ、表通りの数十メートルのみ。規模も小さくて風情もいまひとつ・・・。西茶屋街資料館での小母様方の言葉、なんとなくわかる。
西茶屋街、観光地としての魅力はいまひとつである。だけど、茶屋としては実は西茶屋街が一番大きいのだそうだ。芸者さんの数も多く、東茶屋街の倍近いとのことだ。西茶屋街は、東茶屋街が”格の高さ”にこだわって衰退してゆく中、長く繁盛し続けたそうだ。旧陸軍の駐屯地から比較的近いことも理由のひとつ、と言われている。それもあって、茶屋が多く残っているのだろう。
こういう話を聞くと、西茶屋街へのイメージがずいぶんと変わってきた。一見貧弱な茶屋街が実は一番。ちょっと意外でもある。
ここで、東茶屋街の人気のことをちょっと考えてみよう。茶屋、もちろん残ってはいるが、数は少なく、当然普通の観光客が入れるところではない。古い茶屋が2軒、公開されているが、これは言ってみれば歴史的建造物を公開しているのと同じようなものである。見学は楽しめるが、せいぜい茶屋の雰囲気を見るだけに過ぎない。観光客にとっての東茶屋街、町並みを眺めるほかは、土産物店によること、あるいは手軽な喫茶などに寄ること、ともいえる。
そう思ってみると、東茶屋街は観光客目当ての店が非常に多い。そして、観光客を楽しませる、という意味では非常にうまい店つくりになっている。表通りを歩き(観光客の多くは裏通りにも行かない)、工芸品など、ちょっと高価なお土産物を見て、一つ二つを買えば、金沢旅行を存分に楽しむことができる。
この点、西茶屋街は不利である。町並みはまだ狭いし、お土産物店があるわけでもない。観光、という意味では、資料館がひとつあるだけ。ここを見たらおしまい、である。これでは人気は出ないだろう。
さて、東茶屋街は観光客が多い。よいことであるが、でも、それだけでいいのかな? とふと思ってしまう。観光地化が進みすぎているのでは、と思えてきた。少なくとも、茶屋の本質からはずれてしまいすぎていると思う。もちろん、観光地化によって街の雰囲気が残るのは決して悪いことではない。でも、茶屋としての本質は薄れてきている。西茶屋街のことを少し知って、そう感じてしまった。茶屋、建物は残せても、茶屋として残るにはお客がいなくてはならない。そのお客とは、観光客ではないのだ。観光客だけがいる茶屋街。それはテーマパークの町並みと同じなのかもしれない。
しかし・・・茶屋遊びができる人も減っている。難しいと思う。西茶屋街、芸者さんを呼ぶだけなら、通りにある御鮨屋さんでも可能だそうだ。予約は要るが、一見さんでもできる。できれば・・・一度呼んでみたいものだ。
秋田美人 2005/11/7
先日、秋田県に行った。
東北、すべての県は鉄道で通ってはいるが、実は素通りしただけ。秋田も北海道から帰るときに電車で2度、通っているが、景色などの記憶はない。朝早く青森を出る電車なのですぐに寝てしまうこともある。ただ、途中で起きたとき、方言が頭の上を飛び交っていて、寝ぼけもあって全く理解できなかったことを覚えている。東北で実際に行った、といえるのは仙台のみ。それも出張で、出張先と空港、駅、そして飲み屋しか寄っていない。実質、東北に初めて足を踏み入れた、といえる。
秋田に行く、となると食べ物が楽しみ、という人が少なくないだろう。ハタハタやきりたんぽ、しょっつる・・・。名物はたくさんある。だけど、実際に口にしたのは比内地鶏ぐらいであった。私の場合、単独で旅をする場合、食事には余り時間とお金をかけない。一人でおいしいものを時間をかけるのがなんだかすごい贅沢みたいに感じてしまい、つい簡単に済ませてしまう。特に昼、博物館を回っていると時間の制約が厳しいので、ほんとに手軽にしてしまう。ファーストフードも利用するし、コンビニのおにぎりで済ませたりもする。非常に寂しい食事が普通なので、特に落胆することはない。但し、夜はゆっくりできるのだが、それでも今回は手ごろな店が近くになかったため、ちょっと寂しい食事になってしまった。
さて・・・。秋田といえば秋田美人である。
鉄道紀行で有名な宮脇氏の文で、”女子高生の美人率30%”との記載があった。同じ判断基準で東京は5%。つい期待してしまう。しかし・・・残念ながら通学時間と合わなかったので、女子高生はあまり見ていない。それに、車で走っているときにきょろきょろするわけにもいかない。ただ、少し前の女子高生、つまり比較的若い女性の美人率、高いと思う。
日本の○○美人と呼ばれる土地、ほかに博多もある。ここも確かに美人は多いと思う。若い人ではなく中高年でも美しさを感じることがある。○○美人のなかには、加賀美人(金沢美人)もある。だけど・・・私の周りを見ているとちょっと信じがたい気もする。
ところで、秋田や博多へは何をしに?
もちろん、凧揚げという芸術的な活動のためである・・・。
ダイヤモンドと金の話 2005/11/1
ダイヤモンドや金、装飾用としては私にはほとんど縁が無いものである。
それでも関心がないわけではない。以前、国立科学博物館でダイヤモンド展が開催されたときにも見に行ったのだが、そのときは高品質の大きなダイヤモンドには圧倒されてしまった。有名な宝飾メーカのアクセサリ、大きなダイヤモンドや貴金属をふんだんにつかったもの。デザインのよさもあるが、やはり宝石としてのダイヤモンドの魅力は大きい。
特にカラーダイヤモンド、これは見る機会ほとんどないだけに見入ってしまった。中でも無色のものと組み合わせたオレンジのダイヤモンド。色もデザインも美しかった。このような希少な色のものは非常に高価であり、普段は目にすることも難しいだけに興味深く見ていた。
ところでダイヤモンドの用途。身近(?)なのは宝飾用であるが、実際には工業用が圧倒的に多い。その硬さを生かして金属を削る、細い針金を作る、地面を掘る、といった工具としてのダイヤモンドは貴重である。また、研磨剤としての用途にも広く使われている。
これらの用途には、比較的小さなものが多く、砂粒以下で良く見ないとわからない程度の大きさだったりする。また、宝石用としては使えないような色、たとえば灰色や黒などのものが使われる。形も悪いものを加工して使う。
面白いものは針金を作るダイヤモンドで、これは比較的大きなダイヤモンドに細い穴を開けたものである。その細い穴に金属を通し、細くする。ダイヤモンドに非常に大きな力がかかるので、大きくて上質の結晶でないと耐えられない。それに細い穴を開けるのだから、高価である。
さて、ダイヤモンドの使い道、実は半導体、というのもある。
半導体、というとなじみの薄い言葉であるが、電子回路としては広く使われている。たとえばトランジスタ、テレビラジオなどのほか、パソコンにも集積回路として広く広く使われている。パソコンの中心部のCPU、そしてメモリなどは半導体の塊、といってもよい。そこには無数のトランジスタなどで回路が作られている。その半導体の材料としてダイヤモンドを使う、というものである。
このアイデア、古くからあるのだが、実際にはほとんど使われていない。とはいえ、特殊な分野には利点もあるので、研究は行われている。その成果の一つが、最近記事として載っていた。携帯電話の基地局向けの半導体だという。半導体としての用途、知ってはいたが目にすることは無かった。応用は限られると思うが、これから広まるかもしれない。パソコンのCPUには使われることはないだろうけど。
ところで初期の大規模集積回路、一部では金を接着剤として使っていた。また、配線にも金を使っていた。コネクタにも金メッキが使われている。これらは、今は減ってきているが、使われているのは立派な貴金属である。
コンピュータと貴金属、似合わないけど広く使われている・・・。
なお、今のコンピュータ、分解しても金は非常に少ない。回収して指輪にするにはとても足りない量である。念のため。

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