桜橋

犀川大橋のひとつ上流の橋である。藩政時代の絵図にも書かれており、歴史は古い。桜橋を抜けて市街地に向かうと市役所などがあり、町に向かう車も多く、また金沢を通り抜ける車もいるため、交通量は多い。橋自体、比較的古いためか交通量に比べると狭く、街中に向かう方向のみ2車線の合計3車線となっている。橋の左岸は寺町の台地に突き当たるようになり、橋を渡った直後に右に曲がって新桜坂を登る。街中の橋であり、歩行者や自転車なども通る。
橋は鋼製で橋脚が3本。スマートな橋である。後に両側に歩道を拡張している。下流側の歩道には橋脚部分が1mほど張り出している。観光用、というわけではないだろうけれど見晴らしは良い。また、欄干には桜の飾りが埋め込まれている。

犀川大橋に隠れてちょっと地味な感じもする橋であるが、交通の上では重要な橋である。

右岸側から見る。
寺町の台地に向かって当たるように進む。道路は突き当たりを右に曲がって新桜坂を登る。
また、左に進むと桜坂になり、真正面は石伐坂となる。
欄干には桜の飾りがつけられている。
歩道部分は後から拡張されている。
下流側は張り出しがつけられている。
張り出し部分から見る。
1m程度であるが、ここに立って見る結構大きな張り出しである。
寺町側から見る。
寺町側には桜の並木がある。
桜橋から見た犀川の桜


写真撮影: 2009年12月
        2011年 4月 桜の写真追加


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