釣鐘坂(仮称)と三ツ目坂(仮称)


釣鐘坂(仮称)



三つ目坂(仮称)


釣鐘坂(仮称)も三ツ目坂(仮称)も、私の命名であり、正式な名称ではない。どちらも山側環状道路の側道である。山側環状道路は、金沢の南側を中心部を避けるように通る道路である。バイパス的ではあるが住宅地に近いところやショッピングセンターなどのある街中も通るため歩道も整備されている。山側環状道路は、小立野台地の下をトンネルで抜けている。釣鐘坂(仮称)も三ツ目坂(仮称)は、山側環状道路と小立野を結ぶための側道である。

山側環状道路は、中央分離帯のある4車線の道路である。側道は、小立野側は2車線道路として既存の道路に交差する。山側環状道路側から見ると、側道は4車線道路の両側から始まって上に登りながら1本にまとまることになる。バイパスの側道としてはあまり見られない形である。
釣鐘坂(仮称)は、小立野台地の野田山側になる。山側環状道路側から見ると側道は両側から始まって上で1本に合流するが、その形が釣鐘のように見える。これが名前の理由である。三ツ目坂(仮称)は、その反対側で、田上町側側になる。側道が両側から登り、1本に合流するのは同じなのだが、地形の関係上、まとまったところでトンネルに入る。山側環状道路側から見ると、本線の2車線のトンネルが2つ並び、その上に側道のトンネルがひとつ乗るように見える。トンネルが3つ、三つ目になる。これが名前の理由である。

釣鐘坂(仮称)と三ツ目坂(仮称)、バイパスが金沢の地形によってできた光景である。

さて・・・三つ目になっているのはトンネルでは? その通りである。実際三つ目トンネルの方が通りがよいと思う。坂を中心に考えるか、トンネルを中心に考えるか、だと思う。ここでは、釣鐘坂(仮称)に合わせて三つ目坂(仮称)としたいと思う。


釣鐘坂(仮称)

歩行者や自転車、意外なほど多くの人が通っている。
坂は急で、自転車には少々厳しい。
釣鐘坂(仮称)

坂を登りきったところ。ここから左右に分かれる。
釣鐘坂(仮称)

坂を下のトンネルから見上げたところ。
山側環状の上で合流している。
三つ目坂(仮称)

横から見るとトンネルが三つ目になっているのが分かりやすい。
三つ目坂(仮称)をトンネル内から見る。
トンネルを抜けたところですぐに左右に分かれる。
これは山側環状道路のトンネル。
バイパス的で、交通量は多い。

それにしても・・・無灯火の車が多いこと・・・。


写真撮影: 2009年5月

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