寺町、諏訪神社の狛犬(向かって右側）
寺町、犀川の左岸の台地にあり、名前の通りお寺の多い町である。そこにある神社、諏訪神社に入ってふと気がついたこと・・・。狛犬の一方が逆立ちしていることであった。逆立ち、というのは後ろ足を大きく上に跳ね上げ、前足だけで立っている状態である。ちょっと驚いたのだが、少し調べると全国的にあるそうだが、金沢を含めた加賀地区に数が比較的多いようだ。金沢市内で私が他に見つけたのは兼六園横の石浦神社内の廣坂稲荷である。白山市にある私の会社近くでも、３社にあるのを見ている。5社中の３社なので結構多い。そして、このほかにもかなりの数があるそうだ。あるWebでは100組近く紹介している。そのほか日本各地では、諏訪神社などで見られる例があるそうだ。
ではなぜ逆立ちしているのか？ Web中心に調べてみたのだが、残念ながら分からなかった・・・。
なお、狛犬で逆立ちしているのは一方のみで、もう一方は普通の狛犬になっているようだ。
金沢九十九景に戻る