新竪町

竪町は金沢の中心にある商店街である。店はいろいろあるが、若者向きの店も多く、週末には多くの人が訪れている。新竪町はその先にあるが、その境目には交通量の多い道路、犀川大通りができたために分断されたような感じになり、人通りも少なくなってしまう。私自身、竪町までは行くがその先となると少なくなってしまう。今回、久しぶりに行ってみた。

新竪町商店街、お店は約60あり、飲食店、衣類、などのほか病院もある。地元の人は”ここだけで用が足りる”とのことだ。中には変わった店もある。たとえば万年筆専門店や自転車専門店もあった。万年筆、私は非常に好きなのだが、残念ながらあまり売れな苦なってしまった。でも、金沢に専門店があったとは知らなかった。もう少し早く知っていれば、と悔やまれる。最近は金沢21世紀美術館目当ての美術愛好者が寄ったりするそうだ。骨董などの店もある。今回は日曜日ということで閉まっている店が多かったが、意外と人も多かった。そして、ゆっくりと歩いていう人が多いという。ひとつには個性的な店が多いからだそうだ。お店、店先からではすぐに何の店かわからないのでちょっと覗いて確かめる、という感じになるからかもしれない。
そんな中、人が集まっているところがあった。そこは持ち帰りのおすし屋さん。いなり寿司と巻き寿司専門で、巻き寿司、店先にあったメニューで見ると約50種類あった。種類が多いので注文を受けて作る。だからちょっとお客が続くと行列ができてしまう。ちょうど昼前だったので並んで買ってみた。サラダ巻やウインナー巻など新しいものもある。太巻にかんぴょうなどごく普通のものをえらんだが、どれもおいしかった。
その後竪町を通って帰った。竪町も新しくて人も多く、魅力がある。それに比べると、新竪町は、どこかほっとする商店街である。

新商店街の入り口。
ふらっとバスも通っている。
新竪町商店街。
撮影したのは日曜日だったので、休んでいる店が多かった。
商店街で見られた旗。
古いお店に合っているような気がする。
一番の客の多かったお寿司屋さんの近くで。
万年筆専門店です。


写真撮影: 2010年4月

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