金沢21世紀美術館のエレベーター

  




金沢21世紀美術館は地上1階地下1階である。その間にはエレベータがある。

エレベータ、ほとんどは枠の中をロープで上下させている。壁面に取り付けられているものもあるが、レールなどで支えられることに違いはない。動かす方法も多くはロープを巻き上げるが、一部には油圧を使うものもある。一部にはシースルーで壁面がガラス張りになっているものもあるが、レールなどは見え手しまう。
で、金沢21世紀美術館のエレベーターである。テレスコープ型だそうだ。エレベータが設置されているのは吹き抜けの空間だが、非常に開放的に感じる。降りてしまうと空間にはなにもないし、エレベータ自体もガラス張りで枠もない。これ自体、美術品のように感じるエレベータである。
ただ・・・のり降りする部分ではガイドのレールのようなものがあり、そこに入るためにゆっくりと動く。このため、昇降は遅い。

このエレベータ、日本では2例目だそうだ。。

写真撮影: 2010年4月

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