花火、そして夢のかけら


東京ディズニーリゾートでは毎晩20:30頃に花火が上がる。上がる場所は東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの中である。だからどちらからでも見ることができる。時間は短いが、ミッキー型の花火も揚がるし、音楽も流れるので楽しめる。

花火、今まで東京ディズニーシーやパークの外でばかり見ていたが、2017年2月、久しぶりに東京ディズニーランドから見た。場所はクリッターカントリーの入り口付近である。入口付近、キャストさんが並んで規制していた。これより奥は火の粉がかかる恐れがある、とのことである。この時期、スプラッシュ・マウンテンは休止中であり、またマークトウェインも花火の間は止まるのでかなり広い範囲が閉鎖になっている。
この場所での花火、真上近くに上がっているように見えた。これは迫力がある。そして・・・周囲に何か落ちてくるような感じがあった。それに伴い、キャストさんも前に出てきて閉鎖の範囲を広げていった。私はぎりぎりに近かったので指示を受けて下がりながら写していった。
さて、花火のあとである。周囲には花火の破片が多数落ちていた。かなりの数である。封鎖の解かれたエリアはもっと多い。カストーディアルさんが懸命に清掃していた。この破片、遠くはシンデレラ城付近でも見つけた。
打ち上げ花火、通常は紙を貼り重ねた厚手の半球のものが多いのだが、ここの破片はかなり薄い1mmあるかないか、そのくらいに思える。これならゆっくり落ちてくるだろうから、もし人に当たっても怪我はないだろう。

この花火の破片、“夢のかけら”との呼び方もあるそうだ。粋な呼び方である。
 

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