葉っぱの隠れミッキー 
本記事は主に2016年の出来事です。2017年、4月以降この隠れミッキー等は見つけていません。



東京ディズニーリゾートには隠れミッキー等があちこちにある。その中で一風変わったものとして葉っぱの隠れミッキーがある。これがある場所は東京ディズニーランドのトムソーヤ島である。ここはいかだで渡る子供の遊び場的な場所であるが、木々も多く、アメリカ川を泳ぐ水鳥もいて、それらを眺めてのんびりするのもまた良い。夏の暑いときでも風が吹く木陰は適度な涼しさがあって快適である。

さて、ここのある木々の葉っぱ、時々虫が食っている。その形がミッキーなどの形になっていることがある。多くの木々の葉っぱそれを見つけるのも大変で、なかなか見つからない。最初見つけたのはミッキーの横顔である。ちょっと高い位置の葉にあった、ちょっと変色し始めていて、虫が食べた切り口が茶色くなってしまっていた。
その後、虫が食べた直後の葉はないかな? とおもって時々行って探しているのだけどなかなか見つからなかった。あるときキャストさんに“何かお探しですか?”と聞かれたので、“時々変わった形の虫食いがあるそうですね”と答えたところ、“枯れるとすぐ飛んで行ってしまうのですよ‥・。またどこかで見つかるといいですね”とはぐらかされてしまった。積極的に教えてくれるキャストさんもいるのでこのあたりは人によって対応が違う。そしてようやく見つけたのがこれである。虫食いの穴かミッキーの横顔になっている。この場所、他の葉っぱと重なるためになかわからない。一度場所を離れた後にもう一度、と思ってもすぐに見つからなかったりした。葉っぱに重なってしまうと全く分からないし、角度がずれるとこれまた分からない。葉っぱの直角方向から青空に向かって見ないとわからない。多分、何度も気がつかずに見落としていたのだろうな、と思う。
隠れミッキー、他にもあって円が3つ重なった単純なものもある。これはかなりの数があるようで、1日に4つ見つけたこともある。それでも多分、見落としもあると思う。これらは手の届く範囲にもあったりするので、誰かがもっていってしまうこともあるかもしれない。実際、一度見つけたものがあとで見つからなかったりする。願わくはそっとしておいて欲しいものである。
葉っぱの隠れミッキーに関しては、トムソーヤ島には常連のおじさんがいて、ときどき見かけるのだがとても詳しい。自主的に案内をしているときもあるので運よく出合えると教えてくれるかもしれない。



さて、これを見つけた人は他にいるか? というと私の周囲では探している人を除くと誰もいない。まれにキャストさんが教えてくれるのを見たことはあるけれど、それ以外で見つけた人はいない。探している人はWebで情報を得て探していたようだ。それ以外の人に教えてあげようか、と思ってもなかなかそのタイミングが無い。知ったら喜ぶだろうな、と思っても他のゲストに話しかける機会なんて少ない。まあ、写真を撮っているのを見て気づいてくれたら、と思ってもそれもないようだ。なぜか他のものを撮っているときは気にする人もいるのに、不思議である。


※虫が食べてミッキー型になった、というのはもちろんそういう設定である。実際にはパンチでくり抜いているそうだ。いまのところ、型は7種類まで確認している。



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