滅多にない景色(マーメイドラグーン)



ディズニーシーでの夜景、一番美しいものの一つはマーメイドラグーンだと思う。光が輝いている中で全体が青に赤に色が変わる。非常に写真映えする場所でもある。写す場所もいろいろであるが、至近から見上げて撮ってもいたが、対岸のアラビアンコーストから撮った。

マーメイドラグーン、見た目は明るいが写真に撮るには非常に暗い。その上、対岸からとなると距離もあるので中望遠が必要になる。三脚の使えないディズニーシーではどうやって手振れを抑えるかが重要になる。
アラビアンコーストの通路、比較的しっかりした手摺がある。ここにカメラを載せるとぶれは抑えることはできる。しかし暗い。色が鮮やかになるようにISOは1000程度までとしたい。絞りはF2.8の開放とするが、それでも1/4程度になってしまう。台に載せているとはいえ、安定して乗っているわけではなく手で支えているのだからブレは出る。こういうとき、連写にしてシャッターを押す際の動きを抑えたりするが、限界もある。実際、手振れが起きている。
マーメイドラグーンの夜景である。海のイメージからはやはり青が良いような気もする。実際、青の時間が長いような気もする。が、昼のパステルカラーのイメージからは赤なども良い。時間の経過で色が変わるのでそれを見ながら何枚も写す。少し離れて同じように写している人もいる。

さて、写した写真である。色の調整をしていると何枚か、星のような模様が浮かんでいることに気が付いた。枚数は多いのだけどその中で3枚くらいのみであった。翌日、マーメイドラグーンをしばらく見ていたがそのような模様は見えない。タイミングを見てキャストさんに写真を見せて聞いてみると、たまに浮かび上がることがあるそうだ。短い時間のみらしい。とすると貴重な写真を運よく写せたことになる。滅多にない景色となる。

下の写真は通常の状態である。



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