覚えられると・・・?

私はディズニーリゾートに結構行っていて、しかも平日はネクタイ姿で行っていた。目立つこともあって、キャストさんなど覚えてくれていたりした。
では、どうして覚えられたとわかるのか? キャストさんの場合は簡単で、声をかけてくれるのですぐわかることが多い。それ以外にはほかの人と違う挨拶や、表情で分かったりもする。キャストさんは基本的に笑顔で対応してくれるが、私を見たとき表情が変わったりすることもある。“こんにちは”と“こんにちは~”なんて違いがあったりもする。
キャストさん以外は? 私の場合、マーメイドラグーンシアターにもよく行くのでアリエル(アリエル役の人)にも覚えられている。アリエルの場合、声はかけてくれないがキャストさん同様、表情で分かったりする。ミッキーなどと違って表情がはっきりしているのでこれはわかりやすい。

さて、それ以外にも覚えられた! と感じたのがスティッチエンカウンターのスティッチである。ここへもそれなりの回数行っていて、キャストさんにはなじみになっている。覚えられてちょっと都合が悪いのはやたらと犯罪者にされてしまうことである。一時期2割近かったことがある。TDRは女性客の方が多いが、それでも大人の男性が5人しかいないことはないから、指名率は平均より高いと思う。
でも、指名をから逃げることも可能である。写真が取れなければ指名手配にできないから、下を向いていたりすると写真が撮れず、指名もされないことになる。大人の男性が数人の時、危ない、と思って下を向いていたところ、女性が犯罪者にされるという珍しいパターンになったこともある。
で、あるときの話である。お客が多かったので油断していたこともあり、犯罪者にされてしまった。スティッチが、
 “こっち側で、”               近くに男性はたくさんいるが・・・。
 “真ん中で”                 指名されないように通路から離れていた。
 “眼鏡をかけていて”            まさか!
 “グレーみたいな服で”           薄い茶色の服だった。
 “髪の毛が左右に分かれていて・・・”   間違いない
ということで指名されてしまった。久しぶりで、しかも予想もしてなかった(事前にキャストさんにはわかるようで、こちらを見ていると危ない、と感じる)ので、顔が赤くなっているような気がした。
で、タイトルの話である。スティッチは私を覚えていたようである。というより、キャストさんがプレショーで選んでいるようなのでキャストさんに覚えられたのかもしれないが・・・。
なぜわかったか、スティッチが“髪切った?”とピンポイントで指摘してきたのである。普通は“髪型変えた?”と言う。髪切ったなんてのは初めてである。実際、私は直前に伸びていた髪を切っている。これだけでスティッチに覚えられたとは言えないが、どうもそんな気がしてしまった。
スティッチに覚えられたとしたら・・・それもうれしいが、やはりアリエルの方がいいな!




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