個人宅の? 不思議な階段


金沢九十九坂の対象とする坂は、道路等として一般の人が通ることができる坂である。兼六園や金沢城公園には、名前のついている坂もあるけれど対象としていない。道路に面していても、個人宅あるいは数軒の家に向かう行き止まりとなっている坂は対象としていない。そして、個人の敷地内に坂があったりすると思うけれど、それはもちろんわからない。
だけど、何事にも例外はあるわけで、外から見えることもある。これがその坂(階段)である。高い崖に階段が通っている。その下には建物の名残がある。取り壊し中のようだ。だけど、玄関があったようで、NHKの契約のシールなどが残っていた。車が止まっている場所は車庫だったようである。その2階には建物があったようにも思える。そして・・・玄関の先には崖に階段があり、上へと通じている。見えはするけど、個人宅内なので通ることはできない。個人宅内の階段とすればかなりの規模である。ビルの4階相当以上あるように見える。どのように使われていたのか、不思議である。

玄関らしい雰囲気はあるが、その先は
すぐに階段になり、奥の崖の階段に繋
がっている。
階段はまっすぐ上の建物に向かって伸びている。


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