1997年10月


まんが図書室

 久しぶりに「まんが図書室」に行ってみた。まんがだけを集めた開架閲覧室のみの有料図書館といったところ。料金が30分180円に上がっていたが、ドリンク飲み放題が復活していた。ちなみに3時間680円、1日1000円。弁当もちこみ自由、テレカで支払い可、インターネット・コピー・FAXあり(別料金)。プレステ、64、スーファミは無料。仮眠室あり。……なんだか住みついてしまえそうな環境となっていた。
 でも落書きやゴミなどはなく、いつも清潔で、長編ものの巻数の抜けもなくきちんと順番に並べられている。よくわからないけど、この環境を維持するのは相当大変なのではないだろうか。


花札で時計が狂う法則

 ディスクの整理をしながら、「今日はいやにはかどるなー、まだこの時間だ」などと思っていたら、実は画面に表示されている時計が20分遅れていた。たった20分のことで実害もなかったが、今までパソコンのクロックが数十分単位で「遅れる」ということはなく、知らず知らずのうちに深く信用してしまっていたことに気づいてぎょっとした。再起動すると、ちゃんと正しい時刻にもどってしまったのも怪しい。

 いろいろ調べているうちに、「花札」のゲームをやっている間は、すこしずつ時計が遅れていくらしいことが判明した。古いディスクを整理している時に、昔のゲームを見つけてちょっとやってみたのがいけなかったのだ。このゲームはたしかネットで入手したフリーソフトで、286マシンでさんざんやったものだが、そのマシンでは時間遅れ、いや時計遅れなどの現象はおきなかった。

 花札と言えば、大昔にBASICのソフトで遊んだことがあるが、それはなんと、起動するたびにクロックをゼロセットしてしまうという代物だった。それでも、まあそんなものかと思っていた時代だった。


地図展

 ……に行ってきた。国土地理院などの主催で、いろいろな場所でときどき開催されているものらしい。巨大地図、立体地図、古地図、ガス管の地図、航空写真、可視地図(ある地点から見える範囲を、標高から割り出して色で示したもの)など、いろいろあって大変面白かった。

 スタッフは充実しており、どんな質問でもよどみなく答えてくれるようだった。人数も多い。出口近くになると、ほとんど地図データやナビソフトのデモ会場となっているので、説明の人が多いのは当然だが、他の場所でも、地図を見ていると寄ってきて説明してくれる人、床いっぱいに貼られた地図の上にぼーっと立っていると、「あなたの立っているところが日本のへそです」などと教えてくれる人、3Dメガネをくばる人、「お客さんの中には、ひとりでじっくり見たい人もいるのだから、あまりうるさく説明してはいけないよ」などと注意している人、それをはいはいと聞いている人などなど……。

 インターネットのコーナーもあり、国土地理院のページが表示されていた(実は接続されていませんと説明してくれた)。同居人はURLを書いた紙をもらっていたが、なくしてしまったらしい。


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