天斗夢視は自由な活動

  

     2001年10月8土星食観測
     幌加内町北母子里にて
 私たちの同好会「天斗夢視(てんとうむし)が
結成されたのは1988年8月13日名寄市内の
智恵文で突然発足しました。
このときのメンバーはたった3人で「若者どうしで活発な
会を作りあげよう!」と盛り上がって、威勢よく始まりました。
しかし時のたつのは早いもので、
この会も今年でちょうど10年目を迎えることになり
会員は14名まで増えました。
 天斗夢視の事務局は、名寄市の公共施設「木原天文台」
に設置されているので、不定期に行っている
例会兼観望会のほか、木原天文台が主催する観望会や
天文行事等に参加・支援しています。天斗夢視への入会は
国籍や地域にこだわらず、星が好きな
方なら初心者・ベテランも全く問いません。退会もいつでも
OKで、自由な活動を主体としています。しかし発足当時の
会則では、半年活動がない方は自動的に「クビ」という
厳しい掟がありました。今はいくらか緩くなり、「クビ」
になるまでの猶予期間が1年間に延びました。
しかし中途半端にならないように幽霊会員は絶対作らないように
努力しています。

      
      
 暗い空が私たちの財産

名寄市は北海道の最北に近く、特別な観光名所もないので、自然環境もそのまま
残っています(観光名所になるよりも貴重な宝物です)。幸いにも光害の影響を
ほとんど受けないのでその星空はまさに絶品、天の川がダークブルーに見えるほどです。 
天斗夢視の例会兼観望会は、主に新月前後に行われますが、贅沢なまでの美しい
星空の下で行われています。観測地に着くと、星や星座をみて物思いに耽る人がいたり
星雲・星団を望遠鏡で探索する人がいたり、天体写真撮影をしたりと、それぞれ
自由に楽しんでいます。
 
 観測所があれば・・・・・
                           
天斗夢視の会員はすべてジプシー
観測なので、北海道
(名寄?)ならではの悩みがあります。
例をあげると・・・・・
春や秋は、腹をすかしたヒグマが出没する
おそれがあるため、
周囲の気配に注意しながら観測しています。
過去にもカップ
ラーメンを食べた直後に、動物臭が急に強く
なって、近くにヒグマがいることに気づき、
緊急避難したことがありました。
また冬になると、気温が−35℃まで下がり、
機材が動かなくなることがしばしばあります
(人間の方は慣れているので大丈夫!)。

−30℃位まで気温が下がるような厳しい冷え込みが続いた後など、−25℃位なら、みんなで
「今日は暖かいですね!」などと挨拶を交わし、コーヒーを飲みながら、話をすることもよくあります。
しかし、私たちにとってこの環境はとても気に入っています。キタキツネが近くで遊び、ふくろうの
演奏が響く中で、横たわる天の川を見ていると心が豊かになれるのです。
 観望会の様子

天斗夢視では年に何度か一般の方々を対象に星空観望会や佐野さんを講師に子供さんを対象に
星座の観測会などの行事を行っています。
子供の引率できていた大人の方でも望遠鏡を覗いて感激してくれ準備する苦労も吹き飛んでいます。
 
C11−EXの見えあじはいかに
土星の輪見えてますか?

      
      
 もっと星や宇宙に目を向けよう
今後の天斗夢視の目標は、若い人材を育てることや、
地域を越えた交流をもっと          
増やす、古い殻を破り、いろんなことに
チャレンジしていくことです。
 天斗夢視は随時入会できます。こんな会でよければ、
ぜひ私たちと仲間に
なってみませんか?

木原天文台と天斗夢視     TEL 01654−2−3956
についてのお問い合わせ  住所 名寄市東2条北5丁目
       

nayoro@nayoro-star.jjへお願いします。お手数ですがjjをjpに置き換えて下さい。
  
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こんな所でもよければリンクは自由していただいてかまいません
できればその旨の連絡をいただければ幸いです。